有須野雪菜
最終更新：ID:mE7qvpFM2A 2019年06月01日(土) 23:24:14履歴
────君の目は特別だ。
レヴァナント・ラビットの低い声が鼓膜の内でリフレインされる。
そんなこと。レヴァナントに言われなくとも、物心ついた頃からわかりきったことだ。
じぃっと眼を瞑り、そしてゆっくりと開けば世界は"要"を赤裸々に表した。
「どうしたんだい、レディ(お嬢さん)？ 君の眼に異常でもあったかい？」
俺が押し黙っていたのが気にかかったか、優男風の声が背後から発せられる。
"お嬢さん"という呼び方に含まれた嫌みったらしい毒気を感じ、俺は溜息をつきたくなりながら腰のモノを抜いた。
涼やかな鞘走り。銀刃で目の前の空を一閃し、右足を一歩踏み出して青眼に構える。
「心配ご無用だ、キャスター。むしろ俺はお前の方が心配だぜ。作家さんの細腕で切った張ったができるのかってな」
「抜かせ」
鼻で笑うような一言を最後に、背中からはボールペンが紙面を走る音だけが聞こえるようになった。
……さて、後ろは皮肉屋(こいつ)に任せるとして。
「ひぃ、ふ、みぃ…………十人か。こいつは骨が折れそうだ」
今回の標的、マドワ・ヘズシャンのサーヴァントは人間を手駒に変える。
レヴァナントのババアが目したように天王寺から誘拐された奴らは一人残らずそいつの操り人形ってわけだろう。
俺たちの仕事の片方はヘズシャン殺しだが、もう片方は被害者たちを救出すること。
殺すわけにはいかないが、各々手にしたナイフや槍は、脂っぽい光沢を輝かせたにやけ面を浮かべていて、無力化しなけりゃ牙を剥きそうだ。
殺さない程度に、それでいて適度に動けなくなる程度に痛めつけてやる必要がある。つまりはそういうことになる。
「おい、殺すなよキャスター。いいか？ 少しでも手が滑ってみろ。明日から俺たちは犯罪者どころか、外交問題引き起こした戦犯扱いだぞ」
「あのね。誰にモノを言っているつもりかな、レディ。僕の作品は子供のためのもの。そういうのは御法度さ。君こそ、うっかり"要"を突いて死人を増やしてくれるなよ」
「わかってるっての。……さぁて、と。────行くぞ！」
足音が二つ群れなす白刃の中に飛び込んで、梅田の外れに耳障りで愉快な水音が跳ねる。
聴き慣れた赤い響きに震える鼓膜は俺の新たな日常の始まりを告げていた。
基本情報
魔術・特殊技能・特性など
見死の魔眼
剣術
long good-bye
『
礼装・装備など
『第三血晶正典』
『第七ユゼア書』
long good-bye
『機巧刀：彼方』
外見・容姿の詳細など
人物像
性格等
台詞例
因縁キャラ
無類の旅好きで、雪菜が梅田に根を下ろした後も各地を放浪している。
彼の人の良さを美徳と呼んだ第一人者。(M)アリス・ショップ
その他
コメント
レヴァナント・ラビットの低い声が鼓膜の内でリフレインされる。
そんなこと。レヴァナントに言われなくとも、物心ついた頃からわかりきったことだ。
じぃっと眼を瞑り、そしてゆっくりと開けば世界は"要"を赤裸々に表した。
「どうしたんだい、レディ(お嬢さん)？ 君の眼に異常でもあったかい？」
俺が押し黙っていたのが気にかかったか、優男風の声が背後から発せられる。
"お嬢さん"という呼び方に含まれた嫌みったらしい毒気を感じ、俺は溜息をつきたくなりながら腰のモノを抜いた。
涼やかな鞘走り。銀刃で目の前の空を一閃し、右足を一歩踏み出して青眼に構える。
「心配ご無用だ、キャスター。むしろ俺はお前の方が心配だぜ。作家さんの細腕で切った張ったができるのかってな」
「抜かせ」
鼻で笑うような一言を最後に、背中からはボールペンが紙面を走る音だけが聞こえるようになった。
……さて、後ろは皮肉屋(こいつ)に任せるとして。
「ひぃ、ふ、みぃ…………十人か。こいつは骨が折れそうだ」
今回の標的、マドワ・ヘズシャンのサーヴァントは人間を手駒に変える。
レヴァナントのババアが目したように天王寺から誘拐された奴らは一人残らずそいつの操り人形ってわけだろう。
俺たちの仕事の片方はヘズシャン殺しだが、もう片方は被害者たちを救出すること。
殺すわけにはいかないが、各々手にしたナイフや槍は、脂っぽい光沢を輝かせたにやけ面を浮かべていて、無力化しなけりゃ牙を剥きそうだ。
殺さない程度に、それでいて適度に動けなくなる程度に痛めつけてやる必要がある。つまりはそういうことになる。
「おい、殺すなよキャスター。いいか？ 少しでも手が滑ってみろ。明日から俺たちは犯罪者どころか、外交問題引き起こした戦犯扱いだぞ」
「あのね。誰にモノを言っているつもりかな、レディ。僕の作品は子供のためのもの。そういうのは御法度さ。君こそ、うっかり"要"を突いて死人を増やしてくれるなよ」
「わかってるっての。……さぁて、と。────行くぞ！」
足音が二つ群れなす白刃の中に飛び込んで、梅田の外れに耳障りで愉快な水音が跳ねる。
聴き慣れた赤い響きに震える鼓膜は俺の新たな日常の始まりを告げていた。
基本情報 
【氏名】有須野雪菜(ウスヤ セツナ)
【性別】男
【年齢】23歳
【出身】「札幌」アバシリ・プリズン
【身長・体重】185cm・73kg
【肌色】黄色【髪色】黒【瞳色】茶
【起源】鳥瞰
【所属】「梅田」(M)アリスショップ
【契約サーヴァント】旅人のライダー
【性別】男
【年齢】23歳
【出身】「札幌」アバシリ・プリズン
【身長・体重】185cm・73kg
【肌色】黄色【髪色】黒【瞳色】茶
【起源】鳥瞰
【所属】「梅田」(M)アリスショップ
【契約サーヴァント】旅人のライダー
魔術・特殊技能・特性など
見死の魔眼
直死の魔眼と名前は似る、が全くの別物。
見死の魔眼は物の死を見せるのではなく穿てば全ての命脈が絶たれる致命の一点──"要"を持ち主に見せる。
この"要"は直死の魔眼の使い手たちが視覚する"点"に近いもので、"要"を突くことで人/物を殺害することが可能。
尚、死を見ているのは同じだが前提が違い、死の概念を直接捉える直死に対し見死は未来視に近いメカニズムで対象の死を測定する。
つまり、人/物の殺害に最も適格な箇所を提示するのであり、死は必定ではなく破壊の結果として齎される物となる。*1
従って"なぞれば/突けば、切断され、死ぬ"超常現象は発生せず、純然たる物理法則に依る切断と破壊でしか人/物を殺せない。
しかし、直死と比較した場合、見死は使い手への負担が圧倒的に軽く、物の"要"を常に視界に入れたとしても問題なく生活できる。
というのは見死の魔眼が捉えるのは観測者の経験から判断し測定した観測結果であり、死という概念そのものではないため。
殺害に至らせるための攻撃は持ち主の技量に依存するが持続性と安定性が大幅に高まった直死の魔眼のダウングレード版とも言える。
"要"を物理的な手段で破壊する必要があるため概念等の殺害は不可能だが、応用範囲は直死に比べて非常に広く、
技を視ることで術理の欠陥を暴いたり、自身に適応することで敵対者の次の一撃の軌道を先読みするなど数多い。
特に他者を陥れようと目論むような悪意ある嘘を見抜く機能は権謀術数の裏世界で生きるために重宝されている。
見死の魔眼は物の死を見せるのではなく穿てば全ての命脈が絶たれる致命の一点──"要"を持ち主に見せる。
この"要"は直死の魔眼の使い手たちが視覚する"点"に近いもので、"要"を突くことで人/物を殺害することが可能。
尚、死を見ているのは同じだが前提が違い、死の概念を直接捉える直死に対し見死は未来視に近いメカニズムで対象の死を測定する。
つまり、人/物の殺害に最も適格な箇所を提示するのであり、死は必定ではなく破壊の結果として齎される物となる。*1
従って"なぞれば/突けば、切断され、死ぬ"超常現象は発生せず、純然たる物理法則に依る切断と破壊でしか人/物を殺せない。
しかし、直死と比較した場合、見死は使い手への負担が圧倒的に軽く、物の"要"を常に視界に入れたとしても問題なく生活できる。
というのは見死の魔眼が捉えるのは観測者の経験から判断し測定した観測結果であり、死という概念そのものではないため。
殺害に至らせるための攻撃は持ち主の技量に依存するが持続性と安定性が大幅に高まった直死の魔眼のダウングレード版とも言える。
"要"を物理的な手段で破壊する必要があるため概念等の殺害は不可能だが、応用範囲は直死に比べて非常に広く、
技を視ることで術理の欠陥を暴いたり、自身に適応することで敵対者の次の一撃の軌道を先読みするなど数多い。
特に他者を陥れようと目論むような悪意ある嘘を見抜く機能は権謀術数の裏世界で生きるために重宝されている。
剣術
long good-bye
『此眼双心の風琴 』
この世とは異なる世界の法則、その一端を引き出す反魔術 の一種。
『此眼双心の風琴』はとある理由から受け継ぐことになった二つの反魔術の総称である。
雪菜はこの反魔術によって"夢"を現実にすることで左腕を取り戻した。
維持コストだけでも負担が大きいため雪菜には第三段階での解放をすることは出来ない。
『此眼双心の風琴』はとある理由から受け継ぐことになった二つの反魔術の総称である。
雪菜はこの反魔術によって"夢"を現実にすることで左腕を取り戻した。
維持コストだけでも負担が大きいため雪菜には第三段階での解放をすることは出来ない。
礼装・装備など
『第三血晶正典』
刀身：107cm 装弾数：29(+1) 使用弾薬：.22LR 作動方式：ブローバック
レヴァナント・ラビットの所有する魔銃・血晶正典と同様の機構を内蔵したレイピア。
スウェプトヒルト(鍔から下の部分)が異様に肥大しており、そこに魔弾の発射機構が据え付けられている。
本来、第三血晶正典とはこの肥大箇所のことを指し、製作者はナイフのような小剣をマウントして使うことを予定していたようで、
現在のレイピア状の刀身は雪菜が手にしてから後付されたまったく想定外のものとなるため、用途自体が異なると言えるだろう。
刀身は無銘だが中世ヨーロッパで使われていた物のようで、積み重ねた歴史によって多少の神秘を宿した逸品。
尚、平均1.3kgほどの重さであるレイピアに対し第三血晶正典は2.8kgと倍以上の重さだが雪菜はこれを軽々振るう。
大元の血晶正典はコルトM1860アーミーを改造した44口径回転式拳銃であったが第三血晶正典では大幅な小型化がされており、
銃身が短く狙いを定めにくい点と剣の構えで反動を抑える点を解消するために44口径から22口径にダウンサイズされたのだが、
連射機構を組み込めば最早剣として用をなせない重量になるため必然的に単射となり、銃として扱うには決め手に欠ける威力に収まった。
ここまで威力を落として完成した第三血晶正典だったが、そもそもマガジン内の弾丸含め総重量は本体のみで1kgを有に超えるため、
ナイフとして使うには取り回しが悪すぎてナイフの利点が死ぬこと、かといって両手剣にするには柄が短く細すぎること、
以上二つの根本的なデザイン上の問題が浮き上がり、制作はされたものの使い手の現れぬまま死蔵されることとなった。
そうして忘れ去られていた第三血晶正典は雪菜がレヴァナントに出逢った折に半ばゴミを押し付けられるような形で彼女から譲渡され、
梅田の暗がりで殺し殺され切った張ったに生きる雪菜の相棒として重用されることとなったのであった。
レヴァナント・ラビットの所有する魔銃・血晶正典と同様の機構を内蔵したレイピア。
スウェプトヒルト(鍔から下の部分)が異様に肥大しており、そこに魔弾の発射機構が据え付けられている。
本来、第三血晶正典とはこの肥大箇所のことを指し、製作者はナイフのような小剣をマウントして使うことを予定していたようで、
現在のレイピア状の刀身は雪菜が手にしてから後付されたまったく想定外のものとなるため、用途自体が異なると言えるだろう。
刀身は無銘だが中世ヨーロッパで使われていた物のようで、積み重ねた歴史によって多少の神秘を宿した逸品。
尚、平均1.3kgほどの重さであるレイピアに対し第三血晶正典は2.8kgと倍以上の重さだが雪菜はこれを軽々振るう。
大元の血晶正典はコルトM1860アーミーを改造した44口径回転式拳銃であったが第三血晶正典では大幅な小型化がされており、
銃身が短く狙いを定めにくい点と剣の構えで反動を抑える点を解消するために44口径から22口径にダウンサイズされたのだが、
連射機構を組み込めば最早剣として用をなせない重量になるため必然的に単射となり、銃として扱うには決め手に欠ける威力に収まった。
ここまで威力を落として完成した第三血晶正典だったが、そもそもマガジン内の弾丸含め総重量は本体のみで1kgを有に超えるため、
ナイフとして使うには取り回しが悪すぎてナイフの利点が死ぬこと、かといって両手剣にするには柄が短く細すぎること、
以上二つの根本的なデザイン上の問題が浮き上がり、制作はされたものの使い手の現れぬまま死蔵されることとなった。
そうして忘れ去られていた第三血晶正典は雪菜がレヴァナントに出逢った折に半ばゴミを押し付けられるような形で彼女から譲渡され、
梅田の暗がりで殺し殺され切った張ったに生きる雪菜の相棒として重用されることとなったのであった。
魔銃としての機能
『第七ユゼア書』
雪菜が主に使う魔弾。
オペラ「魔弾の射手」に登場するミザエルの弾丸のように標的を自ら追尾し着弾するホーミング弾。
弾速・威力は通常弾とそう変わらないため、威力の低い.22LR弾で運用するメリットは薄いのだが、
雪菜は見死の魔眼を併用することで遠隔から確実に"要"を破壊する必殺の魔弾として用いることが出来る。
オペラ「魔弾の射手」に登場するミザエルの弾丸のように標的を自ら追尾し着弾するホーミング弾。
弾速・威力は通常弾とそう変わらないため、威力の低い.22LR弾で運用するメリットは薄いのだが、
雪菜は見死の魔眼を併用することで遠隔から確実に"要"を破壊する必殺の魔弾として用いることが出来る。
long good-bye
『機巧刀：彼方』
かつては『快骸鴉』と呼ばれた刀剣。魔術回路が内蔵されているため素養を持たない雪菜でも一定の魔術を行使可能。
雪菜の内に存在する、■■界へと繋がる門を開閉するための鍵でもあり、これによって反魔術の制限が可能となる。
また、対となる刀剣『此方』が存在し、こちらは柄だけになっていた剣にショートソードを取り付けたものである。
雪菜の内に存在する、■■界へと繋がる門を開閉するための鍵でもあり、これによって反魔術の制限が可能となる。
また、対となる刀剣『此方』が存在し、こちらは柄だけになっていた剣にショートソードを取り付けたものである。
外見・容姿の詳細など
彼の得物であるレイピアを連想させる、背が高く細身の青年。
服装は日によってマチマチだが強化カーボン製のソードベルトは常に身に着け、第三血晶正典を収めた鞘を腰から下げる。
ラフとフォーマルの間の子のような格好を好んでいるため、だいたいはワイシャツにネクタイ、
革製のサスペンダーで吊り上げた細身のパンツにシューズといった動きやすいスタイルになることが多い。
服装は日によってマチマチだが強化カーボン製のソードベルトは常に身に着け、第三血晶正典を収めた鞘を腰から下げる。
ラフとフォーマルの間の子のような格好を好んでいるため、だいたいはワイシャツにネクタイ、
革製のサスペンダーで吊り上げた細身のパンツにシューズといった動きやすいスタイルになることが多い。
人物像
性格等
二十の頃から方方を追い出されるように流浪しているうちに擦り切れて捻くれてしまったが、実のところ人は良く、実にお人好しな性格で、
口では性悪説を高らかに唱え、世には捨てる神のみ拾う神などあるものかと嘯くものの、本人の善性の気質がそれらを如実に否定している。
具体的に言えば迷子の子供を見つければ鼻で笑って通りすがって行くが、十分後、頭を掻き毟りつつ早足で戻ってくるようなタイプ。
本質的に困っている誰かを無視出来ず、その場では悪ぶった独り言を呟くも気になって仕方がなく、不機嫌になりながら結局手を差し伸べる人間。
本人はこの美徳をどこまでも耐え難い悪癖と認識しているため、この性格に関して褒められるといたく憤慨し、癇癪を起こす。*5
魔眼越しに非ずとも目に見えているような貧乏くじでも手を出してしまう人の良さのせいで全国各地を転々と、根無し草の生活を送っていたが、
梅田でまた"やらかした"(と、雪菜は今も後悔している)結果、隠居していたレヴァナントに捕まり、半ば強制的に雇用契約を結ぶことになった。
(M)アリスショップに所属してからは地下廃棄街の奥深くに潜り込んだ犯罪者を狩る非公認の請負人、"モグリ"として剣を振るっており、
ツーマンセルを組んだパートナー、"皮肉屋"のキャスターとの付き合いを始めとした人間関係に辟易しながらも日々の飯種を稼いでいる。
イメージカラー：青
特技：ネオ小野派ハイブリッド一刀流
好きなもの：剣の手入れ,甘い食べ物
苦手なもの：銃の手入れ,辛い食べ物
天敵：レヴァナント・ラビット、"皮肉屋"のキャスター、小さな子供(特に少女)
願い：ネオ小野派ハイブリッド一刀流の道場を開き真っ当に生きること
【一人称】俺 【二人称】お前,あんた 【三人称】名字を呼び捨て
口では性悪説を高らかに唱え、世には捨てる神のみ拾う神などあるものかと嘯くものの、本人の善性の気質がそれらを如実に否定している。
具体的に言えば迷子の子供を見つければ鼻で笑って通りすがって行くが、十分後、頭を掻き毟りつつ早足で戻ってくるようなタイプ。
本質的に困っている誰かを無視出来ず、その場では悪ぶった独り言を呟くも気になって仕方がなく、不機嫌になりながら結局手を差し伸べる人間。
本人はこの美徳をどこまでも耐え難い悪癖と認識しているため、この性格に関して褒められるといたく憤慨し、癇癪を起こす。*5
魔眼越しに非ずとも目に見えているような貧乏くじでも手を出してしまう人の良さのせいで全国各地を転々と、根無し草の生活を送っていたが、
梅田でまた"やらかした"(と、雪菜は今も後悔している)結果、隠居していたレヴァナントに捕まり、半ば強制的に雇用契約を結ぶことになった。
(M)アリスショップに所属してからは地下廃棄街の奥深くに潜り込んだ犯罪者を狩る非公認の請負人、"モグリ"として剣を振るっており、
ツーマンセルを組んだパートナー、"皮肉屋"のキャスターとの付き合いを始めとした人間関係に辟易しながらも日々の飯種を稼いでいる。
イメージカラー：青
特技：ネオ小野派ハイブリッド一刀流
好きなもの：剣の手入れ,甘い食べ物
苦手なもの：銃の手入れ,辛い食べ物
天敵：レヴァナント・ラビット、"皮肉屋"のキャスター、小さな子供(特に少女)
願い：ネオ小野派ハイブリッド一刀流の道場を開き真っ当に生きること
【一人称】俺 【二人称】お前,あんた 【三人称】名字を呼び捨て
台詞例
因縁キャラ
- 契約サーヴァント
無類の旅好きで、雪菜が梅田に根を下ろした後も各地を放浪している。
彼の人の良さを美徳と呼んだ第一人者。
(M)アリス・ショップ
格納
その他
なぜか派遣兵として参加することになった梅田都市軍。その指揮官。
猪武者なのはともかく体躯に似合わぬ剛剣ぶりは人が少ない前衛に立つ雪菜にとっては頼り甲斐がある存在。
魔力放出と身軽さを活かした戦闘スタイルを見る度に「どうにかして弟子に出来ねぇかな……絶対うちの流派合うんだけどな……」
とかなんとか思いつつも彼と彼のサーヴァントに背中を預け、彼らが最大限に活躍できるように場を整えている。
そんな黒子役としては彼には好意的だったりするのだが、アイドル衣装に関しては結構本気で引いた。ドン引きです。
梅田都市軍の貴重な前衛。
人柄、ダンジョンへの暑苦しい情熱。共に嫌いではない。でも無茶ぶりはやめろ。
彼の磁力操作は主にニッケルでコーティングされるフルメタルジャケット弾への防弾効果が高く、
雪菜の使う魔弾には作用しないため攻防両面において相性が良く、前衛同士で組むことは多い。
戦闘技術に関してはそこそこ信頼してはいる。……いるのだが。
「や、野郎ッ！ 潜りやがった！ 都市対抗戦あるのに潜りやがった！ 前衛俺だけじゃねえかよどうしろってんだよ！」
阿里洲姉妹 の友人と聞いている相手。難波都市軍前衛。
術理を持たぬために剣筋が読み難く精密な殺し技の数々は厄介だが、"確実に急所を狙ってくる"ならば必殺をあしらうのは容易い。
筋は良く、素養も素晴らしいが、我流故に技の一つ一つが洗練されておらず、達人級の剣客相手では片手間で見切られてしまう。
剣術家でもある雪菜はそれがどうにも口惜しく、彼女と対抗戦でかち合う度に「剣を習わないか」と口説いてみるが、
口説き文句がなってないのか、毎度毎度挑発と受け止められているようで、一睨みと斬撃を返答とされるばかりとなっている。
一対多を得意とし突破力が高い彼女を小兵力で抑えることが梅田の勝利の布石となるため、雪菜が一対一に持ち込んで留めるのが常。
「惜しい。いや本当に惜しい。身体は出来てる。剣も上物。技もある。だが肝心要の理が欠けているってんだから」
「あんたにゃそれが合ってるのかもな。だが理の備わらない剣じゃ俺のように明鏡止水に到達した人間には勝てんぞ」
「少しでいいんだ。術理の手ほどきを受けないか？ お前の才ならそのまま一本線通すだけでも……って聞いちゃいねえか」
神出鬼没で気配を断つことを得手とする彼女だが、彼女の銃口が雪菜に向けば『見死の魔眼』で位置取りを掴めるためその点では優位だが、
向こうは向こうで視線察知能力を持つため『見死の魔眼』を術理に取り込んでいる雪菜には倒しづらい。総合するとあまり戦いたくない相手。
殲滅力はあるが突破力のないコルリを雪菜が留めても大した益にもならないので対抗戦においては率先して無視している。
まあそれはそれとして。剣の師が全盛期の彼女の熱狂的ファンだったので雪菜も彼女をよく知っており、なんとなくではあるが応援している。
「あ、難波の。えーと、確かあんた昔は“魔導戦士こるりん”って……ああ。やっぱり。剣を教わった奴がファンだったんで。話はかねがね」
「そうだ。もしあんたが良ければサインを貰えないか？ 来週あたりアバシリに面会に行くんだ。土産にしたら喜ぶと思うんだよ、俺の師匠」
「何あのババア……」
猪武者なのはともかく体躯に似合わぬ剛剣ぶりは人が少ない前衛に立つ雪菜にとっては頼り甲斐がある存在。
魔力放出と身軽さを活かした戦闘スタイルを見る度に「どうにかして弟子に出来ねぇかな……絶対うちの流派合うんだけどな……」
とかなんとか思いつつも彼と彼のサーヴァントに背中を預け、彼らが最大限に活躍できるように場を整えている。
そんな黒子役としては彼には好意的だったりするのだが、アイドル衣装に関しては結構本気で引いた。ドン引きです。
梅田都市軍の貴重な前衛。
人柄、ダンジョンへの暑苦しい情熱。共に嫌いではない。でも無茶ぶりはやめろ。
彼の磁力操作は主にニッケルでコーティングされるフルメタルジャケット弾への防弾効果が高く、
雪菜の使う魔弾には作用しないため攻防両面において相性が良く、前衛同士で組むことは多い。
戦闘技術に関してはそこそこ信頼してはいる。……いるのだが。
「や、野郎ッ！ 潜りやがった！ 都市対抗戦あるのに潜りやがった！ 前衛俺だけじゃねえかよどうしろってんだよ！」
術理を持たぬために剣筋が読み難く精密な殺し技の数々は厄介だが、"確実に急所を狙ってくる"ならば必殺をあしらうのは容易い。
筋は良く、素養も素晴らしいが、我流故に技の一つ一つが洗練されておらず、達人級の剣客相手では片手間で見切られてしまう。
剣術家でもある雪菜はそれがどうにも口惜しく、彼女と対抗戦でかち合う度に「剣を習わないか」と口説いてみるが、
口説き文句がなってないのか、毎度毎度挑発と受け止められているようで、一睨みと斬撃を返答とされるばかりとなっている。
一対多を得意とし突破力が高い彼女を小兵力で抑えることが梅田の勝利の布石となるため、雪菜が一対一に持ち込んで留めるのが常。
「惜しい。いや本当に惜しい。身体は出来てる。剣も上物。技もある。だが肝心要の理が欠けているってんだから」
「あんたにゃそれが合ってるのかもな。だが理の備わらない剣じゃ俺のように明鏡止水に到達した人間には勝てんぞ」
「少しでいいんだ。術理の手ほどきを受けないか？ お前の才ならそのまま一本線通すだけでも……って聞いちゃいねえか」
神出鬼没で気配を断つことを得手とする彼女だが、彼女の銃口が雪菜に向けば『見死の魔眼』で位置取りを掴めるためその点では優位だが、
向こうは向こうで視線察知能力を持つため『見死の魔眼』を術理に取り込んでいる雪菜には倒しづらい。総合するとあまり戦いたくない相手。
殲滅力はあるが突破力のないコルリを雪菜が留めても大した益にもならないので対抗戦においては率先して無視している。
まあそれはそれとして。剣の師が全盛期の彼女の熱狂的ファンだったので雪菜も彼女をよく知っており、なんとなくではあるが応援している。
「あ、難波の。えーと、確かあんた昔は“魔導戦士こるりん”って……ああ。やっぱり。剣を教わった奴がファンだったんで。話はかねがね」
「そうだ。もしあんたが良ければサインを貰えないか？ 来週あたりアバシリに面会に行くんだ。土産にしたら喜ぶと思うんだよ、俺の師匠」
「何あのババア……」
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Q.見死の魔眼って？
A.ああ！それって 要するにMPLSのイナズマ
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