コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
270%100%0%110%6
(30%〜120%)
ロッジ 2F

表の説明

木だけでなく土手や蟻塚での営巣を可能とし、それが名前の由来にもなっている南米生息のケラ(キツツキ)、キツツキ目キツツキ科ハシボソキツツキ属の鳥類動物『アリツカゲラ』のフレンズ。
様々な場所で住居を作る習性や、アリツカゲラが使った後の蟻塚を虫やトカゲなどの他の動物に住居として再利用されるという役回りから物件の分野に詳しいフレンズになった。
NEXON版アプリ「けものフレンズ」では作中で住まい探しの第一人者ともいわれるフレンズ。パーク内の様々な場所をフレンズ用住居地の物件として紹介する不動産屋的な存在。
サイドストーリー「ジャパリバードガーデンへ行こう!」ではクララ(『フォークランドカラカラ』のフレンズ)の依頼受け、行く先々で数多くのフレンズと交流しながらその役回りを遂行。
その末に決めた場所はポルターガイスト現象などが起こるいわくつき物件であったことが後で判明したが、刺激を求めての引っ越しを目的としていたクララには結果的に最高の新居地になった。
アニメ「けものフレンズ」では10話「ろっじ」から登場。昔作られたという建物を利用(リフォームも?)して「ロッジアリツカ」として経営、フレンズ向けの宿屋を提供している。
バルコニー付きの一般的な部屋「みはらし」から洞窟そのものを思わせる部屋「しっとり」のような様々な部屋を備え、紹介している自分が一番盛り上がってしまう程度には住居に対する情熱が強い。
ロッジの責任者としての意識も強く、作中で起こる怪奇現象に誰よりも早く気付いて報告したほか、とあるフレンズの危機の際には「うちのお客さんでもありますから」と救助に駆けつける義理堅さも。

けもフレCMCではかばんトキマーゲイと同じタイプのサポート専門要員として最後に加入するフレンズ。
同じくコスト2であるトキと並びHPを回復させる技を持つ希少なフレンズで、回復量こそ劣るがセルリアンを凶暴化させるデメリットはない。
同時に、一定範囲内のみ適応型であるがフレンズ全体の攻撃性能を大幅に強化するバッファーとしてダントツの性能も持ち、こちらの方が本領。
サーバルや高コストフレンズにこれらの効果をしっかり適応できれば全体のDPS(秒間与ダメージ量)をこのアリツカゲラ1人で2〜3人分底上げすることができる。
一方で防御面については最下位のHPに加えて立ち回り自体がとんでもなく無防備な形であり、ことから同じくHP回復技を持つトキ同様に、とにかく被弾しやすい。
(防御力は高いほうであり、実際の耐久値そのものはオグロプレーリードッグと同じくらいはある)
サポーターであるにも関わらず他のフレンズより先にHP0になってしまいやすい脆さが玉に瑕。逆にセルリアンを強化してしまわないよう、常に目を離してはならない。
バッファー能力についても一定範囲内限定であるため位置を上手く合わせられないと恩恵を受けにくく、
こちらの操作やフレンズの組み合わせをしっかり考えなければ退場の早さも相まってジャパリまんの浪費をしてしまいやすい、ある程度けもフレCMCになれた人向けのフレンズである。


スキル

リノベーション


フレンズ全員に対して罠「針のわな」の影響を受けなくするパッシブスキル。
「針のわな」は元から発動してすぐに消滅するタイプの罠だが、アリツカゲラを連れている場合はダメージ判定の発生無しに除去される。
サーバルにとっては元々ノーダメージでやり過ごせる小技で対処できたたため必須というほどでもないが、
アリツカゲラ自身を含む他のフレンズは戦闘中に踏んでしまいがちなためこちら側への補助スキルとしての側面が大きい。
アリツカゲラは他のフレンズと集団行動してこその性能をしているため、その時のデメリットの解消に繋がるスキル。
特にアリツカゲラが仲間になる「ロッジ」などの「針のわな」の割合が大きくなる設定のフロアでは強力な保険となる。

「リノベーション」とは建築用語で「リフォーム」よりも更に規模の大きい工事を行い、建物の機能を元々以上のものに向上させる改修を指す語句。
シロアリが作る背の高い蟻塚は元より鳥類から高見やぐらとして利用されるが、
アリツカゲラの手で中に入れるようになると他の動物にとって雨避け用の建物や、新たな住居地としての機能も得る。
なお、粘土質の土を固めて作られている蟻塚はかなり頑丈なモノで、それに穴をあけるアリツカゲラのつつきは削岩機並みの衝撃力を持つといわれる。

すてきなお部屋

威力-
衝撃力-
消費スタミナ100
アリツカゲラ以外のフレンズが何かしらの補助効果を受けられる空間を設置する補助技。
発動時にアリツカゲラの位置を中心として黄、緑、赤の3種類の『の』マークをランダムで発生させる。
この『の』マークの中にフレンズが入るとそのフレンズの周囲にキラキラしたエフェクトが付き、この間は後述する色によって異なる補助効果を受ける。
効果範囲はサーバルの攻撃アクション「ジャッジメント」の攻撃範囲くらいの面積と、サーバルの小ジャンプの高度と同程度の高さ。そのため空中状態でも補助効果を受けられる。
『の』マークは出現後8秒間持続し、スタミナ切れや妨害などが無ければアリツカゲラは4.5秒/回ペースで設置を行うため最大で2個同時に設置され、
その2個が重なっている位置にいれば両方の効果を同時に受けることができる。
但し、同じ補助効果が重複しするようにはなっていないため、同じ色を2つ重ねた場合にその効果が2倍になることはない。
アリツカゲラはなるべくサーバルの周辺をうろうろするように動くため、サーバルの位置取り次第ではある程度の設置位置の制御が可能。



『の』マークの領域からフレンズが外に出ても瞬時に効果が途切れるわけではなく、出るまでにマーク内に留まっていた時間に応じて0.5秒、または1秒間は範囲外でも効果が持続する。
(具体的には『の』マークに入った瞬間に0.5秒持続が確定、1秒以上中に入っていれば最長値の1秒間が領域の外でも持続する)
一瞬だけ踏んで通り過ぎる程度でも僅かに効果があり、1秒ほど留まる意識を置いておけばより長い時間エリアの外でもこの技の効果を持ち出すことが可能ということ。
他のフレンズはこの『の』マークの位置を認識して動いているわけではないため遠距離タイプはともかく近距離タイプの場合は中々近寄ってくれないものの、
サーバルが『の』マーク上にいる状態で「引き寄せる」を使えば任意のフレンズを1秒ほど『の』マークに留まらせることができる小技もあるため余裕があれば活用しよう。
なおアリツカゲラ自身は『の』マークの中に入っても何も変化がなく、この技の効果を一切受けられない。

黄の『の』マークはフレンズのHPを1秒間隔で少しずつ回復する補助効果を持つ。
「トキの歌」とは異なり回復量はフレンズのHP最大値を参照し、フレンズのHP最大値の1.5%ずつを回復させ、効果終了まで居続ければその10回分、最大HPの15%の回復量になる。
サーバルはともかくフレンズ全員が何秒間もその場に留まるのは非現実的であるため、基本的には「トキの歌」の回復性能と比べると控えめの性能。
とはいえトキ自身は「トキの歌」で回復できないため、トキのHPを回復させられる貴重な技。また、セルリアンの攻撃が激しくなる恐れもない。
また、限定的な条件下であれば「トキの歌」とは比べ物にならない高性能なHP回復技としての効力を発揮する。これについては後述。



緑の『の』マークはフレンズのスタミナを状態に関係なく回復させる効果を持つ。回復速度はサーバルが1秒に最大値の40%、他のフレンズは1秒に最大値の15%となっている。
この回復効果はニュートラル状態の回復とは独立したものであり、そのフレンズが攻撃中であってもスタミナの回復が行われ、
そのフレンズがニュートラル状態である場合は元の回復と重複してスタミナ全回復までの時間が更に短縮されるようになっている。
サーバルはスタミナ消費が激しいスクリューアタック→ボルトアタックのループ攻撃(スクリューボルト)でさえこの効果を受けている時は回復量が消費量を上回るために使い放題となり、
他のフレンズについてもカバツチノコギンギツネといったスタミナ切れが特に早いフレンズを含めても同様に回復量が消費量を上回る。
『の』マークの上で戦い続ける限りはヒグマを除いては如何なるフレンズもスタミナが実質無限大となると言ってもいい。
(ヒグマについても休憩期間を挟まずに通常攻撃からいきなり「最強クマクマスタンプ」に繋げる芸当が可能になる)
特に、ツチノコとギンギツネの2名については遠距離タイプ故に『の』マークの中に留まったまま攻撃を継続しやすいために特に相性が良い。
また、『の』マークに長く留まらず一瞬入るだけでもそれなりのスタミナ回復効果を得られるため、回復を行いたい時のみ近寄るという手でも十分効果を活かせる。
他のフレンズにも適応したい場合はここでも「引き寄せる」を活用したいところ。



赤の『の』マークはフレンズの「攻撃力」を1.5倍にする補助効果を持つ。
ダメージ倍率ではなく攻撃力そのものを1.5倍にするため、防御力が高いセルリアンに対してほどその影響が増す。
(ポーズ画面で「つよさ」を確認すると攻撃力の欄が黄色文字になっているのを確認できる)
アイテム「ヒグマの薬」や野生解放による攻撃力補正とは乗算の関係で、2つでの重複で2.25倍、3つ同時なら3.375倍となる。
他のフレンズも攻撃力に補正を掛けるスキルを持つがいずれもせいぜい1割に満たない割合であり、
その中で1.5倍という倍率はあまりに破格。「すてきなお部屋」の一番の当たりはこの赤色である。
『の』マークそのものの範囲は動き回って戦うにはちょっと狭いものの、先述の「引き寄せる」で留まらせるテクニックを使えば誰でも活用できる範囲内。
特に、ウェーブアタックなどの飛び道具技主体でならフレンズ本体が領域内に留まったまま戦えるため、マークが出ている間ずっと攻撃力1.5倍の効果を活かし続けることができる。
よって、相性がいいフレンズも遠距離タイプ…先ほどのツチノコとギンギツネがそうである。この2人はアリツカゲラと非常に高相性。
またはキンシコウのような攻撃のリーチが長いフレンズも『の』マークに留まったまま戦闘を続けやすく、恩恵を受けやすい。
レベルが1高いセルリアンや中ボスセルリアン、ボスセルリアンなどの簡単に撃破できないセルリアンに対してはうまく近距離に設置できれば、
そのままサーバルや他の近距離タイプのフレンズが一斉に殴り掛かっての速攻撃破、及びHP削りの高速化が可能。
フレンズ4〜5人分のDPSを1.5倍にするという芸当はその場で野生解放状態のサーバルをもう一人追加したときくらいのものに相当し、
フレンズ1人の仕事としてはずば抜けたダメージ稼ぎ能力を発揮していることになる。

…と、いずれもただ発動するだけでこちらを優位にしてくれる出し得技であるが、アリツカゲラ自身にはかなりのリスクが降りかかる。
『の』マークの発生こそ技の発動と同時であるが、それからアリツカゲラが行動可能になるのは2.5秒後であり隙が非常に大きい。(トキは2秒)
かつ、技の発動はなるべくサーバルに近づいて行うためにセルリアンとの距離が近い状態でこの2.5秒もの隙を晒す。
更に、この技の使用時にはどのフレンズよりも重たい「敵視値」が蓄積され、非攻撃技でありながら複数のセルリアンから標的にされやすい性質を持つ。
(かばんマーゲイあたりを一緒に連れて傍観しているとその差がわかりやすい)
トキと大差ないくらい真っ先に狙われる体質だと思った方がよく、こちらでしっかりと護衛を行わなければ1人だけすぐに瀕死、レベルアップを献上する羽目になる。
ボスセルリアンなどのこちらがいくら攻撃を重ねても撃破による阻止ができない相手については攻撃を向けられ続けやすく、どうしても退場が早い。
スタミナの補充や攻撃力1.5倍はボス戦において非常に魅力的で重宝する効果であるが、アリツカゲラを守り切れないうちは再呼び出し回数を考えると実質のコストは2どころではなくなる。
また、その効果を活かせるかどうかはこの技の設置場所及びフレンズたちの位置取り(引き寄せる)に大きく左右され、上手くいかせなかった場合はただただジャパリまんの浪費だけが続いてしまう。
アリツカゲラの延命を試みてコストパフォーマンスを良くするにはやや危険なのを承知でジャストドッジを積極的に狙う、アイテム「オオアルマジロ」で補うなどの工夫が必要。
トキと同時に呼び出し、お互いを回復させ合う&標的を交互に向けさせるという緩和方法もある…が、
トキ自身は黄の『の』マーク以外を殆ど生かせない性能をしており非常に高相性というわけではなく悩ましい選択。



フレンズの技にはその距離以内にセルリアンが居れば使用する…という使用可能範囲が各技毎に設定されているがアリツカゲラの「すてきなお部屋」はその範囲が非常に広く、
他のフレンズなら手出しをしない距離からでも『の』マークを設置する。
この技は「敵視値」こそ重たいが「トキの歌」とは違い、まだこちらに気付いていないセルリアンにまで気付かれるというような心配は全くない。
…ということは、Desmodesmus communisChaetoceros affinisHalocynthia roretziといった、こちらを発見できるまで全く動かないセルリアンが居れば、
アリツカゲラが「すてきなお部屋」を発動するが他のフレンズが手を出しに行かない距離でじっとしていると回復し放題になり、アイテム無しでHP全回復を行える。
加入するマップのロッジとその次のサバンナ地方(夜)に丁度その対象とできるセルリアンがおり、当マップ内でのフロア探索においては絶大の適性を発揮する。
但し、アリツカゲラ自身はHP回復できないということは忘れないように。また、この全回復ができるのはあくまで非戦闘中であり劣勢な状態を覆すための切り札的なものとしては流石に働いてくれない。

NEXON版のアリツカゲラは「すてきなお住まいですね」というスキルを持ち、
20秒間味方のフレンズの防御力を上昇させるというバッファー効果と、名称的にもけもフレCMCでのこの技の元ともいえる性能。
なお、攻撃タイプは回復要員ではないため自身による攻撃手段は持っており、他の鳥類フレンズと同じくキックによる打撃攻撃を使っていた。

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