コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
3110%150%105%100%6
(30%〜120%)
ロッジ 4F

表の説明

犬(イエイヌ)の原種であり、一般に「オオカミ」というと本種のことを指す現存のイヌ科世界最大種、食肉目イヌ科イヌ属の哺乳類動物『タイリクオオカミ』のフレンズ。
フレンズとしての姿はイエイヌの品種の一つでオオカミの血を濃く受け継ぐ「シベリアンハスキー」の要素も取り入れているのか、オッドアイであることとその配色もそちらに因む。
(「イエイヌ」のフレンズが品種別に存在するが、「シベリアンハスキー」は頭髪のカラーリングが、その色違いの「雑種」はオッドアイの配色が左右反転でタイリクオオカミのものと一致している)
NEXON版アプリ「けものフレンズ」では動物屈指の社会性をフレンズ間でも発揮し、圧倒的人脈を築くフレンズ。「一匹狼」という言葉には「案外そんなことないのよね」とコメント。
イヌ科中心のグループ「オオカミ連盟」の立役者及びリーダーであるのみならず、彼女を慕うオオカミ系フレンズで構成される親衛隊「タイリクシスターズ」が勝手に結成されているほど。
サイドストーリー「愛と情熱のバレンタインラプソディー」ではそんな彼女らから大量にチョコを贈られるが、タイリクオオカミ自身も敬愛する「ダイアウルフ」にチョコを贈っていた。
(※チョコレートにはテオブロミンという多くの動物にとって毒性となる成分を含むが、フレンズの食性はヒトと同レベルに修正されているため誰もが好んでチョコを摂食している)
アニメ「けものフレンズ」では10話「ろっじ」から登場。こちらでは表現力の豊かさを発展させ、文具を手にとって漫画を執筆できる画才を持つ唯一のフレンズに。
作業中は話し相手に真偽不明のお話を聞かせ、恐がった様子を「いい顔いただき!」と漫画のネタに取り入れ、後に「ホラー探偵ギロギロ」という自作漫画を実際にフレンズ達に読み聞かせている。
腕は確かながらその行いもあり作中の怪奇現象中では何度か疑いの目を向けられ、本当のことを言ったときにも信じてもらえないというオオカミなのにオオカミ少年みたいなことにもなってしまった。
相手に話を聞かせた後は決まって冗談だよと茶化してはいるが、実はいずれもNEXON版の方の作中での出来事を指す内容のものであり、視聴者視点では嘘とは言い切れないところがある。

けもフレCMCにおいてはジャガー以来となるコスト3の近距離タイプにして多芸者タイプでもあるやや特殊なフレンズ。
加入時期的に単純な戦闘性能においては上を行くフレンズが既に何人か居る状況であるが、それに埋もれない個性をしっかり備える。
これまでのフレンズは所持技について攻撃技のみかサポート技のみかという別れ方をしていたが、タイリクオオカミはその両方を持つ唯一の存在で、使い分けられる。
更にスキル「鋭い嗅覚」は情報付与系の効果であり、つまり1人で攻撃、サポート、フロア探索補助を全て担えるマルチタレントフレンズ。
とはいえ、フレンズとしてはあくまで1人であるため流石に一度に2人分以上の仕事を同時にやれるという意味ではない。仕事量そのものはコスト3のフレンズ1人分を超えることはない。
その中でアタッカーとして徹底させるか、サポートを多めにするかはこちらの制御次第である程度傾けることが可能。
1人で性能や役割が完成しているジャガーに対し、こちらは他のフレンズとの組み合わせによる役割のカスタマイズ性が特徴といったところ。

持久力に優れる種が多いイヌ科の筆頭よろしく2位タイの高いスタミナ値を有しているが、
後述の「月夜の遠吠え」のスタミナ消費量が大きめであるため、これを考慮した実質の継戦性能はジャガー含む一般的な近距離タイプの平均よりは長い程度に落ち着く。

スキル

鋭い嗅覚


能力ではなく画面上の視覚効果に特典を与える特殊タイプのパッシブスキル。
タイリクオオカミを連れている状態でコンテナに近づくとその上にアイコンが表示される。
アイコンはそのコンテナを壊した時に出てくる中身を表しており、実際に壊すとアイコンの通りのアイテムやゴールドが出てくる。
マーコールの傷薬とジュゴンの聖水、ジャパリまんとジャパリまん5個セットなどといった2つのアイテムが同時に出てくるコンテナであった場合はそのどちらか片方しか表示されない。
コンテナは基本的に見つけ次第壊していくものであるためあまり意味がないスキル…ということはなく、特筆すべきは「セルリアンが出てくるコンテナ」を事前に発見できる点。
コンテナの中には壊すことでその場でセルリアンを追加発生させるハズレのものが出現率8%で混じっているが、そのコンテナについてはセルリアンのアイコンを表示する。
セルリアンとの戦闘中、アイテムを補充しようとコンテナを壊したらセルリアンが現れて逆に戦況が絶望的になるといった状況も未然に阻止でき、
難易度EN(絶滅危惧)以上ではこのコンテナから出現するセルリアンにレベルが1高い個体が発生することが多く、その時は即ゲームオーバーの可能性もあるためにそれを防止できるという意味で特に重要。
…但し、アイコンが表示される条件はコンテナの近くまで距離を置いている場合であり、その範囲外からウェーブアタックなどで先に壊してしまった場合は無意味になる。注意。

タイリクオオカミ(とその亜種であるイエイヌ)の嗅覚はヒトの視覚に相当する鑑別力を持つ重要な感覚器官。
鑑別の精度は臭いの種類によって異なるが、最も感知が得意である酸臭についてはヒトの嗅覚で感知できる濃度から1億倍に薄めた臭いであっても嗅ぎ分ける。
この嗅覚はオオカミとしては1km以上離れた先の獲物の位置の特定や別行動した仲間が持ち帰った匂いで情報交換をするなどに役立ち、
イエイヌとしては訓練を受けた個体が荷物の中に隠された爆薬、麻薬、銃器といった危険物を特定する「探知犬」としてヒトの役に立っている。
NEXON版作中でのタイリクオオカミは嗅覚を強化するギンギツネの発明品「オハナヨクナールZZ」との併用で、
雪像に紛れていた巨大セルリアンの特定を成功させ、その後は現地でのセルリアン退治を引き受けてギンギツネを敵の本拠地へ送り出す助力をした。

月夜の遠ぼえ
威力-
衝撃力-
消費スタミナ60
周囲のセルリアンの状態異常「攻撃力低下」を付与する遠吠えを行う非攻撃技。中距離以上でのみ使用する。
一度使用した後はそれから11秒経過しないと再使用せず、その間は攻撃技のみを使うようになる。
状態異常「攻撃力低下」はそのセルリアンの「攻撃力」を0.8倍にするもので、持続時間は9秒間。(ボスセルリアンならば半分の4.5秒間)効果中は周囲に汗マークのようなものが付く。
同じく被ダメージを軽減するアルパカ・スリの「さらさらヘアー」はフレンズ側の防御力の+10%分がダメージ計算上の軽減値となるのに対し、
こちらはセルリアン側の攻撃力の+20%分がダメージ計算上の軽減値となる。
単純に倍率で上回っていることに加え、ボス戦中や終盤の黒いセルリアン相手の時はフレンズ側の防御力<セルリアン側の攻撃力×威力となることが多く、より大きな軽減値の差となっていく。
被ダメージそのものに大きな倍率がかかる高難易度でほど軽減値も大きくなっていき、特に難易度CRのボス戦であれば有ると無しでは3桁台もの差が出る。

効果範囲はタイリクオオカミを中心としてサーバルのウェーブアタックの射程くらいの半径を持ち、複数のセルリアンが居ればほぼ全員同時に効く。
それだけでなく別の部屋にいるセルリアンにも壁越しで効き、最初から状態異常を付与されている状態で出くわすことも。
この技の使用条件距離はアリツカゲラの「すてきなお部屋」並みに非常に広く設定されており、基本的にセルリアンを見つけるとほぼ必ずこの技の使用を最初に行ってくれる。
プレイヤーが視覚的にセルリアンに気付くよりも先にこの技が発動していることも多く、プレイヤーによっては一種のセルリアン察知用の鳴子のようにも機能する。
また、この技の効果で状態異常を付与されたセルリアンがこちらに気付いたり、ヤセイカイホウゲージの上昇が始まったりするデメリットもない。

但し、9秒を超えて状態異常付与をを継続したい場合はもう一度発動させるためにサーバルがセルリアンから離れ、そこで「引き寄せる」を使って位置調整をする手間が生じる。
(一度セルリアンに接近すると自分から離れないので自力で再発動はスタミナ切れにならない限りは滅多にやらない)
加えてこの効果はスキルによるものではなく、あくまで「技」であるためそれを行うタイリクオオカミには硬直時間が生じ、遠吠え中の2.5秒ほどは無防備になっている。
攻撃を向けられている時に使えば被弾は必至、そうでない場合も他のフレンズと比べて攻撃の開始が遅れるというデメリットも実は生んでいる。
タイリクオオカミを連れている時は普段のように戦闘を開始してもタイリクオオカミが追い付くまでにラグが生じるため、
この遠吠えが完了してから足並みをそろえて接近を開始するという手も考えられる。
アルパカ・スリの「さらさらヘアー」よりも大きい軽減値であることは間違いないが、この通りの条件&デメリット付きであるために完全な上位性能になっているわけではないということ。
また、補助技ということで消費スタミナは他のサポート系フレンズのそれと同じくらいに多めに設定されており、
タイリクオオカミはこの技を真っ先に使うことから持ち前の高いスタミナほど長期戦に堪えるわけではないくらいの性能に落ち着いている。

NEXON版のタイリクオオカミは「ムーンライトエコー」というスキルを持ち、
遠吠えによって敵全体に20秒間攻撃力を10%減少させるデバフをかける、けもフレCMCでのこの技の元ネタそのもののようなスキル。
月夜の狩猟
月夜の狩猟1発目2発目3発目4発目
威力100%100%90%×2200%
衝撃力484833.6×2115.2
消費スタミナ771017
近距離で使用する、爪とキックを使ってのタイリクオオカミ版コンボアタック。
サーバルと同じひっかきの1、2段目から独自モーションの2連ひっかき、最後はジャンプハイキックに繋げる。
1発1発を繰り出す度に攻撃対象のセルリアンを追尾するような素早い接近移動を伴い、他のフレンズのコンボアタック系技と同様に命中精度は高め。
ジャガーのものと構成が似ているがこちらは最後のハイキックが4弾目という独立した扱いになっているため、スタミナの消費タイミングが一括ではなくなっている。
(2連ひっかきまでは出せるが飛び蹴りは出せない残りスタミナの場合は2連ひっかきだけを出して攻撃を中断する)
同じコスト3のフレンズ同士で比較すると最後だけでなくその手前の3発目も合計ダメージが大きく、自身も攻撃開始から休憩に入るまでのスタミナ持続が一回り大きいことから、
先述の「月夜の遠吠え」による2.5秒間の棒立ち状態を考慮しても、攻撃力自体は同値であるジャガーの1.1倍ほどになるDPS(秒間与ダメージ性能)を有している。
但し、その2人と比べると3、4段目という後半部分に合計ダメージが高い割合で集中しており、ここまで当て切れない状況下ではダメージがガタ落ちしやすい不安定さもある。
近距離型フレンズの例に漏れず高めの位置の石を攻撃するのは難しいが、そちらは後述の「月夜の獣」で対応する。
月夜の獣

威力230%
衝撃力134.4
消費スタミナ30
セルリアンに向かって勢いよく飛びかかり、真上から一撃を入れる単発打撃攻撃。タイリクオオカミが遠距離にいるセルリアンを狙う際に積極的に使用する。
ジャガーの「真の獣」のほぼ同性能の互換技であり、詳細はジャガーのページの方を参照されたし。
簡潔に説明するとホーミング移動のように石の近くまで距離を詰められる高性能なジャンプがもたらす高い石命中精度と高めの威力による一撃必殺が狙える、
これひとつで相手にできるセルリアンの範囲が十数種類分は拡大されるほどに凄く便利で高性能な打撃攻撃である。この技もまたタイリクオオカミのマルチタレント性能を支える要因の一つ。
但し、こちらにはジャガーのジャンプ動作には付与されている「スーパーアーマー状態」と「被ダメージ半減状態」の両方が存在せず、ジャンプ中に被弾してしまうと不発になってしまう。
優れた攻撃性能、石ヒット性能自体は据え置きであるが、ジャンプ中のフレンズを撃ち落とせる対空攻撃を多く備えたセルリアン相手にはジャガーほどには強みを発揮することはできない。
その代わりか、こちらは威力と衝撃力は据え置きのまま消費スタミナが3/4になっている。

2人同時に呼び出している時はアニメの一シーンさながらの同時に飛びかかって渾身の一撃を一斉に浴びせるコンビネーション攻撃を再現できる。
(※性能が変化するなどの特典は存在しない)

アニメ作中のタイリクオオカミはとあるフレンズの救助に駆けつけた際、巨大セルリアンに対してジャガーと共にコンビ攻撃を行った。
その時の攻撃方法というのが飛びかかっての爪による一撃であり、けもフレCMCにおける2人のこの技の元ネタとなっている。
お互いネコ科とイヌ科での大型肉食獣であり元々が強い動物のフレンズであるが、
このシーンまではそれらしさを誇示することが全く無かったためにこのシーンは短時間ながらその一面を際立たせるものとなった。
その時のタイリクオオカミの台詞が「現実のほうがホラー、だけども…!」

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