城壁が敷かれたような街道と忍者屋敷のような城内部に変形した平原地方の最奥地は畳敷きの小部屋、「平原・城主の間」。
ライオンが居た頃の貫禄たっぷりな雰囲気と、かばん一行が合戦の後に提案したボール遊びの球が奥に飾ってある。
ここも何かしらの要因で「異変」を免れたスペースであるようだが、屋内で一室のスペースであるため広々とはしていない。
当時のまま散らかされている何かの書物に交じって、奥には例によって「文書」が置いてある。



湖畔の地下シェルターで拾った「パークガイドの書き置き」の続きがここに置いてあり、
ここでようやく、「異変」によって変形するエリアとそうでないエリアとのカラクリが明かされる。
そのままの形で残っているエリアにはいずれも守護けもの達の紋章、または「人工アンチ・セルリウムフィルター」がパークスタッフたちの手で配置されていた。
(サバンナ地方や湖畔のコンピュータ付近に見られた虹色に光る装置がそれである)
これらの働きによって、そのエリア内には「異変」が進行せず、そして殆どのセルリアンが侵入できない空間になっていたようである。
…ボスセルリアンと言われる、フィルターの抑止力をものともしない強力な個体を除いては。





ボスセルリアン(Dark serval(Level 2))



レベルHP攻撃力防御力衝撃耐性(※)獲得EXP適正レベル
BOSS6000010033216020000300031

表の説明

ジャングル地方で撃退した謎のセルリアン。その存在は他のフレンズの中でも噂として周知されていった。
アライグマたちの証言ではこの謎のセルリアンは他のフレンズのことは無視してサーバルのみを狙っており、この平原地方を先回りしていたようである。
その証言通り、文書を読み終えた直後に待ち伏せていたかのように入口側に出現、先制攻撃を仕掛けてくる。
難易度EN以上で遊んでいる場合は道中でも嫌ほど遭ってると思われるが
以前に遭遇した時とは様子が違い、本作でサーバルが使用しているクロー型武装と同じ形状のものを装備している。
ワシミミズク曰く「あの武器はフレンズにしか使えない」らしいが…?

使用する攻撃もこちらがラッキーショップ(レベル2)で習得可能なものを全て取り入れているほか、
前回は手加減していたと言わんばかりに厄介な追加特性まで携え、戦えば同じボスと思えない強敵ぶりが嫌でもわかる。
その上、このフィールド自体がDark Servalに有利な閉所であり、性能変化以上にプレイヤーを苦しめる要素になっている。
武装を扱い地形まで味方に付ける、まるで思考能力でも持っているかのように思えるこのセルリアンは一体…?


特性

ボスセルリアン
ボスセルリアンの共通特性。
ボスセルリアンは一度戦闘が始まると索敵範囲が無限大になるため、「パンサーカメレオンの薬」などの特殊効果による方法以外で追跡を免れることができなくなる。
次にボスセルリアンは「毒状態」「酸状態」「減速状態」と、一部のフレンズが用いる特殊な状態異常の持続時間が一般のセルリアンの1/2になる。
更にサーバル以外のフレンズによる攻撃の与衝撃力はこのボスセルリアンの場合、通常の1/7になる。

その他、サーバル以外のフレンズの攻撃はHP1で耐え続けるためにサーバルの手でトドメの一撃を刺さなければ倒すことはできない。
攻撃熾烈化(ボスセルリアン)
ボスセルリアンにはレベルが存在しない代わり、HPが一定割合以下になるにつれて攻撃の熾烈度合いの形態移行をする。
このボスセルリアンは残りHP割合が2/3以上までの時は「第1段階」、2/3以下から1/4以上の時は「第2段階」、1/4以下の時は「第3段階」となる。
(難易度NTでのみ「第2段階」への移行タイミングが残りHP1/2以下に変化し、かつ「第3段階」には移行しなくなる)
「第1段階」から「第2段階」に移行した時はこのボスセルリアンの攻撃後に次の攻撃を繰り出すまでのインターバル期間が僅かに短縮、
「第3段階」に移行した時は、このDark Serval固有の性質としてインターバル期間が完全になくなり常に何かしらの攻撃を休み無しに繰り出し続ける危険な状態になる。
回避力
Dark Serval固有の特性で、空中にいる時を除き、サーバル以外のフレンズによる攻撃に対しては一定の頻度で無敵状態が付属する「回避」を発動する。
フレンズを1人でも連れている状態でDark Servalにダメージを与えるとそのダメージ量(石ヒット時は2/7で計算)に応じて専用の「回避力」が溜まっていき、
「回避力」が一定以上の時にサーバル以外のフレンズによる攻撃を受けた時、ノックバック中とノックダウン中以外のいかなるモーションもキャンセルして「回避」を発動する。
(「回避力」が一定以上になってもサーバルの攻撃に対しては発動しない)
この「回避力」にも上昇量もフレンズのコスト合計が高いほど倍率がかかり、その分だけ回避が発動する頻度も増すことになる。
具体的には合計コスト1の場合は約3800ダメージ、合計コスト7ならば約2300ダメージ毎に発動可能になる。
この回避はボスセルリアンの攻撃モーション中でもキャンセル発動でき、発動時の無敵状態がサーバルの攻撃にも影響するために強烈な脱出性能を誇る。
後述の「常時石露出モード」になる前の段階ではフレンズを多く呼び出して同時攻撃を仕掛けようとすると一部を除いてはかえってこちらの攻撃が通りにくくなる可能性がある。
ノックバックモーション中は流石に発動しないため、そのため石が出た時にサーバルが絶え間なく攻撃を続けていればその間に別のフレンズ達もこの回避を臆さずに攻撃に参加することが可能。
但し、こちらがボタン連打を少しでも緩めてノックバックを解除させてしまうと容赦なく発動し、その時はカウンター攻撃を食らってしまいやすい点には要注意。
(具体的にはノックバック解除後の0.5秒間に「回避」が発動するようになる)

フレンズ連れ出しを一切用いない状態では全く発動しないために必然的にこの特性の影響は無くなるが、「回避力」自体はダメージによって増えているため、
途中からフレンズを呼び出した場合はそのフレンズの攻撃1発目からこの回避が発動するようになっている点には注意。

即時反撃
前回には無い、Dark Serval(Level2)からの追加特性。
Dark Servalが攻撃対象としているフレンズ(基本的にサーバルのこと)が至近距離にいる場合、攻撃と攻撃の間のインターバルが急激に短くなる。
具体的には至近距離にいる期間はインターバル期間カウントの進みが通常の1.6倍ほど速くなる。
このカウントの速度変化はこのボスセルリアンの攻撃モーション中からでも働くため、向こうからの攻撃動作によって密着され続けた場合も問答無用で速くなる。
この影響で通常ならば使用後約1.9秒間は移動しかできなくなるウェーブアタックも、攻撃開始時点でフレンズがずっと密着していれば最短で約0.6秒にまで縮む。
こちらも攻撃するには接近しなければならないため、基本的にこの影響を避けることはできない。
この特性により、パイルアタックやボルトアタック命中後はこちらが最速でコンボアタック1発目をヒットさせたあたりで反撃が開始されることになる。
ましてや、終始密着状態の殴り合いを仕掛けようものなら「攻撃熾烈化」のそれに近い攻撃頻度となり、かつこの状態では石も出ていないために絶対に押し負ける設計。

第3段階に入っている場合は元からインターバル期間が完全になくなっているため、この特性の影響は無くなる。
最初は石が隠れており、その石が隠れている状態で攻撃を当て続けて「ノックバック耐性」を0にし、ノックバックさせた時に露出する。
石にヒットした時のダメージ倍率は3.5倍。衝撃力倍率は通常なら100倍だがサーバルが野生解放中だと倍率が変化する。そちらについては後述。
但し、サーバル以外のフレンズが攻撃した時は「ボスセルリアン」での補正とは別途で衝撃力倍率が半減して50倍になる。
石は出現から約18秒経つか、石が出ている間に一定以上のダメージを与えてノックダウンさせると再び隠れる。
ノックダウンするまでの合計ダメージ限界値は難易度や石が露出してからの経過時によって変化し、与え切るまでの時間が短いほど限界値が大きくなる。
例えば難易度VUでは14.5秒間で合計9700ダメージほど与えるとノックダウンするが、
より短期間内に多くのダメージを蓄積させた場合はノックダウンするまでに合計13000ダメージ以上入れることも可能。
ボスセルリアンの最大HPが大きくなる高難易度ではこの限界値が更に伸び、難易度CRでは相当な攻撃密度を以てすれば18000ダメージ以上を与えることもできる。
とはいえ、その比率は最大HPにかかる倍率よりは小さいため、高難易度であるほど撃破までにかかる時間が長引くというバランス関係が崩れるほどではない。

このボスセルリアンの最初の「ノックバック耐性」は2160であり、前回の2.4倍にも上昇している。
こちらの装備がスパーククローであることを考慮すると実質1.95倍で、通常時のサーバルのコンボアタック34ヒットで到達する値である。
但し、今後の多くのボスセルリアンにも共通することだが、「ボスセルリアン」の項の通りサーバル以外のフレンズの与衝撃力に強烈な下方補正がかかっているために、
サーバル自身が積極的に攻撃を当て続けなければ一向に石が露出せず、フレンズに攻撃させるだけでは埒が明かない設計になっている。

石が出ている状態のDark Servalはどこを攻撃しても100%石に命中し、
ダメージ倍率が3.5倍になる上に衝撃力100倍の恩恵でどの攻撃でも1ヒット毎にノックバックさせることができるため、
こちらがコンボアタックを絶やさない限りは一方的にラッシュを入れられるチャンス。この状態であれば「即時反撃」を気にする必要もない。
かつ、時間経過内に上記の合計ダメージを与え切ると石を隠されはするがノックダウンを誘発し、
Dark Servalが起き上がるまでの間はこちらが攻撃を止めての安全なスタミナ回復を行えるため、石が出ている間に合計ダメージをしっかり与え切ることを目標としたい。
また、ノックダウン中も石が完全に隠れるまでは石への攻撃が届くためにスピンアタックやコンボアタック最終段のような下方向にも届く攻撃で追い打ちをかけることも可能。
しかし、スタミナ切れ等で攻撃を途切れさせてしまった時は至近距離から発生の早い反撃が飛んでくるため油断は禁物。
攻撃開始前にスタミナが回復していなければまずは回復を待ち、攻撃途中で気付いた場合は手が止まる前に一旦逃げる必要がある。
常時石露出モード
Dark ServalのHPを1/4以下まで減らすと赤い閃光のようなエフェクトが発生、以後は露出した石がやや赤みのかかった色に変化し、この状態になると石を隠さなくなる。
よって常に石に攻撃が届く状態になるが、同時にノックバック耐性が2160→20000に大幅強化され、こちらが野生解放していない場合、スピンアタック全ヒットでもノックバックしなくなる。
その値はコンボアタックを4発当てなければ到達せず、パイルアタックについてもフィールドが狭い影響でサーバル単体では1ヒットだけノックバックさせられるだけの速度(距離)を稼ぐのが難しい。
唯一、ボルトアタックならば1ヒットでノックバックさせることが可能であるが、こちらの硬直も長い上にスタミナ消費も激しく状況はあまりよくならない。
なおかつ、ノックバック状態から復帰するまではノックバック耐性が全く減らない性質が加わっており、こちらの攻撃密度に関わらず反撃を繰り出せるようになる。
この性質によりノックバックモーション中にボルトアタックを追加で浴びせてもボスセルリアンは攻撃モーションに移行できるため、一旦攻撃を止めてその場から離れなければ危険。
そして今回はフィールドが非常に狭いために攻撃後に距離を離すのも難しく、野生解放無しでは攻撃も通らなければスタミナも溜まらず一方的に押し負けやすい、より危険な形態となっている。

しかしながら、前回は使えなかったサーバル側のアクション「野生解放」はこの特性に対して特効のような性質を持っており、
野生解放中のサーバルの「打撃攻撃」がこのボスセルリアンの石にヒットした時、衝撃力倍率が100倍ではなく400倍に変化する。
100倍の更に4倍、そこに野生解放自体の1.75倍の補正も上乗せされることから、「常時石露出モード」に対してもコンボアタック1ヒットでノックバックさせることができる。
更に、野生解放中のサーバルの「打撃攻撃」でのみ、先述の「ノックバック状態から復帰するまではノックバック耐性が全く減らない」性質が無視される。
ということは、野生解放中ならばこの形態に入る前と同じくコンボアタック連打で一方的にダメージを与え続けることが可能。
今回のDark Serval戦においては「常時石露出モード」に突入すると同時にこちらの野生解放の発動を合わせられるかが最大のカギとなる。
一方でスピンアタックやウェーブアタックは飛び道具判定に付き上記効果の対象外。当然1ヒットのみでは反撃を貰ってしまうため敢えて使う必要性は薄い。

攻撃

Dark Servalの攻撃は残りHP割合による段階移行で性能が変化する攻撃を持たないため、以下の表から「解禁段階」の部分は省略している。
また、「Dark serval(Level 1)」と共通のものについてはスクリーンショットの省略及び説明を簡素化して記載させていただく。
コンボアタック
コンボアタック1発目2発目3発目4発目
威力100%100%100%115%
衝撃力
サーバルのコンボアタックにあたる連続打撃攻撃。
見てからでは回避が間に合わない発生速度、連続攻撃であること、この攻撃から別の攻撃をキャンセル使用できることの3点に引き続き注意が必要。
ジャンプアタック
威力120%
衝撃力
空中から繰り出すサーバルと同じ高威力の単発打撃攻撃。
後述するもう一つの空中攻撃「フレアアタック」追加に伴いこちらの使用率は下がっている。
そして、予備動作のジャンプは攻撃判定を持つ「スクリューアタック」に強化されている。
スピンアタック(Lv2)
威力110%
衝撃力
サーバルのスピンアタックにあたる単発打撃攻撃。今回はサーバルのものに近い広範囲攻撃に変化している。
武装の影響で周囲に赤色のオーラを展開するようになり、こちらが使うスピンアタックに近い攻撃範囲にパワーアップ。
使用時に若干接近するため中距離からでも被弾の可能性があるため他の攻撃に劣らぬ圧力を持ち、
これまで有って無いようなものだった持続の長さもこのリーチでならば機能し、連続ヒット判定でもあるためドッジステップの無敵時間のみでの回避が不可能。
(ジャストドッジであれば長い無敵時間でやり過ごすことは可能)
よって、至近距離で使われた際はドッジステップでは回避できず、ジャンプかクイックエスケープを使わざるを得なくなる。
加えてこちらが用いるスピンアタックの持ち味同様に複数のフレンズへの巻き込み性能も高い。
前回の死に技っぷりの面影はまるで無く、実質的に今回での追加技に相当する厄介な攻撃である。
パイルアタック
威力110%
衝撃力
サーバルのパイルアタックにあたる高速移動→突進打撃攻撃。
今回も戦闘開始と同時にほぼ必ずこの攻撃から入り、位置の関係上カメラを文書側に向けたままだと背中から刺されてしまう。
中距離以上での攻撃手段としては先述の「スピンアタック」、後述の「ウェーブアタック」も加わり、前回よりもワンパターンではなくなってくる。
ウェーブアタック
威力100%
衝撃力
サーバルのウェーブアタックにあたる飛び道具攻撃。Level 2からの追加技その1。
(厳密にはLevel 1の時点でも条件付きで使用するが、条件なしに使用するのはLevel 2からであるため当ページでは追加技扱いとする。)
発生速度がサーバルと同じなため、飛び道具技でありながら発生が早いのが特徴。距離によっては見てから回避するには猶予がシビアになる。
サーバルのそれと比べると発生前にSEとエフェクトが出るため察知のしやすさについては配慮がなされている。
近距離、遠距離問わず使用するようになっており至近距離で使用してきた場合はワンテンポ置いたコンボアタックのようになりドッジステップを狩られやすい。
地上を沿って進む飛び道具であるためジャンプならば距離問わず回避が可能。ドッジステップは安定しない。

サーバルのものとは違い、至近距離で威力が異なる打撃判定部分のヒットになるということはない。
その代わり…ではないが、この攻撃によって発射される飛び道具には実際に発射されるよりも前の段階から「発生保証」が付いており、
発射時のエフェクトが消えた瞬間からこのボスセルリアンの状態によらず発射されることが確定しているため、
この攻撃を使ってきた時に発射前に攻撃を当ててノックバックさせて動作をキャンセルさせたとしても飛び道具が飛んでくるようになっている。
そのため、石が出ている最中でもこちらのパイルアタックに対してこの攻撃を使われてしまうと攻撃ヒット後に発射される飛び道具に被弾する相打ちが確定するし、
この攻撃に対して「緑の結晶」等の範囲攻撃アイテムを即座に使用しても飛び道具の発射を阻止することができない。
コンボアタック連打に持ち込めた場合はその「発生保証」の段階より先にノックバックさせられるために流石に割り込まれてしまう恐れはないものの、
ある程度距離が離れている状態でこの攻撃を使われた際は、先に潰そうなどとは考えず回避に専念するのが望ましい。
スクリューアタック
威力100%
衝撃力
サーバルのスクリューアタックにあたる突進打撃攻撃兼ジャンプ動作。Level 2からの追加技その2。
Level 2のDark Servalは通常のジャンプを一切使わず、ジャンプ動作には必ずこちらを用いる。セルリアンにスタミナ切れの概念などない
地上にいる場合はヒットの恐れがまずないためジャンプとほぼ変わりないが、こちらが空中にいる際は、
ノーモーション発生、長時間持続、高移動速度、高精度追尾性能という究極のジャンプ狩り性能を持つ攻撃として襲い掛かる。
ジャンプをするフレンズはサーバルだけなため、サーバルだけを狙うのに特化した攻撃。そして、こちらがジャンプ中の時に使用率が跳ね上がる。
空中ジャンプまでは使ってこないのでこちらの空中ジャンプで逃げ切れ…ない。このフィールドの天井が低いせいで高さでも追いつかれてしまう。
この攻撃の存在により、このボスセルリアンとの戦闘中はむやみにジャンプすることは悪手となる。
使用はウェーブアタックの回避と、こちらの攻撃用(スクリューアタック、ボルトアタック)のみに留めるように。
先んじて使われた場合も降りてくるまでジャンプは我慢。
ジャンプ中に使われてしまったら一刻も早くジャンプ攻撃で地面へ降りる→ドッジステップで逃げる。空中移動はDark Servalの方が速いため確実に追いつかれてしまう。
フレアアタック
威力125%
衝撃力
サーバルのボルトアタックにあたる急降下&火柱による飛び道具攻撃。Level 2からの追加技その3。
スクリューアタックと共に、サーバルは電撃だったのに対し、Dark Servalが使う技は炎を発生させる。
ジャンプ攻撃と異なり落下中は攻撃判定が無く、着地時に発生する火柱のみが攻撃判定。
火柱はこのフィールドの天井にまで届き、その通りに攻撃判定があるため上方向に対して無限の射程を持ち、
地上に対してもこちらのスピンアタックの1/2ほどの範囲を持ち、それを着地時に一瞬で発生させる。
(火柱と落雷の本数の違いから劣っているように見えるがこちらのボルトアタックもそれに近い攻撃範囲を持っている高性能技である)
空中でスクリューアタックに被弾した直後にこれを使われるとほぼ確実にヒットし、難易度CRならこの2発だけでHP最大から0まで減らす即死コンボと化す。
発生が少々遅れる代わりに攻撃判定が超強化されたジャンプ攻撃ともいうべきで、これもまたこちらのジャンプを咎めてくる。
他にフレンズを連れていれば同時ヒットは必至で、威力もこのボスセルリアンの中では最大。ジャンプ狩り攻撃であり対フレンズ攻撃でもある。
避け方は落下の開始に合わせて外側へドッジステップ。スクリューアタックが見えたらこの攻撃の回避の準備に集中しよう。

常時石露出モード時にスクリューアタックを行っている最中にボルトアタックの雷撃部分を当てると空中でDark Servalがノックバックするが、
ノックバックの解除と同時にこの攻撃をノーモーションで繰り出し、火柱の発生が非常に早い不意打ち攻撃と化す。
高衝撃力で撃ち落とす作戦はかえってこちらの被弾率を高めるため、使われた際は基本的に回避に専念した方がよい。

攻略

ジャングル地方で戦った時と比べて大幅強化、特にこちらのジャンプや走行による距離調整に対して恐ろしく強くなったDark Serval。
狭く天井が低いフィールドまで味方につけ、こちらの回避手段としてのジャンプをとにかく許さない。逆らえばあちらのスクリューアタックに狩られまくる。
ということはこちらは地上戦中心の立ち回りに制限され、その上で向こう側は飛び道具などの強化要素で殴ってくる。
そして尚且つ、「即時反撃」の存在から回復系アイテムや薬系アイテムに身を任せたゴリ押しも通用せず、前回以上にヒット&アウェーありきの強敵に仕上がっている。

やることは前回での正攻法と同じくこのDark Servalの攻撃周期に合わせて攻撃→攻撃される前に離れる→攻撃をやり過ごす→攻撃→攻撃される前に離れる…の繰り返し。
そしてこの方法でも、どのステップも前回以上の難易度に跳ね上がっていることは留意しなければならない。
まずは「即時反撃」の存在からこちらの攻撃可能時間がかなり短くなっており、パイルアタックを当てた後はコンボアタック1回分しか猶予が無い。
それに加えて石を露出されるまでの必要衝撃力も多くなっているため、野生解放が使えないうちはかなりの回数をこなさなければならない。
コンボアタックを2発以上入れようとすればその場でドッジステップかクイックエスケープをしなければ回避が間に合わないが、
前者はパイルアタックやウェーブアタック、後者はスクリューアタックを合わせられると被弾がほぼ確定してしまうためにこの方法はハイリスクである。
よって、安全性を突き詰めると石が出る前まではパイルアタック以外は我慢するくらいの気概がよろしい。「逃げパイル」の究極系である。

離れて攻撃を避ける際にも前回よりも攻撃の択が増えていること、狭いフィールドよる逃げにくさからこちらの難易度も上がっている。
攻撃を終えて離れる際はサーバルを壁側に向かって走らせていないかに気を付ける必要がある。
性能自体はこれまでと変わらないDark Serval側のコンボアタックやパイルアタックも、壁際に追い詰められれば逃げ切れずに咄嗟のドッジステップで対処しなければならないし、
先述の通りジャンプ(クイックエスケープ)による逃げはDark Serval側のスクリューアタックの圧力があるためにおいそれとは使えない。
また、距離に関係なく使用するウェーブアタックはドッジステップで避けるにはタイミングがシビア、ジャンプは咄嗟に出し辛い相手であるため、
予め走って離れる際は右回り又は左回りに動いて射線上から自動的に抜け出す方法で対処すると対応しやすい。

石が露出したらスタミナ全回復後にコンボアタック連打。「歩き」で近づきながらの連打をするとヒットが安定する他、
その「歩き」で角度調整をしてこのフィールドの隅まで押しやれば後は立ち状態のまま攻撃を続けることができ、消費スタミナを更に抑えることができる。
この時、1人で高いDPSを叩き出せるツチノコヘラジカライオンを連れていれば同時攻撃に参加させ、ダメージを多く取るようにしたい。
かつ、石が出ていない時は「回避力」による事故がこの狭いフィールドにおいては更に脅威度が増しているため「[指示]逃げる」にしておこう。
そして、石を攻撃し続けている最中にはサンドスターゲージが必ずと言っていいほど満タンになる。こうして野生解放が使えるようになると以降はペースを作りやすくなる。
まずはゲージが満タンになったのを確認したら、2〜3秒ほどしてから石を攻撃している途中からでも発動、そのままノックダウンに持っていく。
ノックダウンさせたらもう一度パイルアタック中心のヒット&アウェーに持っていくが、
野生解放中はこちらの移動速度、攻撃速度共に早くなっているために目に見えて攻撃を回避しやすく、スタミナ切れの恐れも激減、
そして何よりパイルアタックの与衝撃力が2倍以上に強化されるため次に石を出すまでの攻撃回数も少なくなって展開が早く進む。
しっかりパイルアタックを当て、よほど被弾が重ならない限りはサンドスターゲージ5つ分を消費する前に石が出るため後はこの無限ループに持っていくことができる。

「常時石露出モード」に突入すると以前よりも更に衝撃耐性が強化されるために野生解放が使えない状態ではそれだけで非常に厳しい戦況となるが、
逆にこちらが野生解放状態であればゲージが続く限りHP0にするまで延々と攻撃を続けられる、寧ろ前回よりも楽に押し切ることが可能なパートである。
そのため、「常時石露出モード」を攻略するために必要なものとはサンドスターゲージであり、それをこの「常時石露出モード」開始と同時に満タンの状態に合わせること。
具体的には残りHP割合が1/4に近づいて来たら敢えて野生解放を解除し、ゲージ貯めに専念しよう。
この時は一時的に苦戦を強いられるが、それさえ乗り切れば後は全く攻撃させずに決着を付けることができるのだからそれまでの辛抱。
少なくとも難易度ENまでは、レベル31のサーバルのコンボアタック連打だけでサンドスターゲージが全てなくなるよりも前にHPが0になり、決着が付く。
難易度CRでは同条件だとゲージが先に無くなってしまうものの、ツチノコ等を攻撃に参加させたりレベル上げやアイテムと言った追加要素を加えれば押し切れる範囲内である。
…その代わり、ゲージ調整をミスして野生解放が使えない状態でこの「常時石露出モード」に突入してしまうとそれだけでゲームオーバーを覚悟するほどの劣勢に陥る。
そうなってしまった場合はフレンズ達に時間を稼いでもらいながら遠くからパイルアタックを当てる戦法を取ることになるが、
この時もスピンアタックやウェーブアタックを合わせられると被弾してしまうために確実とは言い切れない。攻略においてはそもそもこの状態を作ってしまわないことが大事。










無事にボスセルリアンを倒せたのですか? まだなら、ここから先へ進むのは我慢するべきなのです。

ですね。無事にお前たちの力で乗り越えることができたなら、続きを聞かせてやってもよいのです。




















なんとかこのDark ServalのHPを0にすると、またもや地面に沈み落ちての離脱。ここでもまだ決着には至らない。
その後、部屋の奥に「ビャッコの紋章」が姿を現し、触れればアミュレットに刻まれると同時にゴール地点が現れる。
この平原地方の「城主の間」のフィールドを守っていたのはこの「ビャッコの紋章」だったようである。過去に見つけた紋章も同様の役目を果たしていた。
一方、姿を消したDark Servalはというとまだまだ健在であり、次から攻略可能となる森林地方以降のマップにおいては、
難易度EN(絶滅危惧)以上で襲い掛かってくる特殊バージョンもこのLevel 2と同様に装備と新技を備えたものに強化される。
このフレンズ型セルリアンの脅威から解放されるようになるのは、そもそもその正体が何であるか、
そして、先の文書の冒頭にあった「ロッジの地下研究所」と「極秘レベルの装備」とは…確かめなければならない謎が、まだ増え続ける。

隠し要素?

シン・ヤセイカイホウ戦 

このページへのコメント

石露出までのダメージがCRで125万・・・?
12万5000の間違いなんかな

1
Posted by 1250000 2022年01月09日(日) 16:42:15 返信数(1) 返信

報告ありがとうございました
ひとまずは該当部分を修正しましたが、後に他のページと共にボスセルリアンに関するすべてのページについて現在のバージョンに合わせた再修正も予定しております

0
Posted by  premium2621 premium2621 2022年01月10日(月) 23:30:43

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

編集にはIDが必要です

メンバー募集!