コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
2150%80%130%85%4
(20〜80%)
サバンナ地方 4F

表の説明

サバンナの水辺に住まい、水底を歩いて活動する水棲の超重量級陸上動物、クジラ偶蹄目カバ科カバ属の哺乳類動物『カバ』のフレンズ。
パッと見だとわかりにくいが、髪型から上半身にかけての概形が実際のカバの大顎や顔の形などを模ったようなデザインになっている。
NEXONアプリ版「けものフレンズ」では本種に抱かれがちな温和なイメージそのままのおっとり感と、本来の縄張り意識の凄まじさと凶暴さのギャップを両方反映したようなフレンズ。
見た目で優しいと思われがちなことについてはどちらかというと好意的に受け取っており、普段こそはその通りにお姉さん口調で立ち回っているが時折台詞の中に裏の獰猛さも見え隠れする。
そしてカバらしく自身の縄張りであるお気に入りの水場をセルリアンに侵入された際には赤黒いオーラを立ち昇らせるほどの激高を露わにする。その様子は傍から見ていただけのサーバルも泣き出すほど。
アニメ「けものフレンズ」ではかばんがサーバルの次に会話を交えたフレンズ。同じくサバンナ生息動物のフレンズであるサーバルとは知り合い。
サーバルに助けられてばかりのかばんに対し、「ジャパリパークの掟は、自分の力で生きること」と厳しめに諭すが、先を行く2人の姿が見えなくなるまで重ねてアドバイスを送り続けたり、
その後もセルリアンとの戦闘時までこっそり駆けつけて攻撃から救ってくれるなど、本質は世話焼きで心配性なお姉さんフレンズであることを視聴者には隠しきれていない様子。

かばんの次に仲間になる、攻撃技持ちフレンズのトップバッターであり、コスト2組のトップバッターでもある
コスト2という呼び出しやすい設定値ながら全フレンズ中2位のHP、及びノックダウン耐性を持つ。
皮膚が弱い性質を反映してか防御力こそ最下位であるが、それも潤沢なHPが補って有り余るほどであり打たれ強さはコスト3〜4のフレンズを含めても高水準に位置する。
性能としては自分から攻撃する分にはこれといった特徴はない平凡な近距離アタッカーでしかないが、近距離戦に持ち込むと固有技「大口勝負」で圧殺する殴り合いの鬼神へと変貌。
この「大口勝負」は他のどのフレンズもが所持していない「特殊なカウンター攻撃判定」であり、ヒットさせた対象を必ずノックバックさせると同時に破格の衝撃力値を与え、
後述するがその性質上、遠距離攻撃を一切持たないセルリアンはカバにダメージを与えることさえ困難。このタイプのセルリアンが多い序盤においてはとんでもなく強いフレンズになる。
「大口勝負」に対応できないセルリアンはカバを相手にすると攻撃が届かないまま衝撃力をみるみる蓄積され、ノックダウンや石の露出が早まる設計。そこにサーバルが割り込めばセルリアンはもう虫の息。
ボス戦においてはフレンズの攻撃による衝撃力値に重い軽減補正がかかってしまうためにこの個性は薄れるが、そちらにはパッシブスキル「重量級」で大いに貢献できる設計。
総じて「衝撃力」に関する強みで戦う、このけもフレCMCというゲームにおいて強い攻撃とは与ダメージの大小だけで判断されるものではないと教えてくれるフレンズである。

一方、スタミナの低さや「大口勝負」でのスタミナ消費の速さから露呈するスタミナ切れの頻発はそれなりの課題。スタミナ上限が大幅強化される終盤ならばある程度は改善されるが、
序盤においてはカバ自身が押し負けることは殆ど無いものの、戦闘が少しでも連続すれば休憩時間で多くを占められ、カバ不在の状態で戦わされる不利な場面が目立つようになってくる。
また、遠距離攻撃を主力とするセルリアンに対しては「大口勝負」も発動できなければ攻撃を当てるのも一苦労で非常に相性が悪く、コスト1にも劣る働きになってしまう。
後に仲間に加わるフレンズにも言えることだが、コスト2に設定されているフレンズ…「コスト2組」は誰も彼もが一筋縄ではいかぬ尖りきった性能をしており、扱いが難しい個性派だらけである。
カバ自身もその例外ではなく、序盤こそ得意なセルリアンの方が多いために一見高汎用性なフレンズのように錯覚してしまうが、
セルリアンの種類も多種多様になってくる中盤以降においては呼ぶべき場面、下げるべき場面をしっかり見極めての運用が求められるフレンズの1人であることは早めに気付いておきたい。


スキル

重量級
サーバルやカバ含む同行中のフレンズ全員の攻撃技(アクション)の衝撃力の値を1.08倍にするパッシブスキル。
カバが同行中の時はセルリアンを少し仰け反らせやすくなり、このスキルの有無で一発で仰け反らせられるか否かが別れる状況も多い。そしてカバ自身も後述の「大口勝負」でこの恩恵をフル活用している。
そして、先述したがボス戦においてはサーバル以外のフレンズは攻撃をヒットさせても衝撃力蓄積値が小さいために基本的に石露出を早められるかどうかはサーバル自身の攻撃にかかっており、
このスキルはサーバルの衝撃力も強化してくれる。サーバルがボスセルリアンに与える衝撃力8%分とは、最終的に他のフレンズ3人分以上の攻撃のそれに相当する値になる。
このため、ボス戦でもカバの採用理由である「衝撃力」面での強みは損なわれることはない。

元の動物としてのカバの平均体重は1400kgほど、個体によっては3000kg以上を記録する。
陸上動物の中ではゾウ、サイに続く3番目に重たい陸上動物であり、けもフレCMCで共に冒険するフレンズの中ではアミメキリンを大きく突き放す1位。
けもフレCMCにおける各フレンズのHP(衝撃耐性)は一部の例外を除いては元動物の平均重量を加味して大小を設定しているとのことで、
故に、このけもフレCMCで呼び出せるフレンズの中で最重量動物であるカバはコスト2としてはHPが非常に高く設定されている。

パンチ
パンチ通常カウンター
威力100%120%
衝撃力90135
消費スタミナ1515
正面パンチと振り下ろしパンチを交互に行う単発打撃攻撃。
カバ自身の攻撃力は高めであるが、攻撃間隔があまり早くないためにDPS(秒間与ダメージ性能)はコスト2フレンズの平均値よりやや低い。
リーチは近距離攻撃の例にもれず短めな上、移動停止から攻撃判定を出すまでがそこそこ長いために対象が動いていると外れやすく、命中性能はお世辞にも優れているとは言えない。
一方で衝撃力は与ダメージに対して大きく設定されており、カバ自身のパッシブスキル「重量級」も合わさり、当たりさえすればそこそこのノックバック誘発性能を持つ。
また、命中性能の悪さも後述の「大口勝負」がこの攻撃中も発動するという後ろ盾を持っているために近距離戦においては短所になりにくい。

後述の「大口勝負」発動直後に繰り出した場合はこの時の最初の1撃のみ「カウンターパンチ」判定になり、
威力及び衝撃力が強化、かつ攻撃が終わるまで「スーパーアーマー状態」が付与され、威力と命中精度が共に一時的に強くなる。
「大口勝負」で動きが止まったセルリアンに対して間を入れずこの追加のカウンター判定を叩きこむ形になりやすく、
石が無いセルリアンの多くはこの連携で強引にノックダウンまで持っていくことができる。

振り下ろしの方のモーションはアニメ「けものフレンズ」1話で大型セルリアンの触手を受け止めた後に繰り出した打撃に似ている。
また、ブシロード開発の関連アプリ「けものフレンズぱびりおん」ではゲーム内のあそびどうぐ「サンドバッグ」を設置していると、
カバがこのあそびどうぐの対応フレンズとしてやってくることがあり、更にカバは「珍しい行動」として「パンチ」を持っており、
サンドバックに対して振り下ろすようなフォームのパンチを当てて遊ぶ様子をアニメーションで観察することができた。

大口勝負

威力100%
衝撃力360(※)
消費スタミナ16
攻撃中を含む、カバが飛び道具ではない攻撃判定に触れると「回避」のように自動発動するカウンター攻撃。
発生条件は攻撃を向けたセルリアンの食らい判定が近くにあり、かつ飛び道具判定でないこと。
一般的な打撃攻撃、突進攻撃に対してはほぼ確実に発動する一方、Anotogaster sieboldiiの「腹部伸ばし」のような長リーチかつ攻撃に用いる部位にやられ判定が無い攻撃に対しては発動しない。
(Ceratium triposの「ツノ攻撃」やEuglenaの「鞭毛伸ばし」のような長リーチではあるが先端まで食らい判定が存在する攻撃に対しては距離が大きく離れていても発動する)
発動すると予備動作なく瞬時にボスセルリアン以外が受けると必ずノックバックする特殊なカウンター攻撃判定を前方に発生させる。
また、ヒットした際に与える衝撃力自体もサーバルのコンボアタック9ヒット分に相当するほど高いため、弱いセルリアンであればノックバックを通り越してノックダウンすることもある。
この攻撃判定が先にヒットしてセルリアンがノックバックまたはノックダウンした場合、モーション上書きと共に攻撃判定が消えることになるためノーダメージ返り討ちが成立する。
序盤のマップに登場するセルリアンの攻撃はリーチの短い打撃攻撃が多く、衝撃耐性があまり高くない個体で多く占められるため、序盤の環境下でのカバはボス以外のセルリアンに対して恐ろしく強い。

セルリアンの中には「スーパーアーマー状態(ノックバックしない状態)」になる攻撃技を持っている場合があり、その場合はこのカウンター攻撃判定がヒットしてもノックバックさせることができず、
或いは互いの攻撃判定がほぼ同時にヒットして相討ちとなった場合はセルリアンからの攻撃を無効化できずにカバはそのまま目の前のセルリアンの攻撃に被弾してしまうことになるが、
カウンター攻撃モーション中はカバ自身もまた「スーパーアーマー状態」であり、かつカバのノックダウン耐性が高いために殆どの攻撃に対してノックバックすることもなく、
そしてこのカウンター攻撃は全体モーションが短いために直ぐに先述の「パンチ(カウンター判定)」をそのセルリアンにぶつけることができ、通常に被弾よりも有利な状態で攻撃を再開できる。
大口勝負とカウンター判定パンチを両方受けたセルリアンは高い衝撃力値を2回連続で貰うことになり、次の攻撃でノックダウンしやすい状態。ここにサーバルが加わればそのまま圧殺が容易。
また、回避力がある状態でこのカウンター攻撃を発動、かつ攻撃を向けられて回避が発動した場合は、回避モーションに移行せずこの攻撃動作のまま0.6秒の無敵状態を付与する。
この場合、「大口勝負」の全体モーションが短いために無敵状態を持続させたまま「パンチ」を繰り出すことができるため、通常の回避よりもリターンが大きくなる。

このカウンター攻撃は発動後にクールタイム期間が設けられており、一度使った後は1.5秒以上経過するか被弾するかを経てでなければ再使用できない。
(全く被弾せずに再びカウンター攻撃を発動させるとその度にクールタイム期間のは長くなっていき、被弾すると元に戻る)
しかし、この被弾とは「スーパーアーマー状態」発動中に受けた攻撃も含まれる。つまりセルリアンも攻撃を通してきた場合はクールタイム期間が無くなって再使用可能。
「大口勝負」が発動する間合いでの殴り合いが続く限りはセルリアンが倒れるまで延々と高衝撃力の一撃を追加され、終盤の衝撃耐性が高いセルリアンであってもカバは優位をキープできる。

但し、カウンター攻撃の発動には「パンチ」とは別にスタミナを追加で消費する上、カバのスタミナ上限値は全フレンズ最下位であるため使い過ぎるとスタミナがすぐに空になりやすく、
1対1での短期決着ならともかく複数のセルリアンを続けて相手にすると他のフレンズより目立って戦線離脱の回数が増えてしまう。
また、攻撃を避けているわけではないため殴り合いが長引けばカバのHPはそれなりのペースで減り続けていく点にも注意。
足止め性能や衝撃力蓄積こそ光るものがあるが、カバ自身の与ダメージ性能は大して高くないため、セルリアンと殴り合っている様子を確認したらなるべく早めに加勢するのが望ましい。

攻撃を受けると自動発動する仕様のため唯一の、「[指示]攻撃」以外の状態でも使用できる攻撃技だったりする。

アニメ「けものフレンズ」1話にて大型セルリアンがかばんを発見して触手攻撃を仕掛けようとしたとき、
実はサーバル一行の後を付けていたカバが先にかばんを吹っ飛ばしてから割って入り、両腕を縦に構えて触手攻撃を真正面から受け止めた。
受け止めると「私に『大口勝負』を挑むなんて、いい度胸してますわね!」という台詞を放ち、すかさず振り下ろしのパンチで無力化させた。
…説明の通り、本来はかばんに向けられたはずの攻撃に対してカバが突然乱入してきた状況だったため、「※挑んでません」とよくツッコミを入れられる。

タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

編集にはIDが必要です

メンバー募集!