このページは、けもフレCMCのゲーム内容の核心部分に触れる情報を扱っている神聖な場所なのですよ。有り体に言えば 「ネタバレ情報を特に多く含むページ」なのです。
「初めて」のけもフレCMCを遊べる機会は一回きりなのです。その美味しい一回きりの「初めて」を味わってこその人生なのです。よく考えることです。

今これを読んでいるヒトが「地球内部・外核」攻略前なら、入ってはいけないのです。
…とまでは言いませんが、ここを読むよりも先にプレイを済ませておくことを、われわれから勧めておいてやるのです。
それを終えてから、下へ下へスクロールして本文を見るのです。われわれは皆が「初めて」を美味しく食べ終わるのを待っているのですよ。

































































































マグマの海を超え、マントルを貫き、金属すら流体となる外殻すら踏破し、どんな黒いセルリアンも力で打ち倒し、知恵で凌いできた。
遂には地球の最深部、「内核」に到達したサーバルたち。一面がセルリアンの目で覆いつくされた異様な空間。まるでフィールド全体がセルリアンかのよう。
…その最深部で人知れず跋扈していたのは、これまでのどの黒いセルリアンの集団よりも事の重大さを物語る異形の集団であった。

Australopithecus afarensis

レベルHP攻撃力防御力衝撃耐性EXP固有ドロップランダムドロップ適正レベル出現マップ
01000016716711003300304000ドロップ無し72-
レベル12000033333320000サラブレッドの薬
財宝の石板
ジャパリコイン(特大)
深紅の結晶
(25%でいずれかを1つ抽選)
クラスX(25%)90地球内部・内核
レベル2
レベル3
レベル4
レベル4+27000400400100

表の説明

およそ700万年前に発生した「猿人」と呼ばれる初期の人類のうち約400〜200万年前に生存していたとされる、今の人類の祖先と言える存在、
哺乳綱霊長目ヒト科アウストラロピテクス属の脊索動物『アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)』を模倣したセルリアン。けもフレCMCオリジナル。
本種の復元図は現在の類人猿とそう変わらない外見とサイズであるが、この種が類人猿や以前までの段階の猿人と一線を画す特徴は「この時点で直立二足歩行を行っていた」こと。
同種の仲間と群れを作り、木の実などの採集を中心に小型動物の狩猟、大型動物のスカベンジング(屍肉あさり)などを行ってその命を、次世代の人類へのバトンを繋いだ。

我々ヒトやその他の猿と通称される動物が配置されている生物学上の呼称「霊長類(霊長目)」とは全ての動物の中でも特に優れた者、今地球上でもっとも繁栄している万物の霊長、
生物の進化の最終形態であると位置づけるために名付けられたもの。この種はそれに非常に近しい存在だろう。セルリアンもそう認識し、目指した模倣の終着点。
その過程の脊索動物脊椎動物四肢動物哺乳類動物…セルリアンは着々と駒を進め続け、
セルリアンの野望の最大目的、「万物の霊長に取って代わる」。現に、ヒトの祖先すらもセルリアン化の対象とした。本種を経ていよいよセルリアンの大願に王手がかかろうとしている。
それでもなお、セルリアンにとってはまだ不完全な模倣であり、最もヒトに近いが、ヒトそのものではない。まだ、性質をコピーし続ける目的が成就したわけではない。
この先にも更に一段階、セルリアンが新しく生み出され、地上へ進出してしまったなら、それはフレンズどころかこの星の全生命体最大の敵になるだろう。
他の生命体を大きく突き放し、喰らえる対象も増やし、多く強くなっていく、その征く道は、まさしく地球上で栄華を極めている生物のそれに成り代わる勢いである。

このセルリアンの固有ドロップ抽選は「サラブレッドの薬」「財宝の石板」「ジャパリコイン(特大)」「深紅の結晶」の4つを、
それぞれ均等の確率(25%の1/4)でどれか1つをドロップするというランダムドロップに近い性質を持っている。
(いずれも抽選されなかった場合は次にランダムドロップの抽選が行われ、そちらのアイテムが出ることもある)
「サラブレッドの薬」は主にボス戦で真価を発揮するため、拾ったらボス戦までもっていくのが吉。
「財宝の石板」は最強の金策アイテムであり貴重品その1。しかしこのセルリアンと遭う頃にはもちものスペースを圧迫するだけの代物になりがち。
「ジャパリコイン(特大)」はその時点の金策アイテムであり貴重品その2。こちらももちものスペースを圧迫するだけだが「メガトンコイン」の入手にはこれが必要になる。
「深紅の結晶」は名前からわかる通り「赤の結晶」以上の危険物かつ、「地球内部」では明らかに使う必要がないどころかゲームオーバー要因にしかならないハズレを通り越して地雷。
その場で有用なものは「サラブレッドの薬」だけである。アイテムが一通りそろっていたらサラブレッドの薬だけ回収してゴールに駆け込もう。まずはゲームクリア優先。

特性

中ボスセルリアン
このセルリアンは中ボスセルリアンに設定されており、「案内の石板」上での表示サイズおよび撃破した時のSEが他のセルリアンと異なる専用のものになっている。
また、中ボスセルリアンの共通特性としてサーバル以外のフレンズから受ける攻撃の衝撃力倍率を0.5倍にする耐性を持つため多人数で挑んでも仰け反りにくい。
…という仕様を有しておきながら、他の中ボスセルリアンとは異なり初期配置数が一切定められておらず、
他の多くのセルリアン同様に開始時点で多く配置され、時間経過で追加発生もし、「セルリアンのわな」や「黒の結晶」によっても増える。
その代わりか、扱いこそ中ボスであるが実際の単体での強さは「Debris」のようにハイセルリアン相当くらいのものに落ち着いている。…レベル4個体を除いた場合は。
とはいえ、ハイセルリアンクラスのセルリアンがフロアの100%を埋め尽くすなどという事態はここまでの29Fに及ぶフロアでも類を見ない異常事態である。

一応、中ボスセルリアンらしい制約として「地球内部」では難易度EN以上での「レベルが本来より1高い個体」には選出されないようにはなっている。


最初は石が隠れており、攻撃が届かない。そして尚且つ、この手のセルリアンでは唯一、弱点部位も有していない。
石を出すには衝撃力の蓄積か一定以上のダメージが必要であり、地道に直接攻撃を重ねてノックダウンまで持っていくか、
HPを残り3/4まで減らした場合に石を露出する。このセルリアンはHPと防御力が高いため、難易度によってはHP条件よりも衝撃力条件の方が先になりやすい。
まずはダメージも通らないことを承知で直に殴り続けるしかなく、その間にこのセルリアンは驚異のスタミナで一切の隙を見せずに攻撃を繰り出し続ける。



石が露出する位置は左腕、左脚、右腕、右脚、胸部、腹部、そして後頭部の7パターンがあり、
ヒット時のダメージ倍率はレベルに関わらず3倍、衝撃力倍率も3倍。
左脚、右脚、胸部、腹部については正面寄りかつコンボアタックで届く高度であり他のフレンズにとっても狙いやすい位置。
左腕、右腕、後頭部については側面寄りかつジャンプ攻撃(ボルトアタック)でなければ届かない高度で空中から狙う必要がある位置。
石への攻撃ヒットであればプラズマクローを装備した状態のサーバルのコンボアタック4ヒット分以上、パイルアタックやボルトアタックならちょうど1発でノックバックを起こすことができ、
以降はしっかり石を狙い続ければ攻撃を封じ続けることが可能であり一気に形勢逆転できる。

但し、この石が出ている状態はこのセルリアンにとっても一種の強化モードに相当するものにもなっており、ダメージが通りやすくなる一方で様々な面でより厄介な性質を身に着ける。

人体の急所として代表的な部位の一例が「頸椎(後頭部)」「肩口(両腕)」「心臓(胸部)」「内蔵(腹部)」「大腿(両脚)」であり、このセルリアンの石の位置はそれに対応している。
「頸椎」は脳と連なっており、損傷すると全身に麻痺を起こす。
「肩口」は腕の付け根であり、強い衝撃を受けると腕を動かせなくなる。
「心臓」は言わずもがなでそれを守るように肋骨が張り巡らされているがこれが砕かれたり隙間を突かれて直接の傷となれば最悪即死である。
「内蔵」は腹部に集中しており、1つでも衝撃を受ければ激痛に内出血、呼吸困難等に一気に襲われる。
「大腿」には大腿動脈という全身の中で2番目に太い血管が通っており、ここに外傷を受ければ大量出血からの失血死に繋がる。

武器を握る


上のステータス表を見るとわかるが、このセルリアンはレベル0を除いてはレベルの違いによってステータスの一切が変化しない。
それも、Debrisのそれと比べてもこちらは衝撃耐性や攻撃間隔、そして撃破時のEXPも全く変化しないという徹底ぶり。
各レベルでの違いはこのセルリアンの手に握られている『武器』の種類。セルリアンの中で唯一、身体の一部ではない武器を駆使しての戦闘スタイルを取る。
レベル1は何かの骨の棍棒、レベル2は磨製石器の石斧、レベル3は金属器の大剣、レベル4は射撃武器を握る。
武器によって間合い取りも変化し、レベル1〜3の場合はひたすら接近、レベル4のみはOrnithocercus magnificus等と同様の「中距離維持」の間合い取りになる。
また、レベルとは無関係に武器を握っている手が右手か左手かの2パターンがあり、これがレベル4個体を除いてはその1体1体への攻略法に大きく関わる。



通常発生しないレベル0の個体については腕に武器にあたるものを持っていない、丸腰や素手ともいうべき状態になっている。
この状態での間合い取りは無制限遠方…つまり、ひたすらフレンズ達から全力疾走で逃げ続けるというなんとも言えぬ無様なお姿に。
サーバルに追いかけられたかばんよろしく人類全体の性質としては正しいが、取り入れた結果めちゃくちゃに弱くなっている。
そこまでわざわざコピーするという行為は、暗にセルリアンたちに対抗するヒト、並びにそれに友好的かつよく似た姿を取っているフレンズ達への挑発とも言えるのかもしれない。
どこここ!?な、なんでぇ〜!?…た、食べないでくださーい!

本種を含む「アウストラロピテクス」のグループの猿人の化石からは日常的に枝以外の何かを前足で握っていた痕跡、そして近辺に石器らしきものが出土されたなどの証拠から、
現人類を含む猿人の最大の特徴の一つである、石器を持ち歩く習性、つまり攻撃手段に爪や牙でもない「武器を握る」を確立させた最初の世代であると推測される。
武器の種類は最初期は自然のままの石や動物の骨から始まり、時代が進んで猿人から現人類になった頃には強度や形状を整えて機能が増した石斧などの磨製石器を作り出し、
更に先の時代にはより強度があり形状も自在に作り変えられる青銅や鉄を用いた金属器、そして現代では他の動物に対して圧倒的優位性を誇る要因の1つを担う射撃武器にまで行き着く。

攻撃熾烈化
このセルリアンは石が出ている状態になると、攻撃と攻撃との間でのインターバルが短く、そして攻撃モーションが速くなる。
モーションが速くなるということは攻撃の発生も早くなり、そしてインターバルについてはほぼ無くなったに等しい変化具合であるため手数が著しく強化。
全セルリアンでも屈指の発生、攻撃間隔を常時振り回し続けるという危険極まりない状態であるが、こちら側が石を攻撃して仰け反りを誘発させ続ければ封じるのは容易い。
問題となるのは周囲に別のセルリアンが居るために石への攻撃を継続できずにこの攻撃頻度の強敵を野放しにしなければならない状況。これにより多人数戦下では特に強くなるセルリアンとなっている。
更に、石を攻撃し続ける分にはあまり関係ないが、この状態に入ってからは石以外の部位への衝撃力倍率が2/3に軽減され、石を攻撃できない位置からの攻撃にはノックバックしにくくなる。

また、ヤセイカイホウ状態になると石の有無とは別に攻撃モーションが更に速くなる性質も持っており、
ヤセイカイホウ状態かつ石が出ている状態のこのセルリアンの攻撃間隔というものはそれはそれは想像を絶するものになる。

攻撃

打撃武器
打撃武器棍棒石斧大剣
解禁レベルレベル1レベル2レベル3
威力100%
衝撃力中+
手に持つ武器を力任せに一振りする打撃攻撃。レベル1〜3の個体が使用し、振り下ろしが開始されるまでの間、ホーミング移動のようにフレンズを追尾する。
縦に振り下ろすことから攻撃判定は横方向には薄いが縦には小ジャンプの高度では飛び越えられない程度の高さを持つ。
持っている武器はレベル1が大きな骨の棍棒、レベル2が石でできた斧、レベル3が鉄製の大剣となっており、それぞれでヒット時のフレンズに与える衝撃力が異なっている。
レベル1の棍棒以外には地形破壊属性が付いている。それ以外の際はモーションの種類も発生の速さも同一でありレベルの差で性能があまり変化しない攻撃となっている。
発生はWing boltの「飛びかかり」並に早いもののモーションは単調かつ開始と同時に鳴き声をあげるため察知は難しくなく、
同レベルの個体はこれ以外の攻撃手段を持っていないために別の回避方法を考える必要が無く、しっかり見ていればタイミングよくドッジステップやクイックエスケープを合わせられる。
武器の持ち方が左手か右手かによって攻撃判定も右寄りか左寄りかに変化し、左手(右寄り)の場合は左側に、右手(左寄り)の場合は右側に動くとより回避が成功しやすい。
向きさえ合えば、たとえ歩きのスピードであっても避け続けることができ、目の前にこのセルリアンが1体しかいないのであれば横回りしつつコンボアタックを連打するだけで一方的に攻撃可能。

…勿論、それだけで終わるような普通の打撃攻撃ではなく、攻撃後は一定回数だけインターバル期間無しでもう一度この攻撃を繰り出すことができることから異常な回転率を誇る。
具体的には通常時は3回連続、攻撃熾烈化状態では4回連続まで、この攻撃を使用した後にインターバル期間が発生せず、連続攻撃のように繰り出すことができる。
その回数分まで達した場合は一時的に攻撃を止めるインターバル期間が発生し、その間は移動のみを行う…といっても、その期間も1秒くらいしかない。
故に、この攻撃及びこのセルリアンの真骨頂は他のセルリアンからは考えられない回転率と追尾性能で絶え間なくダメージを稼ぎに来る性質にある。
このセルリアン自身の攻撃力も300と非常に高い値であるため一撃でも貰えば大ダメージ、そんな攻撃判定が毎秒ペースでフレンズを追いかけ続ける。
間違っても被弾前提での殴り合いなどは絶対に仕掛けてはならない。また、石が出ていない状態でボルトアタックなどの硬直が大きい攻撃を考え無しに繰り出すのも非常に危険。
他のセルリアン以上に回避を放棄した際のこちら側のHPの減りは凄まじいものとなり、一瞬でゲームオーバー行き待ったなし。
サーバル以外のフレンズ達はそんなことを知らないため、このセルリアンの標的にされた時には恐ろしいペースでHPを持っていかれることになる。
また、このセルリアンが2体以上現れて同時にこの攻撃を繰り出し続ける状況になってしまった場合は左右混じっての判定を交互に繰り出す形になり、普通の方法では割り込むことすら不可能になる。
その状況を強引に突破するにはタイミングよくクイックエスケープでジャストドッジを決め、発生した無敵状態任せに即ボルトアタックを当てることを繰り返すか、
他のフレンズにダメージが入ってしまうことを承知で標的を分断し、1体ずつ倒していくかしか手が取れなくなる。
射撃武器
解禁レベルレベル4
威力100%
衝撃力
手に持つ武器を静かに構え、そこから高速の弾丸を発射される飛び道具攻撃。レベル4の個体が使用し、こちらはフレンズを追尾しない代わりに距離が近い時は攻撃と同時に後退移動をする。
重力の影響を受けない長射程、遠方からでも1秒もかからずに到達する弾速、上下左右に対応した方向転換、発射寸前まで向きを修正できるエイム性能を兼ね備え、
その飛び道具自体の性能はChaetoceros affinisの「巨大針攻撃」とほぼ同等のもので、衝撃力とサイズが落ちていること以外は据え置きな高水準の飛び道具攻撃である。
「打撃武器」と比べるとリーチどころではない攻撃範囲は雲泥の差、エイム性能のおかげで至近距離で横回りし続けてのやり過ごしも成立しない。飛び道具なのに、打撃攻撃よりも接近戦に強い。
移動のみでやり過ごすには中距離以上からでなければならず、近距離では絶対に振り切れないために攻撃に合わせてドッジステップかクイックエスケープを使わなければならない。
…そして、このセルリアンが使うこの「射撃武器」という攻撃技の性能はこれだけでは終わらない。
寧ろ、以下に書き記す付属の性質こそが真打でありこの攻撃を全セルリアンのレベル4技の中でも最強最悪に位置する所以が詰まっている。

この攻撃は、レベル1〜3の個体が用いている「打撃武器」と全く同じペースで繰り出される。しかも、飛び道具攻撃であるために遠方からでも連発可能。
このセルリアンがフレンズを見つけるとそれだけでこの攻撃の使用条件を満たし、距離関係なく、毎秒ペースで上記の性能の飛び道具を1体で発射し続ける。
すると、Chaetoceros affinisが3体並んで「巨大針攻撃」を繰り出すのと同等の1人弾幕状態ができあがる。1体いるだけで標的は距離関係なく連続大ダメージの危機。
しかもこれほどの密度で繰り出しても衝撃力「小」であるがためにどれだけ連続で被弾してもノックダウンという長期間の無敵状態に入ることを許されないという効果から実際の被ダメージはそれ以上に加速する。
更に言えばChaetoceros affinisたちは別の性能が低い攻撃も混ぜて使用してくるが、このセルリアンはこの高性能な「射撃武器」しか使わないために穴が無く、ますますタチが悪い。
次に、この攻撃はフレンズとの距離が近い場合に後退移動を伴う。この性質自体は多くのセルリアンの飛び道具または高リーチ攻撃でも見られるものであるが、
このセルリアンは毎秒ペースで放つ攻撃と共にその後退移動を発動する。すると、まるでドッジステップを連発しているかの如く、攻撃と同時にひたすらこちら側から離れ続ける。
フレンズが近付いても近付いても有効な間合いから突き放し、その外から一方的に高性能な飛び道具をお見舞いする、Periplaneta fuliginosaも真っ青なヒット&アウェー戦法が自動的に成立してしまう。
サーバルでさえもジャストドッジやクイックエスケープをフル活用してのシビアな立ち回りでなければ攻撃と回避の両立は不可能、しかもこのセルリアンは一度や二度の攻撃では仰け反りもしない。
他のフレンズに至っては近距離アタッカーは触れることさえできない嵌め戦法を展開され、遠距離アタッカーは自分の何倍ものペースで飛んでくる先制攻撃に出鼻をくじかれ続けてなす術無し。
最後に、この攻撃の飛び道具には「巨大針攻撃」には無い特徴として1回分のみだが地形破壊属性が付いており、壁に着弾すると1ブロック分だけ破壊する。
壁を破壊した先にまた壁がある場合はそこで突き刺さり攻撃判定と同時に地形破壊属性を消失するため、Birdlienの「グライダー攻撃」のような1度で広範囲同時破壊とはならないが、
そもそもこの攻撃は毎秒ペースで繰り出されるため、野放しに乱射させていればその手数任せにどんどん破壊の範囲が広く深くなっていき、やがては別の部屋と部屋を繋げてしまう。
また、一度壁を破壊した瞬間はまだ弾速及び攻撃判定を保っているため、狭い通路区間などの壁が1ブロック分しか仕切っていない場合はそのまま通過し、壁越しに貫通ヒットする恐れもある。
戦闘が長引けば壊れた壁の向こう側から仲間がどんどんやってきてしまう。そして、以上は、このセルリアンが1体しかいない状況のことしか書いていない。
このセルリアンは中ボスセルリアンであるが普通のセルリアンのように同時発生し続けるため、地形破壊の影響でもう一体が別にやってきやすい。或いは既に2体以上の状況で鉢合わせることもよくある。
その時は、無被弾制圧とかアイテム不使用とかのケチな考えは一切捨てて何を犠牲にしてでも速やかに残り1体に減らすことを優先しなければ、ゲームにならない。

これ以外に攻撃技を持たないためにこれしか使えないが、これしか使わないから、この「射撃武器」は最強最悪の攻撃技であり、
その性能はもはやレベル3までの個体と同じ種類のセルリアンとは思えない領域に達している。実際、レベル3までの攻略法はレベル4相手にはすべて無に還される。
このセルリアンはレベルによってステータスが一切強化されないが、それを踏まえてもなお、レベル3→レベル4での強化幅が特別大きいセルリアンの一角と言えよう。

人類が持つ狩猟能力について、他の動物に対して特に優位性を形成しているのは「飛び道具」を用いて対象を攻撃することができたこと。
哺乳類動物のいくつかは前脚の可動域の広さから体外の物質である石や倒木を掴んで投げる「投擲」が一応可能であるが、
人類の祖先はこの「投擲」が狩猟において有効であることを見出して積極的に活用、発展させていくことによって次第に強い動物になっていった。
最初期は自然のままの石などを、次は威力を出すため鋭利に加工した石器を、その次にはより投擲に適した投げ槍や投げ矢などの道具を作って飛び道具にし、
更に次には自身の体での投擲よりも正確かつ威力を高めて飛び道具を飛ばすことができる弓矢や投石器などの「投擲するための道具」までを作り上げる。
爪や牙といった従来の多くの動物の主力武器が役に立たない間合いから一方的に、しかもその爪や牙よりも高い威力で攻撃できるのだから、
この時点でもはや人類にとっての天敵と呼べる力関係の動物は存在しないほどの勢力になっていたが、人類は更にその上を目指し続けた。
そして、出来上がったのが銃などの「射撃武器」である。「射撃武器」の起源や成り立ちの話はここで続けるとあまりに長くなってしまうため割愛するが、
この最強の飛び道具である「射撃武器」を所持したヒトの狩猟上の優位性というものは、まずはヒト同士でどれだけの個体差があっても所持の有無だけで勝敗がほぼ絶対に覆らず、
ライオンやヒグマなどの元の生息地では決して非捕食側には回らない強靭な獣たちにも手も届かない位置から一撃で致命傷を負わせる。
この「射撃武器」の中でも強力なものはそんな威力の一撃を1秒に10発連続だか1度で100発が飛ぶだか数km先まで届くだか…動物たちから見るとインフレし過ぎである。
使えばほぼ無傷で任意の動物を一瞬で絶命させ、あらゆる生物を力関係で蚊帳の外へ追いやるこの代物は敵無し故にやがてはその標的を見失い、
現代ではヒト同士での抗争のためのものへとステージを移し、多くのヒトの命のやり取りの片棒を担ぎ続けるものとなった。
石や石器を投げていた頃から今の「射撃武器」に至るまでに要した期間は10万年程度。生物史においてはほんの最近の出来事であり、ヒトの適応速度の恐ろしさを物語っている。
…このセルリアンがレベル4になり、武器を「射撃武器」に持ち替えた途端とんでもなく強くなる理由は、
この人類が最強の捕食者となるための歴史変遷の急激なスピードさえもコピーし反映したが故かもしれない。




ちなみにこのセルリアンが所持している射撃武器は「AKM」という実在する自動小銃をモデルにしている。
ギネスブックには「世界で最も多く使われた軍用銃」として「AK-47」という自動小銃が登録されており、
言い換えれば「AK-47」とは戦争で最も多くのヒトの命を奪った軍用銃というある分野での邪悪の象徴であるが、その後継モデルが「AKM」である。
…つぐつぐセルリアンというものは、ヒトの恐怖心を反映させることに特化し過ぎているというべきか。

素手
解禁レベル0
威力100%
衝撃力
武器を持たない腕で殴りつける打撃攻撃。レベル0の個体がフレンズに追いつかれた時のみに反撃手段として使用する。
レベル0自体が自然発生しない中でそれ専用攻撃を有しているという全セルリアンで唯一の特色になっている、そんな隠し要素のような攻撃。
とあるボスセルリアンと戦う時には周囲のセルリアンのレベル下げを戦略に用いるため、その場限りでは通常プレイ上もお目にかかれるかもしれない。

外見からは分からないがこちらも右腕で攻撃する個体と左腕で攻撃する個体の2パターンが存在する。
性能は「打撃武器」と同じく早い発生と連続で繰り出せる回転率という高性能な部分も持っているが、壊滅的にリーチが、というか攻撃判定が小さい。
腕の先端にしか攻撃判定がないようで、横方向どころか前後に少し歩くだけでも攻撃がはずれるくらいに狭い。
(特に右腕の場合はこちらから密着し続けると腕がすり抜けるように攻撃が外れる)
その場で立ち止まってあげるくらいのことをしなければまず当たらない攻撃であり、その手数だけは立派な抵抗もむなしくフレンズ側は攻撃し放題である。
とはいえ、このセルリアンはレベル0であってもそれなりの攻撃力を持っているため当たった時はそれなりに痛いし本当に動かずにいると連続ヒットを貰うこともある。舐めすぎは厳禁。

武器を一切握っていない頃の猿人は体重の大きさに反して多くの陸上動物への被捕食者側であるほどに脆くて弱い立場にあり、
その子孫である現人類「ヒト」の成体の平均的個体の体重60kgと動物全体では大型動物であるにもかかわらず、体重10〜20kgと明らかに小型な相手である飼い犬(イエイヌ)ですら、
互いが素手で殺し合った場合は殆どの場合ヒト側が命を落とすと思って間違いなく、実際に飼い犬がヒトの命を誤って奪ってしまう件数は世界的に多く、
そのせいでイエイヌという動物には4番目に多くヒトを殺している動物という不名誉な記録が与えられてしまっている。
…そんな人類であるが進化の過程で武器を手にし、狩りの中でのチームワークも身に付けることで手始めには自分の体重以上の大型の陸上動物を狩れるようになり、
終いには陸上最大のゾウに地球上最大のクジラ…生きとし生けるもの全てを捕食し食物連鎖の頂点に君臨できる生物となったのである。

平均的個体ではない人類の話をすると、プロボクサーなどの常識の範囲外の訓練を積んだ個体であれば動物として体重相応かそれ以上の身体能力を、
それこそ他の平均的個体のヒトに対する捕食者も同然で何人かかりでも全員同時に一方的にのしてしまうレベルの優位性を身に宿すこともできるが、
その域に達したヒトでもなお、相手がたとえ素人でもナイフを持っているだけで一転して圧倒的不利、命の保証は無くなるというほどに武器の有無による差はそれ以上に大きい。

シャウト
解禁レベル0
威力-
衝撃力-
厳密には攻撃ではないがここで取り扱う。一旦攻撃を止め、その場で大声で叫ぶ特殊行動。レベル0を含むすべての個体が使用できる。
このセルリアンが石を露出した状態で10秒以上経過、なおかつ周囲50m以内に別のセルリアンが存在している場合のみ使用する。
(合計コスト12を超える組み合わせのフレンズを連れている時は、そのコストの大きさに応じて10秒よりも短くなる)
そして、この特殊な使用条件に見合うほどの、何が何でも発動を阻止すべき非常に危険な行動。

叫んでいる最中は隙だらけであり、フレンズ達には何の効果も及ぼさないためその隙に攻撃し放題。石を的確に狙ってそのまま撃破してしまうのも容易い。
しかし、その効果は周囲のセルリアンに発揮され、半径50m以内の全てのセルリアンが距離関係に関わらず、このセルリアンの現在地へ駆けつけるように大移動を開始し、
(厳密には他のセルリアン全てをフレンズ発見済みの状態にし、なおかつその標的をこのセルリアンが標的としているフレンズに置き換えるという処理をしている)
1度でも叫ばれたが最後、4秒もすれば四方八方からフロア中のセルリアンが呼び寄せられ、一箇所に殺到してしまうことになり、そのまま多人数戦へ直行する。
このセルリアンが多人数戦においてどれだけ凶悪な存在であるかを「打撃攻撃」や「射撃攻撃」にて説明してきたが、このセルリアンは自ら多人数戦を発生させる術を持っている。
…更に、この叫びは他のセルリアンを呼び寄せるだけでなく、全員同時に最大HPの1/4のHP回復をさせる効果まで付いている。1体の行動で、それ以外のセルリアン全てのHPが一斉に回復する。
また、このHP回復効果によって周囲のこのセルリアンのHPが最大に戻った場合、露出していた石が修復され、振り出しに戻ってしまう。
多人数戦の誘発だけでもご勘弁願いたいのに、2度目以降は超高性能なヒーラー効果を持つサポート行動に進化するということ。この効果の存在により、多人数戦に入ってからもこのセルリアンの強化は止まらない。
一応、「一度使用された後は他のセルリアンを含め10秒間は再発動できない」という使用制限が設けられているために人数分だけ回復力が膨れ上がるような事態にはならないものの、
ほぼ10秒毎に周囲全体が一斉にHPを最大の1/4回復してくるというだけでも継戦能力には大いに響き、1体ずつに絞って撃破していくようにしなければ誰一人もHPを減らせずに全滅に迫られてしまう。
それと並行して、遠くにいるセルリアンを新たに呼び寄せる効果もまた続く。セルリアンは時間経過で自然発生するため、その度に最低でも1〜2体が乱入し続けることになる。
…といった具合で、最初に説明した通り、何が何でも発動を阻止すべき非常に危険な行動。使われた後はアイテム大放出以外に対策が成り立たない、ペナルティ行動に相当する超厄介な代物である。

ヒトは単体で脅威に迫られた時、何かしらの手段でそれを広範囲にわたって他の個体へ伝えようとする習性を持つ。
それは助けを求める叫び声だったり、より大きな音を出す道具だったり、遠方からでも視覚できる狼煙であったり、文書によるものであったりと様々。
他の動物においても群れの中など限定された個体群の中で同一の脅威に対する情報交換がなされていると見受けられる例は存在するが、
その中でもヒトがこの面において他を圧するといえる点はその伝達範囲の大きさである。群れに留まらず、数百km離れていようと協力を仰ぐことができる。
現代においても例えば「通報」をすることで全く面識のない別のヒトが遠方から駆けつけて事態の解決に乗り出してくれるし、
ヒトの命が奪われれば全く面識のない別のヒトが総出で加害者を捜索し、それが動物ならば駆除し、ヒトならば刑罰を与えることで確実に報復を果たす。
このことは他の動物、或いはヒト同士の手からヒトの命を奪われることに対する強力な抑止力といって差し支えないものであり、
先述の「射撃武器」などとはまた異なる形で現代にいたるまでヒトという生物の勢力を大いに拡大、繁栄させてきた強力な武器とも言える。
アニメ「けものフレンズ」においてもギンギツネがセルリアンの大量発生を受けて「ハンター」に要請を入れたり、
作中最大級の脅威に対してパーク全体に情報伝達をし、大人数で駆けつけるなどのシーンはまさにこの習性に基づく行動と言えるが、
こればかりはそれぞれの元動物からは離れた、フレンズになったことでヒトの習性も取り入れたことによって可能になった行動である。


攻略

中ボス扱いでありながら出現数に制限が一切なく、どのセルリアンよりも攻撃回数が多く、そしてレベル3までとレベル4とで別物レベルで性質が変わる特異点だらけの中ボスセルリアン。
派手な広範囲攻撃を持たない代わりに攻撃のペースに特化しており、同時に中ボス特有の高いステータスと対フレンズ衝撃耐性を備えているためにそのまま殴り合うと非常に危険。
特に近距離タイプのフレンズを向かわせれば毎秒ペースの恐ろしいスピードでHPを持っていかれ、一瞬でレベルアップの餌にされてしまうこと間違いなし。
遭遇したらまずは何が何でもサーバルが率先して攻撃して引き付けなければ被害は甚大になってしまう。セルリアン側からも近付いてくるので恐れず応戦しよう。

1体しかいない状態であれば武器を持っている手のパターンに注目し、右手の個体ならば右回り、左手ならば左回りをしながらの至近距離戦が有効。
向きを合わせて横回りしながらコンボアタックを連打しているだけでサーバルは被弾せず、他のフレンズにも攻撃が向かないために全員が無傷でダメージを与えることができる。
但し、戦っている場所が狭い通路内の場合は横回りをするスペースが取れず、サーバルともども大ダメージを受け続ける羽目になってしまうためその場合は部屋区画まで誘導しよう。
そうして石が出たら、あとはフレンズ達と一斉に仕掛けて速攻あるのみ。位置が下側であればそのまま横回りコンボアタックを続ければ自然と当たり続けて撃破可能であるが、
後頭部や腕に出た場合はそれでは届かないため、ボルトアタックの雷撃部分で強引に当てに行く必要がある。タイミングよくクイックエスケープで避けつつ、すかさず頭上に叩きこむと成功する。
ボルトアタックの雷撃部分が石にヒットすれば必ず仰け反るため、そこから連続で当て続ければHP0になるまで仰け反らせ続けることも可能。
…という具合で、1体しかいない時はサーバルが冷静に対処すれば寧ろ完封しやすい敵。Desmodesmus communisと似たタイプと言えよう。

しかしながらこのセルリアンは上述の通り、普通に複数体同時に出現して同時攻撃を仕掛けることができ、その場合は横回り戦法は通じなくなる。
攻撃判定の狭さを解消し、そこにあるのは近距離タイプのセルリアンでも屈指の追尾性能に加えて間合いに入ったら反撃を入れる隙も無い攻撃密度で押し寄せる攻撃判定の壁、
なおかつその数に応じてこちらの攻撃対象が分散されることにより即ゲームオーバー級のペナルティ行動「シャウト」の発生率も上がっていくリスクを付与し、
単体の時とは比べ物にならないプレッシャーをかけてくる。2体以上が揃い、群れてこそ中ボス相応の実力を発揮するセルリアンであり、しかもその状況は寧ろ頻発し得る。
こうなってしまったら真正面からの突破は非常に困難であり、他のフレンズともども一方的に蹂躙されかねない。
この状態に対してサーバルが安全に通せる行動は一つ。複数体に同時ヒットし、なおかつ一撃で高い衝撃力を与える「ジャッジメント」を出し惜しまず使うこと。
石が出ていない状態であってもこのセルリアンはジャッジメントの雷撃部分1ヒットで仰け反って隙を晒すため、その間にもう一度ジャッジメントを当てる、
または2回分必要であるがボルトアタックを当て続ければ石露出までの衝撃力に達する。石さえ出ればその後はこちらの攻撃1ヒットずつでもノックバックさせ続けやすく、
他のフレンズが石めがけて一斉にかかれば一瞬でHPを大きく削って各個撃破を早いペースでこなしていけるようになるためあとは複数体同時であっても十分対処できる範疇の敵となる。
無論、石が出た後も横回り戦法は通じないのでまずはこのセルリアンの攻撃タイミングを見計らい、ジャストドッジ狙いのクイックエスケープでその場回避しつつ石に目掛けてボルトアタック。
ジャストドッジ成功となれば無敵時間によって多重に繰り出される攻撃もまとめてすり抜けられ、なおかつ攻撃によって前に出てくることで複数体の石をまとめて1回のボルトアタックで巻き込むことも可能。
その繰り返しで数を減らし、1体になったら被弾しにくい横回り戦法に戻る…などとは考えずに最後の1体まで即撃破を怠ってはいけない。
この残り1体に「シャウト」を使われてしまったらそれまでにどれだけ有利に戦えていたか関係なしに一気に逆転負けコースへ向かわされる。
多人数戦時の立ち回りの延長上で多少の被弾は恐れずに石への攻撃を撃破するまで継続。時間経過によってはジャッジメントも惜しまない。多人数戦での厄介さは最後の1体まで続く。
「シャウト」を使われた後のことは最早アイテムを大放出して凌ぐこと以外に通用する手段が無いに等しいため、そもそも使わせてはならない。

もしもこのジャッジメントが使えない状態で複数体同時との戦闘となったらそれだけで非常に厳しい戦況になってしまうため、サンドスターゲージの管理がとにかく大事。
そのために、このセルリアンが1体しかいない状態で遭遇したら撃破を怠らず、それもなるべく撃破するまでにゲージを大きく稼ぐ癖を付けておく。
「シャウト」はその使用条件上、石が出ていない間の戦闘時間がいくら長引いてもその発動率には全く影響しないため、石が出ていない間の横回りコンボアタックはその面でも効率が良い。
石が出た後もなるべく野生解放無しで攻撃を続け、撃破するまでの過程全てをゲージ回収にあてたいところ。1体だけであれば野生解放無しでも撃破が間に合う猶予は十分にある。
この前準備を経て、複数体に出くわした時に溜めたゲージでジャッジメントを放って数を減らす…というサイクル全体がこのセルリアンに対する攻略の要となる。
やむを得ずサンドスターゲージが空の状態で複数体に出くわしてしまった場合の応急措置として考えられるのはスピンアタックでのゲージ稼ぎ。
衝撃力稼ぎとしては雀の涙であるが数が多ければ大きいほど一度に溜まるゲージの量は多く、間合いを取りつつ移動しながら繰り出した場合はある程度は被弾を免れることも可能。
また、スーパーアーマー特性の存在によって被弾しても連続ヒットは阻止されない点も効いてくる。…レベル3は一撃でノックダウンさせられるため要注意。
あくまで応急措置であり、このセルリアンが出る階層では基本的には常にゲージを最低3つ以上保ったままの状態をキープできるようにしたい。

…以上は、レベル1〜3の個体についての話。レベル4の個体はセルリアンとして別物レベルであり、上記の攻略は殆ど役に立たないため別途の対策と立ち回りが必要。
「射撃武器」があまりに高性能であり、1体しかいない場合であっても横回り戦法どころかこちらが回避行動を一切とらずに攻撃を継続できる状況が存在しない。
かつ、反撃をするにもハイペースの後退移動によってこちらの攻撃の殆どはこのセルリアンが次の攻撃判定を発生させるまでに間に合わず、
普通のヒット&アウェー戦法では互いにダメージが入り、そうなればこちら側のHPが何倍も早く先に尽きてしまって勝負にならない。
そんな相手に無傷でダメージを通せる方法は至近距離でジャッジメントをぶち込み続けて何もさせずに倒す…なんて方法はこのセルリアンに限ったことではないので置いといて、
それ以外での方法となるとウェーブアタックかパイルアタックのみを繰り出し続ける方法に限られ、いずれも専用対策らしい立ち回りが必要。
ウェーブアタックの場合は遠距離を維持し、横移動とウェーブアタックを交互に繰り出す方法。遠距離であればウェーブアタック後の硬直を考慮しても移動による飛び道具の回避が間に合う。
パイルアタックの場合は中〜近距離を維持し、飛び道具に対してドッジステップでジャストドッジを決めつつキャンセル発動、攻撃後にドッジステップが間に合うのでそれを繰り返す方法。
通常、パイルアタック連打は衝撃力効率が悪い場合が多いがこのセルリアンは自分から距離を離してくるために威力上昇と後退行動対策の両方を兼ね備え、例外的に有効な選択肢となる。
前者の方が難易度は低いが状況によっては後者を選ぶ必要があり、いずれにしてもロックオン対象が他に移らないためにロックオン固定機能を使う癖をつけたい。
この方法でも石が出るまでに時間こそかかるがこのセルリアンがサーバル狙いである状態を維持しつつ被弾を免れられ、その隙に他のフレンズが攻撃可能になり、
石が出た後も焦らずに同一パターン行動を続け、他のフレンズに有効なアタッカーが居ればそちらにダメージ稼ぎを任せてサーバル自身は石は無理に狙わない。
アタッカーとして有力候補はツチノコアフリカオオコノハズク/ワシミミズクといった後退行動に耐性があり、石も狙いやすいフレンズ。このセルリアンへのピンポイント対策でも最低1人は優先的に連れておきたい。
そうしてこのレベル4の個体さえもサンドスターゲージ源にできたらもう言うことなし。いくら高性能な攻撃でもそれ1つしか使ってこないのであれば、こちらも同じ対策行動で返し続ければいい。

…以上は、レベル4の個体が2体以上いると成り立たない。2体同時に出くわしてしまったら、もう回避やら無傷で処理などという思考は放棄し、何を使ってでも残り1体に減らすことを最優先するしかない。
サンドスターゲージがあるならば周りに構わずレベル4個体の1体めがけてジャッジメント連打。とにかく1体だけにしよう。そうしなければどの作戦であれ回避行動の一切を放棄したゴリ押し戦法に劣る程度に全く機能しない。
ということはレベル1〜3同様に事前のサンドスターゲージ温存と稼ぎのサイクルが半ば必須事項であり、そのためには1体相手であれば上記の立ち回りを完璧にこなしてしっかりゲージ源にするよう努めるべし。
万が一、ゲージが無い状態で2体以上に出くわしたらスピンアタックで現地調達する暇などとてもないため、アイテム使用を即決して構わない。この場面以上にアイテム無しで切り抜けられない場面もそうそうないのだから。
…アイテムまでも底を付きてしまったのならば、このセルリアンのことなど無視してゴール地点へ駆け込むのも手である。

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