コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
395%100%100%90%4
(20%〜80%)
雪山地方 2F

表の説明

成長の過程でキツネ色ではなく銀色の体毛を生やすキタキツネの突然変異種、食肉目イヌ科キツネ属アカギツネ亜種の哺乳類動物『ギンギツネ』のフレンズ。
こちらは希少種であることとキツネ全般の記憶力の良さを前面に押し、博士や助手のようにヒトにかなり近い文明的知見を備えるフレンズの1人に設定されている。

NEXON版アプリ「けものフレンズ」ではキツネの守護けもの「オイナリサマ」の使命を受けてサーバル一行を後方支援する、ストーリー作中重要人物で出番も多いフレンズの1名。
化学、工学方面に非常に長けるフレンズで自家製の発明品や薬品を数多く開発しており、それらを駆使して一行の窮地を陰ながら…のつもりがほぼ同行組のような形で加勢してくれる。
色々と高スペックである一方、発明品やセルリアンへの命名センスがアレだったり、グルグル眼鏡をかけただけのバレバレな変装で自分は別人と意地を張るなど、抜けている一面も多い。
(発明品や薬品の名称の一例は「わめキングZ」「ガオナラーズQ」「スイスイコミβ」「どでかゴムZZ」といったもので何かと後ろにアルファベットかギリシア文字を付けている)
サイドストーリーやイベントにおいてはキタキツネとの共演が多く、こちらでは発明品関係のみならず世話焼きで面倒見の良い人柄が表れている。
アニメ「けものフレンズ」ではでは9話「ゆきやまちほー」にてキタキツネと一緒に登場。甘えん坊なキタキツネにとっての優しいお姉さんのような存在になっている。
アニメ作中の世界観はNEXON版と比べて文明の多くを喪失している中で温泉宿を経営している、カイロを扱える、発電機の修理法まで知っていたりと依然として高位の知見を有する。
しかしながら普段フレンズたちが生まれながら身に纏っている毛皮が「服」であり、「脱げる」ことはかばんが指摘するまで知らなかったようで、それまで温泉は来客含めて着衣のままで利用していた。
コラボ作品「日清のどん兵衛 × けものフレンズ『ふっくら』」ではキタキツネと共に抜擢。博士たちからどん兵衛の正しい食べ方の調査を願いされたようで目の前の家電を特に不思議がることなく起動。
一緒に映像を見たキタキツネから無茶振りを言われ仕方なく見様見真似で映像内の踊りを披露。結局どん兵衛の食べ方とは関係なかったがその様で視聴者たちの頬をふっくらさせた…?

けもフレCMCにおいてはギンギツネと共に加入。こちらはコスト3で遠距離タイプのフレンズで、ツチノコと並んで最高コスト組の一角。
技「自家製爆薬」による状態異常付与のスペシャリスト。「毒」状態と「減速」状態を1人で扱うことができる唯一の存在。
ボスセルリアンに対しては効果時間が半減するという制約があるが、アイテム無しに状態異常を付与し続けられること自体が強烈な個性で、相当なボス戦適性を持つと評価できる存在。
スキル「調剤」は回復アイテムを強化する効果であり、回復アイテムの用途はボス戦に集中するためこちらもボス戦適性を底上げしている。
博士、助手が近距離タイプの定番ボス戦要員とするならばギンギツネは遠距離タイプでの定番ボス戦要員で、セットでの起用もお勧めできる。
状態異常付与よりも撃破性能が求められる道中においては回転率の悪さとスタミナ切れの頻度が短所として目立ってくるものの、
こちらはこちらで攻撃範囲の広さ、1ヒットあたりの衝撃力の高さによるノックダウン誘発性能が発揮されるために隙が無い。
但し、狙われ出すと無力化してしまいやすい点はツチノコやキタキツネと似る。呼び出す際は近距離担当のフレンズとのセット運用を心がけたい。

スキル

調剤


回復アイテム全般の性能を僅かに強化するパッシブスキル。
ギンギツネを連れている状態で「ばんそうこう」「マーコールの傷薬」「ジュゴンの聖水」「ジャパリまん(1〜5)」を使用した際、
フレンズ別に本来のHP回復量の10%を加算する。例えば「ジュゴンの聖水」を使えばギンギツネは回復量が500→550に、
レベル100かつHPアップ+40状態でのヘラジカは回復量が1000→1100に上昇する。
(※スクリーンショットはステータス変更前の旧バージョンで撮影したものであるためこの通りの回復量にはなっていない)
1〜2個使う程度では僅かな恩恵ながら10個以上使うような場面であれば1個分以上の節約になり、
難易度CRのシン・ヤセイカイホウ戦などの残りHPに関わらずHP1にされる場面であっても回復量の差がガッツ発動回数稼ぎに繋がるため無駄にはならない。

ロイヤルペンギンのHP最大値を10%引き上げるパッシブスキル「クレイシュ」もまた疑似的にHP回復量を加算を加算する効果であるが、
あちらはフレンズのHPがある程度高くなければ10%分の加算にはならないため、安定性は効果発揮に時期を選ばないこちらに分がある。
また、両方とも呼び出していれば乗算の関係となり最大で本来のHPの21%を加算量になり、比べるよりは同時に呼び出して効果を高め合える高相性な関係である。

NEXON版のギンギツネの「変幻奇抜の調合術」というスキルを所持し、発動時は自家製の調剤を飲んで自身の攻撃力を強化する。
その時のアニメーションでは変化(へんげ)のようなポーズを取り、一時的にキツネの耳と尻尾が消えてヒトのような姿を取る。
(キタキツネもスキル発動時に同様の変化を行う)
他に、上の方で例として挙げた「ガオナラーズQ」とは作中の病気「ガオガオ病」に対するギンギツネお手製のワクチンで、
「通りすがりのヒーラー」に変装し(たつもり)てこれを主人公一行に手渡しし、事態を収束へ導いた。

自家製爆薬
自家製爆薬通常減速
威力500%300%
衝撃力250150
消費スタミナ80
爆発する薬品が入った丸底フラスコを投げつける単発飛び道具攻撃。セルリアンが至近距離にいれば攻撃前に間合いを取る。
セルリアンに直撃するか、投げてから約1.8秒経過で爆発し、フラスコの種類によって効果が変化する。
爆発を起こしたときの爆風による攻撃判定は大きめで、多人数戦では同時ヒットしやすい。
フラスコの種類は3つあり、通常の爆発を起こすのが赤色(桃色っぽい)、毒の爆発を起こすのが紫色、減速の爆発を起こすのが水色という内訳。
投擲されたフラスコの色を戦闘中に目視するのはほぼ不可能に近いため、基本的に爆発時の爆風の色で見分ける形になる。
この3つの抽選は均等ではなく、5/8で赤色、2/8で紫色、残り1/8で水色という配分であるため赤色のフラスコを投げる確率が高い。
赤色の爆発は通常の攻撃判定で、威力と衝撃力が非常に高いのが特徴。
ギンギツネ自身の攻撃力は普通ながら、この500%という高倍率のおかげで威力が変動しない技の中ではフレンズ屈指の単発高威力を誇る。
石にヒットした時は一撃でも耐えられるセルリアンの方が少なく、巻き込み判定でヒットさせられる機会も少なくはない。
衝撃力についても大抵のセルリアンはこれ一発で仰け反り、高ダメージに加えてサーバルたちの攻撃チャンスを作ってくれる。
ボスセルリアンに対しても軽減補正を考慮しても十分な衝撃力蓄積が見込め、石露出を少し早めてくれる。
また、単発高威力であるおかげで防御力が高いセルリアンに対してダメージが落ちにくく、後述の毒ダメージとも併せて極一部のセルリアンに対しては大きなダメージソースとなる。
ついでに飛び道具かつ爆発攻撃であるため命中しにくいセルリアンがいるということも無い。
この時点で優秀な飛び道具技であるが、この「自家製爆薬」という技の本領はここではない。



紫色と水色の爆発は赤色と比べて威力、衝撃力が落ちている代わりに命中時に100%の確率で状態異常を付与する。
同じく状態異常付与攻撃を持つアルパカ・スリの「ぺぇっ!」は異なり、攻撃が当たれば確定で付与する。
また、落ちているとはいってもサーバルのボルトアタック(雷撃部分)に近い威力と衝撃力はあり、こちらであっても依然として単発高威力技としての性能は維持されている。
紫色は毒状態を付与し、20秒間(ボスセルリアンに対しては10秒間)持続する。既に毒状態である時に命中すると持続時間を20秒間にリセットする。
毒ダメージはサーバルの基礎攻撃力の4倍であり、これを2秒毎に追加するため最終的な合計与ダメージは赤色の爆弾だけを投げている場合よりも上回り、交互に投げる形であれば更に増す。
このスリップダメージはギンギツネのDPS(秒間与ダメージ性能)にも大きく関わってくるものであり、Dummyを用いた測定上の値こそコスト3の最下位となっているが、
実際は測定値とは別に1秒ごとにサーバルのコンボアタック2発分を追加し続けていることになるため、そこまでを加味すれば実はツチノコやフンボルトペンギンを上回るコスト3の最上位である。
ボスセルリアンに対しては効果時間こそ半減するものの、終始殴り合いの状況が続き攻撃を通し続けられる保証がないため一度当たればダメージが確定する毒状態自体の価値が大きく、
この毒状態の断続的な付与と、遠距離タイプ故の妨害の受けにくさとを加味した場合のDPSの実践値はコスト5のフレンズのそれに割り込むほどになる。
しかし、「自家製爆薬」という技の本領はまだ終わらない。



水色は減速状態を付与し、5秒間(ボスセルリアンに対しては2.5秒間)持続する。既にこの攻撃による減速状態である時に命中すると持続時間を5秒にリセットする。
(紫の結晶による持続時間が非常に長い減速状態中でのヒット時は持続時間をリセットしない)
「減速状態」はセルリアンにとって非常に重たく、こちらが超有利になる状態異常であり、「自家製爆薬」一番の当たりはこの水色の爆発だと思ってもいい。
水色の爆風が見えたらボスだろうと何も考えずそのセルリアンを一方的に攻撃でき、ノックダウンまで持っていけば5秒(2.5秒)どころではない強烈なアドバンテージを得られる。
投げる確率こそ1/8と最も低いためどうしても運が絡むが、それでも戦闘面でギンギツネを起用する目的の5割ほどはこの減速状態の付与にある。
オグロプレーリードッグの「生き埋め」と交互に浴びせることができればほぼ封殺に近い状況が出来上がり、石を露出しつつも攻撃を止めないタイプのボスセルリアンに非常に有効。
…但し、減速状態中のボスセルリアンの各攻撃はモーション自体が遅くなって確かに見てからなら避けやすくなっているものの、
それは同時にこちらの回避行動を合わせるタイミングも普段とは別物になることを意味するため、
ボスセルリアンが減速状態になっていることに気付かずに普段通りの回避方法を取ろうとすると丁度こちらの無敵時間が切れたころにヒットしてしまうリスクもある。
ボスセルリアンの攻撃中、水色の爆風及び減速状態付与のSEに気付いて尚且つ回避タイミングをそれに合わせるという慣れも要求される。

同じくコスト3のツチノコの「リドルアイズビーム」と比肩する高性能飛び道具であるが、弱点についても似たようなものを抱えている。
フラスコは投げてしまえば強力だが、投げるまでに1秒もの予備動作が生じるためその間に攻撃を入れられやすい。
投げる前に邪魔をされるとスタミナだけを失いますます無力化に進んでいきやすい弱点も一緒。
ツチノコと比べると間合いを長く取り、近距離技も持たないため狙われやすさについては若干マシになっているがやはり1人だけだと弱体化が激しい。
上記の性能を引き出しきるにはギンギツネへの妨害の徹底的排除が求められる。サーバル自身の頑張りと、近距離型フレンズの同時期用でうまく補佐しよう。

スタミナ消費も1発だけで80という重さで、だいたいは2〜3回ほど投げればスタミナ回復を待ちながらの使用になり序盤以降は攻撃間隔が著しく落ちる。
DPSについては毒ダメージまで考慮すれば長期戦の中であってもコスト3の最上位に位置するのは間違いないものの、
毒ダメージでは補えない与衝撃力について瞬発力こそあるが長期戦になるとスタミナ切れの待ち時間が嵩んでいき、コスト3としては低い方に位置する。
尤も、その与衝撃力の大元の目的である対象を行動不能にする効果については「減速」状態が担ってくれるため、実際は短所というほどでもない。
このように、スタミナ切れが起こりやすいという特性を抱えていながらもなお与ダメージ性能、行動阻止の両面で高性能であるということは、
そのスタミナ切れを取っ払ってしまう「サラブレッドの薬」を使用した時には更に箍が外れ、手のつけようがない性能にグレードアップすることを意味する。
具体的にはサラブレッドの薬の効果で休憩時間を挟まず延々とこの自家製爆薬を投げ続けるギンギツネのDPSは毒ダメージ分を抜いてもフンボルトペンギンに迫り、
毒ダメージ分を含めればコスト6のヒグマに並ぶほどになり、そして「減速」状態を付与する頻度もその伸びしろと同じくらいに増す。



この攻撃はアイテム「アミメキリンの薬」の恩恵も非常に強く受ける。
元から広めの攻撃範囲を持つ爆風の判定が更に強化され、その範囲はサーバルのジャッジメントどころではない大きさとなる。
…だけでなく、「弱点部位を優先してヒット」の効果をこの単発高火力の爆風が受けることで実質の威力が凄まじいことになる。
石があるセルリアンはその箇所を問わずこの超広範囲判定の中で貫通命中し、一瞬で威力2000%相当のダメージを貰い、一発で何体もが同時にパカァーン!していく。
規模の小さい「対セルリアン用爆弾」各種を投げまくっているような状態であり、道中でも「アミメキリンの薬」を使った時だけギンギツネを呼び出してみるという手も大いにアリ。
ばちばちドッカンEX

威力300%
衝撃力150
消費スタミナ80
1/50の確率で「自家製爆薬」の代わりに繰り出す飛び道具攻撃。一回り巨大で虹色に輝くフラスコを投げつける。
飛び道具としての性能は「自家製爆薬」の紫色および青色のものと同一だが、爆発する前の時点でも見分けが付くほどに派手なエフェクトを纏って投擲される。
爆発すると7色の爆風をまき散らし、ヒットしたセルリアンは「毒」「酸」「減速」の状態異常を一気に付与され、
更に「火のわなを踏んでいる状態」になる。これら4つの状態異常は全て10秒間(ボスセルリアンは5秒間)持続する。
「火のわなを踏んでいる状態」になったセルリアンは1秒間に2回のペースで「毒」状態中と同じスリップダメージを受け続ける。つまり、「毒」状態の4倍のダメージを与える状態異常。
その上で「毒」状態のスリップダメージも同時に重なり、更に通常の2倍の持続時間の「減速」状態が追い打ちし、
更に更にそのセルリアンがタコ殴りに遭っている間は「酸」状態の被ダメージ補正がのしかかる。
この7色の爆風を受けてしまったセルリアンはボス個体でもない限り瀕死も同然の壊滅的不利を背負い、
長時間の「減速」で無力化された末に多大な固定ダメージにHPを溶かし尽くされてパカァーンするのみ。
ボスセルリアン相手となると持続半減と非常に高いHPで耐えられてしまうため流石にこれ1つでは倒せないが、1つの技をヒットさせただけで得られるリターンとしてはあまりに大きい。
他のフレンズ達の何人かも持っている「1/50の確率で発生する大当たり技」の中でも最強の性能といっても過言ではない究極の大当たり技である。

…以上は、1/50の確率を引くことができればの話。そして、ギンギツネでこの1/50の確率を引き当てることは他のフレンズの何倍も難しいこともその理由と共に記載しておく。
ギンギツネが「自家製爆薬」を繰り出すペースはスタミナ切れの休憩時間を考慮するとちょうど3秒/回ほどであり、つまり1/50の確率を引き当てるのに要する戦闘時間の期待値は約2分半である。
2分半も戦っていればボス戦であっても第三段階に突入しているか、或いは既に撃破しているかとったところであり、ボス戦でさえも1度も発動を拝めないのが普通と考えた方が良いほど。
フロア探索中の通常セルリアン戦の話となれば通しで8フロア連れ回しても1〜2度は拝めるかどうかくらいであるし、
投げてくれたとしてもそれが中ボス個体や多人数戦中などの欲しい場面に丁度来てくれるとは限らない。
説明は長くなったが、実用面では当てにすべきでない小ネタのようなものと捉えておくのが望ましい。
とてつもなく高性能であるのは間違いないが、この大当たり技を考慮せずともギンギツネは十分に強力なフレンズである。

なお、7色の爆風は「自家製爆薬」のものとくらべて何倍ほどもサイズアップしているように見えるが、攻撃判定そのものは「自家製爆薬」と同サイズである。
そのため同時ヒット性能が更に向上しているということにはならない。

NEXON版のギンギツネは立ち絵のバリエーションの1つに丸底フラスコを手に持っているものがある。
フラスコに入っているかどうかは不明だがギンギツネお手製の爆弾として「セルリアン破壊爆弾」という珍しく普通の名前の発明品もあり、
ストーリー作中でこれを預かり受けたカラカルが本作のラスボス的存在である「セルリアンの女王」相手に使用した。
また、後発の続編的アプリ「けものフレンズ3」では戦闘パートにて爆薬入りフラスコを投げつける攻撃技を「ばちばちドッカンV」という名前で実践投入している。

タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

編集にはIDが必要です

メンバー募集!