コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
295%100%85%100%6
(30%〜120%)
雪山地方 2F

表の説明

最も一般的なキツネである「アカギツネ」のうち国内では北海道と樺太に分布する種、食肉目イヌ科キツネ属アカギツネ亜種の哺乳類動物『キタキツネ』のフレンズ。
太い尻尾と蝶結びのネックウォーマー(ネクタイは別にある)が特徴で、同じくアカギツネの亜種である「ギンギツネ」のフレンズと共通点の多いデザイン。
「アカギツネ」のフレンズも存在するが、NEXON版時点で先行登場していたのはこのキタキツネとギンギツネの方である。

NEXON版アプリ「けものフレンズ」では如何にも引っ込み思案な雰囲気漂う佇まいと話し方で、登場時も遠巻きに眺めていることが多いフレンズ。ゲームが好き。
サーバルとは共通の趣味であるゲームを通じて距離を縮め、その中ではセルリアンの乱入から自分の失敗に悩む場面もあったが最後は勇気を振り絞り晴れてトモダチになれた。
他にはメインストーリーにてギンギツネを間接的に手助けした縁で彼女の隠れ家に招待され、おもてなしを受けつつキツネ繋がりで絆を深めるサブストーリーがある。
作中のフレンズとしては主人公(プレイヤーの分身)にただならぬ興味と好意を寄せており、はっきりと「大好き」と直接伝えている他、夢の中では更に…
また、当アプリの事前登録人気投票でサーバルたちを押しのけて1位を獲得しており、クリア後にキタキツネを仲間にできるイベント「クイーン失踪!?キタキツネを探せ!」まで用意されている。

フライ氏手掛ける漫画「けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-」ではサーバルと並ぶ主役フレンズに抜擢。肉まんが好き。
他の媒体の個体には見られない高飛車ツンデレな性格で、作中の主人公でありヒトである試験解放区特別動物飼育員「ナナ」とは最初こそは主張の衝突を繰り返すも、
助けてもらったり外のことを教えてもらうなどの過程の中で認めるようになっていく。そして作中の他のフレンズに勝るとも劣らない個性…食いしん坊っぷりも見せる。
なお、この漫画から初登場となった「ナナ」という人物は後発のけものフレンズ作品においても登場を果たし、何かしらの役職を持つ正規パークスタッフの一員として活躍を続けており、
けもフレCMCにおいても文書内で名前を確認できる通り、ストーリーに大きく関わる重要人物の1人として出演している。

アニメ「けものフレンズ」では9話「ゆきやまちほー」にてギンギツネと一緒に登場。NEXON版のように内向的な…以上にぐうたらインドア派な性格を強調。ゲームが好き。
「磁場を感じる」など不思議な発言が多いが、その内容は何かと的中しており実際ギンギツネからも頼りにされている。サーバル一行との合流もキタキツネの働き故のもの。
一方で温泉宿では復活したゲーム筐体に真っ先に向かい駄々をこねる、かばんが作ったかまくらを気に入りだらだらしてたいと言い出すなど、ギンギツネに世話を焼かせている。
コラボ作品「日清のどん兵衛 × けものフレンズ『ふっくら』」ではギンギツネと共に抜擢。初めて見るどん兵衛の作り方に「踊ったらできるんだよ…」と頓珍漢な提案を挙げ…
と思ったら困惑しながらもそれに乗ってくれたギンギツネを横目にいつの間に正しい作り方を実践していてちゃっかりとその味を先に堪能していた。

けもフレCMCにおいてはギンギツネと共に加入。こちらはコスト2で近距離アタッカーのフレンズ。
同タイプなコスト2のフレンズは2名が先に加入しているが、キタキツネはその中でも特にコスト2組っぽい尖り具合である。使用感と攻撃方法の両面での意味で。
まずは特性「磁場を感じる」によるフロア探索面でのサポート性能が一番の特徴で、連れているだけでゴール地点の特定が容易になる。これ目的での連れ歩きが基本となりやすい。
キタキツネが加入するマップ「雪山地方」の後半はこれまでと比べて格段に探索の難易度が上がるため、その効果を実感するには最適の場。
…しかしながら、ゴール位置の特定の重要性はフロアや難易度によってムラが生じるものであり、プレイスタイルや攻略方針によっては無用の長物となってしまうことも。この時点で場面を選んでいる。
戦闘面においては与ダメージにムラがあり、自身も被弾しやすいという不安定要素はあるがDPS(秒間与ダメージ性能)の平均値はコスト3のフレンズ達にも匹敵する、コスト2でもトップの値を誇り、
なおかつ上方向にも対応し石ヒット性能まで高い攻撃方法であるために攻撃性能についてもポテンシャル自体はかなりのものを有している。
石ヒット性能が重要視される道中のセルリアンには有利に戦える相手が少なくなく、この面を含めても通常フロアでの性能に特化したフレンズと言える。
…と、攻撃性能だけを取り上げると相当優秀に見えてしまうが、後述する攻撃方法に由来する数値以上の脆さ、撃破されやすさという深刻な弱点があり、場面を選ばずに連れ回すのは危険な部類に入る。

救出後、ジャパリ図書館にいるフレンズは基本的に2種類のテキストが用意されているがキタキツネはこれを3種類持っている。
いずれも一見他愛のない内容のように見えるが…いずれも、このけもフレCMCのゲーム内容の根幹に触れるものである。
1つは「Dark Serval」の正体について、もう1つは「パーク地図」内にある隠しマップ(スカイツリー)の場所について、あと1つについてはラスボスの規模の仄めかし。

スキル

磁場を感じる


能力ではなく画面上の視覚効果に特典を与えるパッシブスキル。キタキツネを連れていると画面上中央にキタキツネ色の方角マークが表示される。
方角マークは現在のカメラの向きを基準とし、そのフロアのゴール地点がある方向を方角で示している。
(サーバルの向きではないため、カメラを動かさずにサーバルがその場で方向転換したり歩き回るのみでは方角は殆ど変化しない)
方角マークが常に上方向になり続けるようにカメラを操作し、その状態で前へ進み続ければその先にあるゴール地点へたどり着くことが可能。
…が、フロアの構造のことは一切考慮していないために方角マークが指すままに進んだ結果、行き止まりの部屋に到着して後戻りを余儀なくされることも時々ある。
(スクリーンショット3枚目はその一例)
ゴール地点がある方角は示してくれるが、そこにたどり着くまでの経路についてはプレイヤー自身が模索する必要がある。

フロアの地形タイプによっては壁の上から目視する、木に登ってバルーン表示を出すなどのゴール地点確認方法があるが、
木が無ければ壁が天井まで続いている「屋内2」タイプのフロアでゴール地点を表示させる方法は案内の石版のほかにはこれしかない。
雪山地方の5Fからこの「屋内2」タイプのフロアでの探索が始まるため、加入時期から早速このスキルが役立つ。
「オートマッピング機能」が無く、フロアでの長居が疑似的なゲームオーバー条件となっている難易度ENでは特に重要。
サンドスター・ロウ警報が出てしまってなおゴールを見つけていない時は一時的にキタキツネを呼び出すのも手。
「来る…!」まで到達してしまった時の最終手段としてはヘラジカをセットで呼び出し、野生解放すれば壁を壊しながら進めるようになるため、
方角の通りに突き進み続ければフロア構造を無視した最短距離で必ずゴール地点にたどり着ける。



攻略済みマップのフロアに現れる「近道」のゴール地点についてはアカギツネ色の小さい方角マークが追加され、近道ではない通常のゴール地点と別々に方角を表示する。
2つのゴール地点は地図情報上では判別がつかないことや、「木登り」での判別も距離制限があるために距離問わず識別できる方法はこの「磁場を感じる」によるもののみ。
この場合、従来通りキタキツネ色の方角マークに従って進めば通常のゴール地点に、アカギツネ色の方角マークに従って進めば近道のゴール地点にたどり着くことになる。

「磁場を感じる」とはアニメ作中のキタキツネの台詞。かまくらの中に避難していたサーバル一行を発見できたことについて、
ギンギツネは発見方法を「雪の中にいる獲物の音を聴いて、目星を付けて…」と説明した際にキタキツネは「違うよ、磁場を感じるんだよ…」と言い出す。
これについてギンギツネは「またわけのわからないことを…」と返しているが、作中の音声で確認できる分にはサーバル一行を特定したのはこのキタキツネである。
また、自然界においても「磁場を感じる」能力は実は多くの哺乳類、鳥類、昆虫などに備わっているもので、
網膜にある分子「クリプトクロム1」が磁気受容体として地球が発する磁気を知覚すると考えられている。
これが発揮される状況は動物によって異なり、例えば犬(イエイヌ)の場合は排せつが近づくとその場をくるくる回り、最終的に南か北を向いて用を足すことを無意識にやっている。
アカギツネは狩りの際に「磁場を感じる」が発揮され、雪の下の目視できない獲物に対して基本的に北東か南西向きになるように調整してジャンプし、
すると他の方角からジャンプする場合よりも成功率が格段に上がることが研究により明かされている。
これは北東か南西を向いている時、磁気感覚により獲物までの距離測定がより正確になるからと推測されている。

フォックスジャンプ

威力100%×1〜10
衝撃力30×1〜10
消費スタミナ31
前傾になってジャンプし、頭から突っ込む体当たりを繰り出す突進攻撃。
セルリアン(石)の高度に合わせて5段階に分けた軌道でジャンプし、低い位置にはほぼ水平に、高い位置には山なり軌道でジャンプする。
見た目は普通の頭突きだが、着地するまでスクリューアタックのように連続ヒットし、ヒット数はセルリアンとの接触時間で上下する。
その代わり着地時はそのまま頭から落ち、起き上がりまでに隙を晒し、起き上がった後もしばらくは連続して使用できないために攻撃間隔は遅め。
発生直後から着地までくっつきっぱなしであれば10ヒットし、その際はリカオン並の凄まじいDPSを叩き出すが実現は極稀。
基本的にサイズが大きいセルリアンほどヒット数が増え、小さいセルリアンにはヒット数が減り、平均的には5ヒット前後に落ち着く。
持続が長く、高度を調整でき、通り過ぎるように攻撃判定を移動させるという性質から、突進攻撃としては破格の上下方向への対応力、及び石ヒット性能を持つ。
同じく高度を調節できて空中からも繰り出せるアフリカオオコノハズク/ワシミミズクのそれほどの万能性能ではないものの、Aedes albopictusなどに優位に戦うには十分な性能。
石ヒット性能についてはこちらは石に近づきながら連続ヒットが継続し続けるために方向が合った場合の石ヒット率&回数は大きく上回り、ポジションが良好ならばとてつもない総ダメージを叩き出す。
これだけ書くとコスト2らしからぬ高性能攻撃技であるが、まずは突進技としてはエイム能力がやたら悪いという短所もあり、
常にはセルリアンの向きにジャンプしてくれるとは限らず、同じセルリアンに対してもヒット数が落ちたりそもそも1ヒットもせずに通り過ぎてしまうこともある。
加えてこれ自体が突進技というセルリアン側の攻撃判定にぶつかりに行ってしまいやすい攻撃であることと、突進中に攻撃を受けてしまえば連続ヒットも中断されてしまうこと、
突進技としては発生が遅い上に他の使える攻撃が存在しないことから一度狙われ出すとツチノコほどではないが封殺されやすいリスクも背負った、総合的にはハイリスクハイリターンな攻撃。
安定性を高めるにはキタキツネに攻撃を向けさせないように他の近距離タイプのフレンズとセットで連れたいところ。
ジャガーアミメキリンが一緒ならこの攻撃前にダメージを受けても発生が潰されず連続ヒットも中断されにくくなり相性が良い。



この技は通常、ジャンプした後には方向転換が起こらないためにセルリアンとの距離関係やセルリアン自身の移動等によって命中精度にムラが発生するものであるが、
1/4の確率でキタキツネの周りに雪のようなエフェクトが発生する見た目の強化バージョンを繰り出すことがある。
この強化バージョンはジャンプ開始から着地するまでに「スーパーアーマー状態」が付与されて被弾による連続ヒットの中断が解消され、
(※一撃でノックダウンを起こす衝撃力「大」に相当する攻撃に対しては普通にノックダウンとなり連続ヒットも中断される)
なおかつジャガーの「真の獣」と同じような、自分の向いている方向を無視してセルリアン側へ近付き続けるホーミング移動性能も付与される。
この二つが合わさることで、キタキツネは着地まで標的のセルリアンにくっつき続ける動きになりヒット数が7〜9ヒットほどに安定し、
その最中に反撃を受けても攻撃が中断されないためにほぼ確実に大ダメージを与えることが可能。
セルリアンが突進技等で移動している場合も、普通ならすれ違う形になるところをキタキツネは後ろの足からぶつかり続けて強引に連続ヒットを成立させ、
位置によっては石にくっつき続けて石に連続ヒットを起こし更なる大ダメージを叩き出すことができる。
この強化バージョンの発生まで加味した場合にキタキツネの平均的なDPSはコスト3の平均値にまで迫り、
コスト2の中ではあのコウテイペンギンスナネコにも大差をつけてダントツの1位である。

但しこの強化バージョンは通常よりも更に、自身が被弾してしまうリスクを増強してしまっている諸刃の剣にもなっている。
通常版であればセルリアンを通り過ぎて少し離れた位置で着地するところを強化バージョンでは終始セルリアンにくっつき続けるため、
そのセルリアンが攻撃可能になれば自ら被弾しにいくことが確定するのは言うまでもないし、「スーパーアーマー状態」についてもダメージ自体は素通りさせてしまうだけでなく、
ジャンプ中に「スーパーアーマー状態」で被弾した後にセルリアンと至近距離での着地モーション中にもう一発の被弾を貰い、余計にHPの減りが早くなってしまう恐れさえある。
石を攻撃できている、他のフレンズと同時攻撃の形でそのセルリアンの反撃を阻止している場合は大幅な与ダメージ向上効果のみを受けることができるものの、
キタキツネ1人だけで戦闘を任せている際はこの強化バージョンの存在によって見た目以上に脆くいつの間にかHPが残り僅かになっている…という可能性にくれぐれも気を付ける必要がある。

アカギツネは磁気感覚による距離測定と鋭い聴覚によって雪の中にいる獲物を正確に感知し、狙いを定めると1メートルほどの高さでジャンプして上から襲い掛かる。
サバンナに住むサーバルも同じくジャンプしての上から狩るスタイルを持つが、こちらは雪の上ということで頭からダイブし、雪に突き刺さったような見た目になる。
この頭からダイブは狩りのほかに遊びとしても用いられ、とあるペットのキツネが白いベッドシーツを雪に見立ててダイブして遊ぶ様子が話題になったこともある。
アニメ作中においてはキタキツネではなくギンギツネがこのダイブを披露し、かまくらから顔だけを覗かせて中にいるかばんとお互いに驚き合った。
(キタキツネは感知の方を担当し、ギンギツネにその地点を伝える役を担った)

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