最終更新:ID:JgeFt3w+hA 2019年01月02日(水) 07:49:04履歴
「もういちど、わたしの名前を呼んでください」
「もういちど、わたしのことを話してください」
「もういちど、もういちど、もういちど、もういちど──」
「もういちどだけでいいんです。だから──」
「──あれ?」
「わたしは、僕は、俺は、余は、あたしは、ウチは、ミーは、オラは、自分は──」
「どうしてこんなところにいるんだろう? こんなところで何をしているんだろう?」
「ここはどこで、ワタクシはだあれ?」
「もういちど、わたしのことを話してください」
「もういちど、もういちど、もういちど、もういちど──」
「もういちどだけでいいんです。だから──」
「──あれ?」
「わたしは、僕は、俺は、余は、あたしは、ウチは、ミーは、オラは、自分は──」
「どうしてこんなところにいるんだろう? こんなところで何をしているんだろう?」
「ここはどこで、ワタクシはだあれ?」
────人類悪、顕現────
【元ネタ】史実
【CLASS】ビースト■
【マスター】 単独顕現の為なし
【真名】ダムナティオ・メモリアエ
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】螂ウ
【身長・体重】error!cm・Nankg
【肌色】白っぽい 【髪色】白っぽい 【瞳色】白っぽい
【スリーサイズ】null/null/null
【外見・容姿】白っぽいことしかわからない、定まっていない。消えかかりそう
【地域】ローマ帝国あたり
【年代】帝政ローマ時代のいずれか?
【属性】なし・なし
【天地人属性】―
【その他属性】―
【ステータス】筋力:― 耐久:― 敏捷:― 魔力:― 幸運:― 宝具:EX
【CLASS】ビースト■
【マスター】 単独顕現の為なし
【真名】ダムナティオ・メモリアエ
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】螂ウ
【身長・体重】error!cm・Nankg
【肌色】白っぽい 【髪色】白っぽい 【瞳色】白っぽい
【スリーサイズ】null/null/null
【外見・容姿】白っぽいことしかわからない、定まっていない。消えかかりそう
【地域】ローマ帝国あたり
【年代】帝政ローマ時代のいずれか?
【属性】なし・なし
【天地人属性】―
【その他属性】―
【ステータス】筋力:― 耐久:― 敏捷:― 魔力:― 幸運:― 宝具:EX
対記録、とも呼ばれるスキル。
英霊、神霊、発明、偉業、なんであろうと“記録”され、“記憶”され、“伝承”されていく情報に対して特効性能を発揮する。
偉業であれ悪行であれ奇跡であれ災禍であれ神話であれ与太話であれ、
それが現世に爪痕を残し後世に伝えられていくものならば片っ端から抹消してなかったことにしてしまう。
無論、それはビースト自身も例外ではなく――
英霊、神霊、発明、偉業、なんであろうと“記録”され、“記憶”され、“伝承”されていく情報に対して特効性能を発揮する。
偉業であれ悪行であれ奇跡であれ災禍であれ神話であれ与太話であれ、
それが現世に爪痕を残し後世に伝えられていくものならば片っ端から抹消してなかったことにしてしまう。
無論、それはビースト自身も例外ではなく――
単体で現世に現れるスキル。一度顕現してしまえば触れた記録や功績を次々と抹消していく。
記録のみで構成される英霊はもちろんのこと、電子的なデータや非電気的なメモ、
果ては現実の人間さえも“歴史の中の記録”として抹消していく。
また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いた
タイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
単独顕現としては規格外のランクだが、これはビーストの単独顕現能力が特に優れているというより、
自身の権能によって自身の存在という記録さえも抹消してしまうがゆえに、規格外のランクでなければ現世に顕現できないと言った方が正しい。
記録のみで構成される英霊はもちろんのこと、電子的なデータや非電気的なメモ、
果ては現実の人間さえも“歴史の中の記録”として抹消していく。
また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いた
タイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
単独顕現としては規格外のランクだが、これはビーストの単独顕現能力が特に優れているというより、
自身の権能によって自身の存在という記録さえも抹消してしまうがゆえに、規格外のランクでなければ現世に顕現できないと言った方が正しい。
毎フレーム単位で自身の霊基を作り替える。
ダムナティオ・メモリアエの自己改造能力が並外れているというよりは、
こちらも自分自身の記録抹消の権能に抗うためには、自身の情報を絶えず変化させなければならず、
そのためには規格外の自己改造スキルが不可欠であると言った方が正しい。
ダムナティオ・メモリアエの自己改造能力が並外れているというよりは、
こちらも自分自身の記録抹消の権能に抗うためには、自身の情報を絶えず変化させなければならず、
そのためには規格外の自己改造スキルが不可欠であると言った方が正しい。
アヴェンジャー時も保有していたスキル。
善行であれ悪行であれ、ビースト■が行う全ての行動は世界から否定され何も残らない。
それが破壊や殺戮であれば対象は最初から存在しなかったことになり、
それが救いであれば即座に元の位置・元の運命へ戻る。
ビースト■は全てを抹消することしかできない。
善行であれ悪行であれ、ビースト■が行う全ての行動は世界から否定され何も残らない。
それが破壊や殺戮であれば対象は最初から存在しなかったことになり、
それが救いであれば即座に元の位置・元の運命へ戻る。
ビースト■は全てを抹消することしかできない。
この世に存在するあらゆる記憶、記録、情報を否定し、抹消する概念結界。
これを帯びたビースト■は歴史や物語に刻まれる全てをなかったことにするため、
そういった“記録”から発生するサーヴァント全てに対し圧倒的に強い耐性を獲得する。
アヴェンジャー時の永遠の受刑者スキルはこちらに統合されている。
これを帯びたビースト■は歴史や物語に刻まれる全てをなかったことにするため、
そういった“記録”から発生するサーヴァント全てに対し圧倒的に強い耐性を獲得する。
アヴェンジャー時の永遠の受刑者スキルはこちらに統合されている。
ランク:EX 種別:対人理宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:1人
常時発動型の宝具。彼女が受けたローマ史上最大級の極刑。
ダムナティオ・メモリアエ。生きた痕跡、為した功績の悉くを破壊し、
存在ごと殺す刑。この宝具により、ビースト■は記録に残ることができず、
ビースト■の功績が世界に影響を与えることもない。
アヴェンジャー時のものよりも抹消能力が向上しており、
この影響を最も強く受けるビースト■はいち早く世界から抹消される。
……のだが、即座に規格外の自己改造で自身の情報を改竄し、規格外の単独顕現で再び現世に現れる。
直後にこの宝具により世界から追放される――というループを常に繰り返している。
故にビースト■はそこに存在しながら同時に存在せず、全ての攻撃はビースト■をすり抜ける。
更にはビースト■自身が消えることから“目を離した”ものとして扱われ、ビースト■に関する記憶は全て失われ続ける。
この宝具はビースト■の肉体そのものでもあり、ビースト■に触れたものは全ての情報が抹消される。
人々からは忘れ去られ、歴史からは存在がなかったことになる。
記録から生まれるサーヴァントや宝具は勿論消滅し、現実に存在する人間や物質であっても、
それが未来へと続く時間軸であれば、“過去の幻影”として扱われ同じように抹消される。
時間軸の終着点であっても“唯一の編纂事象でない並行世界”であれば“IFの歴史”としてこれもまた抹消される。
どんな相手からも即座に忘れ去られ、如何なる手段で傷つけようともそこにいないがゆえに意味をなさない防御性能と、
未来が続く限り、正しい可能性が他に用意できる限り触れるだけで全てを抹消する攻撃性能を併せ持つ。
どうしようもないようにも思えるが、自分以外のものの存在を消去している瞬間は、自分自身の抹消が一時停止するため、
その瞬間だけは攻撃が有効になる。……のだが、その状態であっても歴史上の攻撃であれば抹消されるので通用しない。
またその対策を知ったとしてもすぐに忘れてしまうため、無意味になる。
この記憶消去に対抗するには、復讐者の蠖シ螂ウのような規格外の忘却補正スキル――記憶を残しておくためのスキルか、
消え続ける蠖シ螂ウの消えていない瞬間を観測し続けることができる千里眼のようなスキルが必要となる。
あるいは忘れても忘れた端から即座に対策を再考案できる思考力も有効な場合がある。
この宝具に対抗するには、消え続け、現れ続ける蠖シ螂ウを観測し続ける目、あるいは記憶し続ける脳、
世界からの追放を食い止めておくための生贄、
そして、未来も“他の可能性”さえもない、それでいて正史である世界のどん詰まりを生きる生物、物質を必要とする。
すなわち人類史が焼却された“現在”を生きる人間――マスターたちである。
常時発動型の宝具。彼女が受けたローマ史上最大級の極刑。
ダムナティオ・メモリアエ。生きた痕跡、為した功績の悉くを破壊し、
存在ごと殺す刑。この宝具により、ビースト■は記録に残ることができず、
ビースト■の功績が世界に影響を与えることもない。
アヴェンジャー時のものよりも抹消能力が向上しており、
この影響を最も強く受けるビースト■はいち早く世界から抹消される。
……のだが、即座に規格外の自己改造で自身の情報を改竄し、規格外の単独顕現で再び現世に現れる。
直後にこの宝具により世界から追放される――というループを常に繰り返している。
故にビースト■はそこに存在しながら同時に存在せず、全ての攻撃はビースト■をすり抜ける。
更にはビースト■自身が消えることから“目を離した”ものとして扱われ、ビースト■に関する記憶は全て失われ続ける。
この宝具はビースト■の肉体そのものでもあり、ビースト■に触れたものは全ての情報が抹消される。
人々からは忘れ去られ、歴史からは存在がなかったことになる。
記録から生まれるサーヴァントや宝具は勿論消滅し、現実に存在する人間や物質であっても、
それが未来へと続く時間軸であれば、“過去の幻影”として扱われ同じように抹消される。
時間軸の終着点であっても“唯一の編纂事象でない並行世界”であれば“IFの歴史”としてこれもまた抹消される。
どんな相手からも即座に忘れ去られ、如何なる手段で傷つけようともそこにいないがゆえに意味をなさない防御性能と、
未来が続く限り、正しい可能性が他に用意できる限り触れるだけで全てを抹消する攻撃性能を併せ持つ。
どうしようもないようにも思えるが、自分以外のものの存在を消去している瞬間は、自分自身の抹消が一時停止するため、
その瞬間だけは攻撃が有効になる。……のだが、その状態であっても歴史上の攻撃であれば抹消されるので通用しない。
またその対策を知ったとしてもすぐに忘れてしまうため、無意味になる。
この記憶消去に対抗するには、復讐者の蠖シ螂ウのような規格外の忘却補正スキル――記憶を残しておくためのスキルか、
消え続ける蠖シ螂ウの消えていない瞬間を観測し続けることができる千里眼のようなスキルが必要となる。
あるいは忘れても忘れた端から即座に対策を再考案できる思考力も有効な場合がある。
この宝具に対抗するには、消え続け、現れ続ける蠖シ螂ウを観測し続ける目、あるいは記憶し続ける脳、
世界からの追放を食い止めておくための生贄、
そして、未来も“他の可能性”さえもない、それでいて正史である世界のどん詰まりを生きる生物、物質を必要とする。
すなわち人類史が焼却された“現在”を生きる人間――マスターたちである。
『名誉の破壊』刑を受け、存在を抹消され、痕跡を抹消され、後世において名誉を回復されることなく、
存在の抹消によって生じる不自然な空白さえも埋められ、仄めかしも、功績も罪さえも現世から消滅したローマ皇帝、あるいはその集合。
世界は蠖シ螂ウを記録しておらず、生物は一人残らず蠖シ螂ウを記憶していない。それ故に召喚されることなどあり得ないのだが、
復讐者としての自身は規格外の忘却補正によって自分だけは自分の存在を記憶することによって召喚にこぎつけ、
そして人類悪たる蠖シ螂ウは、単独で現世に現れる――規格外の単独顕現によって無理矢理姿を現した。
世界から、人々から否定され、忘却され、消却される存在であるがゆえに常に消え続け/現れ続け、
あらゆる記録を抹消し続ける存在であるがゆえに歴史の、物語の――記録の中の存在は蠖シ螂ウに触れれば悉く世界から消滅してしまう。
人類史の、人理の熱量を徴収して世界をやり直そうとしたビーストI、生命の海で生物を泥に染めて生態系を塗り替えようとしたビーストII、
惑星を、人類を利用して絶頂の快楽へ至ろうとしたビーストIII/R、不幸と悲劇で終わるあらゆる物語を“しあわせ”に書き換えようとしたメアリー・スー、
人類を十人十色の理想、幸せを実現する理想郷に閉じ込めようとしたユートピア、
人類史の一側面たる魔術の歴史を破壊することにより、人類種の再定義を目論んだエイワス/コロンゾンと言った人類悪達とは異なり、
ただそこにいるだけで人類史を抹消し、それをエネルギーとするわけでも理想へと昇華するわけでもなく、
ただただ“消す”のみ。そこに信念があるわけでもなく、単に“そういう機能”として人類の歴史を抹消する。
以上の功績/罪業を忘却され、蠖シ螂ウのクラスは抹消された。
ダムナティオ・メモリアエなど偽りの名。
其は人間が抹消した、
人類史にもっとも否定された大災害。
その名をビースト■。
人類悪としてのナンバリングも、持つ理さえも抹消された獣である。
存在の抹消によって生じる不自然な空白さえも埋められ、仄めかしも、功績も罪さえも現世から消滅したローマ皇帝、あるいはその集合。
世界は蠖シ螂ウを記録しておらず、生物は一人残らず蠖シ螂ウを記憶していない。それ故に召喚されることなどあり得ないのだが、
復讐者としての自身は規格外の忘却補正によって自分だけは自分の存在を記憶することによって召喚にこぎつけ、
そして人類悪たる蠖シ螂ウは、単独で現世に現れる――規格外の単独顕現によって無理矢理姿を現した。
世界から、人々から否定され、忘却され、消却される存在であるがゆえに常に消え続け/現れ続け、
あらゆる記録を抹消し続ける存在であるがゆえに歴史の、物語の――記録の中の存在は蠖シ螂ウに触れれば悉く世界から消滅してしまう。
人類史の、人理の熱量を徴収して世界をやり直そうとしたビーストI、生命の海で生物を泥に染めて生態系を塗り替えようとしたビーストII、
惑星を、人類を利用して絶頂の快楽へ至ろうとしたビーストIII/R、不幸と悲劇で終わるあらゆる物語を“しあわせ”に書き換えようとしたメアリー・スー、
人類を十人十色の理想、幸せを実現する理想郷に閉じ込めようとしたユートピア、
人類史の一側面たる魔術の歴史を破壊することにより、人類種の再定義を目論んだエイワス/コロンゾンと言った人類悪達とは異なり、
ただそこにいるだけで人類史を抹消し、それをエネルギーとするわけでも理想へと昇華するわけでもなく、
ただただ“消す”のみ。そこに信念があるわけでもなく、単に“そういう機能”として人類の歴史を抹消する。
以上の功績/罪業を忘却され、蠖シ螂ウのクラスは抹消された。
ダムナティオ・メモリアエなど偽りの名。
其は人間が抹消した、
人類史にもっとも否定された大災害。
その名をビースト■。
人類悪としてのナンバリングも、持つ理さえも抹消された獣である。
人間の言葉を話すのだが、話し方が安定せず、その人格を測ることができない。
それもそのはず、蠖シ螂ウらは自身の人格を、人となりを覚えていない。
性別も、人種も、生きた時代も、どころか自分が人間であったかどうかさえも覚えていない。
何らかの目的をもって現世に現れるのだが、現れた瞬間全てを忘れ、世界から追放された瞬間思い出し、そして再び現世に現れるときには忘れている。
その度に世界に残された記録を抹消していくだけの機能。
人類悪と定義される以上蠖シ螂ウも何らかの形で人類に対する愛を持つはずなのだが、
しかしその愛も、愛と表裏一体の憎しみでさえ、顕現した瞬間に忘却してしまう、矛盾した人類悪。
イメージカラー:何も書かれていない白紙のような白
特技:抹消
好きなもの:忘れてしまった、忘れさせられてしまった
嫌いなもの:忘れてしまった、忘れさせられてしまった
天敵:記録でないもの。つまり未来のない“現在”を生きる人間。
願い:忘れてしまった、忘れさせられてしまった
【一人称】不定 【二人称】不定 【三人称】不定
それもそのはず、蠖シ螂ウらは自身の人格を、人となりを覚えていない。
性別も、人種も、生きた時代も、どころか自分が人間であったかどうかさえも覚えていない。
何らかの目的をもって現世に現れるのだが、現れた瞬間全てを忘れ、世界から追放された瞬間思い出し、そして再び現世に現れるときには忘れている。
その度に世界に残された記録を抹消していくだけの機能。
人類悪と定義される以上蠖シ螂ウも何らかの形で人類に対する愛を持つはずなのだが、
しかしその愛も、愛と表裏一体の憎しみでさえ、顕現した瞬間に忘却してしまう、矛盾した人類悪。
イメージカラー:何も書かれていない白紙のような白
特技:抹消
好きなもの:忘れてしまった、忘れさせられてしまった
嫌いなもの:忘れてしまった、忘れさせられてしまった
天敵:記録でないもの。つまり未来のない“現在”を生きる人間。
願い:忘れてしまった、忘れさせられてしまった
【一人称】不定 【二人称】不定 【三人称】不定
ダムナティオ・メモリアエ:復讐者としての自身。
ティアマト:同じビーストの一人。世界から拒絶され、追放された者同士、いない間はシンパシーを感じている。
(顕現すれば忘れてしまう)
ちなみに元々世界から追放された存在たるティアマトに対してはビースト■の能力はあまり有効に働かない。
メアリー・スー(人類悪);自身と対極に位置する存在。全てに忘れられ、全ての記録を抹消するダムナティオと、
皆の思いから生まれ、全ての記録、物語を自身で上書きするメアリー。削除と上書き。絶対的な、全人類の幸福を求めるメアリーと、
ささやかな、自分個人の幸せを掴もうとするダムナティオ。
メアリーは人類を脅かしつつも幸福は生み出すが、ダムナティオは脅かすだけで何も為さない、生み出さない。
一人一人の理想に根付いた彼女を羨ましいと思っているが、現世に顕現すれば忘れてしまう。
ユートピア:彼女もまた自身と対極の存在。全人類の幸福のために、全人類を胎内へと閉じ込めようとするユートピアと、
自分のささやかな幸せのために、外――現世へと這い出ようとするダムナティオ。
世界の法則、因果律を支配するユートピアと、人が作った法律に支配されるダムナティオ。
自分の中に世界を作り、人類の理想郷として認知される彼女らを羨ましく思っているが、顕現すれば忘れる。
……というか、何も残せないダムナティオは大抵の存在の対極なのでは?
クリミナルたち:“罪を犯した者”として世界に認められている彼ら彼女らを羨ましく思っている。
……のだが、その気持ちは顕現と同時に忘れてしまう。
英雄たち:人々に覚えられ、語り継がれる彼らを羨ましく思っているが、顕現と同時に忘れてしまう。
忘失のハサン:人々から忘れられた存在という点ではシンパシーを感じているが、
件の“忘れられているがゆえに物語を乗っ取る人類悪たるメアリー・スーに対する特効となる”として世界、抑止力から派遣されたという話を耳にし、
“人からは忘れられても世界からは認められている”存在として、羨ましく、あるいは妬ましく思っている。
……という、少しの歪みが混じった感情さえも、やはり顕現と共に忘却してしまう。
ティアマト:同じビーストの一人。世界から拒絶され、追放された者同士、いない間はシンパシーを感じている。
(顕現すれば忘れてしまう)
ちなみに元々世界から追放された存在たるティアマトに対してはビースト■の能力はあまり有効に働かない。
メアリー・スー(人類悪);自身と対極に位置する存在。全てに忘れられ、全ての記録を抹消するダムナティオと、
皆の思いから生まれ、全ての記録、物語を自身で上書きするメアリー。削除と上書き。絶対的な、全人類の幸福を求めるメアリーと、
ささやかな、自分個人の幸せを掴もうとするダムナティオ。
メアリーは人類を脅かしつつも幸福は生み出すが、ダムナティオは脅かすだけで何も為さない、生み出さない。
一人一人の理想に根付いた彼女を羨ましいと思っているが、現世に顕現すれば忘れてしまう。
ユートピア:彼女もまた自身と対極の存在。全人類の幸福のために、全人類を胎内へと閉じ込めようとするユートピアと、
自分のささやかな幸せのために、外――現世へと這い出ようとするダムナティオ。
世界の法則、因果律を支配するユートピアと、人が作った法律に支配されるダムナティオ。
自分の中に世界を作り、人類の理想郷として認知される彼女らを羨ましく思っているが、顕現すれば忘れる。
……というか、何も残せないダムナティオは大抵の存在の対極なのでは?
クリミナルたち:“罪を犯した者”として世界に認められている彼ら彼女らを羨ましく思っている。
……のだが、その気持ちは顕現と同時に忘れてしまう。
英雄たち:人々に覚えられ、語り継がれる彼らを羨ましく思っているが、顕現と同時に忘れてしまう。
忘失のハサン:人々から忘れられた存在という点ではシンパシーを感じているが、
件の“忘れられているがゆえに物語を乗っ取る人類悪たるメアリー・スーに対する特効となる”として世界、抑止力から派遣されたという話を耳にし、
“人からは忘れられても世界からは認められている”存在として、羨ましく、あるいは妬ましく思っている。
……という、少しの歪みが混じった感情さえも、やはり顕現と共に忘却してしまう。
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