最終更新:ID:a6vJTAMSjA 2019年12月22日(日) 06:49:53履歴
【元ネタ】イラン叙事詩『王書(シャー・ナーメ)』
【CLASS】ライダー/バーサーカー
【真名】ロスタム(オルタ)
【マスター】アンリエッタ・クロイツェルレフェルン(Requiem世界において)
【性別】男
【身長・体重】242cm・300kg/666kg(鎧の装備量による)
【肌色】禍々しい浅黒 【髪色】白 【瞳色】金の蛇眼
【容姿】竜をかたどった刺々しい漆黒の鎧に身を包んだペルシャ系の青年。
竜角の生えた漆黒の仮面を被っており、そこからは全てを畏怖させるような金色の蛇眼が輝いている。
【地域】西アジア
【年代】神話時代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜
【ステータス】筋力:A++ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具: A
【CLASS】ライダー/バーサーカー
【真名】ロスタム(オルタ)
【マスター】アンリエッタ・クロイツェルレフェルン(Requiem世界において)
【性別】男
【身長・体重】242cm・300kg/666kg(鎧の装備量による)
【肌色】禍々しい浅黒 【髪色】白 【瞳色】金の蛇眼
【容姿】竜をかたどった刺々しい漆黒の鎧に身を包んだペルシャ系の青年。
竜角の生えた漆黒の仮面を被っており、そこからは全てを畏怖させるような金色の蛇眼が輝いている。
【地域】西アジア
【年代】神話時代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜
【ステータス】筋力:A++ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具: A
理性と引き換えに驚異的な暴力を所有者に宿すスキル。現界に要する魔力を大量に消費するようになる。
聖杯の泥に汚染されたことで偶発的・強制的に起きた特殊な狂化(クラスチェンジ)であり、理性や技術こそ失われていないが、体内をめぐる悪竜の血の励起によって霊基に変調をきたしている。
これによりロスタムは、本来であれば自害を選ぶほどの悪しき行いをも遂行するように変質している。
その影響で善なる精霊アムシャ・スプンタとのコネクションが弱まり、肉体の枷までもが外れ、生来神より賜った凄絶な怪力が常に発揮される状態となっている。
聖杯の泥に汚染されたことで偶発的・強制的に起きた特殊な狂化(クラスチェンジ)であり、理性や技術こそ失われていないが、体内をめぐる悪竜の血の励起によって霊基に変調をきたしている。
これによりロスタムは、本来であれば自害を選ぶほどの悪しき行いをも遂行するように変質している。
その影響で善なる精霊アムシャ・スプンタとのコネクションが弱まり、肉体の枷までもが外れ、生来神より賜った凄絶な怪力が常に発揮される状態となっている。
「剣士」「騎兵」のクラス特性。
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
このロスタムの場合、クラスが歪曲されている影響でランクが低下している。
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
このロスタムの場合、クラスが歪曲されている影響でランクが低下している。
ペルシアに悪名高き邪なる蛇王、ザッハークの玄孫たるロスタム。
その血の内に眠る、神代の悪竜アジ・ダハーカの因子が、霊基の変質によって”先祖返り”を起こし、覚醒した事で手に入れた心臓。
息をするだけで魔力を生み出す圧倒的な魔力炉心。変質したロスタムはこれにより竜属性を得ている。
その血の内に眠る、神代の悪竜アジ・ダハーカの因子が、霊基の変質によって”先祖返り”を起こし、覚醒した事で手に入れた心臓。
息をするだけで魔力を生み出す圧倒的な魔力炉心。変質したロスタムはこれにより竜属性を得ている。
最強の幻想種たる竜が放つマナの奔流。
ロスタムが『この世全ての悪』に触れた事で励起された蛇王の因子が内包する、悪神アンラ・マンユの忌むべき力の一端。呪われたる魔の黒炎を、身に纏う黒鎧の掌部および口部から放出する。
熱なくして燃え盛るこの炎の本質は、肉体と精神の両面を灼く強い呪詛。掠っただけでもその部位は痣のごとくに黒染され、同時に肉体を蝕む持続的な激痛と、精神を蝕む落胆と絶望とが襲い掛かる。
その本質は、英雄であるならば多少なりとも誰しも有する、“人の善性”を燃やす焔。神話に語られる、悪を打ち破らんとする英霊であればあるほど効力を増し、逆に悪に加担する事を良しとする反英雄に対しては効力が薄い。
ランクが低いのは、化身たるザッハークから更に五代の時を経ての劣化もあるだろうが、それ以上に、現在の彼は「善を否定する」ことに尽きるのではなく、あくまで「善悪両面を受け容れる」存在である事も大きな要因となっている。
ロスタムが『この世全ての悪』に触れた事で励起された蛇王の因子が内包する、悪神アンラ・マンユの忌むべき力の一端。呪われたる魔の黒炎を、身に纏う黒鎧の掌部および口部から放出する。
熱なくして燃え盛るこの炎の本質は、肉体と精神の両面を灼く強い呪詛。掠っただけでもその部位は痣のごとくに黒染され、同時に肉体を蝕む持続的な激痛と、精神を蝕む落胆と絶望とが襲い掛かる。
その本質は、英雄であるならば多少なりとも誰しも有する、“人の善性”を燃やす焔。神話に語られる、悪を打ち破らんとする英霊であればあるほど効力を増し、逆に悪に加担する事を良しとする反英雄に対しては効力が薄い。
ランクが低いのは、化身たるザッハークから更に五代の時を経ての劣化もあるだろうが、それ以上に、現在の彼は「善を否定する」ことに尽きるのではなく、あくまで「善悪両面を受け容れる」存在である事も大きな要因となっている。
イラン神話上にたびたび登場する霊鳥、シームルグによる加護。
彼の父、白髪のザールの育て親にして彼の出生にも関わったこの霊鳥の加護は、彼の肉体にも魔的な力を授けた。
霊基の変質により、身に宿る悪竜の因子が引き出された影響で、本来の値と比べ著しく弱まっている。
しかしそれでも、かの霊鳥がロスタムに加護を与え続けているのは、彼の心は悪神の手に堕ちることなく、未だ善神へ帰依する心を失っていないゆえなのだろうか。
同ランクの「怪力」スキル効果を有する。
彼の父、白髪のザールの育て親にして彼の出生にも関わったこの霊鳥の加護は、彼の肉体にも魔的な力を授けた。
霊基の変質により、身に宿る悪竜の因子が引き出された影響で、本来の値と比べ著しく弱まっている。
しかしそれでも、かの霊鳥がロスタムに加護を与え続けているのは、彼の心は悪神の手に堕ちることなく、未だ善神へ帰依する心を失っていないゆえなのだろうか。
同ランクの「怪力」スキル効果を有する。
悪竜アジ・ダハーカの有する不死性。
前述と同様の理由でランクが下がっており、彼の場合は「自己再生能力」として発現している。
血液が爬虫類などの邪悪な生物に変化し、傷を負ってもその部分から即座に無数のヘビやトカゲ、害虫などの邪悪な生物が湧き出して傷を埋める。
埋められた部分は傷を負った以前と遜色ない外見に擬態され、ゆえに相手には傷を回復されたように見える。
これにより彼は、頭か心臓を完全に潰されぬ限り、半身を吹き飛ばされようと全身を蜂の巣にされようと、多少の時間があれば行動可能なまでに再生してしまう回復力を持つ。
しかしそれには当然、彼という存在そのものを構成する膨大な魔力量が必要となる。ともすれば再生に必要なマスター側の魔力が足りず、再生できぬまま放置せざるを得ない事態もありうる点には留意が必要であろう。
同ランクの「戦闘続行」スキル効果を内包する。
前述と同様の理由でランクが下がっており、彼の場合は「自己再生能力」として発現している。
血液が爬虫類などの邪悪な生物に変化し、傷を負ってもその部分から即座に無数のヘビやトカゲ、害虫などの邪悪な生物が湧き出して傷を埋める。
埋められた部分は傷を負った以前と遜色ない外見に擬態され、ゆえに相手には傷を回復されたように見える。
これにより彼は、頭か心臓を完全に潰されぬ限り、半身を吹き飛ばされようと全身を蜂の巣にされようと、多少の時間があれば行動可能なまでに再生してしまう回復力を持つ。
しかしそれには当然、彼という存在そのものを構成する膨大な魔力量が必要となる。ともすれば再生に必要なマスター側の魔力が足りず、再生できぬまま放置せざるを得ない事態もありうる点には留意が必要であろう。
同ランクの「戦闘続行」スキル効果を内包する。
いわゆる蛇睨み。
同ランク以上の対魔力を持たない相手に目を合わせて強く睨み付けるだけで、相手を威圧して行動を一瞬ながら停止、硬直させてしまう蛇の瞳。
これは感情的恐怖を誘発させる類の精神的な働きかけではなく、むしろ生物としての本能的条件反射を刺激する肉体的なものであり、睨まれた相手は意志に反してひとりでに身体がこわばり、竦んでしまう。
性質上、精神異常耐性系スキルでは防げず、また盲目の相手にも効果を発揮する。ただし非生物や、それを由来とするサーヴァントに対しては効果が無い。また邪視除けのアミュレットによって効果は軽減され、同ランク以上の道具作成スキルによって作られた物品の場合は完全に無効化される。
同ランク以上の対魔力を持たない相手に目を合わせて強く睨み付けるだけで、相手を威圧して行動を一瞬ながら停止、硬直させてしまう蛇の瞳。
これは感情的恐怖を誘発させる類の精神的な働きかけではなく、むしろ生物としての本能的条件反射を刺激する肉体的なものであり、睨まれた相手は意志に反してひとりでに身体がこわばり、竦んでしまう。
性質上、精神異常耐性系スキルでは防げず、また盲目の相手にも効果を発揮する。ただし非生物や、それを由来とするサーヴァントに対しては効果が無い。また邪視除けのアミュレットによって効果は軽減され、同ランク以上の道具作成スキルによって作られた物品の場合は完全に無効化される。
ランク:C〜A 種別:- レンジ:- 最大捕捉:-
悪竜の血に目覚め、善神とのコネクションが弱まった事によって失った常識外れの生命力と引き換えに手にした宝具。
ロスタムが乗り越えた七道程、その『苦難を超克した方法』を再現する。
それは苦難を超えた事に対する神からの報酬ではなく、ただ彼自身、彼ひとりの肉体による技術。そして、かつて彼に味方した者たちの業にほかならない。
悪竜の血に目覚め、善神とのコネクションが弱まった事によって失った常識外れの生命力と引き換えに手にした宝具。
ロスタムが乗り越えた七道程、その『苦難を超克した方法』を再現する。
それは苦難を超えた事に対する神からの報酬ではなく、ただ彼自身、彼ひとりの肉体による技術。そして、かつて彼に味方した者たちの業にほかならない。
第一道程、獅子を打ち破った竜馬ラクシュの肉体そのもの。
発動と共にロスタムは眠りに落ちる。あるいはロスタムが眠った際に発動する。
それと共に、彼の鎧はひとりでに変形・伸長を重ね、最終的にはすさまじく巨大な彼の愛馬───”竜馬ラクシュ”の姿へと変形する。
この状態のロスタムは霊基ごとラクシュへと変質しており、そのまま馬の動作を取り、馬の本能と思考回路によって行動する。
発動中は当然、ロスタム自身の意識は存在しない。
ラクシュはひとりでにロスタムの意志を汲み、護るべきものを護り、滅ぼすべきものを滅ぼすために行動する。
ロスタム自身が眠った際は意識が覚醒するまで、意思で発動した際は目的を達成するか、一定時間経過後に解除される。
ラクシュ形態での全ての攻撃は、獣属性に対する特攻効果を発揮する。
発動と共にロスタムは眠りに落ちる。あるいはロスタムが眠った際に発動する。
それと共に、彼の鎧はひとりでに変形・伸長を重ね、最終的にはすさまじく巨大な彼の愛馬───”竜馬ラクシュ”の姿へと変形する。
この状態のロスタムは霊基ごとラクシュへと変質しており、そのまま馬の動作を取り、馬の本能と思考回路によって行動する。
発動中は当然、ロスタム自身の意識は存在しない。
ラクシュはひとりでにロスタムの意志を汲み、護るべきものを護り、滅ぼすべきものを滅ぼすために行動する。
ロスタム自身が眠った際は意識が覚醒するまで、意思で発動した際は目的を達成するか、一定時間経過後に解除される。
ラクシュ形態での全ての攻撃は、獣属性に対する特攻効果を発揮する。
第二道程、灼熱の砂漠で命を落としかけた中、善神の遣わしたる羊の導きのもとに見出した希望。
死に瀕した人間を、今一度死の淵から救い出す御使の懇願。
悪に身をやつした彼のもとに、もはや羊が降り立つことはない。
だが、彼のうちにわずかでも残っている善なる心のもと、彼が真に「救いたい」と願った者であれば、今一度その請願は聞き入れられるだろう。
死に瀕した人間を、今一度死の淵から救い出す御使の懇願。
悪に身をやつした彼のもとに、もはや羊が降り立つことはない。
だが、彼のうちにわずかでも残っている善なる心のもと、彼が真に「救いたい」と願った者であれば、今一度その請願は聞き入れられるだろう。
第三道程、竜を斬り裂いた剣の一撃。概念的攻撃であり、武器は剣である必要はない。
このロスタムの場合、白熱した鎧の爪による竜を引き裂く一撃となる。
竜属性への特攻効果を持つが、自身も竜の特性を持つロスタムもまた、自らの手指を灼きながらこの技を放つ事となる。
そのため使えて二発が限度。それ以上使えば五指が焼断され、再生も不可能となるだろう。
このロスタムの場合、白熱した鎧の爪による竜を引き裂く一撃となる。
竜属性への特攻効果を持つが、自身も竜の特性を持つロスタムもまた、自らの手指を灼きながらこの技を放つ事となる。
そのため使えて二発が限度。それ以上使えば五指が焼断され、再生も不可能となるだろう。
第四道程、魔女を斬り裂いた剣の一撃。これもまた概念的攻撃である。
青変した爪による、幻を斬滅する攻撃。幻術の類を切り開いて強引にかき消してしまう他、魔的生物(幻獣種、ホムンクルスなど)への特攻効果を発揮する。
青変した爪による、幻を斬滅する攻撃。幻術の類を切り開いて強引にかき消してしまう他、魔的生物(幻獣種、ホムンクルスなど)への特攻効果を発揮する。
第六道程、悪鬼の頭領アルザングの肉体を、生きながら素手で「引き千切った」怪力の再現。
一瞬、凄まじい雄叫びと同時に、鬼をも千切る馬鹿力を見せる。この瞬間、彼の筋力ランクはA++相当に達する。
魔力消費が特に激しい栄光の一であり、使えばマスター側の息切れは必至となる。
一瞬、凄まじい雄叫びと同時に、鬼をも千切る馬鹿力を見せる。この瞬間、彼の筋力ランクはA++相当に達する。
魔力消費が特に激しい栄光の一であり、使えばマスター側の息切れは必至となる。
第七道程、イラン最大の白鬼ディヴェ=セフィドを滅ぼした光り輝く短剣。
魔を滅ぼす概念であり、このロスタムの場合は七色に輝く指刃として代替される。
予備動作が長く、サーヴァントに当てるには組み伏せるなどの拘束が必要となる。
しかし直撃すれば悪魔 や魔性、鬼種に通じる者を即座に消滅させるほどの、強い破魔の力を有している。
魔を滅ぼす概念であり、このロスタムの場合は七色に輝く指刃として代替される。
予備動作が長く、サーヴァントに当てるには組み伏せるなどの拘束が必要となる。
しかし直撃すれば
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ロスタムの体を覆う、彼の中の悪竜の血によって練られた漆黒の鎧。その表面には赤く禍々しい紋様が刻まれている。
通常時においては、眼の部分がひび割れた仮面と切っ先するどい爪を持つ手甲、頑健な足甲、物々しい肩当て、そして背中側に一対の翼が生えた胸当てのみを着用している。
非常に高い耐久性能を持ち、特に魔術的干渉にはAランクの対魔力に相当する防御性能を発揮する他、物理的にも竜鱗のような硬質さを誇る。
ただし竜種特攻の攻撃に対しては防御性能が発揮されないばかりか、被ダメージが二倍に増加するというデメリットも存在する。
真名解放により、七大悪魔(ヴェンディダード)によって呪縛(祝福)された真の姿を解放する。
仮面は頭部全体を覆う、竜頭を模したフルフェイスヘルムに変形。胸当ても胴全体を覆った大鎧となり、手甲も二の腕までが防御され、腰部背側からは巨大な黒い尻尾が形成される。
背中からは黒翼がさらに二対生え、それによる飛行能力をも得る。鎧部両肩の肩当ては鎌首をもたげてひとりでに動き出し、まるで生きた蛇が取り憑いているかのような姿となる。
こうしてロスタムは、体全体が漆黒に染められた、”人型の悪竜”へと変身するのだ。
この状態では、人には太刀打ち出来ぬ程の、まさしく災害と呼ぶに相応しい力を発揮する。幸運を除く全てのステータスがさらなる高水準にまで引き上げられ、眼前に立ち塞がるあらゆる障害を真っ向から打ち破る。
しかし絶対的なデメリットとして特筆すべきは、サーヴァントとして異常と言うべき魔力消費。
常に悪竜の力を身に宿している彼は、平時に歩き回って行動するだけでも「竜の心臓」による恒常的な魔力供給を上回って減るほどに絶大な高燃費を誇り、マスターに負担を強いてしまう。
ましてや並の魔術師が何の魔力供給手段も講じずに宝具発動などしようものなら、瞬く間に残存魔力を吸い尽くされ、「敵を滅ぼす」という本懐を果たすよりも以前に死亡するだろう。
ロスタムの体を覆う、彼の中の悪竜の血によって練られた漆黒の鎧。その表面には赤く禍々しい紋様が刻まれている。
通常時においては、眼の部分がひび割れた仮面と切っ先するどい爪を持つ手甲、頑健な足甲、物々しい肩当て、そして背中側に一対の翼が生えた胸当てのみを着用している。
非常に高い耐久性能を持ち、特に魔術的干渉にはAランクの対魔力に相当する防御性能を発揮する他、物理的にも竜鱗のような硬質さを誇る。
ただし竜種特攻の攻撃に対しては防御性能が発揮されないばかりか、被ダメージが二倍に増加するというデメリットも存在する。
真名解放により、七大悪魔(ヴェンディダード)によって呪縛(祝福)された真の姿を解放する。
仮面は頭部全体を覆う、竜頭を模したフルフェイスヘルムに変形。胸当ても胴全体を覆った大鎧となり、手甲も二の腕までが防御され、腰部背側からは巨大な黒い尻尾が形成される。
背中からは黒翼がさらに二対生え、それによる飛行能力をも得る。鎧部両肩の肩当ては鎌首をもたげてひとりでに動き出し、まるで生きた蛇が取り憑いているかのような姿となる。
こうしてロスタムは、体全体が漆黒に染められた、”人型の悪竜”へと変身するのだ。
この状態では、人には太刀打ち出来ぬ程の、まさしく災害と呼ぶに相応しい力を発揮する。幸運を除く全てのステータスがさらなる高水準にまで引き上げられ、眼前に立ち塞がるあらゆる障害を真っ向から打ち破る。
しかし絶対的なデメリットとして特筆すべきは、サーヴァントとして異常と言うべき魔力消費。
常に悪竜の力を身に宿している彼は、平時に歩き回って行動するだけでも「竜の心臓」による恒常的な魔力供給を上回って減るほどに絶大な高燃費を誇り、マスターに負担を強いてしまう。
ましてや並の魔術師が何の魔力供給手段も講じずに宝具発動などしようものなら、瞬く間に残存魔力を吸い尽くされ、「敵を滅ぼす」という本懐を果たすよりも以前に死亡するだろう。
彼の中に眠る悪竜の血が、身を守る”鱗”として体外に表出した装甲。その材質は彼自身の血によって成されているため、破損しても血によって修復される。
鈍銀の輝きを放つ漆黒の鋼の上には、いたるところに赤い血管のような禍々しい線が刻まれている。
鈍銀の輝きを放つ漆黒の鋼の上には、いたるところに赤い血管のような禍々しい線が刻まれている。
彼の、憎むべきでない敬愛する先祖より受け継がれてきた竜殺しの槌矛。
“先祖返り”を起こしたロスタムにとって、この武器は自身を殺した武器であるも同然。
現に、今や竜の因子を持つ彼は、これを手に握るだけでその掌を灼かれてしまう。
それでもロスタムは、常にかたくこの武器を右手に握り締める。手の平の竜鎧が焼け燻り、激痛と熱を与えながら黒い煙を出そうとも、ロスタムは決してこの槌矛を手放すことはない。
それは英雄ロスタムとしての善性が見せる、最後のあがきなのだろうか。
“己は、悪などではない”と。
“先祖返り”を起こしたロスタムにとって、この武器は自身を殺した武器であるも同然。
現に、今や竜の因子を持つ彼は、これを手に握るだけでその掌を灼かれてしまう。
それでもロスタムは、常にかたくこの武器を右手に握り締める。手の平の竜鎧が焼け燻り、激痛と熱を与えながら黒い煙を出そうとも、ロスタムは決してこの槌矛を手放すことはない。
それは英雄ロスタムとしての善性が見せる、最後のあがきなのだろうか。
“己は、悪などではない”と。
何らかの原因で聖杯の呪いに触れ、黒化反転したペルシア最大の英雄、ロスタム。
『この世全ての悪』…ゾロアスター教における「悪神」をかたどった呪いに刺激され、彼に流れる蛇王ザッハーク、ひいてはその本性たる悪竜、アジ=ダハーカの血が覚醒された姿。
悪しき蛇王の血による影響が色濃く出た、イフの存在である。
本来のロスタムとの大きな違いは、己の中に眠る悪の本性を良しとしながらも、主を守る為にその力を振るう…「善悪両面を受容する」点。
肉体は悪竜に堕ちども、その根底にあるものは、変質したとはいえやはり、英雄ロスタムという存在なのだろう。
しかし、善性と悪性の双方が存在する点において、彼は「いかなる召喚者であっても絶対の忠誠を誓う」性質を同時に有している。
召喚者が善性の人間であるならば、その力は善をなす為に捧げられ、オリジナルのロスタムと遜色ない、人々の為に在る英雄となる。
対して召喚者が悪性の人間であるならば、それがいかに倫理、人道に悖る行いであろうとも(多少の逡巡はあれども)こなしてみせ、人々にとっての強大な敵にもなり得る。
このように元来のロスタムにあった絶対の価値基準たる善性が、霊基の変質で得た悪性によって中和されていることで、その善悪性は召喚者によって大きく左右される。
誇り高く善に生きる「騎士」ではなく、使う者によりその在り方を変える「武器」────それこそが、このロスタムの本質的な在り方と言えよう。
サーヴァントとしては前述したように常軌を逸した魔力消費の激しさを有し、非常に扱いが難しい。
さらに伝承通り、「階段を登るだけで足が段にめり込み、馬に乗ろうとしただけで並みの馬なら潰してしまう」驚異的な生来の暴力を持つため、実体化させておくことすら危険。
戦闘行動をさせようとするならば、マスターによる緻密な残存魔力の管理が肝要となる。したがって運用に際しては、マスター側にもある程度の魔術的な知識、素養、そして戦闘能力が求められる。
しかしながら戦闘においては、『悪竜の爬躯』による再生と『悪血の竜鎧』の耐久力にものを言わせ、損傷を負いながらも構わず真っ向から突っ込むような、常識を外れた凶暴性でもって敵を打ちのめす。
本来のクラスはライダーだが、その戦い方や性質はまさにバーサーカーと呼ぶべきものだろう。
『この世全ての悪』…ゾロアスター教における「悪神」をかたどった呪いに刺激され、彼に流れる蛇王ザッハーク、ひいてはその本性たる悪竜、アジ=ダハーカの血が覚醒された姿。
悪しき蛇王の血による影響が色濃く出た、イフの存在である。
本来のロスタムとの大きな違いは、己の中に眠る悪の本性を良しとしながらも、主を守る為にその力を振るう…「善悪両面を受容する」点。
肉体は悪竜に堕ちども、その根底にあるものは、変質したとはいえやはり、英雄ロスタムという存在なのだろう。
しかし、善性と悪性の双方が存在する点において、彼は「いかなる召喚者であっても絶対の忠誠を誓う」性質を同時に有している。
召喚者が善性の人間であるならば、その力は善をなす為に捧げられ、オリジナルのロスタムと遜色ない、人々の為に在る英雄となる。
対して召喚者が悪性の人間であるならば、それがいかに倫理、人道に悖る行いであろうとも(多少の逡巡はあれども)こなしてみせ、人々にとっての強大な敵にもなり得る。
このように元来のロスタムにあった絶対の価値基準たる善性が、霊基の変質で得た悪性によって中和されていることで、その善悪性は召喚者によって大きく左右される。
誇り高く善に生きる「騎士」ではなく、使う者によりその在り方を変える「武器」────それこそが、このロスタムの本質的な在り方と言えよう。
サーヴァントとしては前述したように常軌を逸した魔力消費の激しさを有し、非常に扱いが難しい。
さらに伝承通り、「階段を登るだけで足が段にめり込み、馬に乗ろうとしただけで並みの馬なら潰してしまう」驚異的な生来の暴力を持つため、実体化させておくことすら危険。
戦闘行動をさせようとするならば、マスターによる緻密な残存魔力の管理が肝要となる。したがって運用に際しては、マスター側にもある程度の魔術的な知識、素養、そして戦闘能力が求められる。
しかしながら戦闘においては、『悪竜の爬躯』による再生と『悪血の竜鎧』の耐久力にものを言わせ、損傷を負いながらも構わず真っ向から突っ込むような、常識を外れた凶暴性でもって敵を打ちのめす。
本来のクラスはライダーだが、その戦い方や性質はまさにバーサーカーと呼ぶべきものだろう。
悪竜の血が覚醒した事により、元のロスタムよりも荒々しく、凶暴性が高いものに変質している。血気盛んで、何かと戦いで物事を解決したがる戦闘狂。
しかし、マスターが命令せぬ限りにおいて勝手な行動は一切行わない仕事人でもあり、その在り方はあくまでマスターの「道具」に徹する。
この点において本来の彼が持つ「主人のために戦う」「義理を果たす」性質がより強調されていると言ってよい。
その性格は厭世的かつ捻くれている。
人間の悪意を諦念的に受容し、力を得た代償に悪性を宿した自身もまた自嘲的に見る。裏切りや不義には怒りを燃やすのではなく、「やはりそうか」とあきらめ乾いた笑いをこぼす、冷めた俯瞰者。
今の彼は既に、元のロスタムが絶対としていた「善性」という拠り所を失っているがために、自己同一性が限りなく失われてしまっている。
故に今の彼は、他者たるマスターに自己存在の決定権を委ねるようになった。主君に仕える事そのものを自身の存在価値と規定し、その為ならば自らの全てを捧げる事をも厭わない。
心の奥では太平な世界を望んでいるものの、「主の守護者」としての側面がより色濃く出ている為、たとえ悪しき行いとして本来の彼が忌避する行動でさえも物言わず遂行するようになってしまっている。
それがたとえ罪なき人々の殺戮であっても、心に迷いあるとはいえ、マスターの命令であるならば執り行ってしまうだろう。
召喚者がいかに悪意に満ちた人間でも受容し、ただ他者の使命を帯びる機械として、命令のままに心を殺す。
だが。召喚者が善性の人間であるのなら───────
その表情のうちには、また異なる色が見えるだろう。
イメージカラー:濡れ固まった大地の焦茶
特技:主君に仕える
好きなもの:人々の平和
嫌いなもの:自分自身
天敵:自分自身
願い:善なる世界
【一人称】オレ 【二人称】お前/○○(呼び捨て) 【三人称】奴/奴等/○○(呼び捨て)
しかし、マスターが命令せぬ限りにおいて勝手な行動は一切行わない仕事人でもあり、その在り方はあくまでマスターの「道具」に徹する。
この点において本来の彼が持つ「主人のために戦う」「義理を果たす」性質がより強調されていると言ってよい。
その性格は厭世的かつ捻くれている。
人間の悪意を諦念的に受容し、力を得た代償に悪性を宿した自身もまた自嘲的に見る。裏切りや不義には怒りを燃やすのではなく、「やはりそうか」とあきらめ乾いた笑いをこぼす、冷めた俯瞰者。
今の彼は既に、元のロスタムが絶対としていた「善性」という拠り所を失っているがために、自己同一性が限りなく失われてしまっている。
故に今の彼は、他者たるマスターに自己存在の決定権を委ねるようになった。主君に仕える事そのものを自身の存在価値と規定し、その為ならば自らの全てを捧げる事をも厭わない。
心の奥では太平な世界を望んでいるものの、「主の守護者」としての側面がより色濃く出ている為、たとえ悪しき行いとして本来の彼が忌避する行動でさえも物言わず遂行するようになってしまっている。
それがたとえ罪なき人々の殺戮であっても、心に迷いあるとはいえ、マスターの命令であるならば執り行ってしまうだろう。
召喚者がいかに悪意に満ちた人間でも受容し、ただ他者の使命を帯びる機械として、命令のままに心を殺す。
だが。召喚者が善性の人間であるのなら───────
その表情のうちには、また異なる色が見えるだろう。
イメージカラー:濡れ固まった大地の焦茶
特技:主君に仕える
好きなもの:人々の平和
嫌いなもの:自分自身
天敵:自分自身
願い:善なる世界
【一人称】オレ 【二人称】お前/○○(呼び捨て) 【三人称】奴/奴等/○○(呼び捨て)
・ロスタム
「カ…ハハハハッ!あれが、内なる血に呑まれなかったオレの姿か!我ながら人の身でよくやるものだ!お前もこちらに来てみろ。案外、心地のよいものだぞ?」
本来の自分。
善に生きる彼を捻くれた目で見、挑発的な態度を取ると同時に、善に生きる彼をまた、憧憬の目で見ている。
それは叶わなかったイフであるがゆえに、信念を貫き通したその姿こそが、今の己を焼いてしまうのだ。
力と引き換えに、信念を失ったがために。
「オレは奴よりも強いだろう。戦えばおそらく、オレが勝つ。……だが、オレは奴よりも弱い。オレは力を得たが、内なる悪に負けたのだ。とめどなく人を蠱惑してはばからぬ、あまねく悪(アンラ・マンユ)に負けたのだ。オレには─────奴のごとき強さなど、どこにもありはしない。オレはもはや、守るべきもの、お前の為にしか動けないのだ─────」
・アジ・ダハーカ
「─────よう。お前の事は、よく知っているぞ」
自己と同一の性質を有するもの。あるいは、自分そのもの。
何よりも自らを悪と規定し、自らの内に極黒を映し出し、故に鏡として人類(みずから)に、善性の光を見せる。
だからこそ、ロスタムもまた思い出そう。
己の中の確かな基軸。悪血に侵されたみずからの魂のうちにも、僅かでもまた、残る光があったのだと。
皮肉にも自らの鏡写しを。自らの血をめぐる悪を目にしてこそ、彼はそれを思い出そう。
故に彼は槌矛を取り、眼前の巨悪を見据えるだろう。
善の心を以て、悪の力を以て。譲れぬ人の輝きを、あるいは己に見せるために。
「人の業、人より出でし罪過。獣……………────あるいは、そうかもしれない」
「善神 も悪神 も、結局のところは、人より生まれたものなのかもしれない」
「だからこそ、これは────人が、倒さなければならないのだろうな」
「お前 は──────オレ が倒す!!」
・(今後追加していきます)
「カ…ハハハハッ!あれが、内なる血に呑まれなかったオレの姿か!我ながら人の身でよくやるものだ!お前もこちらに来てみろ。案外、心地のよいものだぞ?」
本来の自分。
善に生きる彼を捻くれた目で見、挑発的な態度を取ると同時に、善に生きる彼をまた、憧憬の目で見ている。
それは叶わなかったイフであるがゆえに、信念を貫き通したその姿こそが、今の己を焼いてしまうのだ。
力と引き換えに、信念を失ったがために。
「オレは奴よりも強いだろう。戦えばおそらく、オレが勝つ。……だが、オレは奴よりも弱い。オレは力を得たが、内なる悪に負けたのだ。とめどなく人を蠱惑してはばからぬ、あまねく悪(アンラ・マンユ)に負けたのだ。オレには─────奴のごとき強さなど、どこにもありはしない。オレはもはや、守るべきもの、お前の為にしか動けないのだ─────」
・アジ・ダハーカ
「─────よう。お前の事は、よく知っているぞ」
自己と同一の性質を有するもの。あるいは、自分そのもの。
何よりも自らを悪と規定し、自らの内に極黒を映し出し、故に鏡として人類(みずから)に、善性の光を見せる。
だからこそ、ロスタムもまた思い出そう。
己の中の確かな基軸。悪血に侵されたみずからの魂のうちにも、僅かでもまた、残る光があったのだと。
皮肉にも自らの鏡写しを。自らの血をめぐる悪を目にしてこそ、彼はそれを思い出そう。
故に彼は槌矛を取り、眼前の巨悪を見据えるだろう。
善の心を以て、悪の力を以て。譲れぬ人の輝きを、あるいは己に見せるために。
「人の業、人より出でし罪過。獣……………────あるいは、そうかもしれない」
「
「だからこそ、これは────人が、倒さなければならないのだろうな」
「
・(今後追加していきます)
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