kagemiya@ふたば

【元ネタ】都市伝説、古事記、日本書紀
【CLASS】プランター
【マスター】
【真名】桃娘
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女
【身長・体重】130cm・29kg
【肌色】薄桃色　【髪色】ピンク　【瞳色】濃いピンク
【スリーサイズ】62/54/70
【外見・容姿】全身が桃系統の色で出来た少女
【地域】中国・日本
【年代】不明
【属性】中立・善
【天地人属性】
【その他属性】人型・植物・神性
【ステータス】筋力：E　耐久：E-　敏捷：E　魔力：A　幸運：A+(E)　宝具：A+

植物を的確に栽培する技能。
プランターの場合は自分自身が果実、つまり植物なので自分の品質を管理する能力となる。

耕作者として、植物の栽培に有利な農地を作成する。
プランターの場合は自分が過ごしやすい環境を整える能力となる。

冥府の神を退散させた功績から、神性を授かっている。

特定の環境・特定の食物などのみで育てられたことを意味するスキル。
は生まれてから桃以外の食物を口にしたことがない。
故に肉体のあらゆる構成要素が桃のそれと置き換わっている。
中ランクの魅了効果も内包する。この魅了は『果実の酒気』と同じく性別を考慮しない。

黄泉平坂にて伊弉諾尊を囲む黄泉軍と雷神を退け、
邪気や鬼を祓うとされた伝説。
神性や魔性の類に対して特効性能を発揮する。冥界を主な活動場所とする者に対しては効果アップ。
同時に、冥府の神への特効という性質から死に対する耐性も獲得できる。

武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
プランターの肉体には桃の神性が宿っており、邪悪な神性に対しては一流の魔力放出と同じ効果を発揮する。

ランク：A+　種別：対人宝具　レンジ：0　最大捕捉：1人
プランターの肉体そのもの。
『桃だけを接種して育てられ、体臭や汗に至るまで桃の香りを宿し、その肉体を食べて楽しまれることもある』という逸話と、
『黄泉の神の眷属たる軍を退散させ、神としての名を授かった桃』という逸話の融合。
プランターの肉体は桃で構成されている。それも冥界の神を退散させた“大いなる神の実”としての桃で構成されており、
プランターはただ『ぶつかるだけ』で神や鬼の類に対して特効ダメージを与えられる。
また、魔力によって眷属や使い魔としての桃を生み出すことも可能。食べると美味しく、魔力が向上する。

また、プランターの肉体は常に上質な“桃の芳香”を放っており、他者の食欲を誘惑することができる。

一騎目は中国の都市伝説に登場する奴隷少女、『桃娘』。生まれてから桃のみを食料とする徹底的な食事管理の元育てられ、
体臭はおろか汗などの分泌物さえも桃の風味を帯びるように作られた少女。
しかし、桃のみを接種して育てられる――人為的に糖尿病を発症させられる少女の末路は往々にしてあっけなく、
四肢が腐り落ちる、視力を失う。そして――その肉を桃の風味の人肉として食われる。
とにかく、生まれてから死ぬまで悪趣味な娯楽のために消費されるだけの少女である。
……無論、このような奴隷は実在せず、仮に実在していたとして、その霊基は英霊足りえない、どちらの意味でも幻霊というべき存在である。

二騎目は伊弉諾尊が投げ、雷神と黄泉軍を退散させたことで伊弉諾尊から神名を授けられたとされる桃、大神実命。
黄泉平坂にて冥界の神を退散させたこと、日本書紀においては雷公を退散させたことから、桃は邪気を祓う力があるとされており、
桃太郎をはじめとする「桃によって鬼を退散させる」という説話はこれが元になっているという。
故に、大神実命は神性と鬼などを始めとする魔性、特に冥界を支配する者に対して特効性能を持つ。
また、冥界の神の眷属を退散させたこと、中国の伝承において桃には食した者に不死を授ける力があるとされることから、
『死』という概念に対し耐性を持つ。

『桃のみを接種して生きて死ぬ』という概念を持つ桃娘は幻霊となっても桃以外を接種することができず、
満足に歩くこともかなわずに力尽きるほどの貧弱さを持ち、
『桃の神性』たる大神実命は原典において“桃の姿”でしか活躍していないことから外観は単なる桃でしかなく、
黄泉平坂で神を退散させた際も“投げられて”のことであったため『桃の姿』でしか現界できない――すなわち自分で行動することができない。

――ここに、両者の利害が一致した。桃娘はまともに生存できる身体を手に入れることができ、
大神実命は活動できる肉体を手に入れることができた。

こうして全身が桃で構成された少女、泥新宿のプランターが誕生したのである。

奴隷として育てられたことからマスターの命令には忠実であり、
娼婦として育てられたことから魅了や誘惑の類も得意としている。

身体を動かすことを好み、戦いはあまり好まないが戦う際は肉弾戦を好む。

桃娘は桃だけで育ったことによる貧弱さから激しい運動ができず、(無理をすると死ぬ)
大神実命はそもそも桃の果実であるため運動能力を持たない。
それゆえに願いは『元気な身体で走り回ること』であるが――この幻霊合体を成したことで、その願いは実を結んだ。

故に彼女はいつも元気に新宿を駆け回っている。

イメージカラー：桃色
特技：魅了
好きなもの：走ること
嫌いなもの：何もできずに死ぬこと
天敵：植物を殺した逸話を持つ相手、神性も魔性も持たない人間英霊
願い：元気な体で自由に野原を駆け回りたい。(つまりもう叶っている)

【一人称】わたし　【二人称】〜さま、あなたさま、ごしゅじんさま　【三人称】〜さま

紅閻魔(原作)：生前は桃だったため面識はなかったが、せっかく動けるようになったんだから料理を習いに行こうかなーと思っている。
初期評価は「見どころはあるが、全部桃味」
玉藻の前(原作)：生前は桃だったため名前と存在だけは知っていたが、ちゃんと話したことはなかった。なのでお話ししましょう。

泥新宿のランサー(2)：自分のことを可愛がってくれるので、うれしい。それとは別に生前は桃だったのでまともに話せなかったから、お話ししたいと思っている。

咲雷神：生前体当たりで退けた相手の一人。
「うふふ、ちょっと泥濘の新宿で運命的な出会いがあったの！　……食べたいの？　汗くらいならいいよー。なんてね？」
石動詠：その正体を敏感に感じ取っており、人類に害をなすようなら私が何とかしなければと思っている。そうでなければお話ししたり触れ合ったりしてみたいと思っている。
「いや、触れ合うのはダメか。体の相性が良くないもん」

桃娘としての逸話が足を引っ張り耐久は最低ランクとなっている。