最終更新:ID:obtZ59QIlg 2019年10月26日(土) 02:17:09履歴
「おう男ども、とっとと気合い入れんかい! 本日の“梅田迷宮”解体工程、開始や!!」
【氏名】刀根音子(トネ-オトコ)
【異名】奈落組棟梁
【性別】女性
【年齢】33歳
【出身】日本
【身長・体重】165cm・54kg
【肌色】アジア系【髪色】茶【瞳色】ブラウン
【外見・容姿】ガテン系の装いをした妙齢の女性
【令呪の位置】右上腕
【属性】秩序・善
【魔術系統】-
【魔術属性】火
【魔術特性】-
【魔術回路】質:- 量:- 編成:なし
【起源】建てる
【契約サーヴァント】“国土”のライダー
【異名】
【性別】女性
【年齢】33歳
【出身】日本
【身長・体重】165cm・54kg
【肌色】アジア系【髪色】茶【瞳色】ブラウン
【外見・容姿】ガテン系の装いをした妙齢の女性
【令呪の位置】右上腕
【属性】秩序・善
【魔術系統】-
【魔術属性】火
【魔術特性】-
【魔術回路】質:- 量:- 編成:なし
【起源】建てる
【契約サーヴァント】“国土”のライダー
戦前から、どころか1500年前から連綿と受け継がれてきた、宮大工としての技術。
古式建築の修繕に於いて、彼女が率いる天王寺奈落組に勝るものはない。
更に、近現代建築についてもある程度は対応可能なほか、建築物の構造を見抜く観察眼としても機能している。
古式建築の修繕に於いて、彼女が率いる天王寺奈落組に勝るものはない。
更に、近現代建築についてもある程度は対応可能なほか、建築物の構造を見抜く観察眼としても機能している。
つなぎと安全ヘルメットをかぶった姿が良く似合う、少し日に焼けた妙齢の女性。
大工集団を率いるという割りにはあまり筋肉質ではないように見えるが、“令呪”の魔力による補助がそれを補っている。
大工集団を率いるという割りにはあまり筋肉質ではないように見えるが、“令呪”の魔力による補助がそれを補っている。
日本最古の企業にして宮大工集団、「金剛組」の技術を受け継いだ宮大工の一人。
1500年近いその歴史と、その間一度たりとも途絶えることなく伝承され続けた技術は、一種の神秘性すら帯びる。
しかし、モザイク市に人々が居住するようになった現在、単純な宮大工が食っていけるような仕事は、一部の文化財を残す都市にしかなくなった。
そこで、戦前から天王寺に根付いていた金剛組系企業の一部は、その存在が明らかになりつつあった魔術を取り込んで独立。
各都市の管理AIが管理しきれない建築物などの修繕を生業とするようになった。
その中でも彼女が作った「奈落組」は特殊で、その主な仕事場所は、「梅田」の地下に存在する極大の不明構造物、通称“梅田迷宮”である。
戦前から生きている彼女は、勿論その場所が元々どのような場所だったかを知っている。しかし、モザイク市として再編された際、梅田の地下街は大きく変容してしまった。
常に急速な構造の変化が生じ続け、カレンシリーズによる管理・監視の目すら行き届かないダンジョンと化した迷宮。
魔術師の工房を再編時に取り込み、異常を来したものか。兎にも角にも、其処はあらゆる人々の侵入を許さない難攻不落の領域となってしまったのである。
後の立ち入り調査によって、このダンジョンが魔術によって一種の異界化を果たしていること、それによって構造が次々と組み変わっていることを確認。
これを止めるには、外部から手を加えて魔術式を構成する内部構造を一度解体し、解呪の上で更に組み立て直す必要があると判明した。
同時に、迷宮自体が外部からの干渉に対する耐性を有している為、これを解体するには、相応の神秘を宿した手段によらねばならないこともわかった。
万が一此処へ外部の人間の侵入を許せば、どんな惨劇が起こるかも分からない。
情報を封鎖し、そして物理的な立ち入りも禁止しようとしたカレン・ゴトウに待ったを掛けたのが、音子率いる奈落組だった。
世界最古級の職能集団の技術をそのまま受け継ぎ、神秘をも宿した技術を持つ我々が、この地下迷宮を、自分達の技術で開拓してみせる、と。
戦前の思い出を消してしまうことを偲んだ、という側面も多分にあったものの、この提案を実現できるというのであれば、それはカレンにとっても都合が良い。
地下街への開発を進められるのであれば、都市全体の更なる発展が見込める。「難波」を抑え込むことができる!
カレンがその提案を受諾し、奈落組が迷宮へと乗り込むことになったのは、ある意味で当然の帰結であった。
こうして、奈落組は密かにカレンからの要請を受け、この迷宮の再構築を開始した。
時折出現する防衛機構としての異常な存在をサーヴァントの助力で打ち払いつつ、今日も彼女らは地下に潜っている。
1500年近いその歴史と、その間一度たりとも途絶えることなく伝承され続けた技術は、一種の神秘性すら帯びる。
しかし、モザイク市に人々が居住するようになった現在、単純な宮大工が食っていけるような仕事は、一部の文化財を残す都市にしかなくなった。
そこで、戦前から天王寺に根付いていた金剛組系企業の一部は、その存在が明らかになりつつあった魔術を取り込んで独立。
各都市の管理AIが管理しきれない建築物などの修繕を生業とするようになった。
その中でも彼女が作った「奈落組」は特殊で、その主な仕事場所は、「梅田」の地下に存在する極大の不明構造物、通称“梅田迷宮”である。
戦前から生きている彼女は、勿論その場所が元々どのような場所だったかを知っている。しかし、モザイク市として再編された際、梅田の地下街は大きく変容してしまった。
常に急速な構造の変化が生じ続け、カレンシリーズによる管理・監視の目すら行き届かないダンジョンと化した迷宮。
魔術師の工房を再編時に取り込み、異常を来したものか。兎にも角にも、其処はあらゆる人々の侵入を許さない難攻不落の領域となってしまったのである。
後の立ち入り調査によって、このダンジョンが魔術によって一種の異界化を果たしていること、それによって構造が次々と組み変わっていることを確認。
これを止めるには、外部から手を加えて魔術式を構成する内部構造を一度解体し、解呪の上で更に組み立て直す必要があると判明した。
同時に、迷宮自体が外部からの干渉に対する耐性を有している為、これを解体するには、相応の神秘を宿した手段によらねばならないこともわかった。
万が一此処へ外部の人間の侵入を許せば、どんな惨劇が起こるかも分からない。
情報を封鎖し、そして物理的な立ち入りも禁止しようとしたカレン・ゴトウに待ったを掛けたのが、音子率いる奈落組だった。
世界最古級の職能集団の技術をそのまま受け継ぎ、神秘をも宿した技術を持つ我々が、この地下迷宮を、自分達の技術で開拓してみせる、と。
戦前の思い出を消してしまうことを偲んだ、という側面も多分にあったものの、この提案を実現できるというのであれば、それはカレンにとっても都合が良い。
地下街への開発を進められるのであれば、都市全体の更なる発展が見込める。「難波」を抑え込むことができる!
カレンがその提案を受諾し、奈落組が迷宮へと乗り込むことになったのは、ある意味で当然の帰結であった。
こうして、奈落組は密かにカレンからの要請を受け、この迷宮の再構築を開始した。
時折出現する防衛機構としての異常な存在をサーヴァントの助力で打ち払いつつ、今日も彼女らは地下に潜っている。
言いたいことがあれば面と向かって堂々と言うし、曲がったことを嫌う。所謂竹を割ったような、と形容される、気持ちの良い性格。
しかし、決めたことからは逃げず絶対にやり遂げる、そんな職人気質な部分もあり、それが発揮されるとすっぽんよりもしつこく食いつく。
一方で、職能集団を率いる親方として、未知や不可知に対する警戒は強く、魔術絡みの仕事に携わる様になった今、その傾向は強まっている。
良く言えば仲間内の安全を最優先する強い絆がある、悪く言えば内に閉じたコミュニティの短所を色濃く反映する、閉鎖的な性質を持つ、といったところ。
この為、大阪の外から来た人間にはあまり心を開かず、硬い態度を取りがち。それでも、きちんと意思疎通ができる相手であれば、普通にやり取りするくらいはできる。
しかし、決めたことからは逃げず絶対にやり遂げる、そんな職人気質な部分もあり、それが発揮されるとすっぽんよりもしつこく食いつく。
一方で、職能集団を率いる親方として、未知や不可知に対する警戒は強く、魔術絡みの仕事に携わる様になった今、その傾向は強まっている。
良く言えば仲間内の安全を最優先する強い絆がある、悪く言えば内に閉じたコミュニティの短所を色濃く反映する、閉鎖的な性質を持つ、といったところ。
この為、大阪の外から来た人間にはあまり心を開かず、硬い態度を取りがち。それでも、きちんと意思疎通ができる相手であれば、普通にやり取りするくらいはできる。
自身の組の発展と安定を第一に、地元に自分達の仕事を還元できればいいというのが基本的な考え。
その邪魔にならないのであれば、基本的に穏やかな関係性を築くことができるだろう。
梅田に愛着はあれ、梅田と難波の対立は気にしていないが、クライアントのカレン・ゴトウの機嫌を取る為に、難波からの依頼の受注はほどほどにしている。
組としては、現在は梅田迷宮の再構築を最優先にしている為、それ以外の仕事は、宮大工でなければならない仕事の場合は優先度が下がる。
その邪魔にならないのであれば、基本的に穏やかな関係性を築くことができるだろう。
梅田に愛着はあれ、梅田と難波の対立は気にしていないが、クライアントのカレン・ゴトウの機嫌を取る為に、難波からの依頼の受注はほどほどにしている。
組としては、現在は梅田迷宮の再構築を最優先にしている為、それ以外の仕事は、宮大工でなければならない仕事の場合は優先度が下がる。
生前辣腕を奮ったというその政治手腕や人たらしの才、そしてサーヴァントとして得た造成能力を、仕事上大いに頼りにしている相棒。
彼の持つ特殊な『黄金律』スキルの影響で、自社の経営は常に火の車だが、食うには困っていないので良しとしている。
一方、男っ気のない自分に結婚相手の世話をしようとするなど、些かお節介がすぎるところもあり、そこには辟易している。
それだけ付き合いが長いということでもあるのだが。
彼の持つ特殊な『黄金律』スキルの影響で、自社の経営は常に火の車だが、食うには困っていないので良しとしている。
一方、男っ気のない自分に結婚相手の世話をしようとするなど、些かお節介がすぎるところもあり、そこには辟易している。
それだけ付き合いが長いということでもあるのだが。
- “国土”のライダー:主従
また、国を率いたそのリーダーシップ、カリスマ、そして人心掌握術と、自身にとっても学ぶところが多い人生の大先輩。
高校生前後からの付き合いである為、気心も知れている。人を自在に操る老獪さと、裏に秘めた自信と熱意が綯い交ぜになった彼の本質は、彼女の長としての生き方の手本である。
彼の一見傍若無人な振る舞いが、常に未来を見越した布石であると同時に、漲る自信の現れであることを、彼女はよく知っている。
……腐敗につながるほどの金権政治は流石にどうかと思っているので、その方面の工作はほどほどにするように、と釘を刺していたりするが。
「うげぇっ、こら面倒な地盤やな。ライダー! アンタの出番やで!」
「待たんかァ! 何しれっと山吹色のお菓子渡そうとしとんねん! 今回はそないなことせんでええの!」
「……目白の闇将軍、面目躍如の八面六臂って感じか? ほんま、敵わんわ」
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