エマノン・セレカフス
最終更新：ID:meaMeV8xnQ 2019年04月04日(木) 13:49:40履歴
「希望のうちに絶望の闇は潜み、絶望のはてに希望の光は灯る」
「世の総ては太極図が如く二分され、而してそのどちらにも価値はない」
「＿＿＿＿＿であれば、その両者を取り除き、総てを絶やしてなお残る『 』にこそ、人の真の価値がある筈だ」
基本情報 
【氏名】エマノン・セレカフス
【異名】灰色を絶やす者 、真価の探究者
【性別】男
【年齢】推定20代後半
【出身】不詳
【身長・体重】176cm・43kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】黒
【外見・容姿】屍人と見間違う程に痩せこけた、不気味な白黒の青年
【令呪の位置】左胸
【属性】中立・中庸
【魔術系統】反魔術
【魔術属性】虚
【魔術特性】反転
【魔術回路】質：-A 量：-A 編成：異常(反転している)
【起源】境界
【契約サーヴァント】キャスター：リット？
【異名】
【性別】男
【年齢】推定20代後半
【出身】不詳
【身長・体重】176cm・43kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】黒
【外見・容姿】屍人と見間違う程に痩せこけた、不気味な白黒の青年
【令呪の位置】左胸
【属性】中立・中庸
【魔術系統】反魔術
【魔術属性】虚
【魔術特性】反転
【魔術回路】質：-A 量：-A 編成：異常(反転している)
【起源】境界
【契約サーヴァント】キャスター：リット？
魔術・特殊技能・特性など
『反魔術 』
彼の異名の由来でもある、異端にして異常なる魔術。
魔術に対し、その魔術式を反転させたものを魔力の反物質となる反魔力 を用いて行使、対消滅させるというもの。
相手の行使した魔術を即座に読み解く眼と知識、反魔術を相手の魔術の効力が発揮される前に構築・衝突される瞬発力が求められる高等技術。
尤も、カウンターに労力と魔力を割くなら行使される前に術者を潰したほうが手早く効率もいいので、普通は欠陥魔術でしかないのだが………
彼は起源『境界』により自身を相手の対極と定義し同調することで、魔術の読解をすることなく同タイミングでの反魔力の行使を可能にしている。
魔術に対し、その魔術式を反転させたものを
相手の行使した魔術を即座に読み解く眼と知識、反魔術を相手の魔術の効力が発揮される前に構築・衝突される瞬発力が求められる高等技術。
尤も、カウンターに労力と魔力を割くなら行使される前に術者を潰したほうが手早く効率もいいので、普通は欠陥魔術でしかないのだが………
彼は起源『境界』により自身を相手の対極と定義し同調することで、魔術の読解をすることなく同タイミングでの反魔力の行使を可能にしている。
反魔力
彼の心臓部位、本来聖杯がある空洞 から溢れ出す未知の要素。
虚数魔術とはまた違うもの。あちら側 を満たす負の生命力であり、こちら側の存在にとっては害でしかない。
彼を死に非ざる消滅へと近づける要因でありながら、何故か彼自身はそれを手放そうとはしない。
また、反魔力によって魔術回路まで蝕まれているため、彼はこちら側の魔術 を行使できない。
虚数魔術とはまた違うもの。
彼を死に非ざる消滅へと近づける要因でありながら、何故か彼自身はそれを手放そうとはしない。
また、反魔力によって魔術回路まで蝕まれているため、彼は
起源『境界』
曖昧な物事を明確に二分する狭間。彼方と此方を分かつ断崖を司る。
簡単に言ってしまえば線を引いたり消したりする能力。
例えば。相手の心理に干渉し、様々な物事を「善」と「悪」に二分した上で相手の価値観を「善」に配置する。
そうすることで相手は自分の中の「善」を迷わず実行し続ける独善的な人間になる。
逆に「善」と「悪」を分かつ境界線を総て取り除くことで、相手の善悪の区別を失わせ発狂させることもできる。
ただし何かの境界に深く干渉する程に自身の境界もあやふやになり、気を抜けば自身を喪失してしまう可能性がある。
常に瀕死状態のような彼にとって長期の自己観測はかなり辛く、基本的には動きや魔術のトレース程度の軽度の干渉しか行わない。
簡単に言ってしまえば線を引いたり消したりする能力。
例えば。相手の心理に干渉し、様々な物事を「善」と「悪」に二分した上で相手の価値観を「善」に配置する。
そうすることで相手は自分の中の「善」を迷わず実行し続ける独善的な人間になる。
逆に「善」と「悪」を分かつ境界線を総て取り除くことで、相手の善悪の区別を失わせ発狂させることもできる。
ただし何かの境界に深く干渉する程に自身の境界もあやふやになり、気を抜けば自身を喪失してしまう可能性がある。
常に瀕死状態のような彼にとって長期の自己観測はかなり辛く、基本的には動きや魔術のトレース程度の軽度の干渉しか行わない。
礼装・装備など
『ボーダーライナー』
自作のT字杖。普段は歩行の補助器として扱われているが、立派な魔術礼装。
通常の魔術を行使できない彼でも扱えるように幾つか機構が組み込まれており、簡単な暗示や音による感知などが可能。
刀身が仕込まれているが武器として振るわれることはない。線を引く、という行為によって起源の発揮を手助けするためのもの。
……グリップ部分には誰かの名前が書かれた形跡が残っているが、切り取られたかのように消失している。
通常の魔術を行使できない彼でも扱えるように幾つか機構が組み込まれており、簡単な暗示や音による感知などが可能。
刀身が仕込まれているが武器として振るわれることはない。線を引く、という行為によって起源の発揮を手助けするためのもの。
……グリップ部分には誰かの名前が書かれた形跡が残っているが、切り取られたかのように消失している。
『テセウスリーダー』
自作の指ぬきグローブ。こちらも魔術礼装であり、幾つかギミックが仕込まれている。
五指と手首部分からワイヤーを射出でき、壁や電柱などに撃ち込むことで自分の体を向こう側へ移動させることが可能。
難波でのとある少女との一件で自身の移動力の乏しさを思い知り作成したが、思いのほか利便性が高かったことに驚いている。
しかし余り遠くに撃つと引き寄せの勢いが強く衝突してしまうので油断は禁物。
五指と手首部分からワイヤーを射出でき、壁や電柱などに撃ち込むことで自分の体を向こう側へ移動させることが可能。
難波でのとある少女との一件で自身の移動力の乏しさを思い知り作成したが、思いのほか利便性が高かったことに驚いている。
しかし余り遠くに撃つと引き寄せの勢いが強く衝突してしまうので油断は禁物。
「この清らかな世界で中道を歩むには、この穢れた心臓が必要なのさ」
外見・容姿の詳細など
黒髪に黒目、黒衣から除く肌は病的までに白いモノクロの青年。反魔力の侵食により内臓や血液までも黒く濁っている。
顔立ちは整っており、余りにも痩せ細った肉体と瘴気の如きオーラが退廃的な美しさを醸し出している。
＿＿＿しかし見とれてはいけない。心を奪われれば最期、その穴を埋めるように瘴気が内に入り込み、あちら側 へと招かれてしまうが故に。
彼の肉体は、聖杯の摘出と反聖杯による汚染によって、致命的な状態にまで追い詰められている。
何とか汚染されていない部位に生命を維持するために必要な器官を敷き詰めており、それ以外の部分は容易く壊れてしまう程に脆くなっている。
幾ら生命力を注ごうとも、崩れ空いた穴から零れ落ちていく。反聖杯の存在により聖杯による処置も不可能となってしまっている。
反魔術の行使を控えても反魔力は溢れ出し、彼の肉体を着実に蝕んでいく。延命はほぼ不可能であり、いつ死んでも、あるいは消滅してもおかしくはない。
＿＿＿そんな状態を、10年以上保ち続けてきたのだ。死神の囁きも、彼の足を止めるには至らない。
顔立ちは整っており、余りにも痩せ細った肉体と瘴気の如きオーラが退廃的な美しさを醸し出している。
＿＿＿しかし見とれてはいけない。心を奪われれば最期、その穴を埋めるように瘴気が内に入り込み、
彼の肉体は、聖杯の摘出と反聖杯による汚染によって、致命的な状態にまで追い詰められている。
何とか汚染されていない部位に生命を維持するために必要な器官を敷き詰めており、それ以外の部分は容易く壊れてしまう程に脆くなっている。
幾ら生命力を注ごうとも、崩れ空いた穴から零れ落ちていく。反聖杯の存在により聖杯による処置も不可能となってしまっている。
反魔術の行使を控えても反魔力は溢れ出し、彼の肉体を着実に蝕んでいく。延命はほぼ不可能であり、いつ死んでも、あるいは消滅してもおかしくはない。
＿＿＿そんな状態を、10年以上保ち続けてきたのだ。死神の囁きも、彼の足を止めるには至らない。
人物像
イメージカラー：白黒
特技：読心術、物事の整頓と攪乱
好きなもの：探究という行為、お好み焼き
苦手なもの：清らか過ぎるもの 、穢さ過ぎるもの
天敵：極致に至ったもの
願い：善と悪、白と黒、生と死、秩序と混沌。そういった対極にして同一の ものを超えた真理に到達する
【一人称】私、俺 【二人称】君 【三人称】彼、彼女、あれら
特技：読心術、物事の整頓と攪乱
好きなもの：探究という行為、お好み焼き
苦手なもの：
天敵：極致に至ったもの
願い：善と悪、白と黒、生と死、秩序と混沌。そういった
【一人称】私、俺 【二人称】君 【三人称】彼、彼女、あれら
台詞例
来歴
人の真価を求めてモザイク市「天王寺」を彷徨う青年。
フリーの占い師として活動しており、広場や路地裏で学生や市民の愚痴を聞いたり悩み事へ助言を伝えたりしている姿が目撃されている。
その特異的な容姿や病的な雰囲気、そして絡まった思考を解き的確な解答へと導く占い師としての手腕の高さ故に、表の世界でも彼のことを知る者は多い。
しかしそれ以外の情報は一切広まっておらず、出身不明で年齢も外見からの推定でしかない。
名前も偽名であると発言していたりと、天王寺で最も謎を抱えた人物であることも確か。
裏の世界には彼の真実を見た者が何名かいるようだが、そのことについて尋ねれば彼らは揃って口を噤む。
彼の過去を知るとは即ち、彼の抱える逆杯を知るということであるからだ。
不気味な彼を受け入れる表とは裏腹に、裏の世界の住人は、基本的に彼を敬遠する。理由は勿論、彼の行使する反魔術だ。
ベリアルオーダー。あらゆる努力、あらゆる研鑽を無価値に帰す禁忌の行使者。最悪にして災厄の魔術師殺し。
彼自身はその力を進んで振るおうとはしないが、触らぬ神に祟りなし、隣にスイッチの見えない核爆弾を置いて安心する者などいない。
一方で彼の助力を求める者もいる。純粋に彼の人柄を信頼して頼む者もいるが、大半が名状し難き悍ましさを漂わせる彼の魔性に惹かれた者たちだ。
……眼を奪う強烈な光ではない、ぬるりと引き寄せられるブラックホールの如き存在感を纏う魔性の男。それがエマノン・セレカフスという男だ。
フリーの占い師として活動しており、広場や路地裏で学生や市民の愚痴を聞いたり悩み事へ助言を伝えたりしている姿が目撃されている。
その特異的な容姿や病的な雰囲気、そして絡まった思考を解き的確な解答へと導く占い師としての手腕の高さ故に、表の世界でも彼のことを知る者は多い。
しかしそれ以外の情報は一切広まっておらず、出身不明で年齢も外見からの推定でしかない。
名前も偽名であると発言していたりと、天王寺で最も謎を抱えた人物であることも確か。
裏の世界には彼の真実を見た者が何名かいるようだが、そのことについて尋ねれば彼らは揃って口を噤む。
彼の過去を知るとは即ち、彼の抱える逆杯を知るということであるからだ。
＿＿＿不自然な空白がある。
ベリアルオーダー。あらゆる努力、あらゆる研鑽を無価値に帰す禁忌の行使者。最悪にして災厄の魔術師殺し。
彼自身はその力を進んで振るおうとはしないが、触らぬ神に祟りなし、隣にスイッチの見えない核爆弾を置いて安心する者などいない。
一方で彼の助力を求める者もいる。純粋に彼の人柄を信頼して頼む者もいるが、大半が名状し難き悍ましさを漂わせる彼の魔性に惹かれた者たちだ。
……眼を奪う強烈な光ではない、ぬるりと引き寄せられるブラックホールの如き存在感を纏う魔性の男。それがエマノン・セレカフスという男だ。
性格
この世の総てを無価値であり、故にこそ懸命に歩む果てに意味があると考える。愛読書は「善悪の彼岸」である筋金入りのニヒリスト。
常に自身の存続の危機に瀕しているからか、あらゆる物事を悲観的に捉えるが、その上で困難を乗り越えんとする行動力も持ち合わせている。
自らを顧みる手段として他者との語らいや問答を好み、占い師として活動する理由も、他者と価値観を照らし合わせる機会を得るため。
言葉に含みを持たせ、意味ありげな発言を紡ぐ詩人気質ではあるが、大切なことははぐらかさず正面から伝える誠実さを備えている。
解を求められれば自身の答えを隠すことなく開帳し、相手が気づくことに意味のある解であれば相手に分かるようにヒントを告げて導く。
自分のことや自分と契約したサーヴァントのことを尋ねればきっぱりと解答を断るなど、言葉を濁すということはしない。
明確な行為を心がけるその在り方故に、彼は「灰色を絶やす者 」と称されるのだ。
常に自身の存続の危機に瀕しているからか、あらゆる物事を悲観的に捉えるが、その上で困難を乗り越えんとする行動力も持ち合わせている。
自らを顧みる手段として他者との語らいや問答を好み、占い師として活動する理由も、他者と価値観を照らし合わせる機会を得るため。
言葉に含みを持たせ、意味ありげな発言を紡ぐ詩人気質ではあるが、大切なことははぐらかさず正面から伝える誠実さを備えている。
解を求められれば自身の答えを隠すことなく開帳し、相手が気づくことに意味のある解であれば相手に分かるようにヒントを告げて導く。
自分のことや自分と契約したサーヴァントのことを尋ねればきっぱりと解答を断るなど、言葉を濁すということはしない。
明確な行為を心がけるその在り方故に、彼は「
行動規範・行動方針
彼は「困難を齎す者」ではなく「困難を乗り越える者」として行動する。生と死の激しい奔流の中でこそ真理に至れると考えているからだ。
だが彼の振るう力は魔術へのカウンターとしてはトップクラスだが、能動的に攻めるには向いていないことも自覚している。
故に、基本的には自身と同じく困難を踏破せんと歩む者たちの支援を行う形で事件に参入していく。
しかし時には前に出て命を懸けることも辞さず、機会が巡れば自らの手で異変の幕を下ろしに行く積極性も発揮するだろう。
だが彼の振るう力は魔術へのカウンターとしてはトップクラスだが、能動的に攻めるには向いていないことも自覚している。
故に、基本的には自身と同じく困難を踏破せんと歩む者たちの支援を行う形で事件に参入していく。
しかし時には前に出て命を懸けることも辞さず、機会が巡れば自らの手で異変の幕を下ろしに行く積極性も発揮するだろう。
「悪の対極は善か。………言った筈だ、対極とは同一、何方も変わらず無価値であると」
サーヴァントへの態度
時に先陣を切り、時に背中を支え、時に試練として人類の輝きを開拓した先人たち。
見聞を広めるために彼らのことは学んでおり、特に詩人や哲学者の英霊には強い敬意の念を抱くが、同時に対等な関係であることを望む。
彼のサーヴァントだと思われるリットとは何故か離れて活動している。放任主義なのだと彼は語るが、その真意は不明。
少なくとも仲が悪い訳ではないようで、極稀に手を繋いで天王寺を散歩する姿が目撃されている(通報沙汰には何故かなっていない)。
見聞を広めるために彼らのことは学んでおり、特に詩人や哲学者の英霊には強い敬意の念を抱くが、同時に対等な関係であることを望む。
彼のサーヴァントだと思われるリットとは何故か離れて活動している。放任主義なのだと彼は語るが、その真意は不明。
少なくとも仲が悪い訳ではないようで、極稀に手を繋いで天王寺を散歩する姿が目撃されている(通報沙汰には何故かなっていない)。
役どころ・コンセプトなど
物語の主役に付き添う第三者。狂言回しや助言者、時には裏切り者や黒幕も担当する、存在感の強い黒子のような立ち位置。
余程展開に困らない限りは前を向いて歩む人々の助力者として影日向から声援を送る。
彼の相方が「物語を外から動かす指揮者」とすれば、彼は「物語を内から導く演者」となる。
その起源に相応しい、他者との対比を意識したキャラを目指している。
余程展開に困らない限りは前を向いて歩む人々の助力者として影日向から声援を送る。
彼の相方が「物語を外から動かす指揮者」とすれば、彼は「物語を内から導く演者」となる。
その起源に相応しい、他者との対比を意識したキャラを目指している。
因縁キャラ
- リット/邂逅した運命の切れ端。可能性に満ち溢れた、白紙の楽譜。
エマノンをマスターと呼び慕っているが、正確には彼のサーヴァントではないらしく、彼自身も否定している。
放任主義で、基本的には彼女の動向には一切口出しせず見守っている。ただし助けを求められれば助言程度はする模様。
月に一度は経過報告を聞きに帰ってくるようで、その日は一緒に天王寺を散歩したり思い出話に花を咲かせているらしい。
「お帰り、リット。どうやらこの1か月も、君にとって価値ある時間になったようだな」
「……着実に、彼女は一先ずの完成へと向かいつつある。内に秘めたる可能性が如何なる形に昇華されるか、それは……」
「＿＿＿＿＿いずれ、巣立つ時が来る。お前だけの命題を見出すその時が来るまで、私は君を見守ろう」
「全く……無価値とは言わないが、流石に借金をこさえ過ぎだぞ。キャスター」
天王寺
梅田
難波
その他
コメント
謎と爆弾を抱えた第三者、とかいう都合がいいようで使いにくいキャラよ。
生粋の魔術師相手には完封できるが、魔術以外の攻撃手段を持っている相手にはまず勝てない。
こういう命をすり減らす系のキャラは物語を加速させてくれるっていう偏見もある。
生粋の魔術師相手には完封できるが、魔術以外の攻撃手段を持っている相手にはまず勝てない。
こういう命をすり減らす系のキャラは物語を加速させてくれるっていう偏見もある。
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