エーレントラウト・グレーフェンベルク

「全てぶち壊せばいいだろう？　ならば命令Bestellungは１つ、全軍前進Panzervor！！」

■基本情報

【氏名】エーレントラウト・グレーフェンベルク
【性別】女性【年齢】６５歳（ただし外見は３０代前半程）
【出身】ドイツ
【身長】１８６ｃｍ　【体重】７１ｋｇ
【肌色】白【髪色】金【瞳色】青
【スリーサイズ】89/62/91
【外見・容姿】顔半分が焼け爛れた妙齢の美女
　　　　　　　両脚には履帯を模した礼装があり、
　　　　　　　左肩には戦車の主砲が背負われている。
【イメージカラー】迷彩色
【属性】混沌・悪
【魔術属性】火
【起源】砲壊
【特技】射撃、運転
【好きなもの】戦車、破壊、粉砕
【苦手なもの】細々した作業

【サーヴァント・クラス】アーチャー、もしくはガンナー
【真名】

■来歴

WW2の戦火の中でドイツで生まれる。
空襲により両親を失い、同時に貌の半分を焼かれる。
しかし彼女は戦争への憎しみではなく、すべてを焼き払う兵器への憧れを抱く。
魔術組織に拾われ、人体強化魔術の実験台となりながらも魔術を独学で学ぶ。
両親が魔術の家系であったのもあり魔術回路はあったため、実験台としても
魔術師としても優秀だったが、総統の自殺により自由になる。

とりあえず解放されてからはまともな職に就こうと努力はしたが、
かつての兵器へのあこがれを止める事が出来ず、バイトをしても喧嘩や障害で続かなかった。
軍隊に一時所属もしたが、統率の取れた行動をとることが苦手だった為中途で抜ける。
そして気まぐれに寄ったかつての同盟国であった島国で、似たような人間の集団を発見、
そこのトップが気に入ったためバイト感覚で手伝ったら、気づいたら正社員になっていた。
以来、彼女は矢衾警備保障の一員として今日も世界の何処かで砲撃をぶちかます。

■魔術・礼装

『発破砲撃パンツァー・イクスプロージョン』

彼女の左肩に乗っかっている戦車の主砲のミニチュア模型のようなもの。
かつて戦車の残骸を拾い、そして常に触り続けることによって具現化を可能にした物。
ここから彼女が魔力で練り上げた疑似砲弾を放つことで多大な破壊をもたらすことが出来る。
だが、彼女が今まで触れた戦車が超大型砲塔の物しかなかったためそれしか放てない。
故に非常に魔力の消費がでかく、一番下のランクでも１日数発が限度。
また、疑似砲弾は最初に物に触れた瞬間に爆発するため、小石などを投げられたら
目標に到達する前に爆発してしまう可能性があるなど欠点も多い。

あくまで実践目的ではなく、彼女の趣味と再現度を優先した結果がこれとは皮肉なものである。
以下、再現可能な砲弾と砲塔。

『56口径8.8 cm KwK 36 L/56』

ドイツが誇るVI号戦車ティーガーⅠの砲塔。
戦車の中でも十分なレベルの威力を誇るがこれが彼女の最低出力。
これでも人ならば2桁は軽く殺せる威力を持っている。

『55口径 12.8cm KwK44戦車砲』

第二次世界大戦中にドイツが試作した世界最大級戦車、マウスの主砲。
なんで完成してない戦車の砲撃を再現できるんだと以前聞かれたが
そこは想像力で破壊力を足していると彼女は語る。
当然威力は高く、すさまじい威力を誇る。

『60口径Karl-Gerat 040』

要塞・城塞攻略を目的として作られた"動く大砲"ことカール自走臼砲。
もはや戦車と呼んで良いのか不明だが彼女は断固戦車と言い張る。
破壊力は抜群で、ちょっとした英霊の対軍宝具レベルだが
当然魔力の消費は大きくここまでくると一週間で一発が限度。

『80cm列車砲ドーラ』

発射すれば向こう3ヵ月は魔術の行使どころか日常生活すら送れなくなる彼女の奥の手。
ドイツが誇る世界最大にして最強の一撃、80cm列車砲の4.8t榴爆弾の再現。
一発放てば標的が何処にいようと都市区画ごと木っ端微塵に出来る。

『不老魔術（不完全）』

彼女は実験台とされた影響で常人の3分の1の速さで老化する。
故に彼女は６０代であるが３０～４０代ほどの若い姿を保っている。

■人物

【一人称】私【二人称】貴様【三人称】汝(なれ)ら

性格

とりあえずぶち壊してから考えようというスタイル。
なんど説明しても関係ねぇ、砲撃ぶっ放してぇと聞かない。

そんな彼女の為、内乱や紛争地域への出張が主となる。
街中で魔術による戦車砲撃再現などされたら協会と教会と
あとガス会社が頭と胃を痛めることになるので、
矢衾警備保障内で暗黙の了解となっている。

聖杯戦争に臨む態度・参戦動機・願い

彼女が聖杯に何かを願うとするならば、
恐らくは世界中を巻き込んでの第三次世界大戦を望むだろう。
それによる各国の戦車開発競争の末に生まれる、最強の戦車を彼女は求めている。

行動規範・行動方針

とりあえず依頼という名目で！
自分の魔術で再現した戦車砲撃を！ぶっ放す！
魔術師なんて…それで良いんだよ

サーヴァントへの態度

神代の英霊ならそっぽ向く。
近代英霊、それも戦争や兵器に携わった英霊ならば
もうヒーローを目の前にした子供のようにはしゃぐ。

役どころ

説得がどう足掻いても無理な序盤から中盤に立ちはだかるやべぇ奴

コンセプト

クレイジーサイコクラッシャー戦車キチガイ

因縁キャラ

VIII号戦車マウス試作二号機
「マウス！お会いできて光栄の限りだ！！」
彼女の魔術のモチーフにもなっている兵器の１つ。
召喚で来たらひとしきり興奮した後に冷静になって敬礼する。
当然ドイツ式の。

VI号戦車ティーガー
「ティーゲル……おお、ティーゲル！！　我らがドイツが誇る究極の戦車！！
　WW2における完成形態！　鉄壁の守護と総てを蹂躙するアハト・アハト！！
　この目に再びその威容を映す日が来るとは！　光栄だ！！」
ある意味では彼女を戦車狂いにした原因ともいえるドイツが作り出した世界一有名と言ってもいい戦車。
マウスと同じく、いやマウス以上に出会ったら興奮して早口になる。あいつ戦車の話になると急に早口になるよな

アドルフ・ヒトラー
一応国の関係上敬意を払うべきなのだが、あまり敬意はない。
なにせ彼女が物心つく頃には彼は自殺をしていたんだから。
「それでも貴方のおかげで、我が国は多数の戦車を作れた。ありがとう総統」

オットー・スコルツェニー
宝具で戦車が出てくるとめっちゃ興奮する
「ヒャッホォォォォォウ！！最高だぜぇ！！」

ジョン・モーゼス・ブローニング
戦車………？戦車チェック！でかい！砲塔！弾発射！
チェックオーバー！汝は戦車！！すごいぞー！
「なわけ！！あるか！！」

カール・エルンスト・クラフト
新聞で何度か名前と顔を見た男、現代のノストラダムスとして多少は知っている。
もし顔を合わせたら英霊ではないが真名看破くらいは出来ると思う。

矢衾幻河
社長。食い扶持を与えてくれた上司。
一応敬語は使うが、あくまで同類であると見抜いており、
直接の命令などには恐らく従わない（金が絡む業務命令は従う）

エルシア・フランクール
お嬢様らしい言動が気に入らない。
ただ本性むき出しでぶん殴っている彼女を見るのは好き。
「誰も見てないんならさぁ、さらけ出して良いんだよ、本性なんて」

ロスラヴァ=ヴィソーツカヤ
ヤベェ奴と直感が継げているため近づきたくない。
見た目も、声も、そして何よりその内面も。

恵月環
年端も行かない餓鬼だと侮っていたらその手腕を見て才能を認める。
殺しの腕もそうだが、何より"人を殺すことを何気ない、日常のように行える"所に才能を感じている。
「いいねぇ、そう言うの好きだよあたしぁ」

■コメント

戦車あんまり知らないのに練ってしまった……

■セリフ

（イメージCV.田中理恵）
自己紹介:「我が名はエーレントラウト・グレーフェンベルク。
　　　　　さぁ何から壊せばいい？要件を単刀直入に頼もうか！」
口癖:「破壊！」「粉砕！！」「玉砕！！」

戦闘

戦闘開始:「全軍前進(Panzer vor)！！」
魔術発動:「この世で破壊に勝る楽しみなどない
　　　　　故に我らは破壊する。街を！灯を！人の命を！！
　　　　　さぁ我が眼前に立つ全てを屠れ！『発破砲撃』！！」

被ダメージ大:「ほう、やるじゃあないか。そうでないと戦争じゃない」
被ダメージ小:「この程度か？戦車は白旗を上げぬぞ？」
手負い:「運命は浮気者だ。ここからが真の勝負」

圧倒:「つまらんぞ、この程度なのか魔術師という物は」
優位:「良い幕引きとして野郎。私の砲撃の前に蒸発する栄誉をやる」
善戦:「多少はやるようだな。全力で抗え。それを上から叩き潰してやる」
苦戦:「ああ……いいぞ。だが足りない。もっと！もっとだ！！」
不利:「この程度！かつての我らが受けた屈辱に比べればァ！」

その他台詞例

「そうだな、最近は日本も戦車に理解を示してきたようだ。
オーアライという町が良いぞ。飯も旨ければたまに戦車が飾られてる」

「砲撃は良いぞ。何より子宮に響く！
装填時！目標補足時！砲撃時！そして弾着時！そのすべてが快楽だ！！」

「そうだ！！戦車には人生の大切なものすべてが詰まっている！！
いやもはや人間は戦車なのだ！いいぞ戦車は！魔術なんざ古臭い！」

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