最終更新: nevadakagemiya 2024年03月04日(月) 09:54:13履歴
「一緒に、星を見よう」
【元ネタ】史実
【CLASS】ウォッチャー
【真名】ハッブル宇宙望遠鏡〔エドウィン・ハッブル〕
【性別】無性
【身長・体重】143cm・38kg
【肌色】色白 【髪色】青が混じった白 【瞳色】宇宙を思わせる濃紺
【外見・容姿】淡い色のパジャマを身につけた白髪の子供
【地域】アメリカ合衆国・宇宙
【年代】近代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:B 幸運:B 宝具:B
◆完全フリー素材◆
この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!
【CLASS】ウォッチャー
【真名】ハッブル宇宙望遠鏡〔エドウィン・ハッブル〕
【性別】無性
【身長・体重】143cm・38kg
【肌色】色白 【髪色】青が混じった白 【瞳色】宇宙を思わせる濃紺
【外見・容姿】淡い色のパジャマを身につけた白髪の子供
【地域】アメリカ合衆国・宇宙
【年代】近代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:B 幸運:B 宝具:B
◆完全フリー素材◆
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万物を見通す神の視線。心眼、千里眼、戦術眼……「眼」に通じるスキルを遍く内包する。
ハッブルの眼は地球内ではなく“地球外”に向けられていて、単純に“目を凝らす”ことに特化している。
そしてそれは――――――宇宙の果ての、その深淵。この世界ならざる“外宇宙”をも観測する。
ハッブルの眼は地球内ではなく“地球外”に向けられていて、単純に“目を凝らす”ことに特化している。
そしてそれは――――――宇宙の果ての、その深淵。この世界ならざる“外宇宙”をも観測する。
ウォッチャーが保有するスキル。生前仕えていた場所により名称は変化するが、概ね効果は同一。
宇宙論の基礎を築き上げ、近代天文学に於ける重要人物となった彼は、“宇宙より降臨せしモノ”に対しての特攻性能を有する。
宇宙論の基礎を築き上げ、近代天文学に於ける重要人物となった彼は、“宇宙より降臨せしモノ”に対しての特攻性能を有する。
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
ハッブル宇宙望遠鏡により宇宙は既知として置き換えられた。果ての、その果てすらも見通して、星の瞳は未知を拓いた。
宇宙に浮かぶ無数の星々―――――その一つ一つこそが、彼が捉えた“可能性の光”である。
星の祈り、形無い願いの集合知。どのような状況下に在っても、彼はたった一握の可能性を膨れ上がらせる。
ハッブル宇宙望遠鏡により宇宙は既知として置き換えられた。果ての、その果てすらも見通して、星の瞳は未知を拓いた。
宇宙に浮かぶ無数の星々―――――その一つ一つこそが、彼が捉えた“可能性の光”である。
星の祈り、形無い願いの集合知。どのような状況下に在っても、彼はたった一握の可能性を膨れ上がらせる。
星を見る瞳。天理解明と似通っているが、こちらは単純な「観測」に留まるもの。
空を見上げ、見据えることに関しては他の追随を許さず、事実上彼の『視力』を超えるものは存在しない。
外宇宙にすら届きうるそれは、魔眼とは相反する性質を持った……言うなれば、世界最大級の「義眼」である。
空を見上げ、見据えることに関しては他の追随を許さず、事実上彼の『視力』を超えるものは存在しない。
外宇宙にすら届きうるそれは、魔眼とは相反する性質を持った……言うなれば、世界最大級の「義眼」である。
オーバー・ゼロ。遥かなる無間の果て、即ち宇宙を目指したもの。
神すらも帰属し得なかった、ひたすらの暗黒を解き明かしてみせたもの。 彼が達成した偉業が昇華された、対無属性・対暗黒特効作用。
彼の観測により、この宇宙を覆い尽くす『暗黒物質』は証明された。魔術世界に於ける『無』と定義されるもの、「あり得ないが、物質化するもの」を解する能力を持つ。
神すらも帰属し得なかった、ひたすらの暗黒を解き明かしてみせたもの。 彼が達成した偉業が昇華された、対無属性・対暗黒特効作用。
彼の観測により、この宇宙を覆い尽くす『暗黒物質』は証明された。魔術世界に於ける『無』と定義されるもの、「あり得ないが、物質化するもの」を解する能力を持つ。
何が何でもこの世に"在り続ける"能力。『戦闘続行』の類似スキルでもある。
低ランクの『自己保存』を内包する複合スキルで、マスターが存在する限り直接的な攻撃による完全な消滅を免れる。
幾度となく改修を重ね、本来の耐久年数を過ぎて尚現役で在り続ける機器としての信頼性。
低ランクの『自己保存』を内包する複合スキルで、マスターが存在する限り直接的な攻撃による完全な消滅を免れる。
幾度となく改修を重ね、本来の耐久年数を過ぎて尚現役で在り続ける機器としての信頼性。
ランク:C 種別:対宇宙宝具 レンジ:測定不可 最大捕捉:測定不可
赤方偏移の法則。光のドップラー現象とも呼ばれる、地点から遠ざかっていく光源に対して見られる現象の事。
この法則を用いて宇宙を観測し、その果てが広がっている―――即ち、宇宙は膨張し続けているという事を確定させた。
遠く、深く、広く、限り無い。人々が抱く“宇宙”のイメージ……人類が持ちうる“宇宙”の可能性を広げた、ひとつの望遠鏡の功績の証明。
もし彼がその目を宇宙へ向けなければ、人々の意識はこの銀河の中で……いや、この太陽系の中で永久に留まっていたことだろう。
彼は、その閉ざされた意識を解き放っただけだ。ただ、この宇宙に限りは無いと。何処までも、何処までも、この宇宙 は広がっていると証明しただけだ。
だが……その一言が、多くの少年たちを導いた。
これは、そんな言葉に心を踊らせた少年たちの夢の結晶。そして―――――――――
――――――その少年たちが大人となり、記録として残した“宇宙”の全て。
ハッブルは、いついかなる時代に於いても、召喚された時空における“宇宙全て”を把握する。
人類が観測した範囲、そこから推測される範囲までを含めた星図。刻一刻と移動する星々全てを記憶しており、そして記録している。
何があるのか、何が起こっているのか、何がどうなるのかをも網羅した、言い換えてしまえば“宇宙規模の未来予測”。
彼から始まり、彼の発見に心動かされた学者たちが調べ上げ、記録し続けた観測の系譜。
いつの時代も人間というものは……宇宙に憧れ、宇宙を「知りたい」と夢を見る。そんな者達が残した痕跡。
……なお、あくまでも「星の位置」を捕らえたものであり、星単体に含まれる情報までは把握していない。
赤方偏移の法則。光のドップラー現象とも呼ばれる、地点から遠ざかっていく光源に対して見られる現象の事。
この法則を用いて宇宙を観測し、その果てが広がっている―――即ち、宇宙は膨張し続けているという事を確定させた。
遠く、深く、広く、限り無い。人々が抱く“宇宙”のイメージ……人類が持ちうる“宇宙”の可能性を広げた、ひとつの望遠鏡の功績の証明。
もし彼がその目を宇宙へ向けなければ、人々の意識はこの銀河の中で……いや、この太陽系の中で永久に留まっていたことだろう。
彼は、その閉ざされた意識を解き放っただけだ。ただ、この宇宙に限りは無いと。何処までも、何処までも、この
だが……その一言が、多くの少年たちを導いた。
これは、そんな言葉に心を踊らせた少年たちの夢の結晶。そして―――――――――
――――――その少年たちが大人となり、記録として残した“宇宙”の全て。
ハッブルは、いついかなる時代に於いても、召喚された時空における“宇宙全て”を把握する。
人類が観測した範囲、そこから推測される範囲までを含めた星図。刻一刻と移動する星々全てを記憶しており、そして記録している。
何があるのか、何が起こっているのか、何がどうなるのかをも網羅した、言い換えてしまえば“宇宙規模の未来予測”。
彼から始まり、彼の発見に心動かされた学者たちが調べ上げ、記録し続けた観測の系譜。
いつの時代も人間というものは……宇宙に憧れ、宇宙を「知りたい」と夢を見る。そんな者達が残した痕跡。
……なお、あくまでも「星の位置」を捕らえたものであり、星単体に含まれる情報までは把握していない。
ランク:B 種別:対星宝具 レンジ:可変 最大捕捉:可変
別名「ハッブル・ディープフィールド・オブザーブ」。
本来、人の認識外に存在するはずであった星々―――宇宙の果てに存在する“深宇宙”の星の光を収束させた対星宝具。
人の手の届かぬ深域。“彼”がその存在を確立させ、“それ”がその存在を観測するまで認識すらされなかった虚の星群。
気が遠くなるほどの光年を経て辿り着いた光を“望遠レンズ”へと集め、一点に収縮させて目標へと照射させる一種の衛星兵器。
この惑星にも、宇宙にも存在しない“外側”の干渉。そしてその光は……事実上、数億年以上も前に「失われている」。
即ち、過去に放たれた光を以て相手を射抜く。既に発動時点の判定は消失され、放たれたという結果だけが残された光。
残滓を扱うことで順序の矛盾を引き起こし、発生源を捻じ曲げ因果律を狂わせる。つまりこの攻撃は「既に放たれているため、発生を阻止できない」。
星が最期に残した、「輝きたい」という意思 の残滓。その一撃一つ一つに、星の終わりに生ずるエネルギーが圧縮されている。
別名「ハッブル・ディープフィールド・オブザーブ」。
本来、人の認識外に存在するはずであった星々―――宇宙の果てに存在する“深宇宙”の星の光を収束させた対星宝具。
人の手の届かぬ深域。“彼”がその存在を確立させ、“それ”がその存在を観測するまで認識すらされなかった虚の星群。
気が遠くなるほどの光年を経て辿り着いた光を“望遠レンズ”へと集め、一点に収縮させて目標へと照射させる一種の衛星兵器。
この惑星にも、宇宙にも存在しない“外側”の干渉。そしてその光は……事実上、数億年以上も前に「失われている」。
即ち、過去に放たれた光を以て相手を射抜く。既に発動時点の判定は消失され、放たれたという結果だけが残された光。
残滓を扱うことで順序の矛盾を引き起こし、発生源を捻じ曲げ因果律を狂わせる。つまりこの攻撃は「既に放たれているため、発生を阻止できない」。
星が最期に残した、「輝きたい」という
ハッブル宇宙望遠鏡。現存する望遠鏡の中で最も巨大かつ優れた性能を誇る観測機器。
天文学に於いて多大な功績を残した者の名を与えられた、一大計画により稼働を開始した宇宙望遠鏡である。
望遠鏡と定められているが、その性質や運用方法を鑑みるのならばそれは一つの「天文台」と呼べる。
地球上の環境や天候、気候に左右されず、宇宙という一定の空間にて運用され観測を試みる望遠鏡は、人類が生み出した「眼」の中では最も優れた精度を誇る。
本来の稼働年数を超えて、時にはスペースシャトルによる大規模な改修を重ね、今も尚浮かび空を視続け観測を続けている。
HSTによる功績は枚挙に暇がないが、強いてあげるのならば「暗黒物質という概念を証明した事」「宇宙の膨張速度は加速していると発見した事」
そして人類が観測しうる、宇宙で最も深く遠い外宇宙――――「ハッブル・エクストリーム・ディープ・フィールド」を発見した事などが挙げられる。
同じ名を持つ英霊であるが、もう一人の男とは異なる役割を背負っている。
彼は天文学の偉人として、宇宙望遠鏡という幻霊を得て人類の守り手として、守護者として己を定義した。
こちらは宇宙最大の瞳として、天文学の偉人という英霊の力を借りて「星を見続ける瞳」であると己を定義した。
守るもの、見定めるもの。共に番人 のクラスを得てはいるが性質は真逆。
人として生きた彼は門の中の人々を守り、そして瞳として生きた彼は門の外を監視し続けるのである。
天文学に於いて多大な功績を残した者の名を与えられた、一大計画により稼働を開始した宇宙望遠鏡である。
望遠鏡と定められているが、その性質や運用方法を鑑みるのならばそれは一つの「天文台」と呼べる。
地球上の環境や天候、気候に左右されず、宇宙という一定の空間にて運用され観測を試みる望遠鏡は、人類が生み出した「眼」の中では最も優れた精度を誇る。
本来の稼働年数を超えて、時にはスペースシャトルによる大規模な改修を重ね、今も尚浮かび空を視続け観測を続けている。
HSTによる功績は枚挙に暇がないが、強いてあげるのならば「暗黒物質という概念を証明した事」「宇宙の膨張速度は加速していると発見した事」
そして人類が観測しうる、宇宙で最も深く遠い外宇宙――――「ハッブル・エクストリーム・ディープ・フィールド」を発見した事などが挙げられる。
同じ名を持つ英霊であるが、もう一人の男とは異なる役割を背負っている。
彼は天文学の偉人として、宇宙望遠鏡という幻霊を得て人類の守り手として、守護者として己を定義した。
こちらは宇宙最大の瞳として、天文学の偉人という英霊の力を借りて「星を見続ける瞳」であると己を定義した。
守るもの、見定めるもの。共に
人として生きた彼は門の中の人々を守り、そして瞳として生きた彼は門の外を監視し続けるのである。
穏やかで落ち着いた、物腰柔らかな雰囲気の子供。
無機物の幻霊が溶け込んでいる影響で性別が失われており、外見もパッと見で性別を迷う程度には幼い。
世俗から浮いたような超然とした雰囲気も孕んでいて、決して他人や他の空気に交わることはない。
基本的に太陽が登っている間は眠り、星が出れば起きて空を眺める。自分から他人と絡むことは滅多に無い。
それでも、カルデアに召喚された他の宇宙由来の英霊には興味があるようで、徐々に他の者とも打ち解け始めているようである。
無機物の幻霊が溶け込んでいる影響で性別が失われており、外見もパッと見で性別を迷う程度には幼い。
世俗から浮いたような超然とした雰囲気も孕んでいて、決して他人や他の空気に交わることはない。
基本的に太陽が登っている間は眠り、星が出れば起きて空を眺める。自分から他人と絡むことは滅多に無い。
それでも、カルデアに召喚された他の宇宙由来の英霊には興味があるようで、徐々に他の者とも打ち解け始めているようである。
天に向かって聳え立つ摩天楼「あべのハルカス」の屋上に佇む少年。
宇宙開拓の道が途絶え、人々が“空”への関心を失ったこの世界では、彼 という存在は無数にいる学者の一人に過ぎない。
故に、この時空での彼に英霊としての力は無いに等しく、戦闘に関わることもなければマスターも存在しない。
……その在り方は、サーヴァントと言うよりも“亡霊”に近い。
ただ物憂いげに空を見つめ、微かに輝く星を見つめる。
決して届くことのない星々に手を伸ばしては、寂しげに瞬く光を握り、いずれ来たるであろう希望に思いを馳せる。
この時空では“星見の魔眼”も十分に機能しない為……その瞳に映る星は、いつもよりも遥か遠くに映っている。
イメージカラー:果てしない宇宙の藍色
特技:天体観測
好きなもの:星を数えること、スターフルーツ
嫌いなもの:世の中の喧騒、肉類全般
天敵:特に無し
願い:宇宙の謎を全て解き明かしたい
【一人称】ぼく 【二人称】きみ、あなた、○○さん 【三人称】あの人、あの子、彼/彼女
宇宙開拓の道が途絶え、人々が“空”への関心を失ったこの世界では、
故に、この時空での彼に英霊としての力は無いに等しく、戦闘に関わることもなければマスターも存在しない。
……その在り方は、サーヴァントと言うよりも“亡霊”に近い。
ただ物憂いげに空を見つめ、微かに輝く星を見つめる。
決して届くことのない星々に手を伸ばしては、寂しげに瞬く光を握り、いずれ来たるであろう希望に思いを馳せる。
この時空では“星見の魔眼”も十分に機能しない為……その瞳に映る星は、いつもよりも遥か遠くに映っている。
イメージカラー:果てしない宇宙の藍色
特技:天体観測
好きなもの:星を数えること、スターフルーツ
嫌いなもの:世の中の喧騒、肉類全般
天敵:特に無し
願い:宇宙の謎を全て解き明かしたい
【一人称】ぼく 【二人称】きみ、あなた、○○さん 【三人称】あの人、あの子、彼/彼女
エドウィン・ハッブル:人としての自分。
懐かしく、自分と似ているようで、けれども遠いもうひとり。
ハッブル宇宙望遠鏡という英霊は彼に守られることで成り立っている。故にこそ、彼に抱くものは信頼と……少しばかりの憧憬。
彼が自分を信じてくれるのならば、自分はこの宇宙を解き明かそう。それこそが彼に対する……彼の打ち立てた理論に対する、最大の恩返しなのだから。
“はやぶさ”:宇宙 を舞う鳥。星を解き明かす者。
彼女の旅路を見届けた。彼女が切り開いた光を見た。自身が示した宇宙の先に、人が手を伸ばしたのを見た。
彼女の存在こそハッブルの誉れ。いつか、人はあの宇宙の果てすらも解き明かす――――その未来を固定した、その偉大さに拍手を送る。
お疲れ様、ハヤブサ。よく頑張ったね。きみの功績はきっと、人の未来を明るく照らす……ぼくはもう、その未来を“識っている”から。
……さて。ぼくはもう少し頑張らなきゃね。きみの後輩が還ってくることには、きっと役目を終えられるかな。
―――――――――その時には、ジェイムズによろしく。
ユーリイ・ガガーリン:星の開拓者。宇宙に辿り着いた者。
人類の活動範囲を広げた者であり、神秘を否定した。その功績を、何よりも偉大なものだと思っている。
単純に興味があるので、見つけるとよく話を聞きに行く。さながら、寝る前に母からの噺を聞きたがる子供のように。
ライカ:星の開拓者。宇宙への標を確たるものとした。
……常に孤独であり、今もなお軌道上にて独り浮かぶハッブルにとって、その孤独への恐怖と「かえりたい」という願いは認識の範囲外である。
ただ、宇宙に携わった者としてのせめてもの慰めとして……とてもかわいがる。時間が許す限り抱いたりする。
ウラジーミル・コマロフ:星の開拓者と成り得た、赤き星。
星に憧れ、旅立ち、堕ちた。その生涯に言い知れぬ感傷を抱いた。だからこそ、彼の安寧を願わずにはいられない。
宇宙を嫌いにならないでほしい――――そう投げ掛けるのは、あまりにも無情だろうか。
セルゲイ・コロリョフ:星の開拓者。宇宙を人間のものとした者。
ハッブル宇宙望遠鏡、ひいては全ての衛星の魁となった人物。宇宙開拓の第一歩にして、宇宙に初めて這い出した者。
成る程。星を見るだけじゃなく、自ら手を伸ばしたくなるとは。星に手は届かない、なんて言うけど……彼のような真っ直ぐな人は、届いてしまうんだね。
フォン・ブラウン:星の開拓者。宇宙を切り開き、月へと辿り着かせた者。
人類の活動圏を広げた存在。コロリョフと比べると身近な人物なので距離は近い。というか年代的にほとんど同期。
もう少し長生きしていれば、彼やコロリョフが達成した偉業を生で喜べたのになあ。と思っている。
懐かしく、自分と似ているようで、けれども遠いもうひとり。
ハッブル宇宙望遠鏡という英霊は彼に守られることで成り立っている。故にこそ、彼に抱くものは信頼と……少しばかりの憧憬。
彼が自分を信じてくれるのならば、自分はこの宇宙を解き明かそう。それこそが彼に対する……彼の打ち立てた理論に対する、最大の恩返しなのだから。
“はやぶさ”:
彼女の旅路を見届けた。彼女が切り開いた光を見た。自身が示した宇宙の先に、人が手を伸ばしたのを見た。
彼女の存在こそハッブルの誉れ。いつか、人はあの宇宙の果てすらも解き明かす――――その未来を固定した、その偉大さに拍手を送る。
お疲れ様、ハヤブサ。よく頑張ったね。きみの功績はきっと、人の未来を明るく照らす……ぼくはもう、その未来を“識っている”から。
……さて。ぼくはもう少し頑張らなきゃね。きみの後輩が還ってくることには、きっと役目を終えられるかな。
―――――――――その時には、ジェイムズによろしく。
ユーリイ・ガガーリン:星の開拓者。宇宙に辿り着いた者。
人類の活動範囲を広げた者であり、神秘を否定した。その功績を、何よりも偉大なものだと思っている。
単純に興味があるので、見つけるとよく話を聞きに行く。さながら、寝る前に母からの噺を聞きたがる子供のように。
ライカ:星の開拓者。宇宙への標を確たるものとした。
……常に孤独であり、今もなお軌道上にて独り浮かぶハッブルにとって、その孤独への恐怖と「かえりたい」という願いは認識の範囲外である。
ただ、宇宙に携わった者としてのせめてもの慰めとして……とてもかわいがる。時間が許す限り抱いたりする。
ウラジーミル・コマロフ:星の開拓者と成り得た、赤き星。
星に憧れ、旅立ち、堕ちた。その生涯に言い知れぬ感傷を抱いた。だからこそ、彼の安寧を願わずにはいられない。
宇宙を嫌いにならないでほしい――――そう投げ掛けるのは、あまりにも無情だろうか。
セルゲイ・コロリョフ:星の開拓者。宇宙を人間のものとした者。
ハッブル宇宙望遠鏡、ひいては全ての衛星の魁となった人物。宇宙開拓の第一歩にして、宇宙に初めて這い出した者。
成る程。星を見るだけじゃなく、自ら手を伸ばしたくなるとは。星に手は届かない、なんて言うけど……彼のような真っ直ぐな人は、届いてしまうんだね。
フォン・ブラウン:星の開拓者。宇宙を切り開き、月へと辿り着かせた者。
人類の活動圏を広げた存在。コロリョフと比べると身近な人物なので距離は近い。というか年代的にほとんど同期。
もう少し長生きしていれば、彼やコロリョフが達成した偉業を生で喜べたのになあ。と思っている。
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