ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。




「歩まない人間に生きる価値なんざねぇ」



【基本情報】

【元ネタ】戯曲『ファウスト』、史実
【CLASS】キャスター
【マスター】無し
【真名】ゲオルク・ファウスト
(ヨハン・ファウスト+ゲオルク・ファウスト+■■■■■■■)
【異名・別名・表記揺れ】ファウスト博士
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【肌色】薄【髪色】金髪【瞳色】黒
【外見・容姿】白衣を身にまとい、フラスコを片手に持つ男性、年齢は20代後半ほどに見える
【地域】ドイツ
【年代】15〜16世紀?
【属性】中立・悪
【天地人属性】人(地)
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:B+ 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】

陣地作成:C

自分に有利な陣地を作成できる。魔術師であった史実の彼の持つスキル。、
現在は申し分はないが泥濘の新宿に置いてはやや不安の残るランクとなっている。

道具作成:-

魔力を帯びるアイテムを作成できる。
使い魔(ホムンクルス)と併合される形でこのスキルは喪われている。

【保有スキル】

高速詠唱:D

魔術師であった史実の彼の持つスキル。魔術の詠唱を高速化するスキル。
一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。
彼のこのスキルは、主にホムンクルスの精製の際に大きく働く。

使い魔(ホムンクルス):B+

ホムンクルスを使い魔として使役できる。
培養や召喚を行う必要はなく、思念を送るだけで出現させることが可能。
史実の彼、並びに幻霊として召喚された物語に語られる彼も持つスキル。

無辜の怪物:A → -

イメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまうスキル。
本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
この霊基の元、殻となった"彼"は、本来ならば物語に語られるイメージのままの姿となって現れるはずであった。
だが今は、その物語に語られる彼自身が幻霊として内側に宿るため、このスキルは喪われている。

■■(■):EX

彼に宿る"もう一つの"幻霊の持つスキル。

【宝具】

『真名封鎖(■■■■■■■■)』

ランク:■■ 種別:■■ レンジ:■■■■ 最大捕捉:■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

【Weapon】

『ホムンクルス』

大量に、しかも瞬時に呼び出せる存在。
味方になれば数で押せる為有利に働く。
だが一切宝具とか使おうとしないので数だけである。

【解説】

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの戯曲に描かれし魔術師、ファウスト。
そしてそれと同時に、彼は史実にてホムンクルスを作り上げた魔術師、ファウストでもある。
どちらか? と問われればその問いに応えるのは難しい。何故ならば、どちらも彼であり、そしてどちらも彼ではないからだ。

彼は本来ならば、史実に在るファウスト博士……ホムンクルスの研究家たる魔術師であり、
そして、後世に悪魔と謳われるホムンクルス、メフィストフェレスを作り上げ、そして裏切りの後に
爆死して死亡したといわれる魔術師として召喚されるはずである…………そう、本来ならば。

だが、彼が召喚されたのは幻霊が惑う泥濘の新宿。故に在り得ざる事象が起きた。
本来ならば無辜の怪物であるはずの『虚構のファウスト』が彼に幻霊として宿り、
そしてあろうことか彼の人格やスキル、宝具までも上書きし乗っ取り、この新宿に顕現したのだ。

即ち彼は「史実のファウストの霊基を借り顕現した戯曲のファウスト」である。
なぜこのような奇天烈なる召喚が行われたのかは当人も理解していない。

だが、彼は自分の求める「人間の努力の結晶」を見るためにこの魔都新宿に居座る。
召喚された場所の近くにあった、トーキョークーロンの比較的入り口付近に工房を構え、
ホムンクルスによって生活物資を集めながら自堕落な生活を送っている。

【人物・性格】

端的に言えば理想主義者。人間は努力する生き物であると唱える男。
その二つが合わさり、「お? この程度の努力もできんのか? ○○するんだろ?」と、
昭和の嫌味ったらしい体育教師見たいな理論を唱えてくる。

また、学問を究めたが故に、他人が自分についていけない事に苛立ちを感じる。
理想主義者も相まって仲間にすると苦労する。もっと言うと、ともだちがすくないひと。
だが、この泥濘の新宿という災害の坩堝においてでも刺激に飢えている為、声を掛ければ仲間になってくれるだろう。
…………もっとも、彼を仲間に引き入れた結果、彼のこの難儀な性格が災いし対立が起きる可能性が非常に高いが。

加えてあと、ロリコン。
「14歳なら淫行条令には触れねぇだろ」とか言ってくる紛う事無きロリコン。
美そのものであったヘレネー(説によっては幼女)を「余り物でも、私は彼女が欲しい」とか言う真正のロリコン。
そう言う意味での天敵は泥新宿のフェイカー。

【因縁キャラ】

メフィストフェレス
「あいつも……いや、史実の俺だがな? 随分と七面倒な奴を作ったもんだ。
なんだこれ? 理解が及ばねぇよ。……まぁ、無辜の怪物がメリットになっているのは俺自身も変わらんがな」

ダンテ・アリギエーリ(讐)
「なんだ、お前は物語の主役の方じゃねぇのか? つまらんな。
作家は作家で好きだがお前は拗らせすぎだな。もちっとクールにいけねぇのか?
自作に自分の感情をぶち込むようじゃあ受ける作品は書けねぇぞ」
めっちゃ受けた。

ベアトリーチェ
「面白い。その在り方。己を削りながらも復讐の一途をたどるその在り方。実に人間だ。
ロスト? ハッ、笑わせるじゃねぇか。お前はしっかり芯を持って失ってねぇ。
確かにそれ以外は喪っているが、ただ一つ残っていりゃあお前は人間だ。
その歩み、その努力。俺の最大級の賛辞を送ってやっても良いかもな」

ヨハン・ライヒハート
「『時よ止まれ、君は何よりも美しいのだから』……か。ハハハッ!!
この俺のキメ台詞を告白に引用されるたぁ、こそばゆいじゃねぇか!!
……え? そんな事してない? ……おかしいな記憶が混在したか」

泥新宿のフェイカー
「ふん、今日もいねえか。噂に名高き我が身に辿る姫君……。
この眼にしかと焼き付けてやりてぇと思ったが、なるほど随分と奥手のようだ。
まぁそっちの方が燃えるがね? どう思うあんたは? オイなんでそっぽ向いてんだ」
彼は優秀であるが故に、自分が逃げられているという発想に至らない男である。

ベアトリーチェ(術)
「良い女だ。気に入った」
そう言った後ダンテにぐーで殴られた。

泥新宿のランサー(2)
「ふむ……魅力的な肢体だ。気に入ったぞ。
ふむ、お前らについていこう。なぁに目的は一緒だついていく連中が変わった所で変わりはない」

【その他情報】

イメージカラー:研究所のほの暗い明り
特技:ホムンクルス精製、人間観察
好きなもの:努力、子供(2つの意味で)
嫌いなもの:対価なく与えられる物
天敵:メフィストフェレス
願い:人間の努力の結晶をこの目で見る。

【一人称】俺 【二人称】テメェ、貴様 【三人称】○○(呼び捨て)

泥新宿で彼を仲間にする場合

まず、入ると命の保証が出来ないトーキョークーロンの内部にいる事から出会うこと自体難しいです。
幸い入り口付近にいる、並びにホムンクルスをクーロン内に徘徊させている為、入れば遭遇自体はしやすいです。
どうしてもトーキョークーロンに入らなくちゃならなくなった際に、高確率で会えたら良い具合に思いましょう。

仲間になってほしい場合は、そのことを包み隠さず伝えれば仲間になります。
但しその厄介な性格から、他の仲間たちと険悪な仲になる事間違いないので努力しましょう。
ただ喧嘩になっても、貴方が諦めない人間である限りは彼はどっかで見守っているので呼んでみましょう。
逆に言えば、諦めたらその時点で彼は貴方の仲間じゃなくなるので注意しましょう。

仲間にした場合、ホムンクルスの人海戦術が出来ますが基本はそれだけです。
上に在る努力をして対価に合うかは、貴方の立案する作戦次第です。
総じて、仲間にする優先度は低いです。

【セリフ集】

「迷い人か? 勝手口ならばあっちだ。
……なに? …………ほう、お前…探索者か」

「面白い。ついて行ってやろうじゃないか。
その代わり、俺を存分に満足させて見せろ?」

「ほぉー? というとお前はあそこに行かねばならないな。
なるほど結構。……ふむ、となるとこれを、こうして……ああこうするべきか」

「史実の俺はどうしたか、だと? 寝てもらっているだけだ。
自分で言うのもなんだが、つまらない男でな。ああ、奴の作ったメフィストがそっちにいる?
なら話は早い。あんなもんを作っちまう史実の俺が、まともな人間のはずがないだろうよ」

【コメント】

良い奴そうな屑、をイメージ
原典でも邪魔になるって理由で彼女の母親とか兄殺してるし

ロリコンはじつは戯曲ネタだったりする。
正確には年寄りの状態で50歳ほど差の或る女性に惚れたってだけだけど……。












──────全ての物事に意味はある。
彼が「史実のファウスト」ではなく「戯曲のファウスト」として召喚されたことにも、意味がある。



「諦めるのか? お前がか?」

「なんだ、なんて顔をしていやがる。言ったはずだ。俺を楽しませろと」

「ああ、いや。もう十分に楽しんだな。ああそうだ。困難に立ち向かうお前の姿は、まさしく最高であった」

「そうだ。人間は努力する者だ。歩み続ける者だ。そう言う意味では、お前は間違いなく人間だよ。
そうだ。お前はこの瞬間の為に、何処までも努力を続けてきた。歩み続けた。それだけで、俺を満足させるには十分だ。」

「────だからこそ」

「だからこそお前は、"報われなきゃならない"。
こんな最高の瞬間を生み出したお前が、ここまで歩み続けてきたお前が、
こんなところで折れるなんざまっぴらだ。最高の役者には、最高の賛辞(ほうしゅう)がふさわしい」

「そうだ。お前にならばこの言葉を送っても良い!!
否! お前だけだ!! 俺はお前にこそ! この言葉を贈るべく顕現したのだ!!」

「受け取れ我が至高の役者!! これがお前に向ける努力への報酬だ!!」

『時よ止まれ、汝は美しい!!!』

【宝具】

『時よ止まれ、汝は美しい!(デウス=エクス=マキナ/zwei)』

ランク:EX 種別:対終幕 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
それは、悪魔との契約を履行する言葉。自らの敗北を悪魔に告げる言葉。
かつて、ファウストは悪魔メフィストフェレスと契約を交わした。悪魔の魅せる物に対し、
美しさを感じたのならばこう言って、魂を売り渡すと。そう、『時よ止まれ、汝は美しい』と。

視力を失おうとも、亡者の音を努力の実りと錯覚しても、彼はその瞬間まで敗北を認めなかった。
だが彼は、その人々の努力する姿に美しさを感じ、とうとうその言葉を口にした、瞬間よ永遠なれと。
……しかし、メフィストフェレスの契約は果たされなかった。ファウストは天上より舞い降りた無垢なる子等と
最愛の女性グレートヒェンの手によって救済せれ、天へと召されるのであった…………。

そう、本来は悪魔との契約の言葉。されどその言葉は悲劇の幕開けに非ず。
ならば、死後たる彼が放つその言葉の真なる意味は? 其は在り得ざる奇跡、
逆転の大団円を作り上げる言葉。デウス=エクス=マキナの幕開けの合図に他ならない。

その言葉が放たれた瞬間、彼が許可した存在以外は全て時を停止させる。
停止が可能な時間は十数秒。また、宝具発動と同時に「ファウストが昇天する」という結果が確定するため発動は一度きり。
されど刹那は永遠となる。彼が認める努力にたどり着けるものならばその数十秒を逆転にこじつけるのには十二分。
その姿、まさにデウス=エクス=マキナ。人々の生み出した、幸福に終わる幕引きへの渇望の具現なり。

【隠匿スキル】

神性(偽):EX

彼が宿す幻霊、否、人造神霊デウス=エクス=マキナが持つスキル。
人々が持つ、幸福に幕引かれる物語への憧れ、喝采、願いが、神であるが故に"信仰"となった者。
機構ではない。手段でもない。彼は一切の相違なく"神"であるのだ。それこそが、既に泥濘の新宿にあるもう一つの神との違い。
それ故に、ただの幻霊としてではなく、宝具によって一瞬のみ出現する神として権能を発揮する。

【補足解説】

彼が史実のファウストではなく、戯曲のファウストとして呼ばれたことには理由がある。
それは、彼の宝具という名の下に彼に連なる究極の幻霊を召喚し、この泥濘の新宿を収束させるためである。
"それ"は時に妖精王オーベロンとして関係を整理し、時に全ての許しを謳う神として顕現する。
時にそれはアポロンを名乗り、時にそれはアテナを名乗り、……そして時に、最愛の女性グレートヒェンを名乗るもの。

真名を『デウス=エクス=マキナ』。
其は人類の抱いた、幸福による幕引きへの執着、ハッピーエンドの渇望の具現。
終末機構とはまた違う。全てを幸福に終わらせるために或る、儚き人の願いの結晶。

泥濘の新宿に於いて、機能不全を起こした幕引きの具現があった。
全てに幕を引く者。かつての聖剣を携えし王の姿を借りた終末の具現がいた。

その動作不良を正すべく、正しく終末機構であるデウスエクスマキナとはまた別の存在……
幸福を望む人々に信仰され、万雷の喝采と共に信仰される、『幸福の具現』としてのデウスエクスマキナ
──本来ならば、歪んでいると侮蔑されるべき、"人の願いに流された抑止"──が、かつてデウスエクスマキナに救われた、
このファウストという戯曲の主人公の姿を呼び水として召喚されたのだ。ただし、神であるが故にその召喚は一瞬しか持続できない。

彼、ファウストが人の努力を追うのも、これが原因。
その持つ、人の祈りにより生まれた権能を使う時を見定めていたからだ。
永遠となってほしい刹那。その時を待っているからこそ、彼はその己に付く幻霊、
否、人造神霊の力を使うに値する"人間"が来る時を待ちわびているのだ。

【因縁キャラ】

泥新宿のセイバー(2)
止めるべき相手。いや、止めるべくしてこの新宿に降り立った。
間違った機構は止めなくてはならない。例えその根幹にある者が正義だとしても。
その力は自分よりもはるかに上であるだろう。同じ終末機構。なればその力を常に振るえる向こうが有利。
だがそれでも立ち向かわなくてはならない。それが彼に与えられた使命なのだから。

メアリー・スー
同じく人類の幸福への祈りが形になった存在。
されど方や物語を最初から幸せに導く者。方や物語の終幕を幸福に導く神。
互いに背中合わせの相克であり、相乗である。

【コメント】

コンセプトは、はずれ枠だと思ったらジョーカー枠だった、そんな隠しキャラ。
……8割練ったところでデウス既にいるじゃんと気付いて……このような形に……
ゴメン本当に未来王「」…………。

違いとしましては、未来王の持つデウスは「抑止力の終末機構」
ファウストが持つデウスは「人々が抱いたハッピーエンドの祈りが形になったもの」と
差別化してみた次第です。

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