氷上を滑るような流麗で華麗なる叙事詩
| 紹介No.052 【パネル編集】 【PC編集】 ? |
Normal | Hard | Expert | Real |
4 | 7 | 11 | |
ƒORTE登場 2018.03.21 デフォルト楽曲 |
コナステ版:ベーシックコース楽曲 |
曲そのものが,1つの物語となっている。 楽曲の説明文の通り,フィギュアスケートでもたびたび使われた。 中盤の発狂地帯を経て,ラストの両手スケールへなだれ込む怒涛の展開を見せる。 ノスタルジアに収録されているトロイメライの作者・シューマンは,ショパンの曲ではこの曲が一番好きだったという。 |
所属カテゴリ:クラシック/ジャズ |
関連:ショパン |
ノーツ数:N-247 H-542 Ex-926 演奏時間:約2分 |
ある日突然収録された。なぜこの曲?と当時は思ったが,曲の説明文を見て当時テレビでやっていたフィギュアスケート繋がりか・・・と納得。
どんな曲?と聞かれても,一言では説明しづらい。それもそのはず,バラードは曲そのものが1つの物語となっているのだ。
この曲についての情報は,特にシューマンの手紙から得られる。
ある日ショパンは,知り合いだったシューマンのもとを突然訪問した。ショパンの大ファンだったシューマンはもちろん大喜び。ショパンはそこで幾つかの新曲・・・木枯らしのエチュードを含む練習曲Op.25などを披露した。シューマンはその中でもバラード第1番が大変気に入り,「あなたの曲の中でこれが一番好きです」と言った。
それを聞いたショパンはしばし沈黙し・・・感情を込めてこう言ったという。「それは嬉しい。私もこの曲が好きです。かけがえのないものと感じているんだ」。
ショパンは普段シューマンの論評には関心がなく彼の楽曲も酷評していたが,ここでそのシューマンに対し珍しく本心を口にしている。それほどまでにショパンはこの曲が気に入っていたのだろう。
赤眼鏡さんによると,業界では「バラ1」と呼ぶらしい。