ノスタルジアを遊ぶ際の道しるべとなる事を目的とした非公式wikiです。初心者向けのシステムガイドやノスタルジアをより楽しむ為の色んな紹介を行います。

コンポーザー紹介の成功をにならって、コンポーザー紹介クラシック編を作ろうと思いました。
クラシック作曲家についてなじみがある人はBEMANIコンポーザーの紹介者と比べて限られると思うので、身に覚えのある方はぜひともよろしくお願いします。
紹介内容は音楽史的な切り口の解説から珍エピソードまでご自由に。

<見方について>
ピンクの曲はOp.3登場楽曲
茶字の曲はOp.2登場楽曲
濃緑字の曲は初代・forte登場楽曲
(仮)



ショパン

wiki内アンカーリンク用アンカー名:chopin
フレデリック・フランソワ・ショパン(フランス読み)。【Wikipedia】
活動期間1817 - 1849
ポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家。当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家として有名だった。
その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、『ピアノの詩人』とも呼ばれるように、様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いた。
(wikipediaから一部抜粋)
音ゲーマー的な視点で分析すると,当時はショパンとリストが今で言う"高難易度を弾き熟す"方向でピアノの演奏と作曲を行っており,ショパンはその中にも感情を練り込んだ楽曲を,リストは兎に角難易度を上げる技巧を追求する楽曲を多く残したとも言える。

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ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆黒鍵のエチュード
黒鍵ばかり弾く曲(白鍵が全くない訳ではない)。華やかで人気はあるが,ショパン自身はあまり面白くない曲と見ていたようだ。

◆エチュードOp.25-4
謎を解かないと進めない,遺跡系のダンジョンのBGM・・・と言われても信じてしまいそうな曲。謎めいたメロディーは,ショパンのどの曲とも似ていない。2分程度で聴きやすく,個人的にはおすすめ。跳躍の練習に使うらしい。

◆三度のエチュード
某キーボードマニアみたいな譜面が表示される番組で登場し,話題になった。全ピアノ曲中でも最高峰の難易度。Fly far bounceのReal譜面ラストに出てくるような,「片手」で2本のトリルを処理するような配置(三度の重音)がえんえん続く。尺も2分程度でピッタリだが・・・流石にひど過ぎるか。

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J.S.バッハ

ヨハン・セバスティアン・バッハ。【Wikipedia】
1685年3月31日生まれ - 1750年7月28日没
18世紀のドイツで活躍した作曲家・音楽家である。
バロック音楽の重要な作曲家の一人で、鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、当時から即興演奏の大家として知られていた。
バッハ研究者の見解では、バッハはバロック音楽の最後尾に位置する作曲家としてそれまでの音楽を集大成したとも評価されるが、後世には、西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり音楽の源流であるとも捉えられ、日本の音楽教育では「音楽の父」と称された。
バッハ一族は音楽家の家系で(バッハ家参照)数多くの音楽家を輩出したが、中でも、ヨハン・ゼバスティアン・バッハはその功績の大きさから、大バッハとも呼ばれている。J・S・バッハとも略記される。
(wikipediaから一部抜粋)

ドイツのコンポーザー。恐るべき鍵盤の腕前だったらしい。
真面目で謙遜な性格だが,ものの本によると若い頃は譜読みや演奏の未熟な者に対して剣を抜いたり,かつらを床に叩きつけて怒る事もあったとか(おい)。
愛妻家の一面もあり,手紙の中で妻の事をのろけてみたり珍しい黄色いカーネーションを探し回って妻にプレゼントしたというようなエピソードもある。コーヒーが大好きだった。65歳没。
ノスタルジアに収録されている曲
小フーガ ト短調 BWV578?
インベンション第1番?
トッカータとフーガ ニ短調
主よ、人の望みの喜びよ
インベンション第4番
インベンション第13番?
管弦楽組曲第2番より「バディヌリー」 ※期間限定解禁楽曲

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チャイコフスキー

ピョートル・チャイコフスキー。ロシアのコンポーザー。
繊細な人物だった。本格的に音楽の道へ進んだのは20代になってから。ピアノ協奏曲第1番や白鳥の湖,眠れる森の美女なども有名。交響曲「悲愴」の初演後,コレラにより53歳で死去。
ノスタルジアに収録されている曲
くるみ割り人形より小序曲  (※常駐イベント解禁)
くるみ割り人形より行進曲  (※常駐イベント解禁)
くるみ割り人形よりトレパック (※常駐イベント解禁)
くるみ割り人形より金平糖の踊り  (※常駐イベント解禁)
くるみ割り人形より花のワルツ (※常駐イベント解禁)
交響曲第5番第4楽章? (※期間限定イベント解禁)
収録されてないおすすめ楽曲
◆白鳥の湖
あまりに有名なバレエ音楽。よく耳にする部分は,「第2幕の情景」。実はこの曲,クロスビーツのチュートリアルでプレーできたりする。なかなか良いアレンジ。

◆くるみ割り人形より中国の踊り
ノスタルジアには収録されていない。1分程度のコミカルな楽曲。

◆ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第1番と言うと蠍火を思い浮かべる人も多いだろうが,実はチャイコフスキーも作曲していた。とりあえず,最初の2分程度を聴いてみて欲しい。CMで聴いたという人もいるはず。かなり跳躍して弾かなければならない曲。友人のルビンシテインに献呈する為に作ったが,何とルビンシテインはこの曲を酷評し書き直さないなら弾かないと言い放った。しかし後に,別のピアニストがこの曲を弾いて大成功を収める。ルビンシテインはチャイコフスキーに謝り,自らもこの曲を広める事に貢献した。

◆1812年序曲
名曲・・・なのだが,何と楽譜にcannon(大砲!)の指示がある(おいおい)。流石に他の物(主に大量のバスドラムや大砲の録音テープ)で代用する場合が多いが,のだめカンタービレなどでは盛大に大砲を撃っていたりする。平成28年の自衛隊の演奏で実際に空砲を使ったものが有名になった。


ベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
1770年、ドイツのボンで生まれる。交響曲で有名な作曲家。
作風だけでなく「音楽家=芸術家」と公言するような作者としての姿勢など音楽界に非常に大きな影響を与えており、「楽聖」などと評される。
ピアノの曲で有名な作品が以下の「3大ソナタ」や発表会で子供から挑戦できる「エリーゼのために」である。
持病の難聴に加え頻発性の腹痛やうつ病など、後期には相当体がボロボロだったと言われている。その苦悩や精神状態からか短調(マイナーコード)の作品が多い。
1827年没。
収録されてないおすすめ楽曲
◆ピアノソナタ「月光」第2楽章
約2分の短い作品だが,ファンの多い名曲。リストはこの楽章を「二つの深淵の狭間に咲いた,一輪の花」と評した。

◆最後の楽想
WoO62。約2分。ディアベリ編。ベートーヴェンの死後,彼の最後の作品として発表された。実際のところは,ベートーヴェンの遺品にあった弦楽五重奏曲のスケッチをピアノ用に編曲した作品。

◆ピアノソナタ第17番 「テンペスト」1,3楽章
3大ソナタに並ぶ名作だが、演奏時間が長くゲームサイズに省略するには難しそう。

◆ピアノソナタ第29番 b-Dur変ロ長調 op.106
「ハンマークラヴィーア」
実に40分にも及ぶ演奏時間から何処を切り出すのか決めるのも困難であるが、本人が「50年も経てば弾ける人が出てくるだろう」と語った、未来のピアニストへの挑戦状とも言うべき楽曲。

◆失われた小銭への怒り
もう何と言うか,タイトルからして謎。ベートーヴェンが作りかけで放置していた楽曲に,後の人が手を加えて完成させた。演奏時間は6分台。コミカルで演奏効果が高い。ベートーヴェンは部屋が散らかっていて,たびたび小銭などの小物をなくしていたとか何とか。

◆さらばピアノよ
約3分。ここで紹介して良いものか迷うが・・・ベートーヴェン最後のピアノ曲として発表された。ベートーヴェンはピアノという楽器について「お前はいつまでも我々を悩ませるだろう」と言ったそうで,それが曲名の由来となっている。…しかしどうやら偽作で,作者は別の人のようだ(実際に誰なのかは不明)。とは言えこの曲の,切ない美しさは本物である。ぜひ聴いてみていただきたい。




ラフマニノフ

セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ。ロシア出身の作曲家、ピアニスト、指揮者。
生誕1873年4月1日 - 死没1943年3月28日(69歳没)
音楽家としてチャイコフスキーにも認められていたが,『交響曲第1番』の大失敗によって一時は作曲ができなくなるほど精神的に追い詰められてしまった。しかしそこから徐々に回復し,名曲『ピアノ協奏曲第2番』を発表するに至る。2メートル近い身長と大きな手を持ち,彼でなければ弾けない難曲を多数発表した。無口で真面目な人物だったらしい。革命を機にロシアを離れ,二度と戻る事はなかった。ちなみに『蠍火』の作曲者・Virkato Wakhmaninov(ヴィルカト・ワクマニノフ)は明らかに,wacとこのラフマニノフをかけた名前である。
ノスタルジアに収録されている曲
ヴォカリーズ? (※期間限定イベント解禁)
前奏曲 Op.3-2 「鐘」? (※期間限定イベント解禁)
前奏曲 Op.23-5? (※期間限定イベント解禁)
前奏曲 Op.23-9? (※期間限定イベント解禁)
収録されてないおすすめ楽曲

◆リラの花
「私の望む幸福は,森の中に咲き誇るリラの花の中にあるのだ」。
約2分。ラフマニノフの作品の中では,かなり有名な部類。リラの花とはライラックの事。歌曲で,美しい旋律のためピアノでインストとしても演奏される。

◆東洋のスケッチ
約2分。オリエンタル・スケッチとも。どこか異国情緒の漂う,疾走感がありながらも独特な旋律。ラフマニノフ自身がこの曲について「東洋のスケッチ」とコメントしている事からこのタイトルで呼ばれる。

◆断片
約2分。断章,フラグメントとも。『東洋のスケッチ』と共に,ロシアを離れる前の最後の作品群の1曲。その背景を考えながら聴くと,その物悲しい旋律に何か感じるものがあるかもしれない。

◆イタリアン・ポルカ
イタリアの辻音楽師の演奏から着想を得たという,ラフマニノフにしては軽快な楽曲。2分ほどの長さなので,重たい曲が苦手という人も楽しく聴けるだろう。

◆ここは素晴らしい場所
約2分。ここはすばらしい,ここはすばらしいところとも。美しい歌曲で,『リラの花』と共にピアノ独奏に編曲されて演奏される事も多い。

◆赤ずきんちゃんと狼
約2分半。コミカルであると同時に恐ろしい,童話の世界観を体現したような緊張感のある練習曲。

◆パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏
約2分半。故国ロシアを離れ,創作意欲が失われつつある中,作曲した変奏曲。パガニーニの『24の奇想曲第24番「主題と変奏」』の主題に基づく。ラフマニノフの「第5の」ピアノ協奏曲だとも言われた。主題の音符の上下を反転させて用いた第18変奏は特に有名で,単独で演奏される事も多い。優しく,温かな曲調。

◆愛の悲しみ
4分程度。ヴァイオリニストのクライスラーの同名の楽曲を,ピアノ独奏に編曲したもの。アニメ/映画の「四月は君の嘘」でも登場している。


リスト

フランツ・リスト。『ピアノの魔術師』とも呼ばれる。
ハンガリー出身のコンポーザーでサリエリの生徒の1人でもある。パガニーニのヴァイオリンを聴き,超絶技巧の道を歩むよう決意する。派手なパフォーマンスで魅せる美形のスーパースターで,多くの女性たちを虜にした。ピアノの弦を切ってしまう程の力で鍵盤を叩いたので,メーカーは彼に壊されないよう耐久力のあるピアノを開発していった。ちなみに,ノスタルジアのリアルリサイタルでおなじみトークを挟みながらの演奏会という形式は,リストが始めたものとも考えられている。
後には人格者としても知られるようになり,多くのコンポーザーと親交をもち生徒からも慕われていた。彼の演奏を聴いた伊藤博文は,リストを日本に招いて音楽教育をさせたいと駄々をこねたとか。74歳没。

なお、彼の楽曲の譜面に頻発する交差演奏は実際に彼がそのようにして奏でていたものである。

ショパンがノスタルジアにおけるボス的存在であるならば、リストは「裏ボス」的存在である。作曲者名としては表記されていないが、ノスタルジアに収録された管弦楽曲のピアノ用編曲は、多くがリストによって高難度譜面として制作されたものがベースとなっている。
音の響きにリストらしさが現れているので、新曲に「奴の気配」を感じたなら、間違いなくそこにリストが潜んでいるはずだ。
ノスタルジアに収録されている曲
パガニーニによる大練習曲第6番「主題と変奏」
愛の夢
ラ・カンパネラ
ハンガリー狂詩曲第2番 ※期間限定解禁楽曲

ピアノ編曲
結婚行進曲
魔王
交響曲第5番第1楽章"運命"
交響曲第7番第1楽章?
交響曲第9番第4楽章"歓喜の歌"
ウィリアム・テル序曲?
死の舞踏?
収録されてないおすすめ楽曲
◆超絶技巧練習曲 第4番「マゼッパ」
タイトルからして物騒。8分ほどの曲だが,最初の2分を聴くだけでもその迫力は伝わるはず。弾ける人はそうそういない。

◆演奏会用練習曲より ため息
まさにため息が出るほど美しい楽曲。ノスタルジアに収録されたら,えんえんグリッサンドが続く事うけあい。

◆ハンガリー狂詩曲 第2番
8分程の長い曲であるが,終盤に,なんとクシコス・ポストの元ネタと思われるフレーズが登場する。当時の著作権って一体・・・。

◆ヘクサメロン
この辺からは,知識として知っていただければ・・・。6人のピアニストによる合作。ツェルニーやショパンも参加しており,リストがまとめ上げた。リストはこの曲が気に入っていたらしく,たびたび弾いていたという。みんなで楽しく作っていた思い出があったのかもしれない。コンポーザー達の合作って,音楽ゲームに始まった事ではないんだなぁ。

◆孤独の中の神の祝福
「詩的で宗教的な調べ」第3曲。ガンガンに掲載されていた漫画「スパイラル」で取り上げられていたので,知っている人もいるのでは。傑作だが,15分と長く深い作品なので少々難解ではある。

◆無調のバガテル
音楽を極めたリストは,ついに調のない楽曲まで作ってしまう。それがこのピアノ曲・「無調のバガテル」である。全体を通して,何とも言えない独特の雰囲気が漂う。だがさらにその上を行くのが,下記の「暗い雲」である。

◆暗い雲
「不安な雲」「灰色の雲」など,表記には揺れがある。2分程度の曲だが,聴くには注意が必要。この曲,とてつもなく暗いのである。エリック・サティのヴェクサシオンと良い勝負かも知れない。リストが晩年に作った作品であり,現代音楽に通じる部分もあるという。


モーツァルト

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
1756-1791 ウィーンを拠点に活動していた古典派の作曲家。
『神童』とも称される。生涯は短いが幼少期から音楽教育を受けており、3歳からチェンバロを弾き始め、5歳で初めての作曲を行った。室内楽や歌劇が有名であり、ピアノの作品の大半はお遊び程度で披露するために作られたと言われている。現代においてもコンサートでモーツァルトのソナタを弾くピアニストはほぼ居ない。とにかくトリルが多い。高機能自閉症だったという話は有名である。実際音楽史の漫画にも記載されているようだ。
ノスタルジアに収録されている曲
ピアノソナタ第15番第1楽章?
トルコ行進曲?
アイネ・クライネ・ナハトムジク第1楽章?
魔笛より夜の女王のアリア?
きらきら星変奏曲
フィガロの結婚序曲?
レクイエムより「怒りの日」

収録されてないおすすめ楽曲



ドビュッシー

クロード・ドビュッシー。1862-1918。
フランスのコンポーザー。
空気感を感じさせる幻想的で美しい作風が特徴だが、本人は「印象派」と言われることを嫌がっているとのこと。
気難しい性格で女性関係でも度々問題を起こした為,サン=サーンスは彼が重要なポストに就かないようにしていたという。日本美術に親しみ,葛飾北斎の絵を飾ったり楽譜の表紙に入れたりするような一面もあった。

参考:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E...
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆雪は踊っている
約2分。溺愛していた3歳の娘・シュシュに捧げられた「子供の領分」より第4曲。幻想的な雪景色をイメージさせる楽曲。譜面上の音符の配置が,雪を表しているという説も。

◆ベルガマスク組曲より「パスピエ」
約4分。ピアノ版を是非ちょっと聴いてみていただきたい。某有名RPGのフィールドの曲,と言われたら信じてしまいそう。いや実は逆で,某有名RPGの作曲家がパスピエに影響されているのかもしれない・・・。

◆ロマンティックなワルツ
約3分の小品。よく演奏される。ワルツだがミステリアスな雰囲気で始まり,華々しく終わる。音楽ゲームのPianistaに収録されている。


ブルグミューラー

ヨハン・ブルグミューラー。1806-1874。パリで活躍したコンポーザー。弟のノルベルトの方が有名でメンデルスゾーンの親友だったが,入浴中に発作を起こし溺死。26歳だった。しかし実際のところ,兄のヨハンも当時ピアノ教師として人気があった。
ノスタルジアに収録されている曲
アラベスク
貴婦人の乗馬?
すなおな心
収録されてないおすすめ楽曲
◆素直な心
おすすめと言うか,ピアノの練習におすすめ。まずはここから。

◆スティリアの女
ワルツ。ブルグミューラーの練習曲は,当時流行していたいろいろな曲をモチーフにしており,タイトルもいちいちカッコいい。

◆大雷雨
「18の性格的な練習曲」より第13番。約2分の迫力ある楽曲。暗雲が近付きやがて凄まじい雷雨が荒れ狂う様と,その後嵐が過ぎ去って訪れる静けさが描かれる。

ヴィヴァルディ

アントニオ・ヴィヴァルディ。イタリアのコンポーザー。
赤毛の司祭と呼ばれた彼はまた,生まれつき体が弱かった。彼は62歳の時に作品を安く売り払って旅に出,その後の消息が分からなくなっていた。20世紀になって,旅に出た1年後に客死し葬られていた事が明らかとなった。
ノスタルジアに収録されている曲
協奏曲第2番ト短調 RV 315「夏」より第三楽章  (※常駐イベント解禁)
協奏曲第4番ヘ短調 RV 297「冬」より第一楽章  (※常駐イベント解禁)
協奏曲第1番ホ長調 RV 269「春」より第一楽章?  (※期間限定イベント解禁)
協奏曲第3番ヘ長調 RV 293「秋」より第一楽章?  (※期間限定イベント解禁)
収録されてないおすすめ楽曲
◆協奏曲第4番へ短調 RV 297「冬」より第二楽章
約2分。いわゆる「四季」シリーズの中で特に有名な作品の1つ。第一楽章とは打って変わってゆったり演奏され,冷たい雨から逃れて暖炉のそばで穏やかな時を過ごす様が描かれる。

◆フルート協奏曲ト短調 RV 439「夜」より第六楽章
全6楽章からなる,夜の情景を描いた協奏曲より。約2分の作品で,途中フルートのソロを挟みながら終結へと向かう。化粧品のCMで使用された事もある。

◆ラ・ストラヴァガンツァ第7番 ハ長調 RV 185 第二楽章
奇妙,もしくは狂態の意。高度なヴァイオリンの演奏技術が要求される作品集より。約2分の華やかな楽曲で,アプリ版のPianistaでプレーできる。

◆調和の霊感 第6番 第1楽章
いわゆる四季シリーズ以外では,こちらが有名でお勧め。3分程度で聴きやすい。どこか悲しみを帯びたメロディー。Pianistaにも収録されている。



ペツォールト

クリスティアン・ペツォールト。1677-1733。
ドイツのコンポーザーで,ドレスデンの教会で働いていた。当時有名だったオルガン奏者の1人で,他のチェンバロ曲等を調べるとペツォールトの本気(?)を見る事ができる。
ノスタルジアに収録されている曲
メヌエット ト短調?
メヌエット
収録されてないおすすめ楽曲
◆チェンバロ協奏曲第3番 イ長調
この訳で合っているんだろうか・・・ペツォールトの曲という事でいいのかな? 「Concerto III in A- dur pour le Clavecin」で検索したら動画が出てくる。間違っていたらごめんなさい,日本語じゃないのでよく分からないのです。メヌエットとはかけ離れた難易度・・・ペツォールトさんの本気。


メンデルスゾーン

フェリックス・メンデルスゾーン。ドイツのコンポーザー。
裕福な家の出だが,ユダヤ人故に差別も経験した。シューマンとは共に働いた仲。何と水彩画の腕前もプロ級だった。最愛の姉ファニーの死に衝撃を受け,自身も間もなく38歳で亡くなった。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆失われた幻影
約2分の楽曲。「無言歌集 第6巻」の第2曲。Op.67-2。印象的なタイトルだが,メンデルスゾーン自身による命名ではない。切なく,哀愁の漂う旋律の無言歌。

◆紡ぎ歌
約2分。無言歌 Op.67-4で,エルメンライヒの作品とは異なる。軽快な楽曲で,アプリ版のPianistaでプレーできる。

◆ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第1楽章
哀愁漂う出だしが印象的。そこから徐々に盛り上がりを見せ,最後2分のクライマックスは圧巻。12分と長い曲ではあるが,劇的で飽きさせない。一応Pianistaに収録されてはいるが,ピアノで弾くのでそれはヴァイオリン協奏曲と呼べるのかという疑問が湧かない事もない。

◆ヴェネツィアの舟歌 第1番
約2分。無言歌の中では珍しく,ヴェネツィアの舟歌はメンデルスゾーン本人がその名前をつけている。表示はオーパス番号だけではあるものの,Pianistaでプレーする事ができる。

◆ヴェネツィアの舟歌 第2番
こちらも哀愁の漂うピアノ曲。トリルが切なさを誘う。音楽ゲームのDEEMOに収録されている。

シューベルト

フランツ・シューベルト。
「歌曲の王」と称されたウィーン生まれの作曲家。120曲にものぼる歌曲を残し、また歌曲のみならず多彩な楽曲を手掛け、総作曲数はなんと965曲。享年31歳、わずか18年の間の活動期間に年間あたり50曲以上を書き上げた計算となる。
即興曲、ピアノソナタなどのピアノソロの楽曲においてもよく知られているものがある。
ノスタルジアに収録されている曲
魔王 / シューベルト feat.BEMANI Sound Team ノートルダム尊道
軍隊行進曲第1番
野ばら

収録されてないおすすめ楽曲




ムソルグスキー

モデスト・ムソルグスキー。ロシア5人組の1人。
軍人をやめて作曲家になり,役人としても働いた。チャイコフスキーは彼の性格を嫌いつつも,音楽は高く評価していた。アルコール依存性で倒れて療養中に,何とある人が酒を持ち込んでしまい・・・。42歳没。
ノスタルジアに収録されている曲
展覧会の絵
交響詩「はげ山の一夜」 / ムソルグスキー
収録されてないおすすめ楽曲
◆ゴパック
オペラ「ソロチンスクの市」より。約2分の楽曲。ラフマニノフも,この作品をピアノに編曲している。

◆禿山の一夜
怖い曲なのでおすすめはしないが,知識としては知っておこう。ムソルグスキーの代表的な曲である事に間違いはない。出だしの部分は,多分みんなどこかで聞いた事があるだろう。

◆キエフの大門
組曲「展覧会の絵」の最終曲.この曲は「ナニコレ珍百景」のメインテーマに起用されているので,聴いたことが有る人は多いはず.因みにゲームに収録されている「展覧会の絵」は第1プロムナードである.

クレメンティ

ムツィオ・クレメンティ 。イタリア生まれのコンポーザー。
ピアニストをやめた後もピアノの製造や楽譜の販売に精力的に励んだのは,安定した老後を送る為だったのだろう。人使いが荒かったとかいう話もある。30歳くらい歳下の女性と結婚している・・・一度死別した為,また2回目も。80歳でピアノ演奏を披露した際も,その腕は全く衰えていなかったという。その後間もなくして,クレメンティは人生に幕を閉じた。
ノスタルジアに収録されている曲
ソナチネ Op.36−1?
収録されてないおすすめ楽曲
◆ピアノソナタOp.47-2
おすすめと言うか,興味深いエピソードのある作品なのでここで紹介しておこう。
モーツァルトとピアノ対決をする時に,クレメンティが選曲した作品の1つ。演奏後クレメンティは非常に快い気分で,「あんなに心の込もった演奏を聴いた事はなかった」とモーツァルトに賛辞を贈った。一方モーツァルトは動揺し,後に父親に「クレメンティはイカサマ師で,単に機械的に演奏できるに過ぎない」と酷評する手紙を書くという残念な反応しかできなかった。
モーツァルトは後に「魔笛」に,このピアノソナタOp.47-2のフレーズを使っているが,それがクレメンティに対する仕返しのつもりだったのか・・・真相は謎のままである。

ゴセック

フランソワ=ジョゼフ・ゴセック。フランスで活躍したコンポーザー。
モーツァルト曰く,素っ気ない性格だったとか何とか。95歳と長生きしたので,J.S.バッハの生きていた時代からショパンの時代まで,音楽の移り変わりを直に目にする事ができた人物。
ノスタルジアに収録されている曲
ガボット?
収録されてないおすすめ楽曲

◆タンブラン
「タンブラン」とは同名の太鼓の伴奏を伴った,2拍子の舞曲の事。フルートが軽快な楽曲。長さも2分弱で聴きやすい。

◆いくつかの楽器のための6つの交響曲 作品4 第5番 ニ長調「田園」
ゴセックのガボット以外の作品は,現代では演奏される機会がほとんどない。しかしその中には,時代を先取りしたような特色が見られる。この曲もその1つ。ゴセックの作品を収録したアルバムもいくつか出ているようなので,調べてみるのも面白いだろう。


クーラウ

フリードリヒ・クーラウ。ドイツのコンポーザー。
子供の頃転倒して片目を失明する(事故の状況については諸説あり)が,治療中に与えられた鍵盤が音楽の道を進ませる事になる。憧れのベートーヴェンと会い意気投合した。気品のある純粋で素直な人物だったが肺を病み,46歳で亡くなった。
ノスタルジアに収録されている曲
ソナチネOp.20-1?
収録されてないおすすめ楽曲
◆フルート三重奏曲 ニ長調 作品13 第1番
クーラウは,フルートのベートーヴェンと称されるほどの作曲家で,フルートの曲でもよく知られている。その中から,美しく華やかな1曲を紹介。

Bart Howard

バート・ハワード。アメリカのコンポーザーで,作詞家・ピアノ伴奏者。
作品の著作権はまだ切れていない。
ノスタルジアにも収録されているFLY ME TO THE MOONのヒットにより,一生裕福に暮らせるほどになったとか。これ以外にも50曲近く作っている。2004年に88歳で亡くなった。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆On The First Warm Day
ボーカルもののジャズ曲。タイトルで検索すれば曲は聴けると思うが,英語の情報しかないので詳しい事は分からない・・・すみません。

 
 

ドヴォルザーク

アントニン・ドヴォルザーク。
チェコのコンポーザー。チャイコフスキーと親交を結んだ。アメリカに渡り活動(後にホームシックで帰国)。大変な鉄道マニアで,遅れが出ると職員にかわって乗客に謝っていたというような話も(何故・・・)。62歳で死去。
ノスタルジアに収録されている曲
ユモレスク?
交響曲第9番"新世界より"第4楽章?
収録されてないおすすめ楽曲
◆新世界より 第2楽章「家路」
日本の曲と思っていた人も多いはず。何だか懐かしいメロディーで,耳にすると家とか故郷に帰りたくなる。

◆新世界より 第4楽章
イントロが特徴的で,一度聴いたら忘れられない。ジョーズのテーマと思う人もいるが,実際は違うようだ。
一説には機関車の始動から疾走までを表現しているという。シンバルは車両連結を模しているとも。(なお、シンバルは全曲通してこの一発しか鳴らない)

◆スラブ舞曲 Op.72-2
ドヴォルザークのスラブ舞曲集の中でも有名な1曲。ピアノ版もある。

Bill Evans

ビル・エヴァンス。アメリカのコンポーザー。
幼少よりクラシックに親しむ。薬物によって体を蝕まれていたが,特にピアニストの兄・ハリーが自ら命を絶ってからは治療も拒むようになり1980年の演奏中に倒れた。51歳だった。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆いつか王子様が
ディズニーのアニメ映画「白雪姫」の挿入歌。実はBill Evansもたびたび演奏していた。クロスビーツにも収録されていた事がある。

◆枯葉
シャンソン。ジャズスタンダードとして多くのジャズピアニストに演奏されている。もちろんBill Evansも例外ではない。ノスタルジアに収録されたら,いわゆる秋属性が付与されるであろう。
 
 

ヘルマン・ネッケ

1850-1912。ドイツのコンポーザーで音楽教師だった。
300曲は作っているが,ノスタルジアに収録されているクシコス・ポスト以外ほとんど知られていない。クシコス・ポストがあのクオリティなので,今後研究が進んで他の作品も聴けるようになるよう期待したいところ。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆ハンガリーの調べ Op.286
1895年に出版されたピアノ連弾曲。現在楽譜が公開されている。ドイツ語のタイトルである「Klänge aus Ungarn」Op.286で調べると出てくるようだ。興味のある方は調べてみてはどうだろうか。‘

エルガー

エドワード・エルガー。イギリスのコンポーザー。
ノスタルジアに収録されている愛の挨拶は,彼の生徒で婚約者となった8歳年上のアリスに捧げた曲。彼女は72歳で亡くなるまで夫の作曲活動を支え続けた。エルガーは47歳でナイトの称号を受け,作曲や録音に励んだ。1934年,大腸癌により76歳で死去。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆威風堂々 第1番
あまりにも有名な行進曲。リフレクビートのチュートリアルでプレーするのは,この曲のアレンジ版だったと思う。

◆交響曲第1番第2楽章 Op.55
約6分の曲。開始後40秒程度で何だか怪獣上陸のテーマのような,耳に残るメロディーが流れる。Pianistaにも収録されている。

S.ジョプリン

スコット・ジョプリン。アメリカのコンポーザーでピアニスト。
ラグタイム王とも呼ばれ,その音楽はジャズに通じるという見方もある。
The Entertainerの他,メイプルリーフ・ラグなどの曲も有名。梅毒によって49歳で亡くなるが,70年代になって彼の作品は再評価された。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆メイプルリーフ・ラグ
メイプルリーフとはカエデの葉の事。The Entertainerと同じく,映画「スティング」においてBGMとして使用された。

エリック・サティ

エリック・サティはフランスのコンポーザー。
酒場でピアノを弾きつつ作曲活動をしていた。現代のBGMに通じる音楽もあるが,変な曲も多数ある。しょっちゅうドビュッシーの家へ遊びに行っていた。変人として知られ,59歳で亡くなったサティの家からは百本以上のこうもり傘や大量の未開封の手紙等が発見されている。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆官僚的なソナチネ 第1楽章
約2分。何とあの,クレメンティの『ソナチネ Op.36-1』のアレンジである。役人が出勤して帰るまでの仕事振りが,楽譜の中に挿入されて(!)いる。

◆ジムノペディ
サティの代表曲の1つ。ダンスラッシュにリミックス版が収録されているので,シャッフルダンスを踊ってみよう。OK! ステージの中央でスタンバ〜イ!!

◆ピカデリー
2分程度の曲。The Entertainerとかジャズみたいな愉快な曲なので,クラシックは苦手・・・という人にもおすすめ。ぜひピアノ版を聴いていただきたい。

◆グノシエンヌ 第1番
こちらもサティの代表曲。暖かくも冷たくもない,独特の旋律。

◆ヴェクサシオン
絶対にお勧めしないが,こういう曲もあるという事を知ってもらいたい。1分程度の何とも言えない異様な旋律を,840回繰り返す。よって演奏には10時間以上を要する。鑑賞していると,多分他の人に心配される。
曲名の意味は,「嫌がらせ」だとか何とか。
 
 

エルメンライヒ

アルベルト・エルメンライヒ。1816-1905。
ショパンらと同時代の人物。ドイツのコンポーザーで,俳優。60代後半まで活躍していた。多彩な人物だったと思われるが,肖像画や写真が見つからない・・・歌曲がメインだったようで,ピアノ曲はノスタルジアに収録されている紡ぎ歌以外ほぼ知られていない。

ヨハン・シュトラウス

ヨハン・シュトラウスはウィーンのコンポーザー。
友人のランナーと楽団で活躍するが,やがて2人は対立するようになる。ノスタルジアにも収録されているラデツキー行進曲によって民衆の裏切り者とされた彼は疲労も重なり,猩紅熱で45歳の生涯を閉じた。今,彼の墓はランナーの墓と仲良く並んでいる。
ノスタルジアに収録されている曲
ラデツキー行進曲 (※ビンゴ解禁)
収録されてないおすすめ楽曲
◆ローレライ=ラインの調べ
ラデツキー行進曲や息子の作品が有名なため影が薄いが,ヨハン・シュトラウス自身はワルツの父と呼ばれている通りワルツで名を馳せた人物である。彼の作品の中で,特に有名なワルツがこちら。演奏時間は約8分。


イエッセル

レオン・イエッセル。
ドイツのコンポーザー。ノスタルジアにはおもちゃの兵隊の行進が収録されている。オペレッタ(小さいオペラ。喜劇)で人気を博していたが,イエッセルがユダヤ系だった為政権を握ったナチスにより上演を禁止される。後にゲシュタポ(秘密警察)に逮捕され,虐待が元で病死。70歳だった。
ノスタルジアに収録されている曲
おもちゃの兵隊の行進? (※ビンゴ解禁)
収録されてないおすすめ楽曲
◆シュヴァルツヴァルトの娘
「黒い森の乙女」とも。イエッセルによるオペレッタの成功作で,10年間で6000回も公演されたという。ハイライト版が出ている。

シューマン

ロベルト・シューマン。
ドイツのコンポーザーだが,指の故障でピアニストの道を断念する。音楽雑誌の執筆活動もしていた。ショパンの大ファンで,曲のタイトルに「ショパン」とつけるほど。本人に会った時に抱き締めたらしい(当のショパンは当惑していたという)。徐々に精神に異常をきたすようになり(梅毒によるものと考えられている),46歳で没した。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆見知らぬ国と人々について
「子供の情景」より第1曲(「トロイメライ」は第7曲)。約2分。異国に思いを馳せる子供の姿が思い浮かぶ,シンプルながら美しい楽曲。あのリストを感動させたというエピソードも有名。

◆飛翔
約4分。トロイメライとはまた違った,ドラマチックな楽曲。私の中では嵐の中を,傷付きながらも力強く飛んで行く鳥のようなイメージ。カッコいい。音楽ゲームのDEEMOに収録されているようだ。

◆クライスレリアーナ 第7番
約2分の激しい曲。この曲を含むクライスレリアーナはショパンに献呈された。しかし残念ながら,ショパンには理解不能な音楽だったようだ。

◆春の夜
約2分の非常に美しい歌曲。歌詞もこの上なく素敵だが,リストがピアノ編曲したバージョンもそれはそれは美しい旋律。

◆謝肉祭 第12番「ショパン」
シューマンは「ダヴィッド同盟」という架空の団体を創作しており,そのメンバーがシューマンの論評や楽曲にたびたび登場している。ただし何人かのキャラクターは,実名(!)で登場しており,ショパンもその1人。この曲は,言わばショパンのテーマソングといったところか。夜想曲(ノクターン)風の楽曲で,要するになんちゃってショパンである。一方ショパン本人は謝肉祭の事を「あれは音楽ではない」と酷評していたとか何とか。

クリーガー

ヨハン・フィリップ・クリーガー。ドイツの作曲家でオルガニスト。活動した時代はJ.S.バッハより数十年前にまで遡る。2000にも上ると伝えられる彼の曲の大多数は忘れ去られてしまったが,メヌエット イ短調は初心者向けの曲として今日広く知られている。
ノスタルジアに収録されている曲
メヌエット イ短調?
収録されてないおすすめ楽曲
◆2つのヴァイオリンのためのソナタ
クリーガーの曲が他にないかと調べていたら出てきた。詳しくは不明(こら)。クリーガーさん許して・・・。

ブラームス

ヨハネス・ブラームス。
1833-1897。ドイツの作曲家。ブラームスと言えば髭もじゃもじゃの老人をイメージする方が多いと思うが,若い頃は美形だった。しかし,恋愛には奥手だったという。
勧められてリストに会いに行ったが,性格が合わなかった(リストの方はいつも通りブラームスを大歓迎したのだが,ブラームスにとっては逆に居心地が悪かったのかもしれない)。しかし次いで会いに行ったシューマンは,病気にも関わらず音楽雑誌への執筆を再開しブラームスの音楽を広めてくれた。ブラームスはそんなシューマンに恩義を感じ,彼の死後も家族を献身的に世話した。シューマンの妻クララとは親密な関係になったが,そういう理由でシューマンが亡くなっても彼女と結婚する事はなかった。
ノスタルジアに収録されている曲
ハンガリー舞曲第6番
ハンガリー舞曲第5番? ※期間限定
収録されてないおすすめ楽曲
◆愛のワルツ
ワルツ第15番の通称。あの気難しいブラームスがワルツを書いたという事で話題になった。2分程度で聴きやすい,穏やかな愛を感じさせる美しい楽曲。Pianistaでプレーできる。

◆8つの小品 第2番 奇想曲
2分台の,スタッカートが小気味良い軽快な作品。演奏される機会は多い。Pianistaに収録されている。

◆ラプソディー第1番
2つのラプソディー,ロ短調。ドラマチックに始まる楽曲。少々長いが,DEEMOには2分程度の尺で収録されているので環境が整っているならプレーしてみては。

オースティン

テオドール・オースティン(エステン)。ドイツのピアノ教師。リストと同世代の人物である。ピアノ小品で人気を博した他,シューベルトの「魔王」のピアノ版を作ったりもしている。
ノスタルジアに収録されている曲
人形の夢と目覚め?
収録されてないおすすめ楽曲
◆アルプスの鐘
演奏時間は約3分。人形の夢と目覚めと並ぶ,ピアノ発表会の定番曲。難易度もそれほど高くないので,初心者向け楽曲を収めたピアノアルバムに入っていたりする。

ラヴェル

モーリス・ラヴェル。1875-1937。フランスの作曲家。
フォーレのもとで学ぶ。エリック・サティのジムノペディ(リミックス版がダンスラッシュ等に収録済み)に衝撃を受け,影響を受けた事を語っている。ドビュッシーとも交友があった。
身嗜みには気を配り,お洒落にしていた。また彼独自の美学があり,敵国の音楽を禁じる運動には賛同しなかった。
言語や記憶の障害を抱えていたが,交通事故に遭ってそれらが悪化。頭の中で作った音楽を書き表す事も発表する事もできなくなり苦しんだ。最終的に脳の手術を受けるが,その甲斐もなく亡くなった。
生涯独身だった。彼の抱えていた病気が何だったのか,今でも議論の的になっている。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆マ・メール・ロワより眠りの森の美女のパヴァーヌ
こちらもパヴァーヌだが,ピアノ連弾版はため息の出る美しさ。曲の長さも1分台と短く聴きやすい。

◆ボレロ
基本リズムは
○_○○○○_○○○○_○_○_○○○○_○○○○○○○○○
の繰り返し.これに2種類のリズムが繰り返される,至ってシンプルな構成.これが最後の2小節を除いて終始演奏される.
最初は小太鼓のみだが,曲が進むにしたがってフルート,ファゴット,トランペットなどが加わっていき,次第に豪華になっていく.
原曲は 15 分もあるため,ノスタルジアへの移植の可能性は低いかもしれない.
因みに,この曲は「TV チャンピオン」,「行列のできる法律相談所」で聴いたことが有る人が多いかもしれない.

◆左手のためのピアノ協奏曲
文字通りピアノ協奏曲なのだが、なんとピアノ独奏は全ての旋律を左手のみで弾ききる。左手のみにも関わらず、難度は高い。しかしながら演奏効果は絶大で、ラヴェルの才能の深さを思い知らされる。
第一次大戦で右手を失ったピアニスト、パウル・ウィトゲンシュタインのために作曲された。

◆バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
吹奏楽界隈では非常に有名な曲。
特に有名なのは第二組曲の三曲で、ダフニスとクロエが困難を経て再会し、希望に満ちたような陽が昇る様子を表した「夜明け」、再会を神に感謝し、神に奉じた「パントマイム(無言劇)」、熱狂の大団円「全員の踊り」で構成されている。
ラヴェルの色彩に溢れたオーケストレーションを楽しめる壮大な作品。

◆道化師の朝の歌
「鏡」より。コミカルな楽曲で,単体で演奏される事も多い。テレビで聞いた事のある人もいるのではないか。


フォーレ

ガブリエル・フォーレ。フランスの作曲家。優れた教育者としても知られ,ラヴェルは生徒の1人。温厚で謙虚な人物で,ドビュッシーは彼を批判していたものの手紙では敬意を込めて呼びかけていた。一方,女性関係では少々問題のある人物だった。晩年は聴覚の異常に苦しめられた。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆夢のあとに
約3分。イタリアに伝わる伝承に基づく。主人公が夢の中で美しい女性と出会うが,目が覚めてそれが夢だったと知り絶望するという内容。いわゆる,壮大な夢オチである。フォーレらしい美しい楽曲で,ピアノ版も存在する。

◆ドリーの子守歌
約2分。組曲「ドリー」より。ドリーは妻・マリーを通して親しくなったエンマの娘・エレーヌの愛称。『子守歌』は全6曲の第1曲で,ピアノ連弾版やピアノ独奏版,管弦楽版がある。

◆月の光
約2分。ヴェルレーヌの詩による歌曲で,長い演奏の後唐突に歌が始まるが時にピアノと歌が別個の旋律を奏でる。ドビュッシーの『月の光』に影響を与えた。


フンパーディンク

エンゲルベルト・フンパーディンク。1854-1921。ドイツの作曲家。音楽教師も務めている。同名の歌手もいる(こちらのフンパーディンクにあやかって芸名にしたらしい)ので,混同しないよう注意。オペラ作品で知られ,彼の楽曲が当時の人々の間で流行したという。
ノスタルジアに収録されている曲
小人がひとり森の中で?
収録されてないおすすめ楽曲
◆いばら姫
フンパーディンクの歌劇の1つ。

バダジェフスカ

テクラ・バダジェフスカ。ポーランドの作曲家。正規の音楽教育を受けてはいなかったが,彼女の「乙女の祈り」は当時大ヒットした。ところが病弱だった彼女が20代で亡くなると,彼女の活躍は忘れ去られた。なにしろポーランドでは,ショパンが絶大な人気を誇っていたのである。それ以後の夫や子供たちの消息も,詳しくは不明である。・・・しかし現代においては,再び彼女の音楽の価値を見直そうという動きも見られている。
ノスタルジアに収録されている曲
乙女の祈り?
収録されてないおすすめ楽曲
◆かなえられた乙女の祈り
バダジェフスカ本人による,乙女の祈りのアンサーソング。


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リムスキー=コルサコフ

ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ
1844年生まれ。1908年没。ロシアの作曲家。海軍士官だったが,音楽学校の教師となった。演奏できる楽器はピアノ。ムソルグスキーと同じく,ロシア5人組の1人。
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆サトコよりインドの歌
オペラ「サトコ」に使用された楽曲。約3分。穏やかな楽曲で,BGMとしても用いられる。

◆シェヘラザード
アラビアンナイトの語り手・シェヘラザードを題材にした組曲。第3楽章の「若い王子と王女」などが有名か。



ロッシーニ

ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ
1792年生まれ。1868年没。イタリアの作曲家。オペラをよく作曲したそうな。グルメでも有名で、牛フィレ、フォアグラ、トリュフを使った「ロッシーニ風」というレシピがある。
謙虚で,敵を作らない性格だった。その一方で,かつての妻と再会した時そのあまりの落ちぶれた姿に心を痛め,涙ながらに彼女の世話を頼むような一面もあった。『ウィリアム ・テル』の大ヒット後はオペラから引退して料理の道に進むが,音楽への情熱を全く失っていた訳ではなかった。J.S.バッハの作品を研究し,他の作曲家に演奏をリクエストし,パーティーでは自作の曲をリストに演奏させたりもしていた。自由な生き方がたたってか,晩年には様々な病気に苦しめられたようである。
ノスタルジアに収録されている曲
ウィリアムテル・序曲?
収録されてないおすすめ楽曲
◆セビリアの理髪師より 私は町の何でも屋
オペラ「セビリアの理髪師」に登場する理髪師のフィガロが,早口でまくし立てる歌。作中でも人気の高い楽曲の1つ。アプリ版のピアニスタでプレーする事ができる。

◆セミラーミデ序曲
オペラ「セミラーミデ」はベートーヴェンに会った後で作られた為か,楽曲にドイツ音楽の影響が色濃い。序曲はロッシーニのユーモアが溢れるユニークな作品となっている。演奏時間は10分以上。アプリ版のピアニスタでプレーできる。

◆アルジェのイタリア女 序曲
同じく,オペラ「アルジェのイタリア女」で使用された楽曲。演奏会でもしばしば取り上げられる。演奏時間は,やはり10分以上。アプリ版のピアニスタでプレーできる。

◆老いの過ち
ロッシーニがオペラ引退後,書き続けた曲集。「老いのいたずら」とも。タイトルからして自虐ネタだが,いろいろなジャンルの小曲が収められており作風の広さを窺える。料理の名前がつけられた曲などもあったりする。



グリンカ

ミハイル・グリンカ
1804年生まれ、1857年没。「近代ロシア音楽の父」と呼ばれる。
クレメンティと共にやってきたジョン・フィールドから,ピアノを学んだ。また,各地を旅して自分の音楽の世界を深めた。リストやメンデルスゾーンとも出会っているが,メンデルスゾーンはグリンカの性格が好きになれなかったという。最期は,対位法の研究の為に訪れていたベルリンで亡くなった。後代のムソルグスキーやリムスキー・コルサコフらロシア5人組に与えた影響も大きい作曲家である。

(参考:Wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲
ルスランとリュドミラ序曲?
収録されてないおすすめ楽曲
◆サンクトペテルブルクとの別れより ひばり
元々は歌曲。ロシア5人組の1人,バラキレフがピアノ独奏用に編曲した,5,6分の長さの楽曲。溜息が出るほど美しいイントロに,哀愁の漂う旋律。音楽ゲームのピアニスタでプレーできる。

◆夜想曲(ノクターン)変ホ長調
約5分。グリンカは夜想曲の創始者とされるジョン・フィールドにピアノを習っていたといわれる。同じくフィールドの音楽に接して影響を受けた,ショパンの夜想曲と聴き比べてみるのも面白い。音楽ゲームのピアニスタでプレーできる。

◆幻想的ワルツ
元々はピアノ曲だったが,後に管弦楽曲としてよく知られるようになった。インパクトのある序奏に,独特な雰囲気のワルツが続く。アプリ版のピアニスタでプレーできる。

◆夜想曲(ノクターン)「別れ」
約5分。グリンカの夜想曲はこちらも有名。妹に捧げられた。変ホ長調のそれとは対照的に,暗く,悲しげな曲調。アプリ版のピアニスタでプレーできる。




ガーシュウィン

ジョージ・ガーシュウィン
(1898年9月26日 - 1937年7月11日)
ポピュラー音楽・クラシック音楽の両面で活躍しアメリカ音楽を作り上げた作曲家として知られる。子供時代にクラシックに触れ,ピアノを学んだ。とは言えいわゆる不良少年で,女性関係も派手だったという。同じくジャズに影響を受けていたラヴェルとは尊敬し合っていた仲で,弟子入りを申し込むも断られたという話は有名。脳腫瘍の為,38歳の若さで亡くなった。

(参考:Wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲
ラプソディ・イン・ブルー?
収録されてないおすすめ楽曲
◆前奏曲第1番
3つの前奏曲より。約1分半。前奏曲とは言うものの,ジャズテイスト溢れるガーシュウィンらしい一曲。

◆サマータイム
オペラ「ポーギーとベス」のために作曲されたアリア。ジャズスタンダードの1つとなっており,膨大な数のカバーが存在する。ピアノ独奏版は2分程度の長さで聴きやすい。下記の『アイ・ガット・リズム』と同じく兄のアイラとの合作で,著作権が延長されているので一応注意。

◆アイ・ガット・リズム
『アイ・ゴット・リズム』とも。兄のアイラが作詞を担当している。映画「巴里のアメリカ人」で使用された。ピアノ独奏によるインスト版もよく知られており,現在ではジャズ・スタンダードナンバーの1つとなっている。

◆サムバディ・ラヴズ・ミー
「誰かが私に恋してる」の意。ミュージカル「スキャンダル」で歌われた,ガーシュウィンによるポップス楽曲。他の楽曲と同じくジャズとして扱われる事も多く,演奏時間は4分程度。



ビゼー

ジョルジュ・ビゼー
(1838年10月25日 - 1875年6月3日)
19世紀フランスの作曲家。
代表作に『カルメン』、『アルルの女』、『真珠採り』、『美しきパースの娘(日本では作中のセレナードの旋律が「小さな木の実」(作詞:海野洋司、編曲:石川皓也)に転用され有名)』など。
実はピアノの腕前も一流で,リストの新曲を弾きこなし彼に賞賛されるほど。とは言えビゼー自身はオペラでの成功を願っており,ピアノは弾けて当然の嗜みと捉えていたようだ。しかし録音技術のない当時,人々はよくオペラで流行った曲をピアノで弾いて楽しんでいた。その為,ピアノの技術があり交響曲やオペラをピアノ用に編曲できるビゼーの能力は重宝された。流行った曲が廃れないうちに編曲しなければならなかったビゼーは多忙を極め,その事が彼の寿命を縮める原因の一つになっていたと思われる。

(参考:Wikipedia)
収録されてないおすすめ楽曲
◆美しきパースの娘よりセレナード
上記の紹介文にある通り,『小さな木の実』の原曲。ただし効果的にアレンジされている為,原曲を聴くと若干の違和感を覚えるかもしれない。

◆カルメンより前奏曲
ビゼーの作品の中でも特に有名で,CMなどで頻繁に使用されている。ノスタルジアに収録されるのも時間の問題かと思われる。

◆カルメンよりハバネラ
作中で,カルメンによって歌われるアリア。音楽ゲームのピアニスタでプレーできる。

◆カルメンより闘牛士の歌
やはり作中に登場する歌。こちらも音楽ゲームのピアニスタでプレー可能。これらのカルメンシリーズは,いずれも長さが2分程度で聴きやすいだろう。

◆真珠採りより耳に残るは君の歌声
約3分のアリア。愛する人を想い,切なく歌い上げられる。単独で取り上げられる事もある名曲。

◆海洋画
約3分のピアノ独奏曲。ビゼーのピアノ作品を掘り下げてみたい人は,この辺りから始めてみては。海を渡る船というイメージのタイトルだが,どこか悲しげでミステリアスな雰囲気も漂う。

◆夜想曲(ノクターン) ニ長調
約3分。ビゼーはショパンを思わせるような夜想曲も作曲しており,これもその一つ。

◆半音階的変奏曲
ビゼーを深掘りしたい方はコチラ。約12分に及ぶ,テクニックを駆使したピアノ独奏曲の大作。



ヘンデル

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
( 1685年2月23日 - 1759年4月14日)
ドイツ出身で、イタリアで成功した後にイギリスで長年活躍し、イギリスに帰化した作曲家。
音楽学術協会(名称は訳によって異なる)という著名な音楽家しか入れないコミュニティに入会していた事からも,その実力のほどがうかがい知れよう。
ヘンデルと同じ年に生まれているJ.S.バッハもヘンデルの作品を評価・研究していた。バッハは二度ほどヘンデルに面会しようとしたが,結局会う事はできなかった(ちなみにJ.S.バッハも,前述の音楽学術協会に後ほど入会している)。
当時のスーパースターだったが,稼いだお金をしばしば慈善団体に寄付していた。自らの死に先立っても,遺言書で遺産の相続を事細かに指示している。また美食を好み,絵画をコレクションする趣味もあった。
事業で失敗し多額の負債を抱える事になったヘンデルは金銭的な必要にかられ,キリストの生涯を題材にしほぼ全ての歌詞が聖書から取られている『メサイア』を発表する。しかし宗教的な題材を娯楽作品として教会以外の場所で演奏するのは冒瀆だと反対を受ける。ヘンデルはそれらに立ち向かい,『メサイア』は今日まで広く知られるほどの人気作品となった。主に聖書の中の預言書の言葉によって(間接的に)イエスの人物像を浮き彫りにするという手法が取られている事も,宗教の壁を越えて多くの人々から愛される理由の一つであろう。荘重な「ハレルヤ・コーラス」は特に有名。
それ以外の作品では,運動会の表彰式などで使われる『見よ,勇者は帰る』がよく知られている。
バッハと同様目を患い,手術を受けるも失敗。健康状態が悪化して亡くなった。生涯独身だった。

(参考:wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲
収録されてないおすすめ楽曲
◆サラバンド HWV 437
ハープシコード組曲第2集第4番より。サラバンドは古典舞曲の1つ。哀愁漂う楽曲で,ギターで弾かれる事もある。音楽ゲームのピアニスタでプレーできる。

◆オンブラ・マイ・フ
オペラ「セルセ」の中で歌われるアリア。単に『ラルゴ』とも呼ばれる。元々はカストラート(去勢された男性歌手)のために書かれたメロディーの美しい作品で,ピアノ単体でも演奏される。

◆調子の良い鍛冶屋
ハープシコード組曲第1集第5番第4楽章の通称。『愉快な鍛冶屋』とも。変奏曲形式の楽曲で,現代ではピアノ独奏曲としてよく演奏される。ヘンデルが鍛冶屋の軒下で雨宿りをしていたところ,中から鍛冶屋の歌う民謡(または,ハンマーを振るう音)が聞こえてきた。それをヒントにヘンデルが作曲した…と伝えられる事からこの名がついた。今ではこのエピソードは作り話とされているが,愛らしいこの曲が長年愛されてきた事は事実である。

◆合奏協奏曲第4番第4楽章
約3分。一般には目立たない作品ではあるが第4楽章はアレグロで,華やかで快活ながらもどこか暗さを帯びた作品。アプリ版のピアニスタではピアノ編曲版をプレーできる。


サン=サーンス

◯サン=サーンス
☓サン=サーンス
このページは表記を間違えました。

サン=サーンス

シャルル・カミーユ・サン=サーンス(1835年10月9日 - 1921年12月16日)
フランスの作曲家
(参考:wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲
動物の謝肉祭より第7曲「水族館」? / サン=サーンス

ワーグナー

ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー(1813年5月22日 - 1883年2月13日)
19世紀のドイツの作曲家、指揮者、思想家。
ロマン派オペラの頂点であり、また楽劇の創始者であることから「楽劇王」の別名で知られる。
(参考:wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲
ワルキューレの騎行? / ワーグナー

ベルリオーズ

ルイ・エクトル・ベルリオーズ(1803年12月11日 - 1869年3月8日)
フランスのロマン派音楽の作曲家。
『幻想交響曲』でよく知られているが、他にも『死者のための大ミサ曲』(レクイエム、1837年)にみられるように、楽器編成の大規模な拡張や、色彩的な管弦楽法によってロマン派音楽の動向を先取りした。
ベルリオーズの肖像はかつてフランスの10フラン紙幣に描かれていた。
(参考:wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲

シルベリウス

ジャン・シベリウス( 1865年12月8日 - 1957年9月20日)
後期ロマン派から近代にかけて活躍したフィンランドの作曲家、ヴァイオリニスト。
フィンランドの最も偉大な作曲家であると広く認められており、同国が帝政ロシアからの独立を勝ち得ようともがく最中、音楽を通じて国民意識の形成に寄与したと看做されることも多い。
(参考:wikipedia)
ノスタルジアに収録されている曲
樅の木 / シベリウス
収録されてないおすすめ楽曲



作曲者ごとに楽曲並べると新たな発見がありました。
クラシックは知る事できっともっと面白くなるはず!皆さんよろしくお願いします。

このページへのコメント

ノスにはまだ入っていないが,近い将来に収録されてほしい作曲家とその作品を挙げることってできますか?

0
Posted by 名無し(ID:L40ww77/vQ) 2019年09月28日(土) 21:47:31 返信数(1) 返信

うーんどうしようかなと迷いましたが、ノスタルジアとのつながりがまだ無い物の紹介は無しでお願いします!
でも「他の作曲家の楽曲だけど、ノスタルジアに収録されているこの曲と関係が深い楽曲だから合わせて紹介したい」とかはOKです!
余談、関連楽曲、みたいな感じになるかな?

0
Posted by  nstlg nstlg 2019年09月29日(日) 02:06:35

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  (楽曲通称)
246.Hopes and Dreams / 夢と希望
245.Battle Against a True Hero / 本物のヒーローとの戦い
244.MEGALOVANIA
243.Bonetrousle
242.Once Upon a Time / むかしむかし…
241.面影橋
240.女神の微睡
239.ゴリウォーグのケークウォーク
238.ハテノサキ
237.隅田川夏恋歌
236.Urban Life
235.neu*
234.neu
233.羊皮紙の上の銀河
232.Spica
231.Ave
230.Audite Nostalgia
229.終曲・改「三儀の凱奏」
228.終曲「黒の狂」
227.多極性ニューロンの崩壊による人間の末路
226.concon 〜live pf addition〜
225.nostos algos
224.シャルル
223.うそつき
222.Indigo Nocturne
221.Eurasian Journey
220.Enigmatic Synchronization
219.Ping×Pong×Dash
218.Eine Haube 〜聖地の果てにあるもの〜
217.零と弌の鍵の唄
216.DUAL STRIKER
215.斑咲花
214.スーパー戦湯ババンバーン
213.LIKE A VAMPIRE
212.チュッチュ♪マチュピチュ
211.鋳鉄の檻
210.PLEASURE STREAM
209.IX
208.熊蜂の飛行
207.防人恋歌
206.Little Prayer
205.Tapioca
204.Far east nightbird
203.Catapulted Arch
202.Datte! Brand-New Me!!
201.やさしさに包まれたなら

151〜200

200.ピアノ独奏無言歌 "灰燼"
199.Manhattan
198.nalca
197.Welcome to pop'n fantasy
196.アクアリウム ブルー
195.交響詩「悪魔の誕生」
194.天使の追放
193.世界の果てに約束の凱歌を
192.協奏曲「世界の果てに約束の凱歌を」〜28の鍵盤のための〜
191.The Splendid Expression
190.緑の風
189.ピアノソナタ「ヴァルトシュタイン」第1楽章
187.Un Happy Heart
186.virkatoの主題によるperson09風超絶技巧変奏曲
185.波と凪の挟間で
184.Turn the story
183.命に嫌われている。
182.Noah's song
181.ニコラウスさんの出来心
180.リメンバーリメンバー (BEMANI SYMPHONY Arr.)
179.さよなら世界 (BEMANI SYMPHONY Arr.)
178.ピアノ協奏曲第1番“蠍火”
177.murmur twins
176.バッドエンド・シンドローム
175.Voca Nostalgia
174.Gamja Dog
173.Fuego
172.うっせぇわ
171.Concertino in Blue
170.交響曲第5番第1楽章"運命"
169.サヨナラ・ヘヴン
168.枕元で聞いた不思議な国のお話
167.VALKYRIAS -英雄誕生-
166.白日
165.シシリエンヌ
164.変わりゆく時間とノスタルジアと
163.Seyana.〜何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン〜
162.量子の海のリントヴルム
161.
160.轟け!恋のビーンボール!!
159.Pretender
158.viator in vitro
157.Surf on the Light
156.風の丘の東
155.50th Memorial Songs -Flagship medley-
154.50th Memorial Songs -Beginning Story-
153.チョコレートスマイル
152.レグルス αβ
151.黒緋の白鳥座

101〜150

150.やさしさに包まれたなら(削除楽曲)
149.flee for free!!
148.Drive in Sunday
147.ピアノ体操第一
146.ちゅ〜るしよ!
145.Starlight Fantasia
144.ユメイロムスビ
143.Windy Fairy
142.ラデツキー行進曲
141.軍隊行進曲第1番
140.アラベスク第1番
139.morning music
138.ワルツ第14番
137.結婚行進曲
136.ラ・カンパネラ
135.木枯らしのエチュード
134.幻想即興曲
133.交響曲第9番第4楽章"歓喜の歌"
132.華麗なる大円舞曲
131.くるみ割り人形よりトレパック
130.Idola
129.くるみ割り人形より小序曲
128.亡き王女のためのパヴァーヌ
127.ハンガリー舞曲第6番
126.エチュード Op.10-4
125.くるみ割り人形より花のワルツ
124.くるみ割り人形より金平糖の踊り
123.secret base 〜君がくれたもの〜(削除楽曲)
122.くるみ割り人形より行進曲
121.you
120.Sweet tea
119.華麗なるニョアの剣舞
118.パガニーニによる大練習曲第6番「主題と変奏」
117.協奏曲第4番ヘ短調 RV 297「冬」より第一楽章
116.愛の挨拶
115.向日葵サンセット
114.幻想のサテライト
113.待チ人ハ来ズ。
112.夢ハ夢ノママデ
111.クシコス・ポスト
110.ガーネット(削除楽曲)
109.追憶のアラウカリア
108.My dear child, mother's arm
107.One more time, One more chance
106.neko fun jitter
105.妖隠し -あやかしかくし-
104.月に叢雲華に風
103.小犬のワルツ
102.ピアノソナタ「悲愴」第2楽章
101.主よ、人の望みの喜びよ
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