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5本の指の基本的な使い方を練習しましょう。
まず、5本の指はピンと伸ばさず、少し曲げておきましょう。
指の力を抜いた状態で大丈夫です。
横から見た時に、かまぼこのように綺麗なカーブができていればOKです。
握り拳ではありませんよ。中は空洞にしましょう。
※以下の解説は右手を基準にしています。
いきなり訳の分からない画像が出てきますが、フィーリングでなんとかしてください。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/iDpao3keWG.png)
ド(C)の位置にノートが来ています。
親指でドの鍵盤を押しましょう。鍵盤が無い人は鍵盤をイメージして。
5本の指を少し曲げてあれば、親指は爪の側面の皮膚が鍵盤に触れるはずです。
その状態で鍵盤を押せばOKです。指の付け根の関節を動かして押しましょう。
黒鍵よりも手前側を押すのがコツです。
手前のふちの近くでも良いくらいです。鍵盤ハーモニカにシールを貼ってたりしました。
2つの鍵盤を押さないように気をつけましょう。
ノートに1と番号が書いてありますが、1番は親指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/pLlzskNyAc.png)
レ(D)の位置にノートが来ています。
ここでは人差し指でレの鍵盤を押しましょう。
つま先、あるいは指の腹とつま先の間の部分が鍵盤に触れていればOKです。
指の付け根の関節を動かして押しましょう。動かし過ぎなくて大丈夫です。
個人差はありますが、20°も動かせば充分だと思います。
2番は人差し指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/N9_z7TeCvU.png)
ミ(E)の位置にノートが来ています。
中指でミの鍵盤を押しましょう。人差し指と同じ感じでOKです。
3番は中指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/r_zPm97FY9.png)
ファ(F)の位置にノートが来ています。
薬指でファの鍵盤を押しましょう。人差し指や中指と同じ感じでOKです。
他の指がつられて動くかもしれません。なるべくつられないようにしましょう。
ゆっくり慎重に、何度も繰り返せばだんだんと指が独立していきます。
4番は薬指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/V7mkn4__18.png)
ソ(G)の位置にノートが来ています。
小指でソの鍵盤を押しましょう。人差し指と同じ感じでOKです。
力が入りにくいかもしれません。
優しくゆっくりで大丈夫です。
5番は小指の事を指しています。
※左手では、小指(5)がド、薬指(4)がレ、中指(3)がミ、人差し指(2)がファ、親指(1)がソという具合に押します。
できましたか?
コツはゆっくり丁寧にです。スピードを上げるのは動きが体に染みついてからです。
大丈夫そうなら次のステップへ進みましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/iryDp2aMYJ.png)
ドレミファソと連続でノーツが来ていますね。
順番に続けて押してみましょう。
速さはお任せしますが、やはりコツはゆっくりと丁寧にです。
1音に10秒かけても大丈夫です。なんなら1曲分の長さをかけても。
もしうまくいったなら、追加のミッションを与えます。
次の鍵盤を押すまでの間、前の鍵盤を押しっぱなしにしてみましょう。
例えば、ドを押したなら、レを押すまではドを押しっぱなしにします。
「次の鍵盤までテヌートが続いている」と考えれば分かりやすいかもしれません。
どうでしょうか?手のブレが減ったように思えませんか?
それとも指がプルプルしますか?指の力や曲げる角度を加減してみてください。
押しっぱなしにする事によって、押した指が、手を支える役割と、次の鍵盤までの位置関係を知らせる役割の二つを担えるようになります。
また、ピアノにおいても、レガートという滑らかに音を繋ぐ奏法になるので、何かと重宝するやり方です。
常にレガートをする必要はありませんが、身につけておくと役に立つかもしれません。
レガートをするかしないかに関わらず、押し終わった指は上に上げて、押す前のポジションに戻しておきましょう。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/LkxjAsPNNu.png)
ドレミファソときた後、ソファミレドと下っていってますね。
全て順番に続けて押してみましょう。
逆の事をするだけなのに、全く違う感覚を覚えるかもしれません。
ここでもゆっくり丁寧に、確実に押していきましょう。
慣れてきたらレガートも試してみましょう。
以上が指の基本的な使い方です。
コツはゆっくり丁寧に確実にです。
スピードを上げるのは、動きが体に染みついてからです。
ノスタルジアの押し方に正解なんて無いとは思うのですが、この基本だけは必ずできるようになっておくと応用も利いて便利です。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回はピアノ向けと言うよりかはノスタルジア向けの練習です。
「この位置にノートが来たら、とりあえずこの指を使う」
という練習です。
さっそく下図をご覧ください。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/sMGZrkWqAv.png)
右手側において、白い縦線ごとに鍵盤の色を変えました。
ちょうど5色、つまり指の本数と同じ数ですね。
例えば青いところにノートが来たら、親指で押して、
オレンジのところにノートが来たら、小指で押すといった感じです。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/4KvInemqKn.png)
前回同様に、階段状にノートを配置しました。
ゆっくり、道を踏み外さないように、鍵盤を押してみましょう。
幅が広いので、レガートの必要はありません。
また、広いので腕もノートの位置に合わせて左右に動かして押してみましょう。
いかがでしょうか?鍵盤を指で支配したように思えましたか?
あくまで目安と思っていただければ結構です。
譜面に合った運指ができるなら、この通りにする必要は全くありません。
とは言え、「このノートはこの鍵盤にこの指を持っていく」という練習をしておくと、手の無駄な移動が減り、ミスタッチも改善されます。
こういった練習は、難易度の高い譜面では忙しくてなかなかできないものですので、最初のうちにしっかり練習しておく事が重要です。
次のレッスンで、お会いしましょう。
教える時は褒める事が大事だと言われています。ですので褒めます。
レッスン1と2を読んで練習してみた方は、それだけですごいです。えらいぞ!
出来栄えは人それぞれだけど、みんなが挑戦をしたってだけで、それはもう成長しているという事です。
そして、読んだけど練習してない人、つまり練習はしてないけど読んでくれた訳ですから、
それもまた成長しているという事です。いいぞ!
今回は、前回までのおさらいをしながら、両手で鍵盤を押してみましょう。
片手の同時押し練習とどっちを先にするか迷いました。
【ご注意】右手と左手、片手ずつで両方の練習が済んでいない方は、レッスン1で練習をしてください。
焦ることはありません。じっくり納得のいくまで練習する事が、満足のいく演奏に繋がります。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/sPGRL4CwyM.png)
左手は小指でドを、右手は親指でドを、同時に押してみましょう。
いきなり同時に押すのは難しいと思います。
片手ずつ押しっぱなしにしていって、時間差で両方で押しっぱなしにできれば良いでしょう。
慣れたら、同時に押して、同時に離す(離す時は押す前の状態に指を戻す)、これを繰り返してみてください。
練習の基本はゆっくり丁寧に確実にです。大丈夫。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/nfFlIiXEx2.png)
左手は薬指でレを、右手は人差し指でレを、同時に押してみましょう。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/ZtKbVDh5l4.png)
左手は中指でミを、右手も中指でミを、同時に押してみましょう。
これが一番簡単でしょうか?だけど油断しないで丁寧に押しましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/vo5eqCGo2g.png)
左手は人差し指でファを、右手は薬指でファを、同時に押してみましょう。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/VEoIdY5Jsu.png)
左手は親指でソを、右手は小指でソを、同時に押してみましょう。
いかがでしょうか?
一つずつ、確実に練習していきましょう。
もし苦手な部分が見つかったら、遠慮なく戻って練習しましょう。
なにせノスタルジアですから。何度でも過去へ戻ってあげましょう。
大丈夫そうなら、次のステップへ進みましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/UmteVkrmqj.png)
ドレミファソの上り階段を、両手で押してみましょう。
一つずつ、ゆっくり進んでいきましょう。
時間をかけて丁寧に押していく事がどれほど強大な威力を持つか、それをあなたは知っているはずです。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/CmPgu1Q51r.png)
焦る事はありませんよ。この画像をグロ画像だと思った方は、過去へ戻って練習しましょう。
言うて、新しい事なんて何も増えておりません。気負う必要など本当は無いのです。
形を崩さないように、ゆっくり丁寧に確実に押していきましょう。
納得のいくまで、何度でも練習しましょう。
本当に、皆様は上手になる事が上手です。
さて、ここまでの練習を終えた方は、リサイタルモードで少なくとも難易度4までのNormalの楽曲を、片手あるいは両手で演奏できるようになっています。
演奏のコツは、例えコンボが途切れようとも、練習した押し方のみを全うする事です。
強弱判定は…無視して押して良いですよ。教えてもいませんし。
無理に強弱までやろうとすると、覚えた形を崩すことになりかねません。
そして、僭越ながら、皆様に宿題を出させていただこうと思います。
宿題の内容は、レッスン3までの練習に合う楽曲を、Normalの中から見つける事です。
なるべく難易度4まででお願いします。
見つけた方はコメントや吹き出し編集で教えてください。それがみんなの力になります。
今回もレッスン頑張りました。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回は、片手の同時押し(2音)を練習しましょう。
このレッスンは、レッスン1に目を通している方ならどなたでも練習できます。
レッスン3まで終わってないよという方も遠慮なくご覧ください。
先にこれ以降のレッスンをする事で、前のレッスンの突破口が見つかるかもしれません。
ノスタルジアでは、難易度4や5から片手の同時押しが出現し始めます。
ノートの大きさはNormalでは5鍵分ですので、大抵は以下のような感じで登場します。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/lGh7rCjjfd.png)
1番の指と6番の指を同時に使えば、それぞれのノーツの真ん中を押せますね。…あれ?
人間の指は普通は片手で5本ですので、このままではノーツの真ん中を押せませんね。
ノートの中ならどの鍵盤を押しても良いのですが、どうせなら真ん中を狙ってみたいものです。
こんな時は、手を広げるという、人間の叡智を使いましょう。
かまぼこの状態を維持したまま、指と指の間隔を広げます。
指の付け根の関節だけをいくらか伸ばすと、うまくいくと思います。
いい感じになると、物を掴もうとしている感じの手の形になると思います。鷲掴みです。
その状態なら、親指(1)と小指(5)で二つのノーツのそれぞれの真ん中を押せるはずです。
二つの鍵盤を押してみましょう。
親指も小指も、指の付け根の関節を動かして押すのですが、同時に動かすのがなかなか難しいと思います。
まずどちらか片方を押しっぱなしにして、その後でもう片方を時間差で押して、最終的に両方が押しっぱなしになれば大丈夫です。
慣れてきたら同時に押す事を試してみてください。
慣れるまではどうにも力が入っちゃいますね。
そのうち力を抜いたまま押せるようになりますから、なんとかなるの精神で気長にやっていきましょう。
実は、5鍵幅ノーツの同時押しができると、Hardで出てくる4鍵幅ノーツの同時押しも押せちゃったりします。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/bQvQ0ICiQY.png)
二つのノーツが隣り合っていると、5鍵幅も4鍵幅もこんな風になります。
どちらのパターンも親指と小指の同時押しで捌けてしまうのですね。
それから、親指と薬指(4)の同時押しで押せてしまう事もわかります。
薬指を使う場合も、小指を使った時の要領で練習すれば押せるようになります。
わざわざ手を広げなくて良い所もポイントが高いですね。
二つのノーツの間に隙間がある場合は、親指と小指を使えば届くと思います。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/nP4CrHNhI6.png)
同じ同時押しを繰り返し押してみましょう。
テヌートになっていますね。
押し続けて、離す。
レッスン1でもやったかもしれませんが、ここでも良い練習になります。
同じ同時押しを繰り返すのに、いちいち指の付け根の関節を動かすのは、なかなか骨が折れそうな気がしますね。
そんな時は、押しっぱなしの状態を維持したまま、手首や腕を上にあげて、鍵盤から離れるという技があります。
そして、そのまま手首や腕を下にさげれば、指を動かさずとも再び鍵盤を押し下げる事ができるわけです。
指を動かす練習も忘れないでね。
以上が基本的な同時押しの練習です。
最初は他の指まで動いちゃったり、親指が他の鍵盤まで巻き込んで押しちゃったりして難しいと思います。
形を作ってからゆっくり動いて、だんだんと覚えていきましょう。
ところで、皆様は呼吸をした事ってありますか?
動作だけで言えば、肺に空気を吸い入れて吐き出すというものだと思うのですが、
ロボットでもなければ自然と行っているはずですね?
それでは音楽ゲームのプレイ中はどうでしょうか?
目標を目指すあまり、無意識に呼吸が止まっていた、なんて事もあると思います。
一瞬の無呼吸なら身体能力が上がったりもしますけれど、
呼吸を止めっぱなしにすると、いつの間にか体が震えたり判断が鈍ったり視界が悪くなったりして、成績が悪くなってしまいます。
重要な局面でこそ、呼吸をする事をおすすめします。
筆者は呼吸を意識してから成績が伸びました。今では自然に呼吸をしながらノスタルジアをプレーしていますよ。リラックス。
次のレッスンで、お会いしましょう。
鍵盤を強く押したり弱く押したりする練習をしましょう。
ノスタルジアOp.3の告知がありましたね。やりましたね。
楽しみが増えました。
リサイタルモードの強弱指示区間では、打鍵の強弱によって、音色の音量も変わります(できるならOp.3ではこの仕様をオプションでONOFFできたら嬉しいな。ベーシックモードでも)。
実は、強弱判定が無い部分では、強く押しても弱く押してもOKなのです。
中間の強さを維持する必要は無いのです。
(ノスタルジアでの演奏で打鍵の強弱で音色が変わるのは強弱指示のついた区間だけですが「ピアノ」という楽器は「ピアノフォルテ(弱く強く)」という本名を持っているそうで、打鍵の仕方で様々な音色を出せる事がウリの一つらしいですよ。)
譜面の背景が黄色い部分では強めに鍵盤を押します。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/9oyLVWB4RK.png)
レッスン1では指の付け根の関節を動かして押していましたね。基本的にその押し方で大丈夫です。
強めに鍵盤を押す方法をいくつかご紹介します。
強めの打鍵では、指の怪我に注意が必要です。慎重に練習しましょう。
その1. 強く押す
そのまんまですねぇ…。
例えば、押しっぱなしの状態で、押した指に力を入れてもっと押し込むようにしてみましょう。
鍵盤や鍵盤の中身を壊さないでね。
指に力が入ったり、力がみなぎったりする感覚がわかりますか?
その感覚で、強く押してみましょう。
その2. 手首の動きを加える
指の付け根の関節を動かす時に、
一緒に手首も動かすことで、指の動きに勢いを加えます。
その3. 押し込むスピードを速める
実はノスタルジアの強弱判定というのは、
押し込む時の速度で決まっているそうなのです。
例えば押し始めてからすぐに押し終わりになれば強判定となり、
押し始めてからちょっとだけ時間をかけて押し終わりになれば弱判定となる、といった具合です。
つまりは押し込みの動作をできるだけ短時間で済ませれば強判定になりやすいという事になります。
fast判定も出やすくなるかもしれませんが、慣れで修正できます。
その4. 押したら素早く離す
素早く指を離そうとすれば、自然と素早い打鍵となり、強判定になりやすくなります。
いわゆるスタッカートやスタッカーティシモの動作に近いものです。
譜面の背景が青い部分では弱めに鍵盤を押します。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/VBEUQ18bPp.png)
弱めに鍵盤を押す方法をいくつかご紹介します。
その1. 鍵盤に優しく触る
優しさの定義も人それぞれだとは思いますが…
判定やコンボやスコアを無視して、とりあえず鍵盤の生存性を第一に考えた押し方を優先してみましょう。
ちょっと触るだけでも反応したりしますが、その場合も大抵は弱判定になります。
その2. 鍵盤を撫でる
鍵盤の奥から手前への方向で、指先や指の腹を使って鍵盤を撫でてみましょう。
撫でる場所自体は普段押している部分でOKです。
こするのではなく、撫でる事を意識してみてください。
その3. ゆっくり押し込む
押し込むと言うほど押さなくても弱判定にはなったりしますが、
ゆっくり押す事も試してみてください。
slow判定も出やすくなるかもしれませんが、こちらも慣れで修正できます。
その4. 優しく押さえたままにしてみる
優しめに押したら、そのまま優しく押さえてみましょう。
優しく押さえてみようという気持ちで押すと、弱判定になったりします。
その5. 指の腹で押す
これまた個人差のある事ですが、指先よりも指の腹のほうが、深い所まで柔らかさがあったりします。
つまりクッションがふかふかというわけです。
ふかふかな部分で押せばダメージも少なめで済むので、弱判定になりやすいです。
親指は向きの都合でできないはずです。
強判定や弱判定にならないよ、という場合、
2つの鍵盤を押しちゃっている事もあります。
2つ押しちゃってると、そのうち片方は意図していない押し方で押されてたりもしますので、
そっちの判定が吸われている場合もあるという事です(基本的に早いタイミングで押された鍵盤の判定が優先されるはず)。
強判定にならない場合、いつもよりも少しslow側を狙って押してみてください。
どうも、早めのタイミングだとElegantが出ない疑惑があります。
強弱判定って、弾いている途中でいきなり出てくるとびっくりしますね。
ハイスピードを下げると、対処しやすくなるかもしれません。
さて、ここまでのレッスンを終えた方は、リサイタルモードで少なくとも難易度8までのHardの楽曲を、片手あるいは両手で演奏できるようになっています。
まずはコンボ数の事は考えずに、練習した押し方だけで演奏してみましょう。
実のところ、フルコンボが少なくてもリサイタル1級になれたりします。
レッスン1から練習してみて、どれくらい上達しましたか?
なかなかうまくいかないと思って、落ち込んではいませんか?
最初にも書きましたが、ノスタルジアの鍵盤の押し方には正解なんて無いと思っています。
大事なのは、ノスタルジアを遊んで、「私はこれが楽しい!」という物をそれぞれが持っている事だと思います(他人に迷惑をかけないでね)。
もし無ければ、それもまた幸運な事で、これから探せば楽しい事が見つかるという事です。
もしよかったら、「私はノスタルジアのこれが楽しい」というものをコメントや吹き出し編集で教えてください。
それがきっとみんなの力になります。
読んでくださる方がいて、筆者はとても嬉しいです。ありがとうございます。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回は、基本的な指のくぐりかたを練習しましょう。
長い階段状のノーツを、指で綺麗に「たららららん」と弾いてみたいと思った事はありませんか?
このレッスンが、その夢を叶える手助けになれれば幸いです。
さっそく、長い階段を見てみましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/0aBNoGTBZ4.png)
こんなの指が5本では足りないよ!と思うかもしれません。
その通りです。なんとピアノ弾きの皆様は指を増やす裏技を会得しているのです。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/c431vxHxtn.png)
鍵盤を押す前の手の状態を、ここでは仮にニュートラルと呼ぶ事にしましょう。
まず、中指でミ(E)の鍵盤を押しっぱなしにしましょう。
次に、中指は押しっぱなしのまま、親指の指先を中指の第二関節や付け根の真下の空間へ動かします。
(この時に、手首や腕が親指の動きに合わせて横にスライドすると思います。それでOKです)
そして、中指はそのままで、親指でファ(F)の鍵盤を押します。
(この時、なるべく親指の一番先の関節は曲げ過ぎないようにします。少し曲げるくらいなら大丈夫です)
親指でファの鍵盤が押せたら、同時に中指を鍵盤から離します。
この時点では親指はまだ中指の下にありますね。
親指を押しっぱなしにしたまま、ニュートラルの状態に手を戻します。
そうすると、レッスン1と全く同じ状態に戻りますので、
そのまま人差し指でソ(G)の鍵盤を押して、同時に親指を鍵盤から離します。
これが基本的な指のくぐりかたです。
もし親指がうまく潜れないと感じたら、中指の第一関節や第二関節を伸ばして空間を確保してあげましょう。
この方法を使うと、以下のような運指ができます。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/2zz7U8B8E5.png)
ゆっくり押してみましょう。うまく指を増やせましたか?
千里の階段も一鍵からです。Croitのようにしっかりと踏み締めていきましょう。
下りの階段では、ほぼ逆の順番の動作で運指を行うことができます。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/olAI18zytr.png)
親指でファの鍵盤を押したら、中指を親指の上の空間へ動かし、
そのまま親指を通り越してミの鍵盤を押して、同時に親指を鍵盤から離します。
中指を押しっぱなしにしたまま、ニュートラルの状態に手を戻します。
そうすると、レッスン1と全く同じ状態に戻りますので、
そのまま人差し指でレの鍵盤を押して、同時に中指を鍵盤から離します。
左手ではどうなるのでしょう?
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/Yh1PwYe8xh.png)
左手の上り階段は、右手の下り階段と同じ動作で大丈夫です。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/zuSTBabRRX.png)
左手の下り階段は、右手の上り階段と同じとなります。
以上が今回のレッスンです。
最初はうまくいかないかもしれません。
けれども続ければどんどん上手になっていきます。
慣れてくると、123123123…と、延々と上り続ける事もできるようになります。
Op.3のデフォルト楽曲には階段譜面が多いイメージがありますね。
ちょっとずつ練習していって、鍵盤の上で指を踊らせていきましょう。
次のレッスンで、お会いしましょう。
The 9th KACやコロナや私情により、随分と間が空いてしまいました。
楽しみにしていた方にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。待っててくださった方、ありがとう!
コロナには充分に気をつけましょうね。無理にゲーセンへ行く必要も無いと思います。
人混みを避けたり消毒したり手を洗ったり、顔を触らずにしたり、ノスタルジアのサウンドトラックを予約したり…。
今回は、片手の同時押し(3音)を練習しましょう。
片手の3音の同時押しは、難易度9くらいのExpertから出現し始めます。
とは言いましても、もっと低い難易度で遊びたい方にも役に立つレッスンができればと思います。
ノートの大きさはExpertでは3鍵分ですので、大抵の場合は以下のような感じで登場します。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/KA7soPRv0i.png)
3つの同時押し、できる事なら全部拾いたいと思いますよね。
5本の指でその辺りを押しちゃえばなんとかなりますね。そう思っていた時期が筆者にもありました。
せっかくなので、3つのノーツには3本の指で挑んでみましょう。
以下のような感じで鍵盤を押す事になります。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/Gl0I0dhvax.png)
無理だよ〜…。人間の指ってそんな風に動くようにできてないって。
大丈夫。できてないならできるようにすれば良いのです。
今までのレッスンを思い出してください。不可能を可能に変えてこられたはずです。
レッスン1のかまぼこを思い出しましょう。指の力を抜いてください。
3つをいきなり同時に押すのではなく、順番に押していきましょう。
まず親指だけを押しっぱなしにして、次に親指を押したまま中指も押します。ゆっくりで大丈夫。
親指と中指を押しっぱなしの状態にできればOK。
あとは優しくゆっくり、小指を動かしていきましょう。
薬指が動いちゃっても大丈夫。小指の感覚が掴めれば勝ちです。
薬指でも押しちゃってるよという人は、そのまま根性で薬指を離してみてください。ちょっとでも指が浮かべばOK!
できれば薬指を伸ばすのではなく、指の付け根の関節を動かす事を意識してみてね。
押してダメなら引いてみろで、小指から順番に押していく方法もあります。
小指を押しっぱなしにして固定してしまって、次にそのまま優しく中指も押します。
そして親指をちょんと添えてあげれば完成です。
さて、手のひら全体の形はどうなっているでしょうか?
指が伸びきってしまっていたりしませんか?
そんな時は少しだけで良いので曲げてみてください。
例えば鍵盤のもうちょっと手前側を押してみるようにすると良いかもしれません。
親指と中指と小指が下がっていて、人差し指と薬指が上がっている、でこぼこなかまぼこみたいな形になれば最高です。
どちらにしても、「指先で鍵盤に触る」という事を意識してみてください。
形はOK!という人は、最後に指の力を少し抜いてみてください。
優しくてしなやかな感じがベストです。
いかがなものでしょうか?
最初からうまくはいかないものです。
練習を繰り返して、そのうち不可能が無くなっていれば幸いな事です。
・・・欲を言わせていただけるのなら、
親指の先っぽの向きとか、中指の向きが、鍵盤の縦長の向きと同じになっていれば最高です。
複数の鍵盤を巻き込む事故が減り、ピースフルな演奏に近づけます。かなり大事。
形を覚えたら、押しっぱなしにしてから離すという動作を繰り返してみてください。
形はそのまま、腕を上下に上げ下げするのでも良いですし、
指だけを上げ下げするのも良い練習になります。
3つの同時押しが押せるようになると、
同時押しが崩れた階段状の配置なんかも押せるようになってしまいます。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/oC07207WKv.png)
こんな配置なんかも押せちゃいます(アルベルティ・バスと言うそうです)。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/KZfaieGUol.png)
また、親指、人差し指、薬指を使った3つ同時押しも可能です。
こちらの押し方でも押せるようになっていると役に立ちます。
直前や直後のノートを見て、どっちの押し方で押すかを決めると良いでしょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/Q329IV6UeR.png)
今回のレッスンはいつもよりもなかなか大変に感じた人もいらっしゃると思います。
どうか指をいたわって、自分もいたわってあげてください。がんばった!
ここまでのレッスンで、基本的な押し方はほぼマスターしちゃったかもしれません。
リサイタルモードで難易度10までのExpertの楽曲を、片手あるいは両手で演奏できるようになれます。
ミスが出ちゃう事が前進に繋がると思ってください。粘り強く、というよりも気にせず楽しみましょう。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回は、Realや、Expertのレベル11や12を遊んでみる人に向けた指の体操をご紹介します。
(どの腕前の方でも試してOK!レベルを指定すると手を出しづらいですからね。誰でもOK!)
この体操を習慣づけると、指がよく広がり、指が自然と動くようになり、
意識せずとも指が譜面と噛み合うようになり、いつの間にかもう1クレジット遊ぶようになります。
以下の譜面を繰り返すように、指を繰り返し動かしてみましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/gWAvCRVzv5.png)
鍵盤ひとつ飛ばしで順番に押していきます。レッスン1の派生型ですね。
重要なのは、小指(5)が一番右端からひとつ左の鍵盤を押すように位置取りをする事です。
この位置取りを覚えると、腕や指を外側に持っていく時の限度が分かり、
必要以上に外側まで腕を持っていく事が少なくなります。
そしてできればレガート(次のノートまでテヌートが続いている感覚)で押してみましょう。
レガートする事で指の広がりが良くなります。
腕は動いても動かなくても良いと思います。どちらも良い練習になると考えています。
左手では以下のようになります。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/fzNl7P2oxL.png)
この体操をいつ行うかと言いますと、
楽曲選択時のプレビューや、オプション設定時のきらきら星のリズムに合わせて行います。
ええ、わかっていますとも。もし順番待ちの人が居らっしゃればなかなかできない事です。居ればの話ですが…。
(順番待ちとプレイ時間の関係については正解の出ないお話なので、深く考えずにせめてお互い思い遣りを持って遊びましょうね。居ればの話ですが…)
慣れないうちは、ゆっくり目なBPMの楽曲で2分音符間隔や4分音符間隔で押していきましょう。
もしそれでぬるくなってきたら、8分や16分間隔で行ってみましょう。
3拍子の楽曲だとまた違った感覚を覚えるかもしれませんね。
両手では以下のようになります。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/hF7gZSQ6k2.png)
どうでしょうか?
指の怪我に気をつけて、最初はゆっくり体操しましょう。
レッスン1で行った動きとミックスしてみるのも良い練習になると思います。
これにて、指の体操を終わります。お疲れ様でした!
ノスタルジアの鍵盤の押し方には正解なんて無いと思っています。
皆が各々の押し方でピアノ感や演奏感を感じて楽しんでいる姿を見て、筆者はそう思いました。
そのうち、ベーシックの上級やリサイタルを遊んでいくと、壁にブチ当たっていく事でしょう。
ここでは、ピアノの押し方を通した、鍵盤と審査員猫との付き合い方をご紹介します。
このページはどの腕前の方でも対象となっております。どなたでもお気軽にどうぞ。
事細かく書いてあったりしますが、気負わずにレッスンしましょう。
筐体が目の前にあるものと思ってお読みいただければ幸いです。
皆が各々の押し方でピアノ感や演奏感を感じて楽しんでいる姿を見て、筆者はそう思いました。
そのうち、ベーシックの上級やリサイタルを遊んでいくと、壁にブチ当たっていく事でしょう。
ここでは、ピアノの押し方を通した、鍵盤と審査員猫との付き合い方をご紹介します。
このページはどの腕前の方でも対象となっております。どなたでもお気軽にどうぞ。
事細かく書いてあったりしますが、気負わずにレッスンしましょう。
筐体が目の前にあるものと思ってお読みいただければ幸いです。
5本の指の基本的な使い方を練習しましょう。
まず、5本の指はピンと伸ばさず、少し曲げておきましょう。
指の力を抜いた状態で大丈夫です。
横から見た時に、かまぼこのように綺麗なカーブができていればOKです。
握り拳ではありませんよ。中は空洞にしましょう。
※以下の解説は右手を基準にしています。
いきなり訳の分からない画像が出てきますが、フィーリングでなんとかしてください。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/iDpao3keWG.png)
ド(C)の位置にノートが来ています。
親指でドの鍵盤を押しましょう。鍵盤が無い人は鍵盤をイメージして。
5本の指を少し曲げてあれば、親指は爪の側面の皮膚が鍵盤に触れるはずです。
その状態で鍵盤を押せばOKです。指の付け根の関節を動かして押しましょう。
黒鍵よりも手前側を押すのがコツです。
手前のふちの近くでも良いくらいです。鍵盤ハーモニカにシールを貼ってたりしました。
2つの鍵盤を押さないように気をつけましょう。
ノートに1と番号が書いてありますが、1番は親指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/pLlzskNyAc.png)
レ(D)の位置にノートが来ています。
ここでは人差し指でレの鍵盤を押しましょう。
つま先、あるいは指の腹とつま先の間の部分が鍵盤に触れていればOKです。
指の付け根の関節を動かして押しましょう。動かし過ぎなくて大丈夫です。
個人差はありますが、20°も動かせば充分だと思います。
2番は人差し指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/N9_z7TeCvU.png)
ミ(E)の位置にノートが来ています。
中指でミの鍵盤を押しましょう。人差し指と同じ感じでOKです。
3番は中指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/r_zPm97FY9.png)
ファ(F)の位置にノートが来ています。
薬指でファの鍵盤を押しましょう。人差し指や中指と同じ感じでOKです。
他の指がつられて動くかもしれません。なるべくつられないようにしましょう。
ゆっくり慎重に、何度も繰り返せばだんだんと指が独立していきます。
4番は薬指の事を指しています。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/V7mkn4__18.png)
ソ(G)の位置にノートが来ています。
小指でソの鍵盤を押しましょう。人差し指と同じ感じでOKです。
力が入りにくいかもしれません。
優しくゆっくりで大丈夫です。
5番は小指の事を指しています。
※左手では、小指(5)がド、薬指(4)がレ、中指(3)がミ、人差し指(2)がファ、親指(1)がソという具合に押します。
できましたか?
コツはゆっくり丁寧にです。スピードを上げるのは動きが体に染みついてからです。
大丈夫そうなら次のステップへ進みましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/iryDp2aMYJ.png)
ドレミファソと連続でノーツが来ていますね。
順番に続けて押してみましょう。
速さはお任せしますが、やはりコツはゆっくりと丁寧にです。
1音に10秒かけても大丈夫です。なんなら1曲分の長さをかけても。
もしうまくいったなら、追加のミッションを与えます。
次の鍵盤を押すまでの間、前の鍵盤を押しっぱなしにしてみましょう。
例えば、ドを押したなら、レを押すまではドを押しっぱなしにします。
「次の鍵盤までテヌートが続いている」と考えれば分かりやすいかもしれません。
どうでしょうか?手のブレが減ったように思えませんか?
それとも指がプルプルしますか?指の力や曲げる角度を加減してみてください。
押しっぱなしにする事によって、押した指が、手を支える役割と、次の鍵盤までの位置関係を知らせる役割の二つを担えるようになります。
また、ピアノにおいても、レガートという滑らかに音を繋ぐ奏法になるので、何かと重宝するやり方です。
常にレガートをする必要はありませんが、身につけておくと役に立つかもしれません。
レガートをするかしないかに関わらず、押し終わった指は上に上げて、押す前のポジションに戻しておきましょう。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/LkxjAsPNNu.png)
ドレミファソときた後、ソファミレドと下っていってますね。
全て順番に続けて押してみましょう。
逆の事をするだけなのに、全く違う感覚を覚えるかもしれません。
ここでもゆっくり丁寧に、確実に押していきましょう。
慣れてきたらレガートも試してみましょう。
以上が指の基本的な使い方です。
コツはゆっくり丁寧に確実にです。
スピードを上げるのは、動きが体に染みついてからです。
ノスタルジアの押し方に正解なんて無いとは思うのですが、この基本だけは必ずできるようになっておくと応用も利いて便利です。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回はピアノ向けと言うよりかはノスタルジア向けの練習です。
「この位置にノートが来たら、とりあえずこの指を使う」
という練習です。
さっそく下図をご覧ください。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/sMGZrkWqAv.png)
右手側において、白い縦線ごとに鍵盤の色を変えました。
ちょうど5色、つまり指の本数と同じ数ですね。
例えば青いところにノートが来たら、親指で押して、
オレンジのところにノートが来たら、小指で押すといった感じです。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/4KvInemqKn.png)
前回同様に、階段状にノートを配置しました。
ゆっくり、道を踏み外さないように、鍵盤を押してみましょう。
幅が広いので、レガートの必要はありません。
また、広いので腕もノートの位置に合わせて左右に動かして押してみましょう。
いかがでしょうか?鍵盤を指で支配したように思えましたか?
あくまで目安と思っていただければ結構です。
譜面に合った運指ができるなら、この通りにする必要は全くありません。
とは言え、「このノートはこの鍵盤にこの指を持っていく」という練習をしておくと、手の無駄な移動が減り、ミスタッチも改善されます。
こういった練習は、難易度の高い譜面では忙しくてなかなかできないものですので、最初のうちにしっかり練習しておく事が重要です。
次のレッスンで、お会いしましょう。
教える時は褒める事が大事だと言われています。ですので褒めます。
レッスン1と2を読んで練習してみた方は、それだけですごいです。えらいぞ!
出来栄えは人それぞれだけど、みんなが挑戦をしたってだけで、それはもう成長しているという事です。
そして、読んだけど練習してない人、つまり練習はしてないけど読んでくれた訳ですから、
それもまた成長しているという事です。いいぞ!
今回は、前回までのおさらいをしながら、両手で鍵盤を押してみましょう。
片手の同時押し練習とどっちを先にするか迷いました。
【ご注意】右手と左手、片手ずつで両方の練習が済んでいない方は、レッスン1で練習をしてください。
焦ることはありません。じっくり納得のいくまで練習する事が、満足のいく演奏に繋がります。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/sPGRL4CwyM.png)
左手は小指でドを、右手は親指でドを、同時に押してみましょう。
いきなり同時に押すのは難しいと思います。
片手ずつ押しっぱなしにしていって、時間差で両方で押しっぱなしにできれば良いでしょう。
慣れたら、同時に押して、同時に離す(離す時は押す前の状態に指を戻す)、これを繰り返してみてください。
練習の基本はゆっくり丁寧に確実にです。大丈夫。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/nfFlIiXEx2.png)
左手は薬指でレを、右手は人差し指でレを、同時に押してみましょう。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/ZtKbVDh5l4.png)
左手は中指でミを、右手も中指でミを、同時に押してみましょう。
これが一番簡単でしょうか?だけど油断しないで丁寧に押しましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/vo5eqCGo2g.png)
左手は人差し指でファを、右手は薬指でファを、同時に押してみましょう。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/VEoIdY5Jsu.png)
左手は親指でソを、右手は小指でソを、同時に押してみましょう。
いかがでしょうか?
一つずつ、確実に練習していきましょう。
もし苦手な部分が見つかったら、遠慮なく戻って練習しましょう。
なにせノスタルジアですから。何度でも過去へ戻ってあげましょう。
大丈夫そうなら、次のステップへ進みましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/UmteVkrmqj.png)
ドレミファソの上り階段を、両手で押してみましょう。
一つずつ、ゆっくり進んでいきましょう。
時間をかけて丁寧に押していく事がどれほど強大な威力を持つか、それをあなたは知っているはずです。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/CmPgu1Q51r.png)
焦る事はありませんよ。この画像をグロ画像だと思った方は、過去へ戻って練習しましょう。
言うて、新しい事なんて何も増えておりません。気負う必要など本当は無いのです。
形を崩さないように、ゆっくり丁寧に確実に押していきましょう。
納得のいくまで、何度でも練習しましょう。
本当に、皆様は上手になる事が上手です。
さて、ここまでの練習を終えた方は、リサイタルモードで少なくとも難易度4までのNormalの楽曲を、片手あるいは両手で演奏できるようになっています。
演奏のコツは、例えコンボが途切れようとも、練習した押し方のみを全うする事です。
強弱判定は…無視して押して良いですよ。教えてもいませんし。
無理に強弱までやろうとすると、覚えた形を崩すことになりかねません。
そして、僭越ながら、皆様に宿題を出させていただこうと思います。
宿題の内容は、レッスン3までの練習に合う楽曲を、Normalの中から見つける事です。
なるべく難易度4まででお願いします。
見つけた方はコメントや吹き出し編集で教えてください。それがみんなの力になります。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/1EeryLQIOR.jpg)
ピアノ押しを基礎の基礎から練習したい場合はI (プリモ)のNormal譜面がお勧めです。特に左から右に流れる上り階段をたくさん練習できます。
またスピードは1.0にした方が譜面の流れを読みやすいと思います。
またスピードは1.0にした方が譜面の流れを読みやすいと思います。
今回もレッスン頑張りました。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回は、片手の同時押し(2音)を練習しましょう。
このレッスンは、レッスン1に目を通している方ならどなたでも練習できます。
レッスン3まで終わってないよという方も遠慮なくご覧ください。
先にこれ以降のレッスンをする事で、前のレッスンの突破口が見つかるかもしれません。
ノスタルジアでは、難易度4や5から片手の同時押しが出現し始めます。
ノートの大きさはNormalでは5鍵分ですので、大抵は以下のような感じで登場します。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/lGh7rCjjfd.png)
1番の指と6番の指を同時に使えば、それぞれのノーツの真ん中を押せますね。…あれ?
人間の指は普通は片手で5本ですので、このままではノーツの真ん中を押せませんね。
ノートの中ならどの鍵盤を押しても良いのですが、どうせなら真ん中を狙ってみたいものです。
こんな時は、手を広げるという、人間の叡智を使いましょう。
かまぼこの状態を維持したまま、指と指の間隔を広げます。
指の付け根の関節だけをいくらか伸ばすと、うまくいくと思います。
いい感じになると、物を掴もうとしている感じの手の形になると思います。鷲掴みです。
その状態なら、親指(1)と小指(5)で二つのノーツのそれぞれの真ん中を押せるはずです。
二つの鍵盤を押してみましょう。
親指も小指も、指の付け根の関節を動かして押すのですが、同時に動かすのがなかなか難しいと思います。
まずどちらか片方を押しっぱなしにして、その後でもう片方を時間差で押して、最終的に両方が押しっぱなしになれば大丈夫です。
慣れてきたら同時に押す事を試してみてください。
慣れるまではどうにも力が入っちゃいますね。
そのうち力を抜いたまま押せるようになりますから、なんとかなるの精神で気長にやっていきましょう。
実は、5鍵幅ノーツの同時押しができると、Hardで出てくる4鍵幅ノーツの同時押しも押せちゃったりします。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/bQvQ0ICiQY.png)
二つのノーツが隣り合っていると、5鍵幅も4鍵幅もこんな風になります。
どちらのパターンも親指と小指の同時押しで捌けてしまうのですね。
それから、親指と薬指(4)の同時押しで押せてしまう事もわかります。
薬指を使う場合も、小指を使った時の要領で練習すれば押せるようになります。
わざわざ手を広げなくて良い所もポイントが高いですね。
二つのノーツの間に隙間がある場合は、親指と小指を使えば届くと思います。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/nP4CrHNhI6.png)
同じ同時押しを繰り返し押してみましょう。
テヌートになっていますね。
押し続けて、離す。
レッスン1でもやったかもしれませんが、ここでも良い練習になります。
同じ同時押しを繰り返すのに、いちいち指の付け根の関節を動かすのは、なかなか骨が折れそうな気がしますね。
そんな時は、押しっぱなしの状態を維持したまま、手首や腕を上にあげて、鍵盤から離れるという技があります。
そして、そのまま手首や腕を下にさげれば、指を動かさずとも再び鍵盤を押し下げる事ができるわけです。
指を動かす練習も忘れないでね。
以上が基本的な同時押しの練習です。
最初は他の指まで動いちゃったり、親指が他の鍵盤まで巻き込んで押しちゃったりして難しいと思います。
形を作ってからゆっくり動いて、だんだんと覚えていきましょう。
ところで、皆様は呼吸をした事ってありますか?
動作だけで言えば、肺に空気を吸い入れて吐き出すというものだと思うのですが、
ロボットでもなければ自然と行っているはずですね?
それでは音楽ゲームのプレイ中はどうでしょうか?
目標を目指すあまり、無意識に呼吸が止まっていた、なんて事もあると思います。
一瞬の無呼吸なら身体能力が上がったりもしますけれど、
呼吸を止めっぱなしにすると、いつの間にか体が震えたり判断が鈍ったり視界が悪くなったりして、成績が悪くなってしまいます。
重要な局面でこそ、呼吸をする事をおすすめします。
筆者は呼吸を意識してから成績が伸びました。今では自然に呼吸をしながらノスタルジアをプレーしていますよ。リラックス。
次のレッスンで、お会いしましょう。
鍵盤を強く押したり弱く押したりする練習をしましょう。
ノスタルジアOp.3の告知がありましたね。やりましたね。
楽しみが増えました。
リサイタルモードの強弱指示区間では、打鍵の強弱によって、音色の音量も変わります(できるならOp.3ではこの仕様をオプションでONOFFできたら嬉しいな。ベーシックモードでも)。
実は、強弱判定が無い部分では、強く押しても弱く押してもOKなのです。
中間の強さを維持する必要は無いのです。
(ノスタルジアでの演奏で打鍵の強弱で音色が変わるのは強弱指示のついた区間だけですが「ピアノ」という楽器は「ピアノフォルテ(弱く強く)」という本名を持っているそうで、打鍵の仕方で様々な音色を出せる事がウリの一つらしいですよ。)
譜面の背景が黄色い部分では強めに鍵盤を押します。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/9oyLVWB4RK.png)
レッスン1では指の付け根の関節を動かして押していましたね。基本的にその押し方で大丈夫です。
強めに鍵盤を押す方法をいくつかご紹介します。
強めの打鍵では、指の怪我に注意が必要です。慎重に練習しましょう。
その1. 強く押す
そのまんまですねぇ…。
例えば、押しっぱなしの状態で、押した指に力を入れてもっと押し込むようにしてみましょう。
鍵盤や鍵盤の中身を壊さないでね。
指に力が入ったり、力がみなぎったりする感覚がわかりますか?
その感覚で、強く押してみましょう。
その2. 手首の動きを加える
指の付け根の関節を動かす時に、
一緒に手首も動かすことで、指の動きに勢いを加えます。
その3. 押し込むスピードを速める
実はノスタルジアの強弱判定というのは、
押し込む時の速度で決まっているそうなのです。
例えば押し始めてからすぐに押し終わりになれば強判定となり、
押し始めてからちょっとだけ時間をかけて押し終わりになれば弱判定となる、といった具合です。
つまりは押し込みの動作をできるだけ短時間で済ませれば強判定になりやすいという事になります。
fast判定も出やすくなるかもしれませんが、慣れで修正できます。
その4. 押したら素早く離す
素早く指を離そうとすれば、自然と素早い打鍵となり、強判定になりやすくなります。
いわゆるスタッカートやスタッカーティシモの動作に近いものです。
譜面の背景が青い部分では弱めに鍵盤を押します。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/VBEUQ18bPp.png)
弱めに鍵盤を押す方法をいくつかご紹介します。
その1. 鍵盤に優しく触る
優しさの定義も人それぞれだとは思いますが…
判定やコンボやスコアを無視して、とりあえず鍵盤の生存性を第一に考えた押し方を優先してみましょう。
ちょっと触るだけでも反応したりしますが、その場合も大抵は弱判定になります。
その2. 鍵盤を撫でる
鍵盤の奥から手前への方向で、指先や指の腹を使って鍵盤を撫でてみましょう。
撫でる場所自体は普段押している部分でOKです。
こするのではなく、撫でる事を意識してみてください。
その3. ゆっくり押し込む
押し込むと言うほど押さなくても弱判定にはなったりしますが、
ゆっくり押す事も試してみてください。
slow判定も出やすくなるかもしれませんが、こちらも慣れで修正できます。
その4. 優しく押さえたままにしてみる
優しめに押したら、そのまま優しく押さえてみましょう。
優しく押さえてみようという気持ちで押すと、弱判定になったりします。
その5. 指の腹で押す
これまた個人差のある事ですが、指先よりも指の腹のほうが、深い所まで柔らかさがあったりします。
つまりクッションがふかふかというわけです。
ふかふかな部分で押せばダメージも少なめで済むので、弱判定になりやすいです。
親指は向きの都合でできないはずです。
強判定や弱判定にならないよ、という場合、
2つの鍵盤を押しちゃっている事もあります。
2つ押しちゃってると、そのうち片方は意図していない押し方で押されてたりもしますので、
そっちの判定が吸われている場合もあるという事です(基本的に早いタイミングで押された鍵盤の判定が優先されるはず)。
強判定にならない場合、いつもよりも少しslow側を狙って押してみてください。
どうも、早めのタイミングだとElegantが出ない疑惑があります。
強弱判定って、弾いている途中でいきなり出てくるとびっくりしますね。
ハイスピードを下げると、対処しやすくなるかもしれません。
さて、ここまでのレッスンを終えた方は、リサイタルモードで少なくとも難易度8までのHardの楽曲を、片手あるいは両手で演奏できるようになっています。
まずはコンボ数の事は考えずに、練習した押し方だけで演奏してみましょう。
実のところ、フルコンボが少なくてもリサイタル1級になれたりします。
レッスン1から練習してみて、どれくらい上達しましたか?
なかなかうまくいかないと思って、落ち込んではいませんか?
最初にも書きましたが、ノスタルジアの鍵盤の押し方には正解なんて無いと思っています。
大事なのは、ノスタルジアを遊んで、「私はこれが楽しい!」という物をそれぞれが持っている事だと思います(他人に迷惑をかけないでね)。
もし無ければ、それもまた幸運な事で、これから探せば楽しい事が見つかるという事です。
もしよかったら、「私はノスタルジアのこれが楽しい」というものをコメントや吹き出し編集で教えてください。
それがきっとみんなの力になります。
読んでくださる方がいて、筆者はとても嬉しいです。ありがとうございます。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回は、基本的な指のくぐりかたを練習しましょう。
長い階段状のノーツを、指で綺麗に「たららららん」と弾いてみたいと思った事はありませんか?
このレッスンが、その夢を叶える手助けになれれば幸いです。
さっそく、長い階段を見てみましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/0aBNoGTBZ4.png)
こんなの指が5本では足りないよ!と思うかもしれません。
その通りです。なんとピアノ弾きの皆様は指を増やす裏技を会得しているのです。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/c431vxHxtn.png)
鍵盤を押す前の手の状態を、ここでは仮にニュートラルと呼ぶ事にしましょう。
まず、中指でミ(E)の鍵盤を押しっぱなしにしましょう。
次に、中指は押しっぱなしのまま、親指の指先を中指の第二関節や付け根の真下の空間へ動かします。
(この時に、手首や腕が親指の動きに合わせて横にスライドすると思います。それでOKです)
そして、中指はそのままで、親指でファ(F)の鍵盤を押します。
(この時、なるべく親指の一番先の関節は曲げ過ぎないようにします。少し曲げるくらいなら大丈夫です)
親指でファの鍵盤が押せたら、同時に中指を鍵盤から離します。
この時点では親指はまだ中指の下にありますね。
親指を押しっぱなしにしたまま、ニュートラルの状態に手を戻します。
そうすると、レッスン1と全く同じ状態に戻りますので、
そのまま人差し指でソ(G)の鍵盤を押して、同時に親指を鍵盤から離します。
これが基本的な指のくぐりかたです。
もし親指がうまく潜れないと感じたら、中指の第一関節や第二関節を伸ばして空間を確保してあげましょう。
この方法を使うと、以下のような運指ができます。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/2zz7U8B8E5.png)
ゆっくり押してみましょう。うまく指を増やせましたか?
千里の階段も一鍵からです。Croitのようにしっかりと踏み締めていきましょう。
下りの階段では、ほぼ逆の順番の動作で運指を行うことができます。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/olAI18zytr.png)
親指でファの鍵盤を押したら、中指を親指の上の空間へ動かし、
そのまま親指を通り越してミの鍵盤を押して、同時に親指を鍵盤から離します。
中指を押しっぱなしにしたまま、ニュートラルの状態に手を戻します。
そうすると、レッスン1と全く同じ状態に戻りますので、
そのまま人差し指でレの鍵盤を押して、同時に中指を鍵盤から離します。
左手ではどうなるのでしょう?
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/Yh1PwYe8xh.png)
左手の上り階段は、右手の下り階段と同じ動作で大丈夫です。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/zuSTBabRRX.png)
左手の下り階段は、右手の上り階段と同じとなります。
以上が今回のレッスンです。
最初はうまくいかないかもしれません。
けれども続ければどんどん上手になっていきます。
慣れてくると、123123123…と、延々と上り続ける事もできるようになります。
Op.3のデフォルト楽曲には階段譜面が多いイメージがありますね。
ちょっとずつ練習していって、鍵盤の上で指を踊らせていきましょう。
次のレッスンで、お会いしましょう。
The 9th KACやコロナや私情により、随分と間が空いてしまいました。
楽しみにしていた方にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。待っててくださった方、ありがとう!
コロナには充分に気をつけましょうね。無理にゲーセンへ行く必要も無いと思います。
人混みを避けたり消毒したり手を洗ったり、顔を触らずにしたり、ノスタルジアのサウンドトラックを予約したり…。
今回は、片手の同時押し(3音)を練習しましょう。
片手の3音の同時押しは、難易度9くらいのExpertから出現し始めます。
とは言いましても、もっと低い難易度で遊びたい方にも役に立つレッスンができればと思います。
ノートの大きさはExpertでは3鍵分ですので、大抵の場合は以下のような感じで登場します。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/KA7soPRv0i.png)
3つの同時押し、できる事なら全部拾いたいと思いますよね。
5本の指でその辺りを押しちゃえばなんとかなりますね。そう思っていた時期が筆者にもありました。
せっかくなので、3つのノーツには3本の指で挑んでみましょう。
3つの同時押しを最小限の動きでこなせるようになると、
同時押しの直前や直後のノートにも最小限の負担で対応できるようになるのです。
指の負担に優しいという事は、疲れにくくなり、ひいては長く遊べるようになるという隠れた効果もあります。
以下のような感じで鍵盤を押す事になります。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/Gl0I0dhvax.png)
無理だよ〜…。人間の指ってそんな風に動くようにできてないって。
大丈夫。できてないならできるようにすれば良いのです。
今までのレッスンを思い出してください。不可能を可能に変えてこられたはずです。
レッスン1のかまぼこを思い出しましょう。指の力を抜いてください。
3つをいきなり同時に押すのではなく、順番に押していきましょう。
まず親指だけを押しっぱなしにして、次に親指を押したまま中指も押します。ゆっくりで大丈夫。
親指と中指を押しっぱなしの状態にできればOK。
あとは優しくゆっくり、小指を動かしていきましょう。
薬指が動いちゃっても大丈夫。小指の感覚が掴めれば勝ちです。
薬指でも押しちゃってるよという人は、そのまま根性で薬指を離してみてください。ちょっとでも指が浮かべばOK!
できれば薬指を伸ばすのではなく、指の付け根の関節を動かす事を意識してみてね。
押してダメなら引いてみろで、小指から順番に押していく方法もあります。
小指を押しっぱなしにして固定してしまって、次にそのまま優しく中指も押します。
そして親指をちょんと添えてあげれば完成です。
さて、手のひら全体の形はどうなっているでしょうか?
指が伸びきってしまっていたりしませんか?
そんな時は少しだけで良いので曲げてみてください。
例えば鍵盤のもうちょっと手前側を押してみるようにすると良いかもしれません。
親指と中指と小指が下がっていて、人差し指と薬指が上がっている、でこぼこなかまぼこみたいな形になれば最高です。
どうして、伸ばしているよりも曲げているほうが良いかと言いますと…
伸びきった状態からはそれ以上伸ばせませんよね。
程よい曲がり具合で構えていれば、前後のノーツにも、急な動きにも柔軟に対処しやすくなるのです。ゆとりを持たせておくという事ですね。
また、指を曲げる事で、手のひら全体が鍵盤から遠ざかりますから、その分ミスタッチのリスクも減ります。
手のひらの大きさに自信が無い人は、ストレッチをしてから臨んでみましょう。
どちらにしても、「指先で鍵盤に触る」という事を意識してみてください。
形はOK!という人は、最後に指の力を少し抜いてみてください。
優しくてしなやかな感じがベストです。
いかがなものでしょうか?
最初からうまくはいかないものです。
練習を繰り返して、そのうち不可能が無くなっていれば幸いな事です。
・・・欲を言わせていただけるのなら、
親指の先っぽの向きとか、中指の向きが、鍵盤の縦長の向きと同じになっていれば最高です。
複数の鍵盤を巻き込む事故が減り、ピースフルな演奏に近づけます。かなり大事。
形を覚えたら、押しっぱなしにしてから離すという動作を繰り返してみてください。
形はそのまま、腕を上下に上げ下げするのでも良いですし、
指だけを上げ下げするのも良い練習になります。
3つの同時押しが押せるようになると、
同時押しが崩れた階段状の配置なんかも押せるようになってしまいます。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/oC07207WKv.png)
こんな配置なんかも押せちゃいます(アルベルティ・バスと言うそうです)。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/KZfaieGUol.png)
また、親指、人差し指、薬指を使った3つ同時押しも可能です。
こちらの押し方でも押せるようになっていると役に立ちます。
直前や直後のノートを見て、どっちの押し方で押すかを決めると良いでしょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/Q329IV6UeR.png)
今回のレッスンはいつもよりもなかなか大変に感じた人もいらっしゃると思います。
どうか指をいたわって、自分もいたわってあげてください。がんばった!
ここまでのレッスンで、基本的な押し方はほぼマスターしちゃったかもしれません。
リサイタルモードで難易度10までのExpertの楽曲を、片手あるいは両手で演奏できるようになれます。
ミスが出ちゃう事が前進に繋がると思ってください。粘り強く、というよりも気にせず楽しみましょう。
次のレッスンで、お会いしましょう。
今回は、Realや、Expertのレベル11や12を遊んでみる人に向けた指の体操をご紹介します。
(どの腕前の方でも試してOK!レベルを指定すると手を出しづらいですからね。誰でもOK!)
この体操を習慣づけると、指がよく広がり、指が自然と動くようになり、
意識せずとも指が譜面と噛み合うようになり、いつの間にかもう1クレジット遊ぶようになります。
以下の譜面を繰り返すように、指を繰り返し動かしてみましょう。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/gWAvCRVzv5.png)
鍵盤ひとつ飛ばしで順番に押していきます。レッスン1の派生型ですね。
重要なのは、小指(5)が一番右端からひとつ左の鍵盤を押すように位置取りをする事です。
実はノスタルジアは、左右の一番両端の鍵盤を押す必要が無いゲームなのです。
ノートに横幅を持たせているので、一番端にノートが来たとしても、端の鍵盤を押す必要が無いのです。
雰囲気や厳密な運指を重視する等の場合もあるので、もちろん端の鍵盤を押すのも有りだと思います。
この位置取りを覚えると、腕や指を外側に持っていく時の限度が分かり、
必要以上に外側まで腕を持っていく事が少なくなります。
そしてできればレガート(次のノートまでテヌートが続いている感覚)で押してみましょう。
レガートする事で指の広がりが良くなります。
腕は動いても動かなくても良いと思います。どちらも良い練習になると考えています。
左手では以下のようになります。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/fzNl7P2oxL.png)
この体操をいつ行うかと言いますと、
楽曲選択時のプレビューや、オプション設定時のきらきら星のリズムに合わせて行います。
ええ、わかっていますとも。もし順番待ちの人が居らっしゃればなかなかできない事です。居ればの話ですが…。
(順番待ちとプレイ時間の関係については正解の出ないお話なので、深く考えずにせめてお互い思い遣りを持って遊びましょうね。居ればの話ですが…)
慣れないうちは、ゆっくり目なBPMの楽曲で2分音符間隔や4分音符間隔で押していきましょう。
もしそれでぬるくなってきたら、8分や16分間隔で行ってみましょう。
3拍子の楽曲だとまた違った感覚を覚えるかもしれませんね。
両手では以下のようになります。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/hF7gZSQ6k2.png)
どうでしょうか?
指の怪我に気をつけて、最初はゆっくり体操しましょう。
レッスン1で行った動きとミックスしてみるのも良い練習になると思います。
これにて、指の体操を終わります。お疲れ様でした!
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/1EeryLQIOR.jpg)
ピアノ押しを基礎の基礎から練習したい場合はI (プリモ)のNormal譜面がお勧めです。特に左から右に流れる上り階段をたくさん練習できます。
またスピードは1.0にした方が譜面の流れを読みやすいと思います。
またスピードは1.0にした方が譜面の流れを読みやすいと思います。
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/EIJhVNOZMo.jpg)
【アイコンのアドレスは吹き出しについてのページを参照ください。】
![](https://image02.seesaawiki.jp/n/l/nstl/lLCGZ27T4n.jpg)
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このページへのコメント
指押しの練習法を書いてみました。
他にもいい練習法があったり、こうした方が見やすいよ!
と思った方がいればどんどん編集お願いします
更新ありがとうございます!
既存レッスンから比べて急にハードルが上がったので「3番」と連番降って並べる位置じゃない方が良いかもしれないなと思いました。
冒頭の「あくまでベーシックで990k〜Pを」のところ、その譜面難易度がどれくらいなのかが知りたいですね、NでPとれたら良いのか、Ex以上でそこ辺のスコアの人向けなのか、少し分かりにいと感じました。
見出しか記載場所が何かはおいおい調整した方が良いかもしれませんね。ページ製作者さんの裁量に任せるか、私(管理人)が勝手にいじるかするかもしれません。
それ以降の、具体的な指押しのコツとか、日頃からの手の運動がスキル向上につながる話とかめちゃ良いですね!そのコツとか練習法は決してハードルが高い訳ではないし、多くの人が「なるほど!」と思う事だとおもいました。
希望が持てるしやってみよう!ってなります。
指押し練習曲を紹介してくれると言うのも素晴らしくありがたく楽しみです!ありがとうございます!
ありがとうございます!
私ではカバーしきれなかった大事な事が簡潔に書かれてあって、とても参考になります。
ゼロから道を作って積み重ねていく当ページのコンセプトとは違ったアプローチもあったので、ひとまず番外編のような見出しで応急的に分ける編集を加えました。何卒ご了承ください。
これからもどうかよろしくお願いします。
返信&編集して下さり、ありがとうございます
練習曲はとりあえずレベル8〜12の中から同時押しと階段に属性を分けて書く予定です。
ただ、早い階段曲(具体的には蠍火以上の早さ)は基本的にスライドで処理可能なので、とりあえずはBPMはアルストロメリアや冬の速さ(BPM160)以下の譜面だけにする予定です。