最終更新:ID:7P4U8bzAcw 2021年01月25日(月) 00:12:12履歴
企業戦略の手段として使われ、「上上下下訴訟権利訴訟権利BA」というコナミコマンドを捩った揶揄まで生み出したコナミの数多くの特許。
勿論BEMANIシリーズ関連のものも多く、独立行政法人工業所有権情報・研修館の特許データベースであるJ-PlatPat(特許情報プラットフォーム)でこれまでコナミが特許庁に出願し公開された膨大な数の特許を検索してみると、このページを書いた人のような「特許の事とか技術の事とか全くわからない!! 」という人でも、「もしかしてこれはあのゲームに関する特許なのでは?」と思ってしまう内容のものや、「あのBEMANIコンポーザーがこの特許に関わっている!」という内容のものが見つかります。
そこで当ページでは、そんな数多くのコナミの特許の中から『ノスタルジア』というゲームを世に出す為に出願したものと思われる内容の現在公開されている特許へのリンクを紹介しておきます。
因みにいずれも当然の事ながらwacが関与しています。
特許第6761154号
(出願番号:特願2016-203100 公開番号:特開2018-61790)
内容としてはトレモロ操作時の入力処理やノーツ表示に関するものなど。
特許第6492373号
(出願番号:特願2017-20343 公開番号:特開2018-126254)
ノスタ本体の光る鍵盤等に関する説明あり。
なお説明文中に、コナステ版ノスタへの布石はこの時点で打たれていた……?
勿論BEMANIシリーズ関連のものも多く、独立行政法人工業所有権情報・研修館の特許データベースであるJ-PlatPat(特許情報プラットフォーム)でこれまでコナミが特許庁に出願し公開された膨大な数の特許を検索してみると、
そこで当ページでは、そんな数多くのコナミの特許の中から『ノスタルジア』というゲームを世に出す為に出願したものと思われる内容の現在公開されている特許へのリンクを紹介しておきます。
因みにいずれも当然の事ながらwacが関与しています。
特許第6761154号
(出願番号:特願2016-203100 公開番号:特開2018-61790)
内容としてはトレモロ操作時の入力処理やノーツ表示に関するものなど。
特許第6492373号
(出願番号:特願2017-20343 公開番号:特開2018-126254)
ノスタ本体の光る鍵盤等に関する説明あり。
なお説明文中に、
上記の形態では、鍵盤楽器の鍵を模した鍵盤部5をユーザが操作して楽曲を演奏する例を示したが、ユーザの操作対象はその種の入力装置に限定されず、各種の楽器を模した入力装置が用いられてよい。さらに、入力装置は楽器を模した例に限られない。ゲームシステムは、単独の筐体上に構成されたゲーム機の形態に限定されず、家庭用の据え置き型のゲーム機、携帯型のゲーム機、あるいはネットワーク端末をユーザの入出力装置として利用したネットワーク型のゲームシステムとして構成されてもよい。という部分があったりします。
上記の特許第6761154号の説明文中(詳細な説明の第30項目のところ)に、コナミにおける音楽ゲームの定義について記された部分があったので引用しておきます。
因みに「タイミングゲーム」という言葉ですが、2010年代半ば以降のコナミが出願したBEMANIシリーズに関するものと思われる特許の説明文の中で結構出てくる言葉だったりします。
音楽ゲームは、タイミングゲームの一種である。タイミングゲームは、適切なプレイ行為の実行時期を評価するタイプのゲームである。音楽ゲームの場合、その適切なプレイ行為を実行すべき実行時期が楽曲とともに提供される。また、音楽ゲームでは、楽曲のリズムと一致する時期が実行時期として利用される。つまり、音楽ゲームは、適切なプレイ行為を実行すべき時期を楽曲のリズムに合わせてユーザに案内し、実際にプレイ行為が実行された時期を評価するタイプのゲームである。なおこれと全く同じ文章が、BEMANIシリーズの為に出願されたと思われる特許第6030715号(公開番号:特開2017-6277)や特許第6758576号(公開番号:特開2020-54452)の説明文中にもあり、"お役所向け"のややわかりにくい(?)表現とはいえ、コナミにおける音楽ゲームの定義は「タイミングゲームの一種」であるという事を伺い知ることが出来ます。
![](https://image01.seesaawiki.jp/n/l/nstl/T0S2pUOGwi.jpg)
故人となられた同業他社の某元社長の言を借りるならば、"目で見て、譜面に合わせて、指定されたところでボタンを押す"という事ですね。(ただしこの発言が掲載されている某音楽ゲームの開発者対談では、それではリズム関係ないよねという話になってしまっていたようですが……)
因みに「タイミングゲーム」という言葉ですが、2010年代半ば以降のコナミが出願したBEMANIシリーズに関するものと思われる特許の説明文の中で結構出てくる言葉だったりします。
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