ノスしるべ　(ノスタルジア紹介wiki)

郵便馬車は走る！僕らも走る！位置についてよーいドン！

	紹介No.111　【パネル編集】 【PC編集】　？
	Normal	Hard	Expert	Real
	3	7	11
	ƒORTE登場 2017.10.19 デフォルト楽曲
	コナステ版:ベーシックコース楽曲
運動会でおなじみ。名前は知らなくても，曲はたぶんみんな知っている
所属カテゴリ:クラシック/ジャズ
関連:ヘルマン・ネッケ
ノーツ数:N-176　H-615　Ex-1108　演奏時間:約1分半

ヘルマン・ネッケは難しい曲をピアノ初心者の為にアレンジしていたようだが，リストのハンガリー狂詩曲 第2番の終盤にあるフレーズを取り入れて作曲した。
「ハンガリー」狂詩曲という事でハンガリー語とドイツ語を組み合わせ，クシコス・ポストと命名したのかもしれない。
クシコスは正確にはチコーシュと言い，馬に乗る人を意味するハンガリー語。ポストはドイツ語で郵便。したがってクシコス・ポストとは，郵便馬車の意味になる。当時郵便馬車は賊の襲撃を避ける為猛スピードで走っていたが，まさにそういう曲調。元々はピアノ曲で「リストの曲は無理だけど，これなら弾けそう」と，当時の人々に喜ばれたとか。とはいえテンポが速い為，簡単に弾ける曲という訳でもない。
ドイツでもさほど有名な曲ではなかったが，なぜか日本に伝わり運動会やゲームで使われてよく知られるようになった。

1850-1912。ドイツのコンポーザーで音楽教師だった。
300曲は作っているが，ノスタルジアに収録されているクシコス・ポスト以外ほとんど知られていない。クシコス・ポストがあのクオリティなので，今後研究が進んで他の作品も聴けるようになるよう期待したいところ。

◆クシコス・ポスト

◆ハンガリーの調べ Op.286
1895年に出版されたピアノ連弾曲。現在楽譜が公開されている。ドイツ語のタイトルである「Klänge aus Ungarn」Op.286で調べると出てくるようだ。興味のある方は調べてみてはどうだろうか。‘

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テンポが速く，激しい和音連打やトリルまで登場する。難しいが，慣れると弾いているだけでテンションが上がってくる。

同時押しと，3連ほどの音符で構成された譜面。途中の速弾き地帯は4連の縦連打になっている(と言っても，それほど速くはないが)。

右手で主だったメロディーを弾くようになる。速弾き地帯はトリルで擬似的に再現されている。

左右に振られる左手のベースが，最初は難しいだろう。一度崩れると立て直しが難しい。速弾き地帯は3連の高速下り階段となり，右手の和音連打や装飾音符，短時間でのトリルまでもが譜面として再現されている。

2020年8月19日に発売された「NOSTALGIA Music Collection 〜Op.1 & Op.2〜」に収録されている。
ノスタルジアおよびノスタルジアOp.2の楽曲165曲が収録されたCD5枚組の公式サウンドトラックであり、CDはコナミスタイルの限定販売。
ダウンロード版で曲ごとの購入も可能なのだが、コナミスタイル版についてくるブックレットやCDのデザイン等のビジュアルが素晴らしいのでオススメしたい。

→サントラの特設紹介ページはこちら

リフレクビート(初代)のアルバムに，wac氏のリミックスしたクシコス・ポストが収録されているが，曲の展開はともかくアレンジがノスタルジア版に近い。音源を探すなら，クラシック盤ではなくこちらを入手しても面白い。

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