kagemiya@ふたば

泥死徒や泥代行者を練れるメルブラみたいな街を作りたかった。

2000年代、秋。或る街で殺人事件があった。
遺体は朝の路地裏で発見された。夥しい出血による失血死とされた。身元を特定できるものは何もなかった。
それから数週間の内、今度は街の住人が次々殺された。手口は様々だが、決まって夜に被害に遭っている。皆夜には出歩かなくなった。
薄ら寒い夜の街には、殺人鬼が潜んでいる。

からくら。上級死徒。祖に数えられたひとつ。故人。
強大な力を持ち、何らかの形で不老不死の在り方を示す不滅の存在と伝えられていたが、或る街で没した。
現時点で席を継ぐ者が決定していないことから『空座』と呼ばれている。

『空座』が有力な死徒達に渡した招待状。
自身に伝えられた薔薇の予言と、死後の後継選びの手続きを書き記したもの。
曰く、自身の死後に夜観市に集まった死徒同士で大地に血を撒き、殺し合い、生き残った者に祖の席を譲るという。

ヴィルヘルミナを『空座』の娘たらしめる最大の要因。生態系の頂点に座す王の特権。
血を媒介として対象の特性を奪う。魔術であれ異能であれ技巧であれ、例外なく簒奪する。
この力はミナに流れる『空座』の血に根差すものであり、彼女の血を得た者も同様の能力を得ることができる。
それ故に後継者争いの開幕と共にミナは襲撃され、その身体に流れる血の9割を奪われることになってしまった。

ヨルミ市。舞台となる街。何の変哲もない地方都市。
余りにも平凡であるために、どこに何があるのかといった輪郭がぼやけて認識される曖昧な街でもある。
身元不明の変死体が発見されて以降殺人事件が急増しており、犯行時刻と目される夜間は人通りが極端に少なくなる。
※施設や名所、学校などはご自由に追記ください。

元々は山中にあった宿場町が市の発端である。
江戸時代にはそうした背景である程度の人の流れはあったが、明治に入り鉄道の開通などで需要が無くなると一気に衰退。
昭和に入り大戦が終わっても世の動乱はどこ吹く風といった程度の細々とした人々の営みしか無かったが、高度成長期に入ると事態は一変。
急速に発展した隣町の人口を受け入れるためのベッドタウンとして、大部分が畑と森で土地だけは一人前にあった夜観村（現：夜観市）に白羽の矢が立つ。
数年であっという間に近代化が進み、山を切り崩してまで作った平野にはこれといった産業も無いのに多くの人々が済む地方都市が出来上がっていた。
やがて高度成長期が終息し、バブルも弾け、市町村合併の流れで夜観市は更にその規模だけを拡大することになる。
ベッドタウンとしての多くの諸問題を抱えつつも、土地と人口だけは広大な市となって現在に至る。

駅付近は夜観市では最も栄えている場所。
すぐ近くに複合型ショッピングセンター、人口の多さを狙った新規気鋭の店の数々、それらの行き交いをスムーズにする整えられた道路など、ここだけ見ると地方都市とは思えない。
反面、一歩裏通りに入るとかつての高度成長期に建てられたような今では時代遅れの古臭い街並みが並んでいる。
某素行不良聖堂騎士の行きつけのパチンコパーラーはこの裏通りにある。

夜観市にある公立高等学校のひとつ。
公立校としては全国的には未だに生徒数の多い高校である。進学率はピンキリで、旧帝大学へと進学する者もいればここで学歴を終える者もいる、というレベル。
公立校ということもあり部活動に特別力を注いでいるわけではないが、一部のクラブは県内で全国大会への切符を争う立場にあるほどの強豪である。
山の手の方にあり、登校の際に坂を昇ったり降ったりしなければならないのが生徒たちの主だった不満となっている。
支を主とした学生たちが通う学校。坂さえ降りれば夜観市への中心部へ向かうのにはそこまで苦労はしない。

夜観市の中心から少し外れたところにある巨大な面積を誇る公園。………公園と名付けられてはいるが設置されている遊具はほどほど程度で、殆ど野原と森で構成されている。
無計画に山を切り崩した結果、日本国内にあるまじき土地の余り様を露呈し、こんな公園が生まれてしまった。
元々夜は犬の散歩に訪れる人がいるくらいだったが、昨今の事情も相まって今では人通りはゼロに近い。
………故に誰にも悟られず何か事を進めるにはもってこいの場所にもなっている。

夜観駅から程々の距離にある中規模のホテル。
『太陽のホテル』という割にはさほど良好ではない待遇ととにかく安い宿泊料で人気だった。
一夜にして宿泊客から従業員に至るまで跡形も無く行方不明になるという怪事件が発生し、夜観市警察は対応に追われている。

夜観中央公園の敷地内にある美術館。
高名な画家の作品のレプリカが主要な展示物だが、他にも地元出身の芸術家の作品が飾られている。
余りに余った広い敷地を十分に活かした開放感のある展示室が特徴だが、一方で敷地面積の割に展示物が少なすぎるという指摘もある。

夜観駅前から一本裏路地に入った場所にある純喫茶。
飴色の木製テーブル、口ひげにチョッキ姿のマスターといういかにも雰囲気ある店内の印象に対して、コーヒーの味は至って平凡。
ただし駅前に出店している有名カフェチェーンよりも値段がリーズナブルなため、ひっそりと通う客も少なくない。

夜観市内に本店を置く地元資本のスーパーマーケットチェーン。
市内に8店舗、市外3店舗の合計11店舗を展開しており、住民にはなじみの深いお店。
お惣菜のニンニク餃子は絶品だが食後は歯磨き必須。

夜観駅の裏手にあるパチンコパーラー。
やたら仰々しい名前だが、それなりの大手チェーンであり夜観市にあるのはこの店舗のみ。
基本的には男性客が多いが、最近はひときわ目を引く外国人の女性をよく見かけるとか。

夜観市街からやや外れた外れにある焼肉店。
家族経営で、齢90を超えてなお厨房に立つ初代店長と、経営担当の娘婿が仲良く経営している。
ややお値段は張るがお肉の質は確かであり、アクセスの悪い場所であるにも限らず休日は多くの客で賑わう。
運がよいと一番奥のお座敷席で一人黙々と山のような肉を頬張る和装の銀髪の少女を目にすることが出来るだろう。
ちなみに、食べ放題メニュー記録の第二位が「とうこ」、第一位が「あおこ」だとか。

夜観市役所の裏手に走る石造りの昔ながらの商店街。
市内では最も宿場町時代の雰囲気を残している地域であり、地元の工芸品から農産物まで夜観名物が揃う。
ただし売り物が全体的に地味であるため、観光目的で散策するにはやや退屈かもしれない。
最近は近づきがたい雰囲気を纏ったすらりと背の高い銀髪の少女がよく目撃されることから密かに話題になっている。

夜観高校からほど近いところにあるイタリアンレストラン。
店主は以前本国イタリアの有名レストランで働いていたこともある腕の確かなシェフで、地元産の野菜をふんだんに用いた料理の数々はどれも絶品。
ディナータイムはやや敷居の高い高級店といった様相を呈するが、ランチタイムのメニューは比較的リーズナブルなため女性に人気。
とある夜観高校の女子生徒は特に懇意にしており、作り物染みた美しい容姿を崩さぬままパスタを頬張っている。
店名の意味は『流れ星』。

ごく当たり前の、何処にでもある路地の裏。
………ではあるのだが、夜観市の歪な都市構造により複雑に入り組んでまるで迷路のようになっている。
そんな場所には良からぬ者が住み着いたりする。例えば、血を吸われて死徒になったのに未だに血を吸えない女教師とか。

一部募集枠に制限を設けているが、企画ではないため締切は設けていない。
例によって、ストーリー展開等は各泥の作者による関連人物欄の投げ合いによって自然に生まれることを願う。
5/16追加
この舞台のストーリーを表と裏の二つに分けます。
参加する泥は必ず表裏のどちらのストーリーに参加するかを明記してください。

上述の通りの表ストーリーに関わる泥。裏ストーリーにも出演可能。ただし原作月姫のような伝奇的な雰囲気を守った泥限定。

なんでもありのトンチキ裏ストーリーに関わる泥。裏ストーリーは勝手に作成して良し。ギャグ可、パロディ可、メカ可、宇宙人可、人類悪その他諸々可。ただし表ストーリーには参加不可。

募集枠：1〜好きなだけ
死徒に吸血される、魔術を使う等、何らかの形で吸血種の肉体を手に入れた者達。
その中でも特筆する力を持った吸血鬼の元に、生前の『空座』からと思しき招待状が送られた。
彼らの多くは『空座』の後継を目指し、他の死徒達や代行者達と夜な夜な殺し合いを演じていく。

募集枠：1〜好きなだけ
聖堂教会に属する聖職者。吸血鬼を屠る者。
先の後継候補たる死徒の一体を滅ぼし、その痕跡から『空座』の死と、後継候補達の動きを察知している。
力を持った死徒達が一つの街に集結する異常事態の中、それらを全て抹消する使命を帯びて夜観市に送り込まれる。

募集枠：0〜適度
魔術師、超能力者、退魔の家系、魔獣、その他あらゆる異質なもの。
立場は全く異なれど、各々の目的のため夜観市に集まり、あるいは元より街に暮らすが故にこの事件に関与していく。

募集枠：1
日常と非日常の境目に立つ人物。人の立場にて人外に抗うもの。
昼は夜観市の平穏を謳歌しながら、夜は異常を訴える街の空気に誘われて街を徘徊している。
身体能力は悉く人の限界に縛られているが、ただ一つのみ怪異に抗ずるだけの術を有する。

募集枠：1
主人公(仮)を誘い、非日常に引き込ませた主犯。魔性のひと。
出自は非日常側にあり、幾つかの偶然を経て主人公(仮)と出逢ったことから双方の運命を狂わせていく。
実は最も危険な存在、かもしれない。

募集枠：0〜適度
夜観市に暮らす人々。一般人。
主に平和な昼間に活動する者が多い。夜に歩けば不幸な犠牲になったり、事件への大きな干渉は難しいかもしれない。
一方で営みが無ければ街の意味はなく、人の意義もない。その点で最も重要なファクターのひとつ。

・サーヴァントなど
この世界では英霊を使い魔とする技術が確立されておらず、彼ら英霊をサーヴァントとして現代に蘇らせることはできない。

名前	役	概略	備考	参加ストーリー
愛輪支	主人公(仮)	市内の高校生。両親と姉が死去しており、天涯孤独。 人を正しく導くことが自分の使命だと考え、人に害なす人ならざる死徒の存在を良しとしない。 正義の味方ではなく、人の味方。	異常なまでの幸運体質で、己自身に関して望んだ結果を常に引き寄せられる。	表
ヴィルヘルミナ・レーゲンスブルク	ヒロイン(仮)	『空座』の実の娘。 後継者争いで真っ先に狙われ血の9割を失う。 命からがら逃げたところを主人公に助けられる。 （その際契約を結び、血の回収を手伝わせることにする）	彼女の血を得た死徒はパワーアップしている （）は主人公の性格などに応じてオミットするかも	表

名前	役	概略	備考	参加ストーリー
トールズ・ニヴルヘイム	死徒	招待状を受け取った1000年以上を生きる元魔術師の古参の死徒。 後継には興味を持たず、古き友人であった『空座』の仇討ちと復活の為に参戦 ヴィルヘルミナの血の一部を拝領した死徒の一人ではあるが、 彼はそれを自身の固有結界の奥底にしまい、自身の糧とはしていない。	教授っぽい中ボス 苦労人気質な男ではあるが、死徒の中でも二十七祖に匹敵すると称される指折りの実力者。	表
夏継ともり	死徒	血に染まったポンチョを羽織ることから、他死徒からは『赤頭巾』の名で呼ばれる少女。 死徒であろうと心がけるが、その言動の節々には人間らしさが垣間見える。 血は嫌いだし人肉も苦手。	常識人兼苦労人タイプ	表
リュコス・オステオン	死徒	『暴食鬼』、『悪食』と渾名される、古く強大な死徒。招待状を受けたモノのひとつ。後継争いには興味を持たないが、趣味の一貫として夜観市を訪れ、ヴィルへルミナの血を口にする。	通りすがりの一般死徒A	表
“ひそひそ話のハッシュ・ハッシュ”アッシュ	死徒？	正体不明の怪人。語る口の端に伝染する妖異。 後継争いとは無縁に流れ着いた、この場にあってはならないモノ。	脇道に逸れると出てくる変なエネミー。 初代ポケモンのゆうれいみたいな	表
サムナ・アトキンソン	死徒	偶然死徒の力を得た人工の狼。 飽くまで殺す白金色。	だけん(悪)	表
イルミーナ・イントリーグ・アマランス	死徒	「貴方の強さ、私に頂戴？」 薔薇の予言を授ける死徒、ロズィーアンの配下に属する、退廃的で倒錯的な趣味を持つ加虐体質者サディストの死徒。 『最強』の概念を求め、27祖の座を得るためにやってきた	ロリ巨乳	表/裏
レプリエル・ブラン・オーテンロッゼ	死徒	死徒の王とも呼ばれる白翼公トラフィム・オーテンロッゼの眷属の1人。 夜観市に現れた理由は、白翼公からの偵察命令によるもの。あわよくば空座の血を貰い受けて祖に至ろうとも考えているが、それは彼の内に秘めた臆病さが発揮されるような脅威に出会わなければの話である。	序盤の強敵〜中盤以降ヘタレ芸ビビり芸驚き役の小物マスコット	表
紅無道	死徒	死徒を効率的に狩るために死徒になった異端の狩人。 人を護るものとしての矜持を捨て、魔を断つことを優先する。 人を超えた力に驕らず、技巧と詭計を以て人外を殲滅する魔の天敵。	トールズとは別ルートの中ボス枠(仮)	表
フォーケルスゼルト	死徒	魔術師上がりの死徒。 『空座』からの招待状を受け取った一人。 後継となるべく夜観に集う死徒も、そしてそれに敵対する代行者も、異能者も、全ての人間も、人間以外も。 そのことごとくに挑み、打ち勝ち、喰らい尽くし、戦いの果て血に溢れた大地にただ一人立つ。	極めて好戦的な一般死徒B。	表
N.J.ノジャ	死徒？	眇眇ながら際限なく貪り尽くす捕食者。 死徒にカテゴライズされているが、それは人を喰らえるというだけ。本来はその程度の枠組みなど収まらぬモノ。 その在り方故に二十七祖の第一位プライミッツ・マーダー、或いは真祖たる朱い月のブリュンスタッドと関係があると噂されている。	それを絶滅させることは許されない。	裏
椿佳栖	死徒	類い稀なる魂の才覚により、自身を見失わずして死徒となった一人の犠牲者。 故に彼女は、誰を襲うことも、誰に看取られることもなく。	故人ならぬ故死徒。ただし裏ではなんか普通にいる。	表/裏
ネコルミナ	死徒？	ればーがたべたいわ	謎のナマモノ枠	裏
バートラム・フューリエ・ナハライム	死徒	元錬金術師の死徒。『レヴ』と呼ばれる少女型礼装を左目に飼い愛用のデザートイーグルで夜を駆け抜る。招待状？よく分からないが『空座』の血とやらは面白そうだ。そしてそれ以外も……。死徒でありながら人を然程害さず、巻き込まれた者に僅かに手解きをする者	強めのおっさん。ズェピアとシオンが融合した謎枠。一応善寄り？裏では謎神秘ハンター	表/裏
ブレーメンの獣	死徒？	『空座』の使い魔。彼/彼女の死を以て世に解き放たれた異形のケモノ。	該当する生物種なし。	表
蚕飢	死徒	武を求めて流離う野良の死徒。腕試しを目的として、空座の争いに首を突っ込む。	シナリオには多分絡まない。雑に戦える相手そのEくらいのやつ。	表

名前	役	概略	備考	参加ストーリー
ナンシー・ディッセンバー	聖堂騎士	聖堂騎士にしてドラクルアンカー。聖堂教会が派遣してきた中での最高戦力。 聖堂騎士でありながら単独行動を取り、自由気ままに振る舞いつつ死徒たちを滅して回る。 主人公とは好感を伴った付き合い方をし、最終盤で強力な中ボスの足止めをする立場を担う。	力こそパワーなお姉さん。ホントに人間かだいぶ怪しい。 スピンオフ書けちゃいそうな主役力あるせいでメインシナリオにはあまり出番がなかったりする。 「裏でこんなことがあったんですよ」の担当。	表
カルラ・ブリガンティーズ	代行者	聖堂教会より送り込まれた代行者。弓を携えた異端狩りの女性。 酒が無いとしぬ。	味方だったり敵だったりする	表
ステラ	代行者	市内の女子校生。主人公の先輩にあたり、校内でも指折りの美人として通る。 その正体は、魔眼による暗示で街に潜入している聖堂教会の代行者。 奪われた自分を殺す為、『空座』の痕跡を追い続ける。	先輩で代行者	表
ジャック・ウッドマン	代行者	持久力で彼に並ぶ者はいないと言われる筋骨隆々の巨漢。 上級死徒と3か月間休まず戦い餓死させたという。 今回はビスマルク諸島から泳いで来日したとか。	B5枚	表
フロート	代行者	煙を烟らせる薬物中毒者。 過度の摂取により酩酊が常態化したためか、外的な幻覚、混乱作用を受け付けない身となった。 不真面目な言動だが信心は厚く、代行者としての誇りも持つ。	薬物ジャンキーな一般代行者。	表
シスター・フラム	教会関係者	聖堂騎士団で働くシスター。 ナナの補佐役として彼女に付き従う。	胃痛枠、要所で治療もしてくれる。 裏では実況席で絶叫している。	表
比嘉陽夏	代行者	先日の任務で代行者の名を得たばかりの新人。沖縄出身の日本人で空手の達人でもある。 キャリアこそ浅いが、実は上級死徒を討伐した記録もある実力者。 一方で他の代行者と比較するとその感性は一般人寄り。なぜか口調や言動がとことん後輩染みている。	一般人の世界と夜の世界を繋ぐ窓口的キャラクター。 基本的には気のいい人物であるが……。	表

名前	役	概略	備考	参加ストーリー
MA	異能者	うちゅうじん	弱めのORT枠(裏ヒロイン)	裏
黒角鞘華	異能者	区域担当が死徒との交戦で長期離脱した為、代打として送られてきた退魔。 昼間は旅行中の女子大生として振る舞い、夜は人に危害を加える人外を狩る生活。 裏の世界に巻き込まれた主人公を可哀想に思ったのかあれこれ世話を焼いたり、主人公で遊んだりしてエンジョイするかもしれない。	新進気鋭JD退魔です！……なんてな	表
久遠美影	異能者	ひさとお・みかげ。白銀に瞬く絶世の美少女。 近辺一体を治めていた豪族の末裔にして夜観市を代表する名士であり、そして古の時代に魔と交わった混血の一族、久遠家の現当主。 他の混血とは完全に次元の違う能力を持つために一族の中でさえ恐怖されている。 健啖家。夜歩きが趣味だが、最近街を見知らぬ異形が闊歩していることに苛立っている。	遠野家ルートのような。サブヒロインのような	表
夕凪	異能者	久遠家に仕えるハウスメイド。双子の姉。 洋風に近く、純白かつ、胸元が大きく開けた扇情的なメイド服を身に纏う変人。 口数は物少ないが、口を開けば大体ホラ話が飛び出す。 その血筋は獣たるものの「供物」とされていたもので、己を奉仕種族と教育されている。 「異変」を眺める事しかできない立場だが、それでも尚、否応なく事態に絡まれてゆく。	表では戦闘力は低く傍観者 裏ではホラ魔術を駆使したトリッキーな戦闘スタイル	表
城戸理令	異能者	市内の高校生。昼間は学生、夜は繁華街で遊び回っている少年たちの一人という二つの顔を持つ。 近頃の騒ぎで夜の街が随分と静かになってしまったことを寂しく思う。 そしてこの少年には、もう一つの顔があった。	主人公と同じ高校の生徒	表
安曇仁之助	異能者	「"善い事すれば良い事ある"！　オカンもそう言っていたで！　俺の良い事の為に、死んでくれやァ化け物！！」 関西地方からやってきた、風水を主体に扱う退魔一族の分家。連続殺人事件の噂を聞き、"善い事"を積み重ねるために夜観市へやってきた。 風水により運気を引き寄せ、そしてそれを一点集中させ自分にとって最善の未来を引き寄せる『目昏打ち』が奥の手。	金にがめつく、験担ぎが趣味	表
謎のドラゴンR	異能者…？	ﾃﾞｰｰｰｰｰﾝ　ﾃﾞﾃﾞｯ！（ﾎｱｰｰｰｯ！） ﾃﾞｰｰｰｰｰﾝ（ﾎｧｯ ﾀｧｯ！）　ﾃﾞﾃﾞｯ！ ﾃｰﾝﾃｰﾝﾃｰｰｰ　ﾃﾞｯﾃﾞｰﾃﾞｰ　ﾃﾞﾃﾞｰﾃﾞｰ（ﾎｩｱｰｯ！） ﾃｹﾃｹﾃｰｯﾃｯﾃｰ　ﾃｹﾃｹﾃｰｯﾃｯﾃｰ	何やってんだよRさん！ （T氏・談）	裏
矢衾幻嶺	異能者	混血の家系に産まれ、先祖還りにより成った独角の鬼。 死徒の世界とは無縁だが『空座』とは旧知で、かつて三日三晩殺し合った仲。	一般混血枠	表
宵待御明	異能者	『魔剣使い』。	ある退魔の一族の現当主	表
“献血屋”	その他	混血や事情ある者に色んな品々を提供する謎多き少女。	売買以上の干渉はしない。しないってば。	表/裏
永瀬燧	異能者	フリーランスの殺し屋。スーツ姿の麗人。 要人暗殺の依頼に伴い帰国。ヨルミ市で巻き起こっている騒動と関係はないのだが、いつの間にか巻き込まれていた。	学生の妹がいるらしい	表

名前	役	概略	備考	参加ストーリー
歌島栄	一般人	ストーリーには絡まない変人	非戦闘NPC	表/裏
蘆花 華夏	一般人	普通のマブダチ生やしてみた。こんな友人が欲しい青春だった…	非戦闘NPC	表
海藤航	一般人	普通の友人。隠しのおまけシナリオで実はちょっとだけ主役の出番がある。	非戦闘NPC	表

ここはSSや怪文書の置き場。
格納で直接貼り付けても良いし別途新規ページ作成の上で下記の一覧にリンクを貼ってもいい。

タイトル	概要	備考