ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。



憐憫の情は崩れ去った。此処に在るは、ただ快楽のための殺戮のみ



ロストベルトNo.Lostbelt No.1
分岐基点時代A.D.80前後
異聞深度D
場所ローマ帝国
導き手江戸“月光”福兵衛左衛門
ギリードゥ・グレイ


概要

ある可能性世界において発生した『異聞新秩序侵襲』における異聞帯の1つ。
端的に言うならば『力こそが全ての世界』。または「全人類が己のみを愛する」と言い換えてもいい。ただ快楽の為に他者を殺戮するという世界となる。
最初の異聞帯のため、分かりやすく汎人類史と異なり、そして分かりやすく剪定事象行き詰まりとなった事を示す世界とした。

特徴

・ただ全人類が自分の強さを誇示するために、他者を殺し、そして死ぬ様だけに興奮し愉悦を覚える世界。
 全世界がコロッセウムになっている状態に等しく、『自分が生きる事』『他人が死ぬこと』だけが自分の強さ、並びに生を実感できる唯一の事象にして娯楽と化している。
・他人が死ぬことへ愉悦を覚えるが、その場合は手段を問わない。どのような手段であれ、最後に生き残った物こそが勝者という思想で満ちている。
 だが、あくまで死が娯楽であるために「殺される瞬間」が眼に見える状態でなくては認めないという思想が一般的。
・基本、子供はレイプのみで生まれる。生まれたら即座に放逐し、生き残れられる子供だけが成長できる。
・「力こそが全て」というのは人間以外も一緒。後述の強化魔術の影響で都市から少し離れれば魔獣たちが跋扈している。
・全人類が力こそ全てと考えている為、力がある英霊は信仰を集め、汎人類史より強大になる。
・逆に、史実において病弱であったり、あるいは自分で戦う事を選ばなかった英霊などは"弱者"と見做され、大きく弱体化する。
・人々の生への執着が凄まじいため、汎人類史よりも人間の残留思念が残りやすく、いわゆる"幽霊"が当たり前の世界となっている。
 その為、それらを操作したり手懐けたりするサーヴァントや魔術師が強い。

コンセプト

泥を投げる人用。メタい事情なども挟まる為折り畳み


歴史

剪定に至るまで

年代名称概要
A.D.79ヴェスヴィオ火山噴火
"クリロノミア"発掘
全ては79年のヴェスヴィオ噴火に端を発する。
汎人類史より大規模だったその噴火は、ローマ軍に対して大打撃を与えローマ帝国の兵力を根こそぎ奪い去った。
だが同時に、その噴火は神代の機神の残骸をローマにもたらした。機神の残骸から生成される軟膏のような物質、クリロノミアをローマの学者と魔術師達は研究した。
結果、そのクリロノミアが戦神と讃えられた機神から生成されるゆえか、摂取した人間の戦闘力、攻撃性が増すことがわかり、汎人類史を優に超える力を得る事に成功した。
A.D.80〜100?コロッセウム建造
"クリロノミア"適用
だがその恩恵以上に、ローマにもたらされた兵力減衰は深刻だった。
このまま兵力が激減するのはまずい。だが強制的な徴兵制度は反感を買う。そこでローマは奴隷に兵役を与えることを着想した。
まだ安全性がわからない処置を少なくなった兵士に適用するのは不安と言う事で、まずは奴隷に施す事とした。
噴火の翌年にも関わらず、ローマは何故か史上初のコロッセウムを建設した。彼らはとうに戦神の加護によって狂っていたのかもしれない。
もはや全国民は自ら、培養に成功したクリロノミアを摂取し、闘争のどれいと成り果てていた。彼らは血と殺戮を望む狂気の兵士へと変貌し、コロッセウムでの殺し合いに酔った。
興行として成功する裏側で、魔術の実験は成功。ローマの奴隷兵たちは他国を屠る牙となり、そして民を楽しませる娯楽となった。
A.D.100?〜ローマ国家総兵化
"クリロノミア"中毒者大量発生
実験は成功した為、次にローマはその魔術を国中に配置し、住まう民全てに適用されるようにした。
さらに戦意を高揚させる暗示魔術も国中に仕込み。国民総兵士状態を作り上げる。
更に娯楽という形で私的な闘争を許可することで、日常の隣に兵士としての訓練を盛り込む。
これによりローマは史実よりも飛躍的にその力を増大させ、周辺国家を飲み込むように巨大化していった。
同時にクリロノミアのどれいは増え続け、同時に魔術により強化された兵士たちも日に日に増え続けていった。
この時、国民総兵化を行ったのは兵力確保が建前であったが、その本音はただ闘争だけを求め、戦闘要員増やしたかっただけだったのかもしれない。
A.D.532ニカの乱
"クリロノミア"流出
532年、汎人類史においてもあった、コロッセウムの観客たちの大暴動『ニカの乱』が発生。
暴動が暴動を呼び、力が力を呼び、やがてコロッセウムは崩壊。際限なく戦場は広がり続け、その過程でクリロノミアはローマ帝国外部にまで流出し広がった。
闘争が闘争を呼び、際限なくそれらは暴走。野生の動物すらもクリロノミアの影響を受け魔獣と化すような状態となった。
不明剪定こうしてクリロノミアの中毒者たちは増え続け、力こそすべてという思想がローマを中心に蔓延していった。
ただ娯楽の為に隣人を殺し、他者の血と殺戮を見て悦楽に耽るのが当たり前な地獄絵図が完成した。
だがそのような世界に未来などあるわけなく、世界としての行き詰まりを迎えた。(剪定された)

異聞帯としての成立以降

だが、その剪定事象をアナンシが拾い上げ、O-13を導き手として配置し異聞帯として蘇生・召喚する。
導き手としてはO-13第四席、ギリードゥ・グレイとO-13第十席、江戸“月光”福兵衛左衛門があてがわれる形となった。
福兵衛左衛門は大令呪により、汎人類史からコロッセウムを召喚し再建。興行として人々を引きつけ異聞帯を支配する方向を選ぶ。
彼自身もコロッセウムの最前線に立ってその研鑽の力を見せつけた事で、異聞帯の住人たちの彼に対する忠誠度は非常に高いものとなっている。
そして同時にコンモドゥスも召喚。この異聞帯においては、コロッセウムで実際に戦い、そして皇帝として人間を支配した彼は通常の世界よりも信仰度が高い。
更に加えて、ヘラクレスとして戦った側面などを加える事で、A級サーヴァントすらも凌駕する大いなる力を得る大英雄へと変貌している。
(コロッセウム建造以前の神話であるギリシャ神話は汎人類史と同じ。その中でもヘラクレスという存在への信仰はやはりどの歴史でも変わらない。
そんなヘラクレスという存在への畏敬や信仰を、コンモドゥスという英霊に複合した存在。いわば一種のアルターエゴとも言えるのが異聞帯のコンモドゥスである)
グレイはそんな信仰を得る為の興行に興味はなく、部下であるベチュラ・メディスンに任せ、生死の狭間に身を置くべく魔獣狩りに精を出している。
その為力を持つ者、腕に自信がある者はコロッセウムのある中央区へ、力のないものや敗れた者は僻地へと追いやられるという形になっていく。
そんな僻地で人類史を取り戻そうとする英霊たちが召喚され、弱者とされた人々と協力して中央のコロッセウムを目指す形になる。
更にそれから少し経ち、噂を聞きつけたメギドラ・エイハブ・サレナが福兵衛左衛門の元を訪れる。
Dr.ノン・ボーンとも知り合いだったところからいったんは同盟を結びたいと提案し、それを承諾。
敵対しない、および汎人類史から敵が来た場合に迎撃するという条件で、汎人類史のサーヴァント、ハワード・カーターを召喚させた。


用語

ここでは、この世界特有の概念、単語、世界設定などを説明する。

コロッセウム

この異聞帯に於いて、現在の人類史の中心に立つ建造物。そしてかつて、暴力が支配する要因となった元凶でもある。
かつてのコロッセウムは闘争の果てに崩壊しており、現在のコロッセウムは導き手が大令呪によって人類史からコピーしたもの。
現在は興業が日夜問わず行われており、この場では力に自信のある者たちが血で血を洗う闘争をし続け、金を稼いでは人を殺し続けている。
福兵衛左衛門による力の支配と、メディスンによる口先からの支配の二重構造により興行の全てが支配されているのが現状と言える。

クリロノミア

かつてのローマがヴェスヴィオ火山の噴火によって採掘した軟膏状の物体。
その正体はかつて宙の向こう側より飛来した機神群が生成する、生物・無生物問わず強化を行える埒外の物質。
ローマが得た物は軍神として称えられたアレスに由来するものであり、これを技術・魔術を以てして人体に摂取することで大幅な肉体強化を可能にした。
常人が摂取したことで、闘争本能の肥大化や中毒性の発露などの副作用が見受けられたが、ローマは富国強兵の為にこれを黙認。それどころか娯楽として利用した。
だがそれが原因で、汎人類史でも発生したニカの乱が際限なく拡大し、周囲の国すらも巻き込んだ大暴動へと発展する事となった。

魔獣

ローマ市街地の外に多数存在する、汎人類史の野生動物を数倍上回る巨体や膂力を持った存在たち。
彼らは全て、ローマ市民たちが摂取していたクリロノミアを得た事で通常の獣以上の力を得ている。その為、汎人類史の重火器程度では太刀打ちできない。
クリロノミアを既に摂取しているローマ市民とて、不意打ちを喰らえば即座に命を落とすほどの強さを持つ。

死霊

名前こそ死霊と言われているが、その正体は死した人間の残留思念とも言うべきもの。
クリロノミアの影響か、あるいはこの世界に生きる人間たちの生への執着が異常な為かは不明だが、この世界では死した人間の残留思念が汎人類史よりも残りやすい。
その為ローマの市街地から離れれば、魔獣や死霊などが跋扈する地獄と化す為、到底常人では生きる事が難しい。

登場人物/募集枠

主な登場キャラクターたち

名前所属分類解説
江戸“月光”福兵衛左衛門O-13導き手研鑽による高みを目指し続ける忍者。隆々の肉体が特徴的な老人。
此度の異聞帯ではコロッセウムでの興行で自らの力を見せつけ異聞帯の住民を鼓舞するが、
それが逆に住民の諦観に繋がってしまい、研鑽を放棄し血に興奮し続ける住民に憂いている。
ギリードゥ・グレイO-13導き手死が隣にある極限の中でのみ生を実感できる生来の異常者。
邪魔者を殺しては荒野で野生の獣を殺し続け、生を実感し続ける毎日であったが空虚さを感じ続けている。
その胸の内は、O-13フィジカル最強たる福兵衛左衛門と一騎打ちし、そしてその手で生を掴む事が真の目的。
メギドラ・エイハブ・サレナ放浪者アウトサイダーO-13協力者汎人類史の記憶を保持している異聞帯の住民の1人。死霊女王と呼ばれるA級悪な魔術師。
この異聞帯においては追ってくる聖堂教会もいないので非常に悠々自適な生活を死霊共と送っている。
知り合いであるノンボーンから譲り受けた英霊召喚技術で、カーターを召喚して使役している。
ヘイヤ=ヘイ・ハムサンドウィッチ矢衾警備保障(株)汎人類史側汎人類史から訪れたファルス・カルデア&ウィルマース連合の1人。
コロッセウムにて汎人類史勢とはぐれて捉えられて見世物にされていたが、見事に生き残った。
その後は汎人類史勢が捉えたメギドラと奇妙な縁を持ち、お目付け役をしている。
他、順次追記・枠追加予定

主な登場サーヴァントたち

名前分類解説
コンモドゥス[異聞帯]異聞帯の王福兵衛左衛門が召喚した、この異聞帯に於いてもっとも大きい信仰を得ている英霊。
その信仰により肉体の筋肉は膨れ上がり、その纏う神秘はヘラクレスと同質、あるいはそれ以上となっている。
無辜の怪物や可能性の光に似たスキルが多重に作用し、フィジカルモンスターと化している。
抱擁王アーサー汎人類史側異聞帯を彷徨っていた野良サーヴァント。最後の最期にコンモドゥスと一騎打ちを果たす。
鍛錬に逃げるしかなかった王と、狂気に逃れる術しか知らなかった王の拳がぶつかり合い、異聞帯は幕を下ろす。
ツタンカーメン[異聞帯]汎人類史側力無い者たちが集う町はずれの集落に於いて匿われていたファラオの異聞帯での姿。
暴力が支配するこの異聞帯に於いては何よりも無力だが、力だけが全てではないとコロッセウムにて証明する。
最後には因縁たるカーターとのゲーム対決により、コロッセウムの群衆を暴力以外で沸かし、力以外への信仰を取り戻させた。
他、順次追記・募集枠追加予定

ストーリー

現在整理中

SS

本編

※現在設定変更に合わせ整備中です。以前書いていたSSを仮置きしていますが、設定の矛盾点などがある可能性があります。
極限闘争死線コロッセウム_SS

極限闘争死線 コロッセウム / 傍伝・兎狩りと死霊についての記録

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