kagemiya@ふたば

【元ネタ】北欧神話、『ヴェルンドの歌』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヘルヴォル・アルヴィト（水着メイド）
【異名・別名・表記揺れ】ヘルヴォル・アルヴィトル、軍勢の守り手、全知者、奇妙な生物、〇ルゴニアンの侍女
【性別】女
【身長・体重】207cm・481kg
【肌色】緑鱗　【髪色】銀　【瞳色】赤黄
【スリーサイズ】131・92・129
【外見・容姿】メイド服風水着を着用したドラゴニアン系デカ女
【地域】北欧
【年代】神代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】戦乙女
【ステータス】筋力：A　耐久：C　敏捷：A　魔力：B　幸運：C　宝具：B+

Aランク以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではシールダーを傷をつけられない。
鎧を脱いだ事で瞬間的に倍加させる事は出来なくなっているが、それでもガッチガチの対魔力性能である。

騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
鎧を脱いだところで元々の重量が重すぎるため、ランクに変化は無い。

羽衣を脱ぎ、水辺で沐浴する天女達……所謂『羽衣伝説』と呼ばれる逸話が、夏の瘴気によりスキルへと変化したもの。
その美しい姿は男達を虜にし水辺に置かれる羽衣へと、そして沐浴する天女達へと手を伸ばして己の物としてしまいたくなる魅惑のスキル……なの、だが。
御存じの通り、ヘルヴォルの見た目は怪獣みたいなものである。それが沐浴する姿は、もはや水棲系か獣人型UMAのそれ。
注目は集める。確かに集めるのだが、その注目の集め方は間違いなく水着霊基のそれではない。

と言うかそもそも、肝心の羽衣は宝具交換と言う形で夫に渡している。それでいいのか羽衣伝説。

「夏休みだからとダラダラ過ごすのはダメだ。夏休みだからこそ、しっかりとした生活をしなければな」
それは夏休みを過ごす少年少女達が、夏の始まりから終わりまで、そして夏が終わった後もきちんと過ごす為の、夏休み戦略。
朝のちゃんと起きる事。ラジオ体操は忘れずに。熱中症対策はしっかりと。外では周りに迷惑はかけない。宿題は毎日少しずつやる。夜更かしはし過ぎない。
……等々、気持ち緩めにしつつも絞める所はしっかり絞め、生活リズムを整えて夏休み明けに備えるお母さんの如きスキルである。人妻ですから！

このスキルの構築の為に、ヘルヴォルは水着メイドの先達にアドバイスを貰いに行ったとかなんとか。

『全知アルヴィト』のもう一つの意味『奇妙な生物アルヴィト』。
それを表すような人型の魔竜の如き本来の姿……を気持ち真名を『全知アルヴィト』多めに割り振る事で弱体化。水着を着ても大丈夫な程度に抑え込んだ夏仕様。
実際の所は宝具の名残であり、安全に鎧を脱ぐためのリミッタースキル。ジャングルで全身黒甲冑は明確な自殺行為なので、致し方なし。
サイズは全長3m弱から2m弱へと一気に縮小し、本来ならば怪物じみた戦闘能力もシールダー時と同程度に低下。理性的な加減が可能な範疇に。ただし体重は据え置き。
加えて全身黒甲冑から水着へと、二つの意味で防御面が大きく減らす事で敏捷性は鎧を脱いだ某戦車のスタンドの如く大幅上昇。
鈍足反射タンク型なシールダー時とは打って変わって、物理衝撃を伴う咆哮と槍で戦う近中距離スピード型へと戦闘スタイルも変化している。

3m級の巨体を宝具と鎧ではなくスキルと水着で抑えてるので、実は結構無理してる。
なので油断すると胸とか尻がバルンッ！ってなって水着がポロリ♪しちゃいそうになるとかなんとか。

神霊適正を持つかどうか。
シールダー時と特に変わらず。夏であろうと彼女の心は人妻である。

ランク：B+　種別：対人宝具　レンジ：10〜350　最大捕捉：1
夫ヴェルンドが鍛え、自身の白鳥の羽衣アールヴタルハミルと交換した12個の黄金の腕輪。
反射のルーンとヴェルンドの応報の逸話を刻み込み、シールダー時にはシールドビットのように使っていた宝具。
それを直列に並べて一つの巨大な魔力砲身とし、槍を撃ち出す北欧式リニアキャノン。貴様の体で私の槍を磨け。
12回分の反射を推進力として撃ち出される槍は応報の概念を帯び、ヘルヴォルの受けた弱体状態を破壊力に変換してその威力を増大させる。


「最近、銃火器を使ってる同僚がいてな？ちょっと、アレいいなって思ってな？」
「私なりに、こう……カノン砲とか、ミサイルとか、そんな感じでな？」

ランク：C　種別：対知（自己）宝具　レンジ：-　最大捕捉：-
シールダー時同様に『全知アルヴィト』の名を持つ彼女の霊核に接続されている叡智の書庫。
基本的にはシールダー時とさほど変わっておらず、戦闘時の使用が難しい事や大神からの検閲等もそのまま。
引き出せるのも相変わらず知識だけなので、特異点の真相に辿り着く為には結局のところ地道な調査が重要。
それでもマスターがジャングルで安全に過ごす為の知識など調査以外の用途は多い。むしろ調査よりも多いかもしれない。

基本武装として用意した無銘の槍。宝具で撃ち出すともれなく砕け散る為、消耗品の如く大量に用意している。
大量に用意してるので物干しやテントの支柱に使ったり、魚を捕る為の銛代わりにしたり、落とし穴の底にビッシリ刺したりする。

物理衝撃を伴う咆哮。リミッターが掛かっているので人間を血煙に変える程の出力は無く、精々大人一人を吹き飛ばす程度。
……叫ぶ時にフスとかロとかダーとか聞こえるのは多分気のせいだ。

2mの体に押し込められた480kg弱の質量がものすごいスピードで突っ込んでくるのだ。
そんなもの純然たる暴力でしかない。

発端はギアナ高地で発生した特異点の、その性質だった。
『終わらない八月末』……その性質に同僚のやらかしを思い出したヘルヴォルは、休暇目当てのサーヴァントとは別に特異点への出向を決意する。
とは言え現地は熱帯のジャングル。普段愛用の黒甲冑ではサーヴァントと言えど無理があるし、自分は北国出身の戦乙女。わりとマジで命に関わりかねない。
そして何より、密林に鎮座する黒甲冑はバカンスの景観を損ねてしまう。
それらの点を考慮して、ヘルヴォルは黒甲冑から一転して水着の着用を決断する。

「愛しのダーリン、こういうの好きかなぁー」と若干夏気分なおつむで用意した水着メイド服の着用を。

水着を着たとはいえ温和で柔らかながらも、しっかりものな性格は普段通り……と、思いきや、彼女のおつむも夏の瘴気にやられ気味。
普段なら万全の準備をしてから挑むはずの特異点調査も「身内の再犯ならネタは割れてるし、別人だったらヒルドルよりもマトモだろうアッハッハ！」と甘くている。
仕事をさっさと終わらせて、バカンスついでに水着の着心地を確かめて、そして……なんて、夏の瘴気は彼女ですら夏色に染め上げてしまった。
一日経っても特異点解決が見込めず、カルデアとの通信も途絶してると分かれば流石に幾らか持ち直す。持ち直す、が……。

「これは長期戦になりそうだな。そうなると規則正しい生活が重要になる……　よし、ラジオ体操の用意をしておこう」

「問題ない！ピラニアの獲り方と調理のし方を書庫から引き出したぞ！」

「大丈夫だ、問題ない。ジャングルで使える野営地の作り方は昨日の内に全知の書庫からダウンロード済みだ」

「ところで知っているか？タランチュラに噛まれたらタランテラと言う踊りを狂ったように踊ると毒が抜けるという迷信があるそうだぞ」

どこに出しても恥ずかしくない夏色浮かれポンチである。
……夏の終わりに、果たして彼女は自分の浮かれポンチっぷりを思い出して後悔せずに済むだろうか。


イメージカラー：ジャングルに溶け込みそうな緑
特技：夏休みのプラン作り、解説
好きなもの：ダーリン、姉妹達
嫌いなもの：だらしのない生活
天敵：フラズグズル・スヴァンフヴィート、エルルーン
願い：手早く仕事を片付けて、ちょっとしたバカンスを楽しんで、それからダーリンに水着メイド服で……ああいや何でもない何でもないぞ何でもないからな！

【一人称】私　【二人称】お前、〜様（目上）、貴公（一目置いた相手）、貴様（敵対）、姉さん（姉二人）、ダーリン（ヴェルンド）　【三人称】彼、彼女、あの方（目上）、奴（敵対）、あの者（親類）、うちの人（ヴェルンド）、うちの旦那（ヴェルンド）、うちのダーリン（ヴェルンド）

白いワンピースの少女
推定、特異点の元凶……だが。
「自分が原因かもしれないと思い、それを後悔……或いは恐れている。それなら、問題はあるが問題は無いぞ」
「ふわふわした理由でやらかした挙句、怒られたのに自分が元凶だといまいち分かってない奴よりは遥かにマシだからな！」
「だから、お前がこの状況をどうにかしたいと思っているなら……私は味方だ」

ロスヴァイセ〔水着〕
「それはまた、災難だったな。ジークルーネの気持ちも分からないではないが……」
「折角だ、これを良い機会だと思って色々と挑戦してみるといいんじゃないか。そう、告白以外にも色々とな」
「何せこの特異点は夏のロスタイムだ。私だって、こうして水着メイド服にチャレンジしてるぞ！あっはっはっ！！」

アスタルテ〔水着〕
「マイクロブラックホールキャノン！　そういうのもあるのか……！」

ベイリン〔水着〕
「ふむ、せっかくの休暇なのだからハメを外すのは良いが、あまり無茶はしないようにな」
「ヴァルハラでも殺し合いは朝から夕方まで、夜はしっかり食べて英気を養っている。心身ともに休息と栄養補給は大事な事だ、それがどんなサーヴァントであってもな」
「と言う訳で、さっき獲ったばかりのピラクルがここにあるのだが」

ローエングリン〔水着/男〕
「大変な事に？うーむ、少しぐらい大変な事になったとしても大丈夫だろう！特異点とはそういうものだからな！」
「この水着に関しても愛しのダーリンに見せる為に見繕った物だ。むしろこの特異点が解決した後こそ本番。大変な事になんてならないさ！ハハハ！！」
（注：なります。大変な事になります）






ヴェルンド
夏が終わり、我に返る。ジャングルでの自分の有様を思い返す。羞恥心で顔を覆う。
そして水着メイド服姿を見せるか否かをたっぷり半日ほど熟考する。そして、至った結論は―――――……
「け、検閲！どういう結論かは検閲だ！！　その、夫婦のプライバシーと言うかだな！！あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”〜〜〜〜〜ッ！！」
ほらね、大変な事になった。

勝利の剣
「…………　珍妙でけったいな女と笑いなさい」
多分、夏が終わって冷静になった後、ばったり顔を合わせたら目を逸らしつつこんな事を言う。

巨乳トカゲ巨女……お嫌いですか？