ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】 教皇の書 クトゥルー神話
【CLASS】フォーリナー
【真名】ヨハンナ
【異名・別名・表記揺れ】女教皇ヨハンナ ヨハン ヨハネス8世
【性別】?
【身長・体重】187cm・65kg
【肌色】白 【髪色】赤 【瞳色】紫
【外見・容姿】赤髪を肩まで伸ばし、後ろ髪は一つに束ねている。
       シックな貴族仕立ての男装を身にまとう。
【地域】ローマ?
【年代】?〜858?
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A+ 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:E 宝具:B+

【クラス別スキル】

領域外の生命:A

人類の知覚領域の外より現れた生命体であることを示すスキル。

狂気:B

人間の尺度で測る事の出来ない相互理解不能な恐怖を与えるスキル。

神性:C

神性を持つかどうか。
完全な同調ではなく、神が降りる非常口に近い性質のため高ランクではない。

【保有スキル】

正気喪失:C+

邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいとも容易く崩壊させる。
その人間離れした膂力と業火は、対峙する生命に根源的な恐怖を植え付ける。

女教皇:A++

タロットにおける女教皇のオリジン。秘密と英知の象徴。
しかして歴史上の扱いはアンチ・キリストの御旗として唾棄され、女教皇という秘匿すべき恥部。
救世主及びそれに纏わるものに関係が深いほど、彼女の業火は重く囁く。
なお、とある版の女教皇には「宇宙的真理は、人間には理解できない」という意味が含まれている。

遥かへの呼びかけ:EX

かつてヨハンナは、炎を媒介にソラへと呼びかける事で
この宇宙ならざる領域に座す生命へ交信し、結果新たな命を宿し教皇の座を追われ死を遂げた。
しかし、彼女は確かに聞いたのである。そして降臨者の霊基をもって、彼女はソラの力となった。

【宝具】

神秘廻りし虚剣アルカナイト・コルヴァズ

ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:1-10
炎の精が鍛え、精霊が剣に封じられている禁忌武器。
輪廻と女教皇が表す土星の象徴たるスポーク上の輪が、連結部分に装着された片刃の連結両手剣。
その切先はあらゆるものを炎熱し、不燃物質を焦がし尽くす。
使用者は一振りの度に正気を失い、全てを失うと身を焼き尽くして炎の精となりて剣に眠り付く。
この剣を振るう事、それは彼方への呼びかけ。

隠匿すべき密理の逆位置アルカナイト・ハイプリーエステス

ランク:C++ 種別:対自己宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
それは恥部を隠す濡衣。
それは隠匿されし摂理。
故に逆位置の女教皇は、それらを暴き立てる時、又はとある神と対峙した時。
業火の化身と果てる。

【Weapon】

神秘廻りし虚剣アルカナイト・コルヴァズ

特に彼女が使用する剣。
通常時から魔力放出(炎)におけるAランク相当の魔力炎を放出できる。
また、真名解放による火力は凄まじく、不燃の逸話が存在しない大抵の存在を焼き尽くす。
これは彼女の魔力によるところではなく、その刀身に宿った炎の精達によるもの。
真名解放後は、一閃ごとに正気を失う魔剣であり、人間性を手放すと戦闘不能と成り果てるため注意されたい。
なお、円環部分における連結は、彼女の凄まじい膂力によって分離・結合を成し遂げている。

『肉体』

特に彼女が利用する武器。
途方もない膂力が生み出す人間離れした力は、既に獣に等しい。
大柄ながらしなやかで美しさをも覚えるその肉体は、破壊の時のみ狂暴な一面を見せる。

『大聖堂の椅子』

サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に安置されていた椅子。
座る部分に穴が開いており、使用者が全裸で座る事で下から性別を確認する器具。
召喚の際に必ずセットで付いてくる。戦闘時以外はたいていここに座っている。
全裸で座る事はないが、彼女が座している際、決して下から覗いてはいけない。

【解説】

中世の伝説における3年間在位したとされる女教皇。
歴史上初となる女性教皇であり、在位中に妊娠・出産した事で教会と市民の逆鱗に触れる。
コロッセオに至る脇道で衆目に晒されながら出産すると、石を投げつけられ死に至った。
ただし、その存在がそもそも教会から直々に否定されている。
彼女の存在を書き記した最も古い書物の写本である「教皇の書」にて存在が確認できるが、
明らかに前後の繋がりがない記載の挿入であり根拠足りえず、
また、上記の死因や教皇のスキャンダル等、その他一切のある筈の論拠ある資料が存在しないことから伝説の存在であると明言された。

その後、「女という身分を隠していた」、「女教皇という教会が秘匿した恥部」という要素故に、
女教皇のタロットカード、「秘密」の象徴として抜擢され現在に至るまで親しまれている。


―――つまり彼女は確かに存在しない空想の産物である。
しかしながら、空想でしかない筈の彼女は伝説やタロットカード等にも立ち現れ、確かに存在している。
そのような不確定な空想が現実に居座り続けられた理由はただ一つ。
どこかの誰かが吐き出した狂気の神話が高次生命の在り方を言い当てた実例がある。
だが、別例があった。
彼女の存在を書き記した「教皇の書」、既に焚書されたこれの原本は彼女の伝説と似て非なる狂気を吐き出していた。

その来歴は、火をもってソラへ呼びかけた事によって現れた、旧神クトゥグアとの交信から始まった。
旧神との交信によって神の落とし子を孕んだヨハンナは、これを冒涜的であると断じられた教会に処刑される。
女の身でありながら男装して教皇となり、果ては異形の神と交信した「反キリスト」の象徴として汚名を被ったというものである。

この空想は、原本から写本に移し変わる形で旧神の記述が消されたため、
「女教皇ヨハンナ」の形のみ残しながら上述のような形で伝承されていった。
そして、秘密の象徴となったことで完成し、空想でしかない筈の女教皇ヨハンナは冒涜的な実態を得ることとなった。
空想でありながら、現実を侵食する。
「降臨者」の資格たる紛れもないこの事実が、彼女と旧神の存在の確固たる裏打ちとなっている。

故に彼女は、現実ではない現実、鬼火を携え顕現する夢からの降臨者である。
なお、降臨者ではない本来のクラスはロスト。

【人物・性格】

深淵と繋がる者であるが、普段の態度は清廉な印象を受ける人物。
慈悲を持つ心情は決して波打たず、よく椅子に座して眠っている。
下記のモノが絡まなければ頼れる大人かつ自立したクールな女性と言った有様であり、
その御姿は正に女教皇そのもの。

しかし、反キリストが色濃く出ているクラスのため、救世主が絡むと冒涜せずにはいられない。
キリスト教世界観に強い影響が出ているサーヴァントとの衝突は避けられないであろう。
また、彼女が繋がっている旧神クトゥグアの影響で、ニャルラトホテプの化身を感知すると暴走する。
クトゥグアとの関係が、ニャルラトホテプを絶対に焼き尽くす為地球に設置した門という名の非常口であるため、
化身を捉えるとソラから彼女に力が滲み出で、大変なことになる。
まかり間違って本体を知覚してしまった場合は、あちらからヨハンナを通して顕現するだろう。
ニャルと四文字は絶対にぶっ潰す。

秘密の象徴なので3サイズは秘密。性別も秘密(どうみても男装だが)。
スタイリッシュな細身からは想像もつかない強力な膂力をネタにするとぶん殴られる。
しかし、それらしい地雷を踏まなければ、コミュニケーションをとる事ができるだろう。
彼女の正気が削ぎ落ちていなければ、の話であるが。

自分は秘密の象徴を名乗るが、今回はタロットにおける逆位置の女教皇であるため、
相手が持つ秘密は容赦なく暴く。それが彼女の第二宝具である。

イメージカラー:シックで落ち着いた黒
特技:炎上、冒涜
好きなもの:クトゥグア
嫌いなもの:教会やそれに纏わるもの
願い:?

【因縁キャラ】

ニャルラトホテプナイル・トトーティフ
「ソラには炎が必要なのさ…井戸の底を涸らす退廃のような…!」
絶対焼き尽くす。
クトゥグアの力が滲み出て徐々に肉体から燃え盛る炎を輩出するようになる。
化身と対峙した際は、己に残る僅かな人間性を焼き尽くし葬るだろう。

ライカ
「そう。あなたも聞いたのね。彼らからの呼び声を」
同じく降臨者のクラスである存在。
他の人間がライカに接するのと変わらないようにヨハンナも接するが、
彼女には、その瞳の奥に渦巻くナニかを理解できているのかもしれない。

リチャード・アプトン・ピックマン
「えぇ…声を聴こうとしているのね。だが、鴉の真似は感心しないな」
同じく降臨者のクラスである存在。
お互い狂気に陥っている者であり、その渇望を理解している。
反面、教皇の立場として死肉漁りは府に落ちていない。

白鳥由栄
「残念。黄衣は纏っていないとは。だが全ては、黒天が登る前の児戯」
狂気に陥らずハスターを宿す降臨者。
その在り様に珍しく驚きを隠さない一方で、基本的には彼をハスターとして強く視ている。
また、黄衣はヨハンナが抹殺すべき神性の化身が用いる事もあるが、感知能力も備わっているため判別可能であり上述のセリフは皮肉である。

レミュエル・ガリヴァー
「救世主…?」
同じく降臨者のクラスである存在。
彼の中にいるノーデンスに、旧支配者とは別の強い興味がある。
だが、ヨハンナは彼より背が高く、元カトリック宗派であり、取り締まりの対象のため彼からの好感度低下は数え役満である。

タイタス・クロウ
「私の情熱を奪い去りたいのね。でもわかるわ。私もこれに焦がれて燃え尽きたのよ」
神殺し。
内に眠る神を悉く滅ぼしさる使い手。
クトゥグアに関しては優先事項ではない様子だが、狙われれば当然刃を振るう。

オリヴィエ
反キリストに対する特攻を持つ聖剣使い。
相対した時には、優美なる剣と業火燃ゆる剣が鬼気迫る美しい死合いがみられるだろう。

フニャディ・ヤーノシュ
「私はその姿にならなかった。だから燃え尽きるまで殺すのさ。お互いにねえ」
正しい信仰を集めたキリスト教の守護者。
ヨハンナとはあらゆる視座から見ても常に正反対の人物。
彼と相対した際は、その全力をもって慈悲深く冒涜の限りを尽くさんとするだろう。
反キリストの汚名を被った存在として、彼に対する思いは深い憧憬か怒りか。

アザトース(…?)アザトース(真)
「あぁ…白痴の王よ…或いは夢のように…」

FGO風セリフ

【コメント】

女教皇ヨハンナの伝説が記されている「教皇の書」の原本はネクロノミコンの写本だったんだ!
そんな深淵を見た。
子を孕んで死ぬ→こんなん絶対上位者に孕まされたじゃん!
秘密の象徴→こんなん絶対クトゥルー関係じゃん!
できた!

パートナーにすると本気出したら最後燃え尽きてキラキラする系狂う(クール)お姉さん

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