無銘(ミバエ)&V-2ロケット
最終更新：ID:o+barp1MuA 2020年05月31日(日) 01:47:05履歴
基本情報 
【元ネタ】史実、宇宙開発史
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】無銘(ミバエ)&V-2ロケット
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女?
【身長・体重】141cm・35kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】青
【スリーサイズ】不明
【外見・容姿】シルエットはV-2号そっくりだが、服装がアメリカンで宇宙的な少女。
【地域】ドイツ、アメリカ、ソ連
【年代】近代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・無機物・昆虫・宇宙・蝿
【ステータス】筋力：E 耐久：EX 敏捷：A+++ 魔力：E 幸運：EX 宝具：EX
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】無銘(ミバエ)&V-2ロケット
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女?
【身長・体重】141cm・35kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】青
【スリーサイズ】不明
【外見・容姿】シルエットはV-2号そっくりだが、服装がアメリカンで宇宙的な少女。
【地域】ドイツ、アメリカ、ソ連
【年代】近代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・無機物・昆虫・宇宙・蝿
【ステータス】筋力：E 耐久：EX 敏捷：A+++ 魔力：E 幸運：EX 宝具：EX
【クラス別スキル】
天地の開豁：EX
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
それは入口にしか過ぎないものの──世界で初めて、宇宙空間に辿り着いた動物と、人工物。
スプートニク1号へ、ライカへ、ガガーリンへ、アームストロングへ繋がる第一歩。
ロケットの方はともかく、虫である彼女は彼らと違い、名前すら付けられなかったものの──まさしく星の開拓者であるといえよう
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
それは入口にしか過ぎないものの──世界で初めて、宇宙空間に辿り着いた動物と、人工物。
スプートニク1号へ、ライカへ、ガガーリンへ、アームストロングへ繋がる第一歩。
ロケットの方はともかく、虫である彼女は彼らと違い、名前すら付けられなかったものの──まさしく星の開拓者であるといえよう
全生物未到：EX
アドベンチャーのクラススキルの亜種。
対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
ヒトのみならず、“動物界”という広い範囲において、最初の一歩を踏み出した偉業。
それが彼女の意思によるものでなくとも、その功績は輝き続ける。
対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
ヒトのみならず、“動物界”という広い範囲において、最初の一歩を踏み出した偉業。
それが彼女の意思によるものでなくとも、その功績は輝き続ける。
【保有スキル】
騎乗：E
乗っているのではなく載せられている。
しかしそれゆえに、騎乗者と騎乗物が切っても切れない関係にある。
しかしそれゆえに、騎乗者と騎乗物が切っても切れない関係にある。
深淵の到達者：EX
果てしない星の海。宇宙という、無限に広がる不可侵なる領域へ達した“覚悟”の証明。
宇宙に到達した時点でその魂は地球を離れ、地上に於いて存在するあらゆる法則、理からの干渉を受け付けなくなる。
“初めて宇宙に到達し、生還した”彼女は、同一のスキルを持つスプートニク1号よりも低ランクになっている。
端的に言えば、このスキルの保有者は今もなお“宇宙”に存在しており、干渉を行うには同じように「宇宙に干渉する術を持つ」ものでなくてはならない。
……しかし、彼女は宇宙から“帰ってきている”。故に彼女は現在宇宙空間には存在しておらず、
能動的にこのスキルを“発動”することで初めて、宇宙空間に存在しているものとして扱われる。
ただし、彼女が辿り着いたのは上空およそ109メートル。
上空100キロメートルを境界線と定義される宇宙の、まだまだ入り口に過ぎない。
宇宙に到達した時点でその魂は地球を離れ、地上に於いて存在するあらゆる法則、理からの干渉を受け付けなくなる。
“初めて宇宙に到達し、生還した”彼女は、同一のスキルを持つスプートニク1号よりも低ランクになっている。
端的に言えば、このスキルの保有者は今もなお“宇宙”に存在しており、干渉を行うには同じように「宇宙に干渉する術を持つ」ものでなくてはならない。
……しかし、彼女は宇宙から“帰ってきている”。故に彼女は現在宇宙空間には存在しておらず、
能動的にこのスキルを“発動”することで初めて、宇宙空間に存在しているものとして扱われる。
ただし、彼女が辿り着いたのは上空およそ109メートル。
上空100キロメートルを境界線と定義される宇宙の、まだまだ入り口に過ぎない。
深淵からの生還者：EX
人類にとっての未知の領域、すなわち宇宙へとたどり着きながら、
五体満足の状態で生存し、帰還した最初の生物。
深淵の到達者の、「スキル保有者を常に宇宙に存在しているものとして扱う」効果を無効にする。
深淵の到達者を発動している状態でこのスキルを能動的に“発動”すれば、彼女は地球に帰還する。
また、宇宙という最高難易度の領域から生還した彼女は、
如何なる環境からでも無事に帰還できることを約束されている。
ただし、直接攻撃を受けることに対する耐性はない。
五体満足の状態で生存し、帰還した最初の生物。
深淵の到達者の、「スキル保有者を常に宇宙に存在しているものとして扱う」効果を無効にする。
深淵の到達者を発動している状態でこのスキルを能動的に“発動”すれば、彼女は地球に帰還する。
また、宇宙という最高難易度の領域から生還した彼女は、
如何なる環境からでも無事に帰還できることを約束されている。
ただし、直接攻撃を受けることに対する耐性はない。
人造外殻(機械)：EX
人造四肢の亜種。肉体が人造の機械で出来ている。
自身の肉体に対し外部から機械を取り込むことを可能とする『自己改造』スキルと同様の効果を発揮する他、
Aランク相当の『飛行』スキルの効果も内包する。
EXランクならば、全身が機械で構成されていることを意味するが、これはあくまで外側の話。
その内部には、列記とした生命体であるミバエが存在している。
自身の肉体に対し外部から機械を取り込むことを可能とする『自己改造』スキルと同様の効果を発揮する他、
Aランク相当の『飛行』スキルの効果も内包する。
EXランクならば、全身が機械で構成されていることを意味するが、これはあくまで外側の話。
その内部には、列記とした生命体であるミバエが存在している。
気配感知(虫)：C
昆虫の触角による、匂いなどの感知能力。
果実蝿として、フルーツの匂いを敏感に察知する。
果実蝿として、フルーツの匂いを敏感に察知する。
【宝具】
『重力を超え、虹の彼方へ 』
ランク：EX 種別：対星宝具 レンジ：1000 最大捕捉：1人
V2ロケット。世界で初めて宇宙まで飛んだ人工物であることの証明。
それに乗って世界で初めて宇宙空間へと辿り着いた動物であることの象徴。
それと同時に、世界で初めて宇宙空間から無事生還した動物であることの証左。
彼女の全身──表面から内部に至るまでの全ては、『宇宙』という『未知』の壁を突き破る概念結界を纏っている。
それが神秘であるほどに、未知であるほどに、未開であるほどに、その『壁』を突き破る。
人類の“宇宙への意思”の象徴として、人の姿を取ったV2ロケットを常に身に纏っている。
V2ロケット。世界で初めて宇宙まで飛んだ人工物であることの証明。
それに乗って世界で初めて宇宙空間へと辿り着いた動物であることの象徴。
それと同時に、世界で初めて宇宙空間から無事生還した動物であることの証左。
彼女の全身──表面から内部に至るまでの全ては、『宇宙』という『未知』の壁を突き破る概念結界を纏っている。
それが神秘であるほどに、未知であるほどに、未開であるほどに、その『壁』を突き破る。
人類の“宇宙への意思”の象徴として、人の姿を取ったV2ロケットを常に身に纏っている。
『不可能への報復 』
ランク：A 種別：対人宝具 レンジ：1 最大捕捉：1人
彼女の外殻、V-2ロケットそのものにして、
V-2ロケットが戦後アメリカやソ連など各国に鹵獲され、
改造・改良され、あるいはV-2を参考に新たなロケットが作られ、様々な後継機が作られた逸話の具現。
あらゆる「宇宙開発ロケット」の先駆け、姉という存在であることの証左。
自身の機体を改造し、より遠くまで、より長く、より安全に飛ぶロケットへと改良する。
「宇宙を目指す」という不可能ごとへ挑む、人類の報復。
二重の意味で、彼女は進化・成長するサーヴァントなのである。
ちなみに自分だけでも改造できるが、ロケット技術者系のサーヴァントの協力を得られれば、
より効率よく、高性能なロケットになれるほか、まだこの世に存在しない最新式になれる可能性もある。
ちなみに宝具名にヴァッフェがないのは彼女が兵器としての側面ではないからで、
英語が混じっているのは、アメリカに鹵獲されたものが強く表に出ているから。
彼女の外殻、V-2ロケットそのものにして、
V-2ロケットが戦後アメリカやソ連など各国に鹵獲され、
改造・改良され、あるいはV-2を参考に新たなロケットが作られ、様々な後継機が作られた逸話の具現。
あらゆる「宇宙開発ロケット」の先駆け、姉という存在であることの証左。
自身の機体を改造し、より遠くまで、より長く、より安全に飛ぶロケットへと改良する。
「宇宙を目指す」という不可能ごとへ挑む、人類の報復。
二重の意味で、彼女は進化・成長するサーヴァントなのである。
ちなみに自分だけでも改造できるが、ロケット技術者系のサーヴァントの協力を得られれば、
より効率よく、高性能なロケットになれるほか、まだこの世に存在しない最新式になれる可能性もある。
ちなみに宝具名にヴァッフェがないのは彼女が兵器としての側面ではないからで、
英語が混じっているのは、アメリカに鹵獲されたものが強く表に出ているから。
【Weapon】
『武器名 』
【解説】
彼女はその成り立ち上、二つの英霊から成立している。
ドイツの報復兵器、V2ロケット。兵器としての解説はV-2号の項に譲るとして、
このハービンジャーの外殻は、V2ロケットの宇宙機としての側面である。
フォンブラウンらによって開発され、1934年のA2飛行実験の成功を皮切りに、
1936年にはA2の開発を終了させ、A3とA4の開発に着手した。
そして1942年、2回の失敗を重ね、三回目でA4は完全な奇跡を描き、
人工物としては世界で初めて、上空100�劼諒膝；，垢覆錣祖蟲曽紊留�宙空間に到達し、192�卆茲僕邁爾靴拭�
世界初の人工衛星──世界で初めて衛星軌道に突入し、宇宙空間を漂った人工物はスプートニク1号(とそれを運んだR-7ロケット)だが、
世界で初めて宇宙に到達した人工物は彼女、V2ロケットである。
また、V2ロケットは戦後、様々な国に鹵獲された。
彼女は各国に鹵獲され、改造・改良されたV2ロケットと、
鹵獲されたV2を参考に作られたロケット、およびその後継機をも内包している。
しかし彼女がアメリカ風の衣装──すなわち、アメリカに鹵獲された際の姿をしているのには、
もう一つの英霊の存在が大きく関わっている。
名もなきミバエ。ハエ目ミバエ科の昆虫。ショウジョウバエと並ぶ果実蝿のひとつ。
しかし彼女は、ただのミバエであってただのミバエではない。
1947年2月20日、アメリカのホワイトサンズ性能試験場から、ライ麦の種、綿の種と共に、
V2ロケットに乗って打ち上げられたミバエ、それこそが彼女である。
高高度における宇宙線被爆の影響を調査するために打ち上げられた彼女は、
高度68マイル──メートル法にしておよそ109kmに到達し、その上で彼女は健康体で、生きて回収された。
そう、彼女は世界で初めて宇宙空間に辿り着いた動物であり、世界で初めて生きて宇宙から帰還した動物なのである。
虫である彼女に名前は付いていなかったが、それでも先駆けと呼ぶに相応しい功績を有している。
彼女に宇宙へ行こうという意思などなかった。
彼女に空の彼方へ向かう覚悟などなかった。
フルーツを食べて栄養を付け、子供を産むことしか考えていないただの蝿だった。
別に彼女である必要はなかった。他の虫でもいいし、いくらでも替えが効く。
たまたまその時は彼女だった──ただそれだけの話。
だが──それでも彼女は、“選ばれた”
それこそが彼女の先駆者たる由縁であり、規格外の幸運値を持つ理由である。
ドイツの報復兵器、V2ロケット。兵器としての解説はV-2号の項に譲るとして、
このハービンジャーの外殻は、V2ロケットの宇宙機としての側面である。
フォンブラウンらによって開発され、1934年のA2飛行実験の成功を皮切りに、
1936年にはA2の開発を終了させ、A3とA4の開発に着手した。
そして1942年、2回の失敗を重ね、三回目でA4は完全な奇跡を描き、
人工物としては世界で初めて、上空100�劼諒膝；，垢覆錣祖蟲曽紊留�宙空間に到達し、192�卆茲僕邁爾靴拭�
世界初の人工衛星──世界で初めて衛星軌道に突入し、宇宙空間を漂った人工物はスプートニク1号(とそれを運んだR-7ロケット)だが、
世界で初めて宇宙に到達した人工物は彼女、V2ロケットである。
また、V2ロケットは戦後、様々な国に鹵獲された。
彼女は各国に鹵獲され、改造・改良されたV2ロケットと、
鹵獲されたV2を参考に作られたロケット、およびその後継機をも内包している。
しかし彼女がアメリカ風の衣装──すなわち、アメリカに鹵獲された際の姿をしているのには、
もう一つの英霊の存在が大きく関わっている。
名もなきミバエ。ハエ目ミバエ科の昆虫。ショウジョウバエと並ぶ果実蝿のひとつ。
しかし彼女は、ただのミバエであってただのミバエではない。
1947年2月20日、アメリカのホワイトサンズ性能試験場から、ライ麦の種、綿の種と共に、
V2ロケットに乗って打ち上げられたミバエ、それこそが彼女である。
高高度における宇宙線被爆の影響を調査するために打ち上げられた彼女は、
高度68マイル──メートル法にしておよそ109kmに到達し、その上で彼女は健康体で、生きて回収された。
そう、彼女は世界で初めて宇宙空間に辿り着いた動物であり、世界で初めて生きて宇宙から帰還した動物なのである。
虫である彼女に名前は付いていなかったが、それでも先駆けと呼ぶに相応しい功績を有している。
彼女に宇宙へ行こうという意思などなかった。
彼女に空の彼方へ向かう覚悟などなかった。
フルーツを食べて栄養を付け、子供を産むことしか考えていないただの蝿だった。
別に彼女である必要はなかった。他の虫でもいいし、いくらでも替えが効く。
たまたまその時は彼女だった──ただそれだけの話。
だが──それでも彼女は、“選ばれた”
それこそが彼女の先駆者たる由縁であり、規格外の幸運値を持つ理由である。
【人物・性格】
蝿である彼女に自意識はなく、ロケットである外殻に心はない。
だが──『世界で初めて宇宙へと辿り着き、生還した動物』であり、
『世界で初めて、宇宙空間に触れた人工物』である彼女は、その一身に人々の『宇宙への憧れ』を受けている。
人々の『宇宙という概念への意思』が固有結界となり、人格となっている。
故に、サーヴァントとして現界する彼女は、生前ではどうあっても獲得するはずのなかった、“人格”を有している。
未知の状況に憧れ、恐怖し、しかし燃え上がり、遠く離れた世界を夢想する。
そんな人類の集合体のような人格は、彼女個人の物とは言えない疑似人格ではあるが──
それでも、ただの蝿でしかない彼女の世界を広げてくれたことは間違いない。
今までは美味しい果物を食べていればそれだけで満足だったが、こんなものを知ってしまえばもう戻れない。
ああ、これが人間が見ていた世界なのか──わたしも、人間も、象も、みんなみんな、ちっぽけな存在だったのか。
なんてすばらしいんだろう。もっともっと、もっともっと！ この広い世界を見てみたい！
ただの蝿ではなく、宇宙に憧れる人格を与えてくれた人類に感謝し、
この気持ちがいつまでも続くことを望んでいる。
舌っ足らずでたどたどしい口調、要するにひらがなで喋るが、これはあくまで人格が、
宇宙に初めて到達した動物であるミバエと、宇宙に初めて到達した人工物にして、様々なロケットの先駆になったV2に与えられた、
人類の宇宙への希望によって形作られた仮想人格だから、可能性の象徴たる幼児性が出ている。
……というニュアンスのことを彼女は主張するが、同じ物を由来とするはずのV-2号と喋り方が違うことを指摘すると誤魔化す。
あざとい。
イメージカラー：黒
特技：高速飛行、食べ物探し
好きなもの：フルーツ、宇宙
嫌いなもの：殺虫剤、停滞
天敵：殺虫剤、食虫植物、蜘蛛、鳥など
願い：いつまでもこの姿 でいたい
【一人称】わたしたち 【二人称】あなた 【三人称】呼び捨て
だが──『世界で初めて宇宙へと辿り着き、生還した動物』であり、
『世界で初めて、宇宙空間に触れた人工物』である彼女は、その一身に人々の『宇宙への憧れ』を受けている。
人々の『宇宙という概念への意思』が固有結界となり、人格となっている。
故に、サーヴァントとして現界する彼女は、生前ではどうあっても獲得するはずのなかった、“人格”を有している。
未知の状況に憧れ、恐怖し、しかし燃え上がり、遠く離れた世界を夢想する。
そんな人類の集合体のような人格は、彼女個人の物とは言えない疑似人格ではあるが──
それでも、ただの蝿でしかない彼女の世界を広げてくれたことは間違いない。
今までは美味しい果物を食べていればそれだけで満足だったが、こんなものを知ってしまえばもう戻れない。
ああ、これが人間が見ていた世界なのか──わたしも、人間も、象も、みんなみんな、ちっぽけな存在だったのか。
なんてすばらしいんだろう。もっともっと、もっともっと！ この広い世界を見てみたい！
ただの蝿ではなく、宇宙に憧れる人格を与えてくれた人類に感謝し、
この気持ちがいつまでも続くことを望んでいる。
舌っ足らずでたどたどしい口調、要するにひらがなで喋るが、これはあくまで人格が、
宇宙に初めて到達した動物であるミバエと、宇宙に初めて到達した人工物にして、様々なロケットの先駆になったV2に与えられた、
人類の宇宙への希望によって形作られた仮想人格だから、可能性の象徴たる幼児性が出ている。
……というニュアンスのことを彼女は主張するが、同じ物を由来とするはずのV-2号と喋り方が違うことを指摘すると誤魔化す。
あざとい。
イメージカラー：黒
特技：高速飛行、食べ物探し
好きなもの：フルーツ、宇宙
嫌いなもの：殺虫剤、停滞
天敵：殺虫剤、食虫植物、蜘蛛、鳥など
願い：いつまでもこの
【一人称】わたしたち 【二人称】あなた 【三人称】呼び捨て
【因縁キャラ】
V-2号：もうひとりの、わたし？
……しゃべりかた？ な、なんのことかな……？
フォン・ブラウン：おとうさん。だいすき。
セミョールカ：おもしろいから、すき。あと、わたしのコピーからすごいこうはいをつくってくれたひと。
スプートニク1号：いちばんさいしょのじんこうえいせい。きらきらしててすき。
ライカ：はじめてえいせいきどうにのったこうはい。しんじゃったけど……ふしぎなおともだちができたんだ。
泥天王寺のハービンジャー：きょうりょくしてうちゅうをしらべたちーむ。こうはい。すき。
はやぶさ：こうはい。きせきをおこしてとおくからかえってきた。きらきらしてて、すき。
泥新宿のプランター：おいしそう……
エクスカリバー・アルマース：さいしょのころのうちゅうステーション。なにかくっついてる？
[[]]：
追記予定
……しゃべりかた？ な、なんのことかな……？
フォン・ブラウン：おとうさん。だいすき。
セミョールカ：おもしろいから、すき。あと、わたしのコピーからすごいこうはいをつくってくれたひと。
スプートニク1号：いちばんさいしょのじんこうえいせい。きらきらしててすき。
ライカ：はじめてえいせいきどうにのったこうはい。しんじゃったけど……ふしぎなおともだちができたんだ。
泥天王寺のハービンジャー：きょうりょくしてうちゅうをしらべたちーむ。こうはい。すき。
はやぶさ：こうはい。きせきをおこしてとおくからかえってきた。きらきらしてて、すき。
泥新宿のプランター：おいしそう……
エクスカリバー・アルマース：さいしょのころのうちゅうステーション。なにかくっついてる？
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追記予定
nevadakagemiya
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