付与



[付与]
このカードが重なっているキャラクターは以下の●効果を得る。
●〜〜(★2までの効果)

重ねることによって効果を発揮する効果。
基本ルールではカードを重ねるということは発生しないが、何かの効果によって下に重ねた時に、一番上のキャラクターに文字通り効果を「付与」する。
このページでは「キーワード効果」における[付与]を解説する。効果の付与については「状態付与/効果付与」を参照。

コストを支払って使用する必要がなく、どんなカードにも搭載できる効果であるため、効果内容に★2までという制約がある。
そのため出力にはある程度限界があるが、重ねる枚数に縛りはないため工夫次第で高出力なキャラクターに成長させることができる。

フレーバーとしては下のカードが上のカードに力を与えている構図になるため、サポートが得意なキャラや装備する道具のようなカードが持つのが相応しいだろう。

永続効果だけでなく、cip起動も搭載できる。
進化]や[超越同調]など、重ねる効果自体は多く存在するため、それらとのかみ合いを意識してカードを制作してみると良いだろう。

付与+

[付与+]
[付与+]
このカードが重なっているキャラクターは以下の●効果を得る。
付与+が2枚以上重なる時、1枚になるように捨て札に置く。
●〜〜(★2までの効果)

[付与]の効果内容が★2までという制約があるが、これに条件を加えて元効果が★2を超えるものを搭載することができる。
その場合、[付与]は[付与+]となり、[付与+]は2枚以上重ねることができない。
これは同じ条件が重複することによる出力の上昇を防ぐための処置である。

[付与]と[付与+]が共存できる。
例えば、[付与]4枚と[付与+]1枚は同時に重ねて効果を発揮することができる。
しかし、[付与]3枚と[付与+]2枚は同時に重ねることができず、[付与+]のどちらか1枚を捨て札に送らなければならない。

ルール、処理詳細

  • [付与]の適用は、「カードの使用(カードプレイ)」ではない。そのため、コストを支払う必要はない。
  • 同時に2枚以上の[付与]が重なる場合、そのプレイヤーが適用順を選び、順に適用する。
  • [付与]の重なる枚数に制約はない。
  • [付与]効果の適用は強制効果である。重なっている時点で適用され、それを任意に解除することはできない。
  • 上のキャラクターの効果が無効化されている場合、[付与]自体は無効化されないが、[付与]を受けているキャラクターが効果を無効化されるため結果的に無効化される。
  • [付与]効果の「1ターンに1度」の制約は、その[付与]カード単体で見た制約である。新しく[進化]したりしてキャラクターが入れ替わっても1ターンに1度しか適用できない。
    • 別の同名カードの[付与]効果は同ターン中でも適用できる。
    • その[付与]が別のエリアに移動し、再度[付与]された場合でも、同カードによる[付与]効果は1ターンに1度であり、同ターン中適用されない。
  • [付与]効果の適用は、アスタリスクの使用権を消費する。
    • [付与]を持つ「*」を重ねた時点で使用権を消費し、その[付与]が適用されなくなるまで効果は有効である。
    • 「*」の使用権がない状態でも、[付与]を持つ「*」を重ねることはできる。その場合、その[付与]効果は適用されない。

カード制作、査定

  • [付与]の効果内容は★2まで。
  • 効果内容の★に関わらず、[付与]自体は★1で搭載できる。
  • [付与]を同カードに複数搭載することはできない。
    • 効果内容★1のものを複数搭載したい場合、ひとつの付与にまとめて書く。
  • 自身が他のカードに重なる効果を持つ場合、[付与]自体が★2になる。効果内容は変わらず★2まで。
  • cipの[付与]効果(通称、付与cip)は必ず「1ターンに1度」の制約を設ける必要がある。
  • 起動の[付与]効果は「1ターンに1度」の制約は要らず、それだけでは[付与+]にならない。
  • [付与]を持つカードがコスト6以上の場合でも、[付与]に大型査定は適用できない。
  • [付与]は分割カードにおける「両面適用効果」である。 > 特殊査定
  • [付与+]になる例を以下に挙げる。
    • ●このキャラクターが英雄なら、パワー+3
    • ●このキャラクターの攻撃中、パワー+3
    • ●自分の他の英雄のパワー+2
    • ●相手が相手のターン中にコストを支払わずにキャラクターを場に出した時、それを撃破する。

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