【虚構】





《虚構霊蟲ネクロスモス》を始めとしたマナトークン生成能力で基盤を展開し、《虚構に佇む者、モオン》等に繋げて覚醒7達成以後に一気に攻めに転じる低ビートダウンデッキ。
【ビッグマナ】?の派生形の1つであり、所属を有さない虚空独自のカードパワーと覚醒7成立時の相乗効果によって高まったカードパワーを相手に試合中〜終盤から強く叩きつけていくスタイルを持つ。

[棺桶]<満足させてもらおうか!

基本情報

デッキタイプ
虚空、覚醒、霊体
構築難易度★★★☆☆(普通)プレイ難度★★☆☆☆(簡単)
デッキの速さ★★☆☆☆(低速)デッキの強さ★★★☆☆(普通)
主力コスト帯3・4・7デッキパワー★★★☆☆(中の中)

主要カード

《虚構霊蟲ネクロスモス》cipでマナトークンを1個生成。[覚醒7]になるとパワー4になり、試合全体を通して行動範囲を拡充させる本デッキの心臓部にして必須カードであり『満足蛾』
《虚構霊鳥フェネクス》相手の追放効果を封印。[覚醒7]ならcipで捨札から4以下の『霊体』属性蘇生。覚醒中は低コストで更に盤面を回転させることができる満足やきとり
《霊体の多相術士、アリナ》cipでコスト6以下の他キャラクターのコピーとして召喚。ネクロスモス、フェネクスをコピーすることでアドバンテージを大きくとることができる。
《虚構円環陣》[復動]コスト7以下の『幽霊』または『霊体』属性蘇生or追加山札からコスト4以下の呪文詠唱。全カテゴリ内キャラクターを蘇生範囲に収めるほか、追加山札への依存度が低い本デッキでは追加山を本カードのために裂きやすいのもポイント。

アタッカー候補カード

《虚構超獣エクセリヲン》[帰属−霊体] 相手のサーチ妨害+捨て札蘇生妨害。身代わり効果も有している為場持ちもかなり良く、処理がかなり厄介なシステムキャラクター。パワーも10と非常に大きい満足大蛇
《萼葩蕉天》虚空マナサポート。基本的にはサポーター運用だが、各種蘇生カードで優先的にバトルエリアに出す。パワーは6と高めで本デッキでは貴重なアタッカー要因にもなる。
《虚構骸霊イビルスヴォード》cipで相手をリバース。[覚醒7]なら攻撃時に+5の自己バフ。攻撃時のみ低コストで2ケタ打点を構築可能な満足眼球
《虚構に佇む者、モオン》パワーX(=マナトークン数)[覚醒7]ならcipで捨て札の呪文を1枚回収。マナトークンが増えればアタッカーとリクルーターを兼ねる凶悪カードに変貌する満足使者
《霊体竜王ヨミガルドラ》[進化−霊体orドラゴン][帰属−マナトークン×10+霊体]召喚は困難を極めるが、圧倒的な破壊力を持つ『霊体』属性最後の切り札。難易度は非常に高いが、決まった時のパワーと爽快感は他では味わえない。
《聖霊竜ヨミガルドラ・オルタナティブ》↑の調整版。耐性がやや弱体化しているが高いパワーと強固な耐性を兼ね持ち、状況によっては本家よりも粘り強く戦うことも可能。対象を取らない除去には注意。

回転を安定させるカード

《虚構の哨戒機》コスト踏み倒し反応でマナトークンを1個生成。pigでマナ置き。維持できても撃破できてもマナをサポートしてくれる良カード。2コスと非常に軽いのも評価点が高い満足箱。
《虚構の腐泳霊》[不沈]相手の捨て札のカードのコストを+1。何度でも自己蘇生ができる妨害型システム効果。コストを一定の数値に指定しているカードに対して嫌がらせ性能が高い満足おばけ。
《無色の色使い/グレイ・スクエア》コスト踏み倒しメタ+捨て札条件で自己バフ/[制裁][救援4]マナ送り除去or5以下蘇生。制裁を自力で用意できない本カテゴリには貴重な制裁枠。構築によっては4積みすることも
《虚構超帝イブリース》cipでコスト4以下の『虚構』キャラクター蘇生。無条件捨て札追加蘇生であるため、ネクロスモスの回転度を大きく高める満足棺桶
《霊撮カメラ》[再起]『霊体』キャラクター回収or相手1体をリバース。何度も同カードを回収したい状況が多く、自力で手札に戻る再起がある為モオンの効果を使わずとも回収できる

そのほかの採用候補カード

《巡りゆく魂、リアラ》バトルフェイズ終了時に自身を捨て札からマナへ。虚構は所属を持たないカード群なので扱いづらさもほとんど気にならず、エンドフェイズ自壊するキャラクターのデメリットを踏み倒すこともできる。
《霊界スマホ行脚》支払った基礎コストの倍数に応じてマナトークン生成。中盤以降からマナトークン数を一気に突き放すことができることや虚空デメリットが気にならない為、本デッキではフェアリー・グロースの完全な上位互換と化す。
《虚構曼荼羅》[応戦]コスト4以下の[幽霊]または[霊体]属性1体蘇生orマナトークン1個生成。扱いやすい応戦カード…のはずが極悪すぎる発動条件が厄介。
《虚構蜃気楼》6以上のダメージを5まで減衰させる虚空領域。[覚醒5]ではさらに相手に−1デバフ。貴重なダメージカット効果持ち領域。テキストこそ地味なものが揃うが、対ワンショットタイプのデッキに対しては真価を発揮する満足オーロラ

概要

大まかな動かし方は【ビッグマナ】?と同じではあるが、キャラクターの動きでマナトークンを生成する事や、大半のカードが[覚醒7]を条件として効果を誘発させるのが特徴。
基本的には《虚構の哨戒機》《虚構霊蟲ネクロスモス》の2枚のマナトークン生成効果が主力でこれを生かして[覚醒7]達成までの時間を稼ぐ。
通常のビッグマナと異なる点としてキャラクターの効果に依存する為相手の攻撃をチャンプブロックしたりしてトークンを増やしながら動かすためダメージを取られにくい。序〜中盤まではこの動きを行い続ける必要がある。
覚醒条件をクリアするとコスト4帯『虚構』カードが全効果を発揮可能になり、相手に対して堅実な構成を仕掛ける。特に《虚構霊鳥フェネクス》の効果でそれまで振りを強いられていた盤面を取り返すことができこの状態では《虚構霊蟲ネクロスモス》もパワー4のアタッカーに変化する為更にマナトークンを拡充しつつ攻撃ができる。
その為覚醒7達成後は積極的にカードを廻していきたいところだが、決定的な打点が無い本デッキは無理をするとすぐに手痛い反撃を貰いがち。
多面リバースは勿論だが、順構築だと4コス帯ではマルチブロッカルのパワーを上から殴れるカードが無く、これらを相手にするとせっかくの攻め時間が短くなってしまいダメージレースで負けてしまうので他カテゴリからアタッカーを出張させるなどの工夫を行い少しでもダメージを取れるようにしておきたい。

デッキタイプはやや変則的な後半追い込み型。準構築だと安定性は並だが覚醒時の性能は4コスの効果は勿論3コス不沈などもガンガン廻していけるため爆発力は低くともかなりの粘り強さを発揮できる。システム効果等も妨害性能が高いものが揃っており、うまく7コスと帯を保持できれば相手の行動択を首を絞めるかのように奪うことができる。
一方でカテゴリ全体が虚空であるためサポートは属性サポートもしくは同じ虚空所属のカードを選ぶしかなく、構築に採用できるキャラクターの選択肢と構築幅は見た目の割には狭い。特にアタッカーの不足は顕著になりがちなので通常のビッグマナと一味違ったアプローチが必要不可欠。

常にマナトークンを生成しながら行動する都合上《霊体竜王ヨミガルドラ》《聖霊竜ヨミガルドラ・オルタナティブ》とは比較的相性が良い。場持ちの良いカードが少ない本デッキで後者は非常に心強い戦力となるだろう。

弱点として、[覚醒7]到達までに相手に山差をつけさせられないかという工夫が必須であることと、覚醒してもデッキ自体の攻撃力はそこまで高くはない事。
4コスト帯が効果を発揮できない状態が長くなればなるほど当然ライフの負担は大きくなる。ダメージ誘発を多く誘発させやすい高打点の攻撃はコストを踏み倒して発動可能なキーワードが存在していない本デッキには非常に辛く、高パワー(7以上)の攻撃の直撃は可能な限り避けなければならず、トークン以外マナの扱いもシビア寄り。
特に《虚構霊蟲ネクロスモス》が依存度が高い上に丸見えなマストカウンターになっていることも頭を悩ませる材料。相手からすればデッキを動かすエンジンが弱点が一目瞭然であり追放や山戻し等で手の届かない場所に除去されてしまうと一気に苦しくなる。簒奪で奪われてしまうとこのエンジンを相手に逆用されてしまう。

また通常のビッグマナと異なり試合中盤以降はダメージ誘発用に常にマナトークンを2〜3個表向きにしておかなければならない場合も多く肝心のマナ基盤が完成して余裕があっても純構築ではマナの暴力で相手を圧倒できるほどの性能は持っていない。
捨て札召喚を封じられてしまうとマナトークンを生成する事すらままならなくなる事もありうるので、それらを見かけたら最優先で除去札を吐くべき。

相手の動きやマナトークン生成札の循環をよく見極め、早い段階から攻めのパターンを幾つか択を用意しておくべき。とはいえ[覚醒7]達成中が本デッキの最大ポテンシャルであることは間違いないため、できる限り早く条件を満たしておきたいのが本音ではある。
今までは霊体属性共通の虚空パーツでしかなかったが2021年秋〜冬に新規カードが一気に増えたことでカテゴリデッキとしての体を成せるようになったので、構築自体はかなりやりやすくなった。流石に本家【ビッグマナ】【卵生妖精】のようなカテゴリ準構築での攻勢・ゴリ押しは無理だが、盤面で殴り合いをしながらマナトークンを増やし続けるという動きができるのも本デッキの特色なので途中で高コスト制圧札の存在をちらつかせたりしながら1つの型に固執せず、状況に合わせてシステム・攻撃を切り替えながら戦おう。

このデッキの弱点

  • 初動の遅さ及びマナトークン破壊カードに対する脆さ
ビッグマナ系統共通にして宿命的な泣き所。テーマデッキとしての速度は低速を通り越して鈍足の領域にある。
大本である【ビッグマナ】はダメージ誘発の密度を上げて、【卵生妖精】は徹底的な高速化で対処していく形を取るが本デッキの場合ネクロスモスを徹底的にチャンプブロックさせなければならない。
当然ながら【1コスターボ】や【ハムスター】のような速度特化デッキに対しては追いつくことは不可能で、マナトークンが十分な数を得られるまでに山差を大きくつけられてしまうと純構築の本デッキでは巻き返すことができないためとても不利な相性じゃんけんを強いられることになる。
遭遇率は低いがマナトークンを消滅させるカードも性質上非常に苦手。マナトークンは常に7個以上であることが理想ではあるがそれを崩されてしまうとまたカードパワーの低下を招くため、可能であればマナトークン数は8個以上を維持したいところ。
  • ダメージ誘発のキーワードの偏り、突破に対する弱さ
必要なパーツをほぼ全て所属を持たない為パワーは高いがその実カテゴリ内に『奇跡』『救援』『廻帰』というコストを要さないダメージ誘発が一切ないという非常にきついデメリットを抱えている。
その為相手の攻撃をダメージ誘発で返すには1マナ必須で常にマナトークンを1つ以上表向きにしなければならないという事であり、マナトークンが全て裏の状態を作ってしまうと相手はほぼ殴り放題になってしまう。
特にチャンプブロックを多発する為[突破]なんて使われてしまうと手ひどいダメージを避けられなくなる等の要ケアポイントは構築やプレイングで十分にカバーしておきたいところ。
  • 呪縛その他『覚醒』封じ
天敵中の天敵。
現状該当するカードは片手の指で数えるほどしか存在していないが、対峙してそれを相手に保持される=虚構デッキにおいては事実上の死を意味する。
キャラクターであることが殆どの為大抵は除去で対応できるが、領域やシンボルについていると一気に対処が苦しくなる。幸い虚空テーマである構造上デッキの拡張性は十分にあるため、除去手段をしっかりと用意して対応したい。
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