赤黒い城




名前
赤黒い城
イラスト灰街とういかテキスト灰街とういか
所属悪役領域
コスト3パワー-
属性浮遊城

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更新/修正履歴

効果

【原動力:闇】[帰属−悪役]
コストを支払ってこのキャラクターを召喚するとき、悪役所属のカードを1枚以上マナとして支払わない限り、召喚する事は出来ない。

【充満する闇の魔力】[永続]
味方のマナトークンは全て悪役所属・自由所属を持つ。

【闇魔法増強領域】[誘発]
悪役所属の味方キャラクターが相手のキャラクターとバトルする時、そのパワーを+2する。
闇または魔女属性を持つならさらに+1する。
《領域》
領域は自分のバトルエリアの6枠目に横向きで展開する。

キャラ詳細

「流石にもう少しまともな名前がよかったなぁ……
 見たまんまじゃん……赤黒いって……」
 ―ナタリー
プロフィール
かつてナタリー率いる“闇の軍勢”とカイト達一行との間での死闘が繰り広げられた城。

当時は城内に無尽蔵に存在した闇の力を使い浮遊している天空城だったが、主であったナタリーが改心して以降は解体……するには勿体なかったので今もナタリーの住処として残されている。
現在は何かいい感じに海上に浮いており、カイトの家の周辺にあった空き地に設置されたワープポイントから往来できるようになっている。

ちなみにこのとても直球な城の名前は一行が便宜上呼んでいたもの。ナタリー側でも特に名前を付けたりはしていなかったため、その名称が今に至るまで残っている。
なお最初にこう呼びだしたのはやっぱりカイト

性能

悪役所属の領域カード。主に悪役所属をサポートする効果を持つ。
運用
まず前提として、UCBにおいて領域カードは非常に除去が難しい。そのためこのカードは領域というだけで部類の割られにくさを得ている。

このカードはマナトークンに悪役所属(と自由所属)を付与する効果と、主に悪役キャラクターがバトルする時にバフを与える効果の二つを持つ。

マナトークンを悪役(と自由)にする効果は、主に[帰属−悪役]を持つキャラクターの召喚の際に影響する。
本来だとマナトークンは所属を持たないため、帰属を持つキャラクターを召喚する場合仮にマナトークンだけでコストを払えるとしてもマナトークン以外のカードをマナに使わなければならない。
それがこの領域の影響下であればマナトークンでも悪役帰属を払えるようになるのである。
特に[帰属−悪役3]を持つ《闇の王女 ナタリー・レイ・ダークレッド》《疾黒の反護者 ダークカイト》《ブラックアウト》の3枚は、重い帰属条件をマナトークンだけで満たせるようになるためかなり影響が大きい。《ブラックアウト》に関してはマナトークンだけで使用可能になるため一時的とはいえ《憎しみの連鎖》の上位互換と化す。
あ、一応マナトークンには自由所属も付与している……がこちらが活きる事はそうそうないだろう。
なお当然これはマナトークンルールを採用している事が前提の効果であるため、そうでない場合は死に効果となる点だけは注意。

バフ効果の方は、悪役キャラクターがバトルする時にパワーを+2するというもの。《淫魔王城》と似たような事をやっているがこちらは味方へのバフ。
この+2という数値はかなり大きく、そのキャラが本来バトルで負けていた相手にも勝てるようになる事も。
これにより味方悪役は全員バトルに勝ちやすくなり、攻撃時に相手にノーブロックの選択をさせやすくなる。
バトル時、なのでしれっとブロック時にもバフが乗る。この城一つあるだけで盤面は非常に強固なものに。
ちなみに特定の属性を持つキャラであればバフ量がさらに1大きくなる。
とはいえ闇、または魔女という非常に限定的な指定のためそこまで発動の機会はない……と思いきや先述の[帰属−悪役3]組の二人は両方闇属性持ちだったり。

これだけ強力な事をしているわりに、コストは3と非常に軽い。
ただしこのカード自体も悪役帰属を持つため、1ターン目からこの領域を置く事はできない点には注意。


領域としては申し分ない性能でサポートしてくれる本カードだが、パワーそのものを上昇させてくれるわけではない。
そのためバトル時のバフがあるからと過信しているとパワー指定の除去で更地にされかねない。
しかも攻撃時は相手がブロックという選択を取らなければバフが発生しないため、終盤でもなければノーブロックで普通に受けられるのは明白。
これで相手がダメージ誘発でも引こうものならどうしようもない。

とはいえ悪役デッキなら例外なく強化に繋がるため雑に置いても結構強い。枠が余っているなら一考の余地……まあそんな枠が空いているデッキの方が珍しい気もするが……
逆にこの領域を有効活用したいなら悪役になったマナトークンも有効活用していきたいところ。この領域のバフだけに頼っていてはUCBでは勝てない。
対策
  • 相手の攻撃をキャラで受け止められなくてもノーブロックでそこまでの被害は被らない事が多い。山に余裕があるうちはノーブロック安定。
  • 相手盤面に並ぶキャラよりも3以上パワーの高いキャラであればブロックされてもバトルに勝てる。パワーさえ立てられれば意外とどうにかなる。
  • とはいえマナトークンが悪役になっている以上相手は悪役帰属のカードをガンガン使ってくる事も多い。
    こちらも領域を貼っているのならまだしも、そうでないなら単純に不利なので可能ならば除去したいところ。
    • 領域除去効果は勿論の事、“パワーを持たないカード”指定の除去効果やコスト指定の除去効果なら直接この城を取り壊し可能。
      特に《みぞれ皚皚》なら追放が可能であり、再利用さえ封じるため2枚目以降がなければ再建不能という状態にできる。

好相性カード


  • 《疾黒の反護者 ダークカイト》
    • コスト4の速攻持ちキャラで、相手キャラへの攻撃時はパワー6、プレイヤーへの直接攻撃時はパワー9になる。
      こちらも上と同じく、帰属が重いキャラだがこの領域下なら帰属条件を実質的に無視できる。
      しれっと闇属性を持つ悪役なので城によるバフ量は3、ブロックされてもされなくてもパワー9で殴れるキャラクターと化す。
      ただし相手ターンにはパワーが0になるため短命。

  • 《闇の精霊 テイネブリス》
    • 闇属性と闇っぽい二つの属性のキャラクターの召喚コストを1軽減してくれる、とある多所属サイクルのキャラクター。
      こちらは別に元々そう重くはないがこの領域下なら帰属条件を実質的に無視でき、また当然このキャラは闇属性を持つのでバトル時のパワーが+3されて7になる。
      最近マナトークンに自由所属も付与するようになったため、デッキに自由所属カードを混ぜた構成でも邪魔しなくなった。

  • 《使い魔フロスト/悪魔力の結晶化》
    • 呪文面でマナトークンを1枚増やす事ができる分割カード。同一効果を持つ呪文の中では数少ない悪役所属。
      全てのマナトークンを悪役にする関係上、マナトークンを増やせば増やすほど恩恵が大きくなる。序盤から使用してアドバンテージを大きくしたい。
    • キャラ面は条件つきでブロックされなくなるもの。赤黒い城とのシナジーこそ薄いものの、呪文面目当てで入れておけば終盤の詰めに突然活躍してくれるかも。

  • 《リバイバルフェアリー/ソウル・オーブ》
    • こちらも上で紹介した《悪魔力の結晶化》と同様、呪文面でマナトークンを1枚増やす事ができる悪役所属。
      [代償1]こそ必要だが、“ついでに相手一体の攻撃を1ターン止められる”優れモノ。隙を晒しがちなマナブースト中に相手を足止めできるのは特に序盤にはありがたい。
    • キャラ面はコスト9と非常に重く召喚は困難を極めるが、マナトークンを4枚以上増やした状態で召喚に成功すれば捨て札のキャラクターを蘇生できる。
      なんとコスト7までのキャラを蘇生できるため、成功すれば一気に盤面を強固なものにできるかも……だが、まず召喚できないのでビッグマナ構築でもない限り無理は禁物。

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