フリーメイソン
最終更新：ID:p9w0p4b+Mw 2022年02月23日(水) 15:53:31履歴
我ら、光明の大燈篭となりて、新世界を照らし出さん
※この団体は実在の秘密結社フリーメイソンをモチーフとしていますが、細部は異なります。
特に階級制度などは同じ単語でも異なる意味で用いています。あらかじめご了承ください。
また、泥の現時点における時系列ではすでに滅んでる点も留意してください。
組織概要・沿革 
フリーメイソンとは、15世紀ごろに設立した結社であり、自己の研鑽や改善、社会奉仕を目的とした組織。
秘密結社とも言われる、かつて巡礼者を相手に銀行に似たシステムを築いたテンプル騎士団を祖とする団体。
彼らは一時は権力と財に目が眩んだフィリップ4世に迫害されるも、石工に紛れつつ人脈を形成していき復興。
その後イギリスへと渡り、イギリス政府に深く取り入り、最初の支部 としてイングランド・グランド・ロッジを建設。
そこから徐々に権力者の会員を増やしていき、表社会での地位を確立しつつ、結社として在る事を可能とした。
現在は、自由・平等・友愛・寛容・人道の5つを基本理念として敷き、主に会員同士の互助を目的として活動している組織。
「人脈作り」の為の組織とも言い換える事が出来、その規模は世界中に及ぶ。事実、大企業のトップや政治家なども多数所属しており、人脈作りには事欠かないだろう。
所属する会員たちは、互いにのみ通じる握手や暗号などと言った『秘密の符号』を使い互いが同志であると確認し合い、そして手を取り合う。
こういった秘密主義な点を代表する神秘的な側面も多く、その神秘さに違わずこの組織に所属する魔術師も数多くいる。
時計塔などと言った魔術機関以外において、魔術師の横の繋がりを作る場は乏しい。
そう言った環境下において、"互助"を目的とするフリーメイソンは魔術師達にとって良き交流の場となった。
彼ら魔術師にとってメイソンは、魔術に対する知見などを深め合う事ができるサロンという側面を持っていた。
特有の『秘密の符号』により互いが神秘に携わる者だと分かり合う為、神秘の流出の危険性も低い。メイソンの秘密主義は彼らにとって救いだった。
中でも時計塔に残れず脱落を余儀なくされた魔術師達に対しては、互助や友愛の名目で研究の場を用意したり、資金援助を行ったりするケースも多々ある。
結果、様々な分野や系統に精通する魔術師や研究者、果ては科学と魔術を混合して研究する新興オカルティストに至るまで、様々な神秘に関わる徒が集う組織となっている。
曰く"魔術師にとっての総合商社"とも。
そういった形で彼らメイソンリーは魔術師達を取り込み、時計塔に並び立つほどの勢力となっている。
現状としては時計塔、メイソン双方が不干渉を貫いているが、神秘の漏洩にだけは目を光らせており、時計塔の潜入捜査員も少なくはない。
ただメイソンは、魔術師だけでなく表社会での権力者や大企業なども会員として取り込み、今や表社会・魔術社会共に非常に大きな勢力となっているのが現状だ。
その気になれば世界を転覆させられるほどの勢力を持つが、彼等はあくまで"互助"を目的とする会員であり、そう言った陰謀などは考えていないという。
しかし近年、世界中で頻発する聖杯戦争などの影でメイソンリーと思しき者たちが暗躍する影などが散見されている。
果たして、彼らの本当の目的とは─────。
現在、フリーメイソンでは組織改革が進んでいる。
2017年に一部の権力者による先進国同時転覆計画が進んでいたと露わになり、それにより秘密主義な傾向を大幅に転換。
サロンを公開したり、入会の儀の一部に取材を許可したり、無料説明会を開いたりなど、外部に対して開いた組織作りを行うようになった。
これにより、互助組織という形式は保ったままに陰謀が張り巡らされる危険性を排除。団体規則としても「サロン、ロッジ内における政治・宗教活動を禁ずる」と掲げられた。
結果的に魔術師達は居場所を失いその大半が脱退する事となったが、それでも多くの会員たちはそのまま残り、互いに助け合う友愛団体として残り続けている。
秘密結社とも言われる、かつて巡礼者を相手に銀行に似たシステムを築いたテンプル騎士団を祖とする団体。
彼らは一時は権力と財に目が眩んだフィリップ4世に迫害されるも、石工に紛れつつ人脈を形成していき復興。
その後イギリスへと渡り、イギリス政府に深く取り入り、最初の
そこから徐々に権力者の会員を増やしていき、表社会での地位を確立しつつ、結社として在る事を可能とした。
現在は、自由・平等・友愛・寛容・人道の5つを基本理念として敷き、主に会員同士の互助を目的として活動している組織。
「人脈作り」の為の組織とも言い換える事が出来、その規模は世界中に及ぶ。事実、大企業のトップや政治家なども多数所属しており、人脈作りには事欠かないだろう。
所属する会員たちは、互いにのみ通じる握手や暗号などと言った『秘密の符号』を使い互いが同志であると確認し合い、そして手を取り合う。
こういった秘密主義な点を代表する神秘的な側面も多く、その神秘さに違わずこの組織に所属する魔術師も数多くいる。
時計塔などと言った魔術機関以外において、魔術師の横の繋がりを作る場は乏しい。
そう言った環境下において、"互助"を目的とするフリーメイソンは魔術師達にとって良き交流の場となった。
彼ら魔術師にとってメイソンは、魔術に対する知見などを深め合う事ができるサロンという側面を持っていた。
特有の『秘密の符号』により互いが神秘に携わる者だと分かり合う為、神秘の流出の危険性も低い。メイソンの秘密主義は彼らにとって救いだった。
中でも時計塔に残れず脱落を余儀なくされた魔術師達に対しては、互助や友愛の名目で研究の場を用意したり、資金援助を行ったりするケースも多々ある。
結果、様々な分野や系統に精通する魔術師や研究者、果ては科学と魔術を混合して研究する新興オカルティストに至るまで、様々な神秘に関わる徒が集う組織となっている。
曰く"魔術師にとっての総合商社"とも。
そういった形で彼らメイソンリーは魔術師達を取り込み、時計塔に並び立つほどの勢力となっている。
現状としては時計塔、メイソン双方が不干渉を貫いているが、神秘の漏洩にだけは目を光らせており、時計塔の潜入捜査員も少なくはない。
ただメイソンは、魔術師だけでなく表社会での権力者や大企業なども会員として取り込み、今や表社会・魔術社会共に非常に大きな勢力となっているのが現状だ。
その気になれば世界を転覆させられるほどの勢力を持つが、彼等はあくまで"互助"を目的とする会員であり、そう言った陰謀などは考えていないという。
しかし近年、世界中で頻発する聖杯戦争などの影でメイソンリーと思しき者たちが暗躍する影などが散見されている。
果たして、彼らの本当の目的とは─────。
真相
現在、フリーメイソンでは組織改革が進んでいる。
2017年に一部の権力者による先進国同時転覆計画が進んでいたと露わになり、それにより秘密主義な傾向を大幅に転換。
サロンを公開したり、入会の儀の一部に取材を許可したり、無料説明会を開いたりなど、外部に対して開いた組織作りを行うようになった。
これにより、互助組織という形式は保ったままに陰謀が張り巡らされる危険性を排除。団体規則としても「サロン、ロッジ内における政治・宗教活動を禁ずる」と掲げられた。
結果的に魔術師達は居場所を失いその大半が脱退する事となったが、それでも多くの会員たちはそのまま残り、互いに助け合う友愛団体として残り続けている。
新たなる影
特徴
規模の広さ
何と言ってもその最大の特徴は、世界中に会員とロッジ(支部と言い換えても良い)を持つ規模の広さだろう。
イギリスに本部を構え、そこから波及するようにフランス、ドイツと言った欧州諸国からアメリカ、ロシア、中国、日本など世界各国に支部を置く。
各国に１つグランド・ロッジと呼ばれる中心となる巨大な支部を設置し、更にそこから派生する形でロッジと呼ばれる比較的小規模な支部を設置する。
便宜上それぞれのロッジに格差は存在しないが、イングランドのグランド・ロッジによる認証がロッジ設立には欠かせないため、イングランド・グランド・ロッジが事実上の本部扱いとなっている。
基本的にこれらロッジを単位としてフリーメイソンは活動し、主に入会の儀や会合、社交界などを行っている。
会員数は延べ600万人を超えると言われている。
彼ら会員の幅も様々で、一般的な市民から権力者、研究者、魔術師と非常に多岐に渡る分野に関わる会員が存在している。
だが基本的に会員たちは互いの素性を明かすことは稀であり、組織としての本質はあくまで"互助"である。特に魔術師に関しては魔術師同士でしか素性を明かさない。
何らかの手段で手を差し伸べる場合や、人脈形成に際して深い関係を築きたい場合に限り、それぞれの会員は自身の身分や素性を明かす場合がある。
彼らフリーメイソンの最大の武器にして力は、この所属する会員の幅の広さと人数と言えるだろう。
基本は"互助"、そして"友愛"を掲げているため、彼ら会員は助け合う事を目的として互いに人脈を形成している。
だがそれぞれの間にある関係は、後述する秘密主義によって徹底して守られている。
イギリスに本部を構え、そこから波及するようにフランス、ドイツと言った欧州諸国からアメリカ、ロシア、中国、日本など世界各国に支部を置く。
各国に１つグランド・ロッジと呼ばれる中心となる巨大な支部を設置し、更にそこから派生する形でロッジと呼ばれる比較的小規模な支部を設置する。
便宜上それぞれのロッジに格差は存在しないが、イングランドのグランド・ロッジによる認証がロッジ設立には欠かせないため、イングランド・グランド・ロッジが事実上の本部扱いとなっている。
基本的にこれらロッジを単位としてフリーメイソンは活動し、主に入会の儀や会合、社交界などを行っている。
会員数は延べ600万人を超えると言われている。
彼ら会員の幅も様々で、一般的な市民から権力者、研究者、魔術師と非常に多岐に渡る分野に関わる会員が存在している。
だが基本的に会員たちは互いの素性を明かすことは稀であり、組織としての本質はあくまで"互助"である。特に魔術師に関しては魔術師同士でしか素性を明かさない。
何らかの手段で手を差し伸べる場合や、人脈形成に際して深い関係を築きたい場合に限り、それぞれの会員は自身の身分や素性を明かす場合がある。
彼らフリーメイソンの最大の武器にして力は、この所属する会員の幅の広さと人数と言えるだろう。
基本は"互助"、そして"友愛"を掲げているため、彼ら会員は助け合う事を目的として互いに人脈を形成している。
だがそれぞれの間にある関係は、後述する秘密主義によって徹底して守られている。
徹底した秘密主義
彼らフリーメイソンに所属するメイソンリーは、それぞれ『秘密の符号』を用いて互いを認識する。
有名な物では（"秘密"なのに"有名"というのもおかしな話ではあるが）、彼らは握手を通して互いがメイソンリーであると把握する。
これらの符号には握手だけで数十種類、握手以外の符号を含めれば百に届く種類が存在し、それらを組み合わせて彼らは互いの素性を言葉にせず通じ合う。
こういった符号を活用する事で、言葉にせずに会員たちは相互の身分や素性を把握し、そして互いに助け合うという事を可能にする。
基本的に共通する符号を知っている者同士でしか意味は通じない為、そもそも符号が通じなければ例え見せても意味は通じない。
総じて、知る者には通じ、知らぬ者には無意味な仕草にしか映らない。徹底した秘密主義が彼らにはある。
ただ「メイソン会員である」事は隠す必要はないらしく、自身がメイソンリーであると公に語る者もいる。
これら秘密主義を最も活用しているメイソンリーこそ、魔術師という側面を持つ会員らである。
魔術師とはその在り方の都合上、自分が魔術師であることを明かすことはできず、必然的に時計塔などのような場以外で魔術師同士の協力者を作りにくい。
だが時計塔など魔術組織は、才能や血統、資産、加えて運などといった様々な要素から離れざるを得なくなる魔術師も数多い。アトラス院や彷徨海は閉塞的な為新入が難しい。
そういった外れた魔術師達が互いに助け合い、そして時には資金を援助したり研究のための工房などを貸し出すと言った活動を行っている。そのまま魔術師の工房となっているロッジも多数存在する。
時計塔、特に貴族主義の魔術師達はこういった動きを「脱落者の傷のなめ合い」と見下しているが、それでも頼れるものが少ない魔術師にとっては数少ない救済手段だ。
中にはこのフリーメイソンで作った人脈を通し、大企業に就職を果たしたり魔術使いとして転身した魔術師も数多く存在している。
また、稀に魔術師達が「見込みのある」権力者や研究者などを魔術師として勧誘する事もあると言われている。
魔術師と非魔術師が入り乱れる組織の為神秘の漏洩が度々危険視されるが、そこはメイソンも承知している。
そういった者たちを区分けするため、後述する階級制度が存在している。
有名な物では（"秘密"なのに"有名"というのもおかしな話ではあるが）、彼らは握手を通して互いがメイソンリーであると把握する。
これらの符号には握手だけで数十種類、握手以外の符号を含めれば百に届く種類が存在し、それらを組み合わせて彼らは互いの素性を言葉にせず通じ合う。
こういった符号を活用する事で、言葉にせずに会員たちは相互の身分や素性を把握し、そして互いに助け合うという事を可能にする。
基本的に共通する符号を知っている者同士でしか意味は通じない為、そもそも符号が通じなければ例え見せても意味は通じない。
総じて、知る者には通じ、知らぬ者には無意味な仕草にしか映らない。徹底した秘密主義が彼らにはある。
ただ「メイソン会員である」事は隠す必要はないらしく、自身がメイソンリーであると公に語る者もいる。
これら秘密主義を最も活用しているメイソンリーこそ、魔術師という側面を持つ会員らである。
魔術師とはその在り方の都合上、自分が魔術師であることを明かすことはできず、必然的に時計塔などのような場以外で魔術師同士の協力者を作りにくい。
だが時計塔など魔術組織は、才能や血統、資産、加えて運などといった様々な要素から離れざるを得なくなる魔術師も数多い。アトラス院や彷徨海は閉塞的な為新入が難しい。
そういった外れた魔術師達が互いに助け合い、そして時には資金を援助したり研究のための工房などを貸し出すと言った活動を行っている。そのまま魔術師の工房となっているロッジも多数存在する。
時計塔、特に貴族主義の魔術師達はこういった動きを「脱落者の傷のなめ合い」と見下しているが、それでも頼れるものが少ない魔術師にとっては数少ない救済手段だ。
中にはこのフリーメイソンで作った人脈を通し、大企業に就職を果たしたり魔術使いとして転身した魔術師も数多く存在している。
また、稀に魔術師達が「見込みのある」権力者や研究者などを魔術師として勧誘する事もあると言われている。
魔術師と非魔術師が入り乱れる組織の為神秘の漏洩が度々危険視されるが、そこはメイソンも承知している。
そういった者たちを区分けするため、後述する階級制度が存在している。
階級制度
フリーメイソンには、所属するメイソンリーに階級を設けている。
表向きはこれらの階級に特に意味があるわけではないが、本当の理由は"漏洩してはならない知識"を保持しているものを厳格に区分するために存在する階級である。
主な例を挙げれば、「神秘に携わる者」であったり、「メイソンの暗部を知る者」、「メイソンの真実を知る者」といった具合に、知る真実の深部が深まるごとに高い階級を持つ。
階級はそれぞれ『秘密の符号』で互いに把握し、１つでも下の階級だと判断した場合は自身の階級の持つ情報は決して明かしてはならないという絶対的な戒律がメイソンには存在する。
またそれぞれの階級は、所属する者の持つ技能の高さ────戦闘能力の高さや、研究する題材の貴重さ、表社会における権力も指す。
特にメイソンの暗部に携わる者たちは必然的に血を見る事も多くなるため、とりわけ戦闘能力に関しては重視される。基本的に19階級以上は階級の高さが強さとなると考えていいだろう。
そう言った戦闘能力の高いものや、希少な技術を研究する者たち。総じて高い階級を持つ者たちは『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘戮噺討个譴襯瓮ぅ愁鵑瞭端譴兵駄撹�隊に配属される。(詳細は用語欄にて)
だが極稀に、その持つ権力や技術がオンリーワンであるために、その保護の為に高い階級を与えてロッジに匿うという事もある。
これは"互助"の精度を利用し、同じ階級に配置されている実力者の手で貴重な人材を守らせる為の総長の策略である。
表向きはこれらの階級に特に意味があるわけではないが、本当の理由は"漏洩してはならない知識"を保持しているものを厳格に区分するために存在する階級である。
主な例を挙げれば、「神秘に携わる者」であったり、「メイソンの暗部を知る者」、「メイソンの真実を知る者」といった具合に、知る真実の深部が深まるごとに高い階級を持つ。
階級はそれぞれ『秘密の符号』で互いに把握し、１つでも下の階級だと判断した場合は自身の階級の持つ情報は決して明かしてはならないという絶対的な戒律がメイソンには存在する。
またそれぞれの階級は、所属する者の持つ技能の高さ────戦闘能力の高さや、研究する題材の貴重さ、表社会における権力も指す。
特にメイソンの暗部に携わる者たちは必然的に血を見る事も多くなるため、とりわけ戦闘能力に関しては重視される。基本的に19階級以上は階級の高さが強さとなると考えていいだろう。
そう言った戦闘能力の高いものや、希少な技術を研究する者たち。総じて高い階級を持つ者たちは『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘戮噺討个譴襯瓮ぅ愁鵑瞭端譴兵駄撹�隊に配属される。(詳細は用語欄にて)
だが極稀に、その持つ権力や技術がオンリーワンであるために、その保護の為に高い階級を与えてロッジに匿うという事もある。
これは"互助"の精度を利用し、同じ階級に配置されている実力者の手で貴重な人材を守らせる為の総長の策略である。
階級一覧(長いので省略)
戒律
ここでは厳密に守られるフリーメイソンの戒律の一部を紹介する。*2
| 内容 |
|---|
| 会員たちは、互いに助け合い、互いの人権と自由を尊重し、自己の研鑽・改善、そして社会奉仕に務める事。 |
| 『秘密の符号』により互いの階級・身分・素性を全て把握するまで、己の持つ叡智、神秘、素性を決して漏洩せぬ事。 |
| 会員たちは、その胸に『至高なる存在』への信仰と矜持を刻み付け、その信仰に殉じて真摯に生き、天寿を全うする事。 |
| 我ら友愛組織ゆえ、立場を弁え互助の関係を逸脱せぬ事。過度な商談・政治活動・宗教活動を禁じる。 |
| 無秩序なメイソンへの勧誘・スカウト行為は慎む事。 |
用語
メイソンリー
『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘�
合計三十三の部隊で構成されたフリーメイソンの"暗部"を象徴する主力部隊。
それぞれの部隊毎に所属する人数は異なるが、どれも数人から数十人と少数精鋭。
ロッジを隔てて様々な人種が所属しており、部隊ごとに体術や魔術、話術詐術などといった得意分野で分かれている。
基本的に部隊を分けているのは「その分野に対して精通しているか」であり、精通さえしていれば所属ロッジや人種・年齢を問わず入隊させられる。
それぞれの部隊の持つそれらの力量は常人を遥かに凌ぎ、フリーメイソンの暗躍、発展に貢献した。
フリーメイソンが魔術師や研究者を囲い込んで行っている実験・魔術の成果は全て彼らの強化・支援に当てられる。
即ち彼らは、フリーメイソンの長きにわたる歴史の中で積み重ねられた技術と試行錯誤、そして歴史の結晶であるのだ。
故に、常人が十年二十年では辿り着けない力をいとも容易く使いこなす。こう言った力量の高さに加え、隠密性や機密性も高い。
聖杯戦争などの儀式に潜入し、それらを妨害して聖杯だけを簒奪するなどと言った汚れ仕事から、国家間の戦争への加担など、様々な"仕事"を熟す。
全部隊の統括指揮権は総隊長であるDr.ノン・ボーンにあるが、基本的に命令を下すのはメイソン総長であるジャック＝ド・モレー。
それぞれの部隊毎に所属する人数は異なるが、どれも数人から数十人と少数精鋭。
ロッジを隔てて様々な人種が所属しており、部隊ごとに体術や魔術、話術詐術などといった得意分野で分かれている。
基本的に部隊を分けているのは「その分野に対して精通しているか」であり、精通さえしていれば所属ロッジや人種・年齢を問わず入隊させられる。
それぞれの部隊の持つそれらの力量は常人を遥かに凌ぎ、フリーメイソンの暗躍、発展に貢献した。
フリーメイソンが魔術師や研究者を囲い込んで行っている実験・魔術の成果は全て彼らの強化・支援に当てられる。
即ち彼らは、フリーメイソンの長きにわたる歴史の中で積み重ねられた技術と試行錯誤、そして歴史の結晶であるのだ。
故に、常人が十年二十年では辿り着けない力をいとも容易く使いこなす。こう言った力量の高さに加え、隠密性や機密性も高い。
聖杯戦争などの儀式に潜入し、それらを妨害して聖杯だけを簒奪するなどと言った汚れ仕事から、国家間の戦争への加担など、様々な"仕事"を熟す。
全部隊の統括指揮権は総隊長であるDr.ノン・ボーンにあるが、基本的に命令を下すのはメイソン総長であるジャック＝ド・モレー。
陰謀論
フリーメイソンと切っても切れない概念。
基本的にメイソンが行う『秘密の符号』を始めとした、徹底した秘密主義が由来となる。
事を辿ると、原因はフランス革命の際に革命の首謀者として槍玉に挙げられたことが根幹にあり、以降様々な事件の裏で暗躍したと風聞が立った。
確かに、アメリカ合衆国建国の父であるワシントンなど、著名の人物たちがフリーメイソンに所属していたのは事実である。
だがフリーメイソンがそういった陰謀を張り巡らせているという確たる証拠はなく、メディアにおいて何度も直々に否定している。
──────あくまで、表向きには。
基本的にメイソンが行う『秘密の符号』を始めとした、徹底した秘密主義が由来となる。
事を辿ると、原因はフランス革命の際に革命の首謀者として槍玉に挙げられたことが根幹にあり、以降様々な事件の裏で暗躍したと風聞が立った。
確かに、アメリカ合衆国建国の父であるワシントンなど、著名の人物たちがフリーメイソンに所属していたのは事実である。
だがフリーメイソンがそういった陰謀を張り巡らせているという確たる証拠はなく、メディアにおいて何度も直々に否定している。
──────あくまで、表向きには。
ロゴマーク
フリーメイソンは、中央に『G』の文字を配置し、それをコンパスと直角定規で囲んだロゴマークを象徴とする。
コンパスと直角定規は六芒星、あるいはダビデの星を表し、同時に天地・陰陽・男女・精神と物質などと言った世界の二元を示す。剣と杯を象ったという解釈もある。
中央にある『G』の文字は神やグノーシス、栄光や黄金などと言った『至高なる存在』を指す。世界の二元を示すコンパスと直角定規の中央にある事からもそれは読み取れる。
これは世界の中心たる『至高なる存在』を崇めるもの達の互助組織であることを意味する。恐らく、元々キリスト教団体であるテンプル騎士団から派生した為であろう。
また有名なものとして、ピラミッドの頂点に目が配置されたマークもメイソンと関連付けられることが多い。
だがこれは「プロビデンスの眼」と呼ばれる別種のマークであり、三位一体の象徴や啓蒙思想の象徴としてのものであり、メイソン特有のものではない。
メイソンリーが好んで使う事も多いが、全てがメイソンリーのものではないとだけ覚えておくと勘違いしにくい。
コンパスと直角定規は六芒星、あるいはダビデの星を表し、同時に天地・陰陽・男女・精神と物質などと言った世界の二元を示す。剣と杯を象ったという解釈もある。
中央にある『G』の文字は神やグノーシス、栄光や黄金などと言った『至高なる存在』を指す。世界の二元を示すコンパスと直角定規の中央にある事からもそれは読み取れる。
これは世界の中心たる『至高なる存在』を崇めるもの達の互助組織であることを意味する。恐らく、元々キリスト教団体であるテンプル騎士団から派生した為であろう。
また有名なものとして、ピラミッドの頂点に目が配置されたマークもメイソンと関連付けられることが多い。
だがこれは「プロビデンスの眼」と呼ばれる別種のマークであり、三位一体の象徴や啓蒙思想の象徴としてのものであり、メイソン特有のものではない。
メイソンリーが好んで使う事も多いが、全てがメイソンリーのものではないとだけ覚えておくと勘違いしにくい。
『至高なる存在』
フリーメイソンは数多くの会員を抱える。必然的に、様々な信仰や宗教を信条とする人々が入り乱れる。
そういった摩擦を解消するために、基本的にメイソンでは神やそれに類する存在を『至高なる存在』と呼称している。
メイソンは元来テンプル騎士団というキリスト教系の団体に端を発するため、『至高なる存在』への信仰を胸に抱く事が入団の為の必須条件とされている。
特に上位の階級の者たちは、正式な場においては互いの胸に抱く『至高なる存在』への信仰を挨拶代わりに問う事もある。
ただ、別に神や宗教である必要はなく、過去には無神論者や共産主義者などが所属していた例も多々あるという。
そういった摩擦を解消するために、基本的にメイソンでは神やそれに類する存在を『至高なる存在』と呼称している。
メイソンは元来テンプル騎士団というキリスト教系の団体に端を発するため、『至高なる存在』への信仰を胸に抱く事が入団の為の必須条件とされている。
特に上位の階級の者たちは、正式な場においては互いの胸に抱く『至高なる存在』への信仰を挨拶代わりに問う事もある。
ただ、別に神や宗教である必要はなく、過去には無神論者や共産主義者などが所属していた例も多々あるという。
所属会員
魔術師
ここでは「フリーメイソン」の所属員だった者たちを記載する。
堕天使事変後、再編した新組織にて新たに所属した者やそちらでの地位などはこちら参照。
堕天使事変後、再編した新組織にて新たに所属した者やそちらでの地位などはこちら参照。
| 名前 | 所属ロッジ | 階級 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ジャック＝ド・モレー | イングランド | 実質的全メイソンリーのトップ。 その正体は、全人類絶滅を目論む堕天使ルシファー。 | |
| カール・エルンスト・クラフト | イングランド | 総長の右席 | メイソントップに立つジャック＝ド・モレーの右腕。 かつてメイソンを虐殺したナチス・ドイツから移った男。 その正体は堕天使ルシファーの仔とも言える"死の恐怖" |
| Dr.ノン・ボーン | イングランド | 『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘拜軋眥� | メイソンの実力行使を担う部隊のトップに立つと同時に、メイソンの暗部の象徴。 苛烈な性格を持つと同時に高い実力を持つため、良く駆り出される。 |
| ヴィルジニア・アルベルジェッティ | イタリア | 『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘拌荵綾住安盻蠡� | 病的なまでに"平等"を望む女性。 メイソンの実力行使を担う部隊に所属していた。 |
| アーノルディア・ミオート=花宴=ラヴァティルパ | 不明 | ||
| アトリス・アーレント | 不明 | 暗殺者として生きていた所をアーノルディアに勧誘される。 | |
| アークライト博士 | 不明 | 科学による根源到達、という研究の援助を受けていた。 | |
| サー・ミュート | イングランド | 「黒赤十字」を掲げた者の末裔。メイソンと関りがある為合併する形で加入した。 | |
| 江戸“月光”福兵衛左衛門 | 日本 | 元は米国籍だが、戦後に日本のロッジに入団した。 | |
| クレア・ラトフィア | イタリア | 聖堂教会の関連家系出身。メイソンに拾われ所属。 | |
| モーチセン・デュヒータ | イングランド | 初期は戦力・研究対象としての加入だったが、その人望から研究職として地位を築く。 | |
| マニハルト・ウィーヴィクセン | イングランド | 若手投資家として参加。メイソン内で人脈を伸ばす。 | |
| エレオノール・ヴィジェ＝ルブラン | イングランド | 『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘拌莉夙�隊副長 | "計算機"として創り出された試験管ベビーの1人。 ほんの1部ではあるが英霊の力を宿している。 |
| インセイン・ジュリィ | フランス | 詳細不明 | |
| シーフ・ムーン | イングランド | 『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘拌荵綾住安盻蠡� | 各種改造を加えられたホムンクルス。 |
| ズェーダバッハ・アルテンブルク | イングランド | 口車に載せられ、非正規の霊墓アルビオンのメイソン採掘隊にさせられてしまった。 | |
| バース・V・フィッツジェラルド | イングランド | 『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘拌萋鸞眤眥� | 人間が聖遺物を触媒として英霊のスキルや宝具の一部を借り受ける魔術 『 |
| ケネト=オルフ・マグヌソン | スウェーデン | ||
| 巳崎舞日本 | 日本で行われた天魔聖杯戦争の中心的人物。 真性悪魔の受肉を研究しており、悪魔を自在に司り人類に新たな進化をもたらそうとしている。 その進化の力を自分一人の手で握り、世界を己の思うが儘とする事こそが本当の目的。 | ||
| ケイシー・"パンクシンガー"・アシュクロフト | イギリス | 『 世界そのもののエネルギー化という狂言じみた大事業を研究していたマッドサイエンティスト。 天魔聖杯戦争に参加しようとしていたが、召喚の儀式途中に死亡。 |
魔術に関わらない者たち
| 名前 | 所属ロッジ | 階級 | 備考 |
|---|---|---|---|
かつて所属していた英霊
フリーメイソンは700年ほどに渡り存在し、世界中にその会員を増やしてきた。
必然、所属したという過去を持つ英霊も多く、ここではその一部を紹介する。*4
必然、所属したという過去を持つ英霊も多く、ここではその一部を紹介する。*4
| 名前 | 所属ロッジ | 備考 |
|---|---|---|
| ベンジャミン・フランクリン | アメリカ合衆国 | |
| ジョン・エドガー・フーヴァー | アメリカ合衆国 | |
| ジョージ・ワシントン | アメリカ合衆国 | |
| ラ・ファイエット | フランス | |
| ナポレオン・ボナパルト | フランス | |
| エリファス・レヴィ | フランス | |
| アドルフ・フォン・クニッゲ／フィロ | ドイツ | 後年、メイソンに所属していた過去は後悔している。 |
| ハインリヒ・シュリーマン | ドイツ | |
| アレッサンドロ・ディ・カリオストロ | イタリア | |
| アントニオ・サリエリ | イタリア | |
| ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト | オーストリア | 彼の戯曲にはメイソンの入会の儀を暗示するものがある。 また、メイソンの為の楽曲を手掛けた事もある。 |
| エドワード・A・ジェンナー | イングランド | |
| アーサー・コナン・ドイル | イングランド | |
| セシル・ローズ | イングランド | |
| マクレガー・メイザース | イングランド | |
| ウィリアム・ウィン・ウェストコット | イングランド | 正確には時計塔法政科とのパイプ役。 他、英国薔薇十字協会などにも所属していた。 |
| アレクサンダー・フレミング | スコットランド | |
| フランツ・リスト | ハンガリー | フリーメイソン主催のイベントのための作曲が存在する、と言われている。 |
| シモン・ボリバル | ベネズエラ | |
| サンジェルマン | ？？？ |
関連人物・組織
時計塔
先述の通り、時計塔からあぶれた魔術師達の受け皿としての側面もある為、かつて時計塔に所属していた魔術師が会員には多い。
時計塔としてはそういったドロップアウトした魔術師がどこへ行こうと知った事ではないが、唯一神秘の漏洩だけが懸念点として見ている。
その為定期的に法政科の魔術師などを派遣しては様子を見ている。メイソン側もそれを承知の上で招き入れており、双方の組織のパイプとしての役割を与える。
聖堂教会
カトリックである聖堂教会とフリーメイソンは、古くから折り合いが悪い。
彼ら教会の考えに対して矛盾する、自然主義的な理神論をかつてメイソンリーが唱えたことから、長い間メイソンは聖堂教会からの批判に曝されてきた。
特に、20世紀初頭に教会が発布した教会法によると、フリーメイソンリーに入会する教会所属の者は問答無用で破門すると謳われている。
現在でもなお、聖堂教会の考え方においてはメイソンは異端に位置づけられる。ただ、神を信じる信徒も所属している点は否定できない為、現状は不干渉を貫いている。
螺旋館
主に東洋に根を張る魔術組織。多くの支部を国ごとに配置するという点では、時計塔よりも在り方が近い。
近いだけに、彼らと魔術師というシェアの取り合いになる事も多く、メイソンの東洋諸国進出に歯止めがかかる一因となっている。
その為東洋の国々におけるメイソンのロッジは魔術師が少ない。そもそも『至高なる存在』の信仰義務と折り合いが悪い事もあり、会員が少ないという事も多々ある。
ナチス・ドイツ
かつて強制収容所にて、メイソン会員の多くが虐殺されたという過去がある。
そもそも党首たるアドルフ・ヒトラーがメイソンに対して酷い嫌悪を見せていた事もあり、その虐殺は熾烈を極めた。
だが現状は「すでに滅んだ組織」として見ているためか確執はない。彼らの残党である超国家社会主義ドイツ労働者党とは提携を結んでいる。
また、かつてナチス・ドイツの一員でもあったカール・エルンスト・クラフトを総長が右腕として招いている。
オリジンストーン／ストーン一族
かつて、フランス革命の際にフランスにて逃げ場を失っていたストーン一族を匿った過去がある。
そこから宗家であるオリジンストーン本家と接点を持ち、今では『ストーン分家における問題はメイソンが解決する』という盟約を結んでいる。
表向きの理由はオリジンストーンが保有する黒水晶を報酬として得る事だが、真の理由はトップである堕天使ルシファーがオリジンストーンの真実を時計塔に勘付かせない為。
だが近年、ロード・エルメロイ2世が関与したことでそのオリジンストーンの秘奥の一部が時計塔に知られる事となった。
グロース紋章院
ある可能性の一端においては、互いの組織のトップが全力で殺し合った。
双方の組織のトップがその可能性を記憶している事もあり、現在は特に目立つ衝突はないが、過度に距離が近いというわけでもない。
付かず離れずといった距離を保ちつつ、互いに有益な情報を時折交換する事も多い。だが、唯一総長たるジャック＝ド・モレーはあちらのトップに対し並々ならぬ敵意を抱く。
アサシン教団
かつて、テンプル騎士団であった際に幾度となく衝突した組織。
キリスト教とイスラム教。それぞれ対立が長い組織の末裔とも言える組織たちだが、今では衝突は存在しない。
メイソンがそもそもキリスト教の色が薄まって、単なる友愛団体となっている事が大きいだろう。
ウィルマース財団
フリーメイソンの暗部に関する情報を掴み、水面下で既に準備を進めている者たち。
だがメイソンもすでにその動きは察知しており、堕天使事変の際には一瞬で彼らを貶める事に成功した。
権天使の集い
デミ・サーヴァントへの改造を依頼する代わりに莫大な資金援助や物資調達を肩代わりする。
彼らの持つデミ・サーヴァント技術は非常に優れていると認めており、主に『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘戮覆匹忙椶気譴襦�
フリーメイソン崩壊後は、彼らの下に渡った魔術師なども少なくはない。
霊長総研
メイソンが援助をしている下部組織の１つ。かつて1人の神父が売り払った遠坂家保有の霊地の１つに居を置いた組織。
かつて最大の聖杯戦争とすら言える冬木の聖杯戦争が起きた地にて、主に英霊と聖杯に関する研究を続けている。
トップは八雲那由他。成果を出せずにプレッシャーで胃を痛める存在。
フィロ
メイソンが個人として危険視する人間の1人。
その正体は、かつてメイソンに所属していたアドルフ・フォン・クニッゲという青年が、妄執の果てに狂い果てた残骸。
数百年の準備期間の後に、アメリカ・サンウッドにて聖杯戦争を引き起こす。
霧六岡六霧
『人間災害』。メイソンが個人として危険視する人間の1人。
思想や損得、目的など一切関係なく、紛争地域や聖杯戦争などに出現しては場を掻き回し、そして逃げおおせる。まさしく災害の2文字に相応しい存在。
その在り方は特に危険視されており、上位階級たちの間では知らぬ者のいない存在となっている。
先述の通り、時計塔からあぶれた魔術師達の受け皿としての側面もある為、かつて時計塔に所属していた魔術師が会員には多い。
時計塔としてはそういったドロップアウトした魔術師がどこへ行こうと知った事ではないが、唯一神秘の漏洩だけが懸念点として見ている。
その為定期的に法政科の魔術師などを派遣しては様子を見ている。メイソン側もそれを承知の上で招き入れており、双方の組織のパイプとしての役割を与える。
聖堂教会
カトリックである聖堂教会とフリーメイソンは、古くから折り合いが悪い。
彼ら教会の考えに対して矛盾する、自然主義的な理神論をかつてメイソンリーが唱えたことから、長い間メイソンは聖堂教会からの批判に曝されてきた。
特に、20世紀初頭に教会が発布した教会法によると、フリーメイソンリーに入会する教会所属の者は問答無用で破門すると謳われている。
現在でもなお、聖堂教会の考え方においてはメイソンは異端に位置づけられる。ただ、神を信じる信徒も所属している点は否定できない為、現状は不干渉を貫いている。
螺旋館
主に東洋に根を張る魔術組織。多くの支部を国ごとに配置するという点では、時計塔よりも在り方が近い。
近いだけに、彼らと魔術師というシェアの取り合いになる事も多く、メイソンの東洋諸国進出に歯止めがかかる一因となっている。
その為東洋の国々におけるメイソンのロッジは魔術師が少ない。そもそも『至高なる存在』の信仰義務と折り合いが悪い事もあり、会員が少ないという事も多々ある。
ナチス・ドイツ
かつて強制収容所にて、メイソン会員の多くが虐殺されたという過去がある。
そもそも党首たるアドルフ・ヒトラーがメイソンに対して酷い嫌悪を見せていた事もあり、その虐殺は熾烈を極めた。
だが現状は「すでに滅んだ組織」として見ているためか確執はない。彼らの残党である超国家社会主義ドイツ労働者党とは提携を結んでいる。
また、かつてナチス・ドイツの一員でもあったカール・エルンスト・クラフトを総長が右腕として招いている。
オリジンストーン／ストーン一族
かつて、フランス革命の際にフランスにて逃げ場を失っていたストーン一族を匿った過去がある。
そこから宗家であるオリジンストーン本家と接点を持ち、今では『ストーン分家における問題はメイソンが解決する』という盟約を結んでいる。
表向きの理由はオリジンストーンが保有する黒水晶を報酬として得る事だが、真の理由はトップである堕天使ルシファーがオリジンストーンの真実を時計塔に勘付かせない為。
だが近年、ロード・エルメロイ2世が関与したことでそのオリジンストーンの秘奥の一部が時計塔に知られる事となった。
グロース紋章院
ある可能性の一端においては、互いの組織のトップが全力で殺し合った。
双方の組織のトップがその可能性を記憶している事もあり、現在は特に目立つ衝突はないが、過度に距離が近いというわけでもない。
付かず離れずといった距離を保ちつつ、互いに有益な情報を時折交換する事も多い。だが、唯一総長たるジャック＝ド・モレーはあちらのトップに対し並々ならぬ敵意を抱く。
アサシン教団
かつて、テンプル騎士団であった際に幾度となく衝突した組織。
キリスト教とイスラム教。それぞれ対立が長い組織の末裔とも言える組織たちだが、今では衝突は存在しない。
メイソンがそもそもキリスト教の色が薄まって、単なる友愛団体となっている事が大きいだろう。
ウィルマース財団
フリーメイソンの暗部に関する情報を掴み、水面下で既に準備を進めている者たち。
だがメイソンもすでにその動きは察知しており、堕天使事変の際には一瞬で彼らを貶める事に成功した。
権天使の集い
デミ・サーヴァントへの改造を依頼する代わりに莫大な資金援助や物資調達を肩代わりする。
彼らの持つデミ・サーヴァント技術は非常に優れていると認めており、主に『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�将将将掘戮覆匹忙椶気譴襦�
フリーメイソン崩壊後は、彼らの下に渡った魔術師なども少なくはない。
霊長総研
メイソンが援助をしている下部組織の１つ。かつて1人の神父が売り払った遠坂家保有の霊地の１つに居を置いた組織。
かつて最大の聖杯戦争とすら言える冬木の聖杯戦争が起きた地にて、主に英霊と聖杯に関する研究を続けている。
トップは八雲那由他。成果を出せずにプレッシャーで胃を痛める存在。
フィロ
メイソンが個人として危険視する人間の1人。
その正体は、かつてメイソンに所属していたアドルフ・フォン・クニッゲという青年が、妄執の果てに狂い果てた残骸。
数百年の準備期間の後に、アメリカ・サンウッドにて聖杯戦争を引き起こす。
霧六岡六霧
『人間災害』。メイソンが個人として危険視する人間の1人。
思想や損得、目的など一切関係なく、紛争地域や聖杯戦争などに出現しては場を掻き回し、そして逃げおおせる。まさしく災害の2文字に相応しい存在。
その在り方は特に危険視されており、上位階級たちの間では知らぬ者のいない存在となっている。
Q&A
想定されるだろうQ&Aを纏める。
もし今後色んな場で質問が増えた場合は追記します。
もし今後色んな場で質問が増えた場合は追記します。
コメント
個人的にまとめるために作成。名前が出て5年もページなかったんかワレ。
もう既に滅んでいる組織だけど関係者(泥鯖、泥鱒問わず)の造詣を深堀りしたいとかそう言う人がいれば参考に是非。
所属会員は（需要無いと思うけど）自由に増やして良いし追記もしていいよ！
もう既に滅んでいる組織だけど関係者(泥鯖、泥鱒問わず)の造詣を深堀りしたいとかそう言う人がいれば参考に是非。
所属会員は（需要無いと思うけど）自由に増やして良いし追記もしていいよ！
更新履歴
2022年2月23日
メンバーの追記
トップの呼び名を首領→総長へ変更。
メンバーの追記
トップの呼び名を首領→総長へ変更。
nevadakagemiya
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