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 5日目 雨のリゾートの過ごし方


 
 クローンリゾート5日目の朝。
 明日が最終日なので、一日遊べるのは今日が最後……なのですが、残念ながら天気は荒れ模様。
 昨日の天気予報では曇りだったので、どうなるかと思っていましたが、そう上手くはいかないものです。
 目覚めと共に発情しきって騎乗位でチンポを咥えこもうとする響子の相手をしながら、今日の予定をぼんやりと考えます。
 昨日に引き続きプールに行くのも悪くありませんが、正直散々堪能したとの思いもあって、あまり気乗りはしません。
 ここは念のため昨日のうちに打っておいた、布石を活用すべきでしょう。
 そう決意した後、私は響子の膣内に今日の作り立て精子を絞り出し、身支度を始めることにします。


 
 朝食をまた同じレストランで食べた後、フロントへ。
 布石―――今日天気が悪くなる可能性を見越して予約しておいた、佐久間まゆクローンの受け取りに向かいます。
 昨日と違って朝早い時間帯に行ったのですが、フロントは貸し出し用クローンを求める宿泊客で長蛇の列が。
 予約しておいたので受け取りはスムーズでしたが、並んでいる時間はかなり長かったですね。
 あんなに並んでレンタルクローンが全部借りられていたらショックなので、昨日のうちに予約しておいてよかったです。


 まゆを受け取った私は、早速彼女を連れて部屋に戻ります。
 どこかまゆは寝起きっぽい夢うつつ状態で、帰る途中に話しかけても上の空の言葉しか返ってきませんが、これは想定内。
 愛が重めで、とにかく好きになった男性に一途なレンタル用まゆクローンは、使用の度に記憶のキャッシュを消去するのが一般的と言われています。
 それをせずに不特定多数の男性の相手などさせると、まゆは容易く精神を壊してしまうので仕方ないことなのです。
 多分このまゆクローンも記憶のキャッシュを消去されたため、覚醒直後はぼーっとしているのでしょう。
 ここはその目を、早く覚ましてあげなければ。


 部屋のドアを開けると、一足先に部屋に戻っていた響子がオナニーの真っ最中でした。
 はしたなくM字に股を開いてクリと膣内を同時に弄っている途中で帰ってきた私たちに気づき、悲鳴を上げて取り繕う響子。
 今日の朝相手をしたとはいえ、昨日の夜相手をしてあげなかったからか、大分欲求不満が溜まっているようです。
 昨日も私がさっさと寝た後寂しくオナニーしてたみたいですしね。
 本人は隠してるつもりだったようですが、彼女のベッドに染みついた雌の匂いでもろバレです。


 そんなプンプン臭う性臭とオナニーしている響子にグラグラ理性を脅かされつつ、最初に二人を連れて、風呂へ入ることにします。
 今日は一日中、部屋で3P三昧の腹積もり。
 持ってきたエログッズと大量に置いてあるエロアメニティは、今日全部使いきるくらいの気持ちです。
 こんな時でもないと、有効活用できる機会はありませんからね。


 この部屋に備え付けられた風呂場は広く、まさしく風呂場プレイにうってつけという様相。
 まあおそらく、そのために設計されてるんでしょう。
 ローション風呂の作成やマットの準備などは響子に任せ、私はようやく覚醒してきたまゆとのコミュニケーションに尽力していきます。
 殆どのクローンまゆは飼い主に設定された男を最初からフルスロットル、全力で好意を向けるように設計されてますから、会話とかは順調。
 いきなりラブラブ状態で、ベロチューも密着イチャコラも、喜んで応じてくれます。
 まゆクローンの一番の魅力は、やっぱりこれですね。
 インスタントに自分を大好きになってくれて、調教の手順を踏まずとも何でも許してくれるクローン。
 愛の重さ、想いの強さも、1度限りのレンタルクローンとの逢瀬と考えればむしろ、そのアクの強さこそが心地よい。
 彼女に関してだけ言えば、飼いたいよりも借りたいが先に来る貴重なクローンという気がします。
 私の個人的意見ですけどね。


 そうこうしている間に、響子の方は準備が完了した様子。
 早速、両手に花……ならぬ、両手にクローン状態で、ぬるぬる媚薬ローション入り風呂に三人で漬かります。
 暖かくてとろみの付いたお湯は中々気持ちよく、ゆっくり使っていたい気分もあるのですが……特にムラムラが高まりきっている響子の方が待ちきれなさそうな感じですので、早速プレイに移ります。
 まゆのレンタル期間の問題もありますし、手早く気持ちいいことをたくさんしなくてはいけませんからね。


 ヌルヌルの身体をそれぞれ弄りあい、もどかしい感覚を楽しむ私たち。
 響子とまゆは硬くなったペニスを。
 私は二人の性器を両手でこねくり回し、性感を徐々に高めていきます。
 雰囲気と媚薬に酔って艶のある表情で男のチンポを握る二人の姿は抜群にエロく、まるでベテランの風俗嬢のよう。
 記憶リセットされているまゆも、性テクニックの部分だけはきちんと経験がインプットされているらしく、中々の場慣れた技巧を見せてくれています。
 触った感じだと性器もそれなりに使い込まれているようですし、彼女はかなりのベテランクローンであることが窺えました。
 記憶は初期化されていながら身に着けた技巧や肉体の開発具合は消えずにそのままなんて、妄想が捗って最高以外の言葉が思いつきません。
 

 そうやって興奮をお互いに高めながら、舌を絡ませあったりの絡みを続ける私たち。
 二人の陰部を弄る両手が、ローションともお湯とも違う、ヌチャヌチャした愛液の感触を感じ始めたのを確認して、私は次のステップへと進みます。
 

 まずは小麦色の日焼け肌が完成した響子を膝の上に乗せ、後ろからの全身愛撫。
 昨日や今日の朝は見る余裕なりゆとりなりがなくて気づきませんでしたが、間近で見る日焼け跡と白い部分との境界が絶妙なエロさです。
 そんなエロ嫁クローンが私のペニスに我慢できないかのように股間を擦り付けてくるのですから、もうたまりません。
 甘く粘っこい喘ぎに誘われるように、発情マンコを貫いてしまいました。
 速攻で迎える響子の絶頂と、痛いくらいに噛みしめてくる膣肉に、理性の箍は一瞬にして崩壊寸前。
 身をよじって絶頂の快楽を味わう響子の身体を抱きしめ、そのまま欲望の全てを膣内に注ぎ込みます。
 

 絶頂中に叩き込まれた子種に響子は歓喜の嬌声を上げたかと思うと、だらしなく舌を放り出してさらなる絶頂を迎えているようです。
 強烈なアクメ。
 昨日から焦らしプレイを続けられたようなものだったためか、響子は頭がトンじゃっているようでした。
 普段ならこのまま責め続けるところですが……今日はゲストもいますからね。
 これを機会に、既に私たちの情事を見ながら自慰にふけるもう一人のクローンの責めに移るべきでしょう。



 ローションまみれの私とまゆは、マットの上に寝転びました。
 小柄なまゆが上になり、ボディソープを泡立てて塗りたくった体で、私に女体を擦りつけていきます。
 今までの女の子と比較してもかなり軽い感覚なのですが、逆にそんな小柄な子が重めのねっとりとした奉仕をしてくれるというギャップ。
 それに興奮して、射精したばかりの私のペニスがまた鎌首をもたげてきました。


 そのまま、涎を垂らして男を求めるまゆの女に、ペニスを挿入していきます。
 子宮口のぷりっとした柔らかい感覚が亀頭に密着すると同時、まゆが甘く悩ましい喘ぎを漏らしました。
 ギュっとさらに腰を押し付けると、ピンピンに勃起した皮被りの淫豆が、下腹部に触れてきます。
 熱に浮かされたように私の名前を呼びながら、快楽に翻弄されてよがり狂うまゆ。
 エロい光景なんてこのリゾートに来てから何度も見てきましたが、こうやって名前を呼んで求められるのは他の何にも代えがたい興奮をもたらしてくれますね。
 例えそれが、記憶調整によって組み込まれた偽りの感情だったとしても、愛というのはセックスにおける最高のスパイスだと、私は思います。
 そしてその愛を飼い主に曇りなく向けてくるクローンアイドルはやはり、人類史上最高の発明といってもいいんじゃないでしょうか。


 そんなことを思いながらまゆと騎乗位セックスを続けていくと、まゆの表情が徐々にだらしない雌そのものになっていきます。
 濁りきった眼が潤み、熱すぎる吐息と涎を垂らしながら、全身を紅潮させて悦楽を表現するまゆ。
 それでいて愛を囁きながらペニスをギュウギュウ締め付ける姿に、こちらも愛の言葉を返し、腰の動きをさらに激しくして。
 今日二度目の欲望を、彼女の中に注ぎ込みます。
 まるで吸い付いてきてるんじゃないかと錯覚するほど、貪欲に精液を飲み込んでいく子宮口。
 その感触と、はしたなく達して白目を剥きかけるまゆを視覚で楽しみながら、私は早くも次の交尾について頭を巡らせていました―――。
 


 その後については、説明するまでもないでしょう。
 風呂場でたっぷり追加で2発ずつ、二人のクローンとの交尾を楽しんだ後は、部屋に戻ってやはりセックス三昧。
 ホテルの中庭に臨むベランダに連れ出して、二人を手マンで野外イキションさせたり。
 息抜きに響子がまゆとレズセックスするのを眺めたり(昨日沙紀クローンに教え込まれたようです)。
 外が雨模様なのをいいことに、散々部屋の中で爛れた行為を楽しんじゃいました。
 せっかくの旅行で雨というのは残念ではありますが、こんないい思いが出来るのであれば、引きこもりセックスも悪くないですね。
 それもこれも、クローンリゾートの恵まれた環境あってこそ。
 いくら感謝しても足りません。
 明日の朝、私たちは帰らなくてはなりませんが、是非また来たいと思えるリゾートでしたね。
 ありがとう!クローンリゾート!


 最終日 さよならクローンリゾート


 大して書くこともないので、短めで。


 クローンリゾート最終日の朝は、9時ごろにのんびり起床。
 私は普段早起きの方なのですが、昨日は3人で寝落ちしてしまうまで3P三昧だったので、流石に早くは起きれませんでした。
 何とか怠い身体を引きずって、愛液の染みなどでぐしょぐしょのベッドから抜け出し、性臭プンプンの響子とまゆを抱えるようにして、みんなでシャワーを浴びます。
 そろそろチェックアウトの時間なので、あまりゆっくりしてはいられません。
 セックスのし過ぎで腰が抜けかけている二人をまた襲いたい気持ちもありましたが、ギリギリ理性で抑え込みます。
 まゆの返却時間と、チェックアウトの時間も迫っていることですしね。
 

 荷物をまとめ、フロントにまゆを返します。
 ついでにチェックアウトの手続きもとって、これでクローンリゾートとはお別れ。
 手を振って別れを惜しむまゆに手を振り返しながら、私は何だか切ない気分に襲われていました。


 昨日の日記でも書いた通り、まゆクローンは運用にあたって記憶のリセットが行われます。
 私と交わったことも、響子とレズセックスしたことも、3人で身体を貪りあったことも。
 全部、あのまゆは忘れてしまうのです。
 仕方のないこと、そう理解していても、やはり一抹の寂しさは拭いきれません。
 あの思い出が、彼女の中ではすぐに、なかったことになる。
 人は記憶の中で生き続けるもの、とよく言われますが、記憶を保持できないあのクローンの中では、誰が生き続けるのでしょう?
 クローンという倫理を犯す存在を楽しむ私のような者でも、その境遇に同情の念を抱かずにはおれません。
 どうか願わくば、記憶を保てない彼女の生活に、少しでも幸があるように……。
 そんなことを考えながら、私と響子はクローンリゾートを後にするのでした。


 

 その後、私たちは飛行機に乗って沖縄を後にし、自宅へ帰りました。
 エッチなことをし放題のクローンリゾートの影響か、空港や機内で何度も響子の身体に手を伸ばしかけ、その度に我に返り―――というようなトラブルもあったものの、無事帰宅完了です。
 まるであっという間の6日間。
 数えきれないくらいのいい思いをして、人生で一番楽しかったんじゃないかとすら思う、極楽の6日間でした。
 当初の目的の一つ、響子の日焼けボディ化も達成しましたし、不満なんて何ひとつありません。
 今度は沖合にあるハードプレイ専用の、第2リゾートの方にも足を踏み入れてみたいですね。
 響子を連れていくのは危険なので、おそらく一人で行くことにはなりますが……。
 

 というわけで、クローンリゾート旅行記はこれにて終了。
 みなさんも是非、極上の生活が味わえるクローンリゾートに、足を向けてみては?
 ではどうも、最後まで見てくれてありがとうございました。

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