18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください

白菊ほたるです。
私は今、とても不幸な状況に陥っています。
…正確に言うなら、まったくの理不尽と言うわけでもなく、多少は私自身の責任でもあるのですが…。
耐える事には慣れていたつもりの私ですが、今回ばかりは耐えきれないのかもしれません。

…早い話が、お手洗いに行きたいのです。
いくら余裕を持って用を足しておかなかった私が悪いとは言っても、
お腹を壊したプロデューサーさんがもう1時間近くおトイレに籠ってしまっているのは、
(プロデューサーさんにとっても私にとっても)どうしようもない不運だと言っても許されるでしょう。
…ああ、とにかく考え事をして頭の中をごまかしていないと耐えられそうにありません。

…でも、

私の身体が私のものではないみたいに震えを止めてくれません。…私のあそこも。
さっきから痙攣のようにひくついている私のあそこは、今にもダムとしての役割を放棄してしまいそう。
不幸に彩られていた私の今までの人生の中でも、こんなに苦しいことはかつてないように思えます。

…いやいや、意識をそちらに向けてはダメです。
意識すればするほど、身体が上げる悲鳴をキャッチしている私の脳が、私の意思に反して非情な命令を下しそうになります。
別のことを考えましょう。
私の心にも大輪の花が咲いた花火大会の夜。
相反する二つの属性を演じ分けるのが大変だった舞台公演。
楽しくて仕方がなかったトークバトルショー。
………―――――

???「ほたるちゃん? どうかしたの?」

気が紛れそうになったその時、不意に私の肩に誰かの手がかかりました。
何気ないあいさつに過ぎないはずのそれは、今の私にとっては今まで聞いたどの悪いニュースよりも大きな大きな衝撃でした。

ほたる「っ、ひ、ひぃっ!?」ピュッ
  朋「わ、わっ!?」

驚きにわずかでも緩んだ私の意識と身体は、それまでの抵抗の成果をあっさり手放そうとしました。

ほたる「っ、あ、あっ…」ピュ、ピュッ
  朋「あ、あははー。びっくりさせちゃったかな? ごめんね!」

ピッ、ピュピュッ

  朋「…て、あれ? ほたるちゃん? お股抑えちゃってどうしたの…って」
ほたる「い、いやっ…ぁ」シュ、シュルルッ

嘘です。こんなの嘘です。
私の身体がちっとも言う事を聞いてくれなくなっています。
私の身体なのに、私の意思を無視して、必死に食い止めているはずのものを少しずつ吐き出していきます。

シュルッ… シュッ…

  朋「わ、わぁっ…! もしかしてとんでもないお邪魔しちゃったの!?」
ほたる「うっ、ううっ……だ、めぇ…」シュッ…  シュルルッ…
  シャッ
ほたる「!? ぁ、ぁっ…あぁ、とま、ってぇ…」ジョッ
  朋「わあぁ、スカートに染みて来てるわよ! ちょ、ちょっと待ってて! なにか、なにか受け皿に…」
ほたる「ふっ、ふぅっ…!」ジョッ ジョッ
  朋「! タオル! タオル持ってくるから! あとちょっと頑張って!」

なんで、なんで止まってと祈っても止まってくれないのでしょう。
私が不幸体質だからでしょうか。
必死に力を込めようとしているのに、私のあそこはおかしくなってしまったように震えながら力を抜いていきます。

ほたる「だめっ、だめっ、やだ…ぁっ…」ジュッ ジュウウッ

ジュウウッ ジュッ ジュジュッ

もはや止められているとは口が裂けても言える状態ではありません。
それでも私は朋さんの言葉を拠り所に、せめて最悪にはしないようにと抗うことを続けます。

ほたる「ふっ、うぅぅぅぅっ…!」ギュウウウウウッ

ありったけの力を振り絞って、もはや私の意思を離れてしまっているそこを必死に制圧します。
どれほど無駄なことだったとしても、ささやかでもいいから抵抗の意思は捨ててはいないことを自分に言い聞かせるように。

ほたる「はっ、はっ…!」ピッ ピピッ

私のすべてを捧げた抵抗に、熱い水流は一瞬の緊張状態を見せます。
…すべてを捧げた状態なんて、一秒もつかもたないか。

ほたる「ぁっ、ぁぁっ…ぐ…!」ピュピュッ…

もうどれだけ力んでいるように見せたところで、力なんてまったく入っていないも同然でした。

ほたる「…! ……!」シュッ… シュルルッ…

  
  ジョッ


ほたる「〜〜〜〜〜!!」ジュゥッ ジュウウウッ


ジュッ シュウウウウッ
ジュッ シュウウウウッ
ジュッ シュウウウウッ…



  朋「ほ、ほたるちゃん…、ま、間に合った…?」
ほたる「はぁっ……、はぁっ……」
  朋「ああ……。ごめんなさい…。更衣室まで探しにいってたら、そりゃ時間かけ過ぎよね…」
ほたる「はぁっ…、ぃ、いえ…いいんです…。私の方こそ、はぁっ…、ご迷惑を、かけてしまっ、て…」フッ
  朋「ちょっ!? ほたるちゃん!? き、気絶しちゃった…!」

ピ、ピッ ピュウッ

すっかりぐしょ濡れになったスカートの下、朋の目には映らないところで、
すべての力が抜けたほたるの身体から絞り出すように残りかすが吹き出した…

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

SS

【キュート】

【クール】

【パッション】

【ちひろ・トレーナー姉妹】

ルーキートレーナー


複数・ユニット


【シリーズ作品】

マジカルガールSS

イラスト

【キュート】

桃井あずき


【クール】

松本沙理奈

佐城雪美

速水奏

アナスタシア

大和亜季

望月聖

鷹富士茄子


【パッション】

本田未央

木村夏樹

喜多見柚

喜多日菜子

市原仁奈

イヴ・サンタクロース



【シリーズ作品】

小ネタ

ノージャンル

どなたでも編集できます