ノスしるべ作文コンクール2019 テーマ【Op.2】Entry20
ノスタルジアの夏 ーSUMMER GREETINGSー
ノスタルジアの夏の曲といえばたくさんありますが今回はOp.2振り返りということで個人的に印象に残ったイベント、BEMANI SUMMER GREETINGSの楽曲の話をします。冬なのに夏のイベントの話するのか、と思いましたがノスタルジアに収録されたのも秋だし季節のことは気にしない方がいいですね。
基本的に曲のことやノスタルジアでの譜面のこと、そしてノスタルジアを通して見た楽曲のこと、そして私が感じたことなどを1曲ずつ解禁された順番で語っていきたいと思っております。それでは少し長いですがお付き合いくださいませ。
≪星座が恋した瞬間を。≫
「"星"座が恋した"瞬"間を。」で星瞬、つまり青春。一途な熱い恋を描いた七夕の曲ですね。いいですねこういう青春、私も経験してみたかったなーなんてね。
ロックサウンドとMarLさんの歌声に合わせて弾くピアノは爽快感があってとても楽しいです。テクニカルな配置もあり最初は難しく感じ苦戦もしましたができるようになると弾きごたえ抜群で最高の気分になれました。
MarLさんが歌う曲がノスタルジアに収録されたのはFORTEのTRUTH behind U以来で、TRUTHが解禁された当時私はその力強く訴えかけるような、 そして女性の声だけどもどこか少年のようにも聞こえる中性的な歌声に惹かれました。MarLさんが歌う曲のほとんどは今はポップンにしか収録されていませんがノスタルジアでもMarLさんの歌を聴ける機会がもっと増えればいいな…!
≪SUPER SUMMER SALE≫
ガチなインストに乗せて買い物するというのがネタなようでガチなのかガチなようでネタなのかよくわからないけど聴いているうちに癖になってくるようで中毒性が高い曲です。
…まさかノスタルジアでレジ打ちする日が来るなんて予想できませんでした。ノスタルジア筐体から鳴る音はピアノなど基本的には鍵盤楽器の音です。そんな中鍵盤を押せばレジ打ちができるという仕様には少し困惑しましたがプレイしているうちにだんだん面白くなってきました。
そしてこれは懺悔なのですが、実は私はつい最近までこの曲をノスタルジアでプレイしていませんでした。(他の機種ではやっていましたがノスタルジアは難しそうという理由で敬遠してしまっていました。)でもプレイしてみると面白い譜面だったし、私はまだこの譜面を満足に弾きこなせたわけではないのでこれから弾けるようにしていきたいです。
≪風鈴花火≫
儚い夏の恋を結良まりさんの透き通るような綺麗な声で歌い上げた曲。三拍子のリズムが心地よく、癒しを与えてくれるような楽曲だと思っています。
なんだか歌詞が切なくて、自己解釈ですがあの頃の恋の思い出に浸るといった話なのかなと勝手に想像しています。そう考えるとノスタルジックな気持ちになってきてノスタルジアでプレイすることに特別感があるように思えます。
また、コメントで「恋唄」と書かれていることについて、「歌」と「唄」は本質的な違いはありませんが「唄」と書くとより情緒に響くようなイメージがあります。
イベント楽曲の中ではノスタルジア含めどの機種でも低めの難易度に設定されていますが、実際にプレイしてみると演奏感がとても高く切ない歌詞や綺麗な音と相まって心の奥底まで染み渡るように感じました。
左右に広い配置は初見はびっくりしましたが慣れてくると楽しくなってきます。イントロとアウトロにある左手のずれ押しもいい味出してるなと思いました。アウトロのずれ押しは少し緊張しますが全部◆Just判定で拾えると気持ちいいです。
後にOp.2ストーリーの解禁曲として同じく劇団レコードさんと結良まりさんのタッグによる楽曲、水恋アダージョが収録されましたがこちらもまた素敵でした。結良まりさんの歌声は優しく綺麗で、ノスタルジアの雰囲気にもピッタリだと思いました。
≪Life is beautiful≫
猫叉Masterさんでアルパカといえばポップンのモフロックことmoffingで、この曲もネタ…かと思いきやガチの民族系インストだった。生命賛歌というだけあって生き生きとしているような雰囲気を感じます。熱く燃え上がるような盛り上がり方がとてもいいなと思いました。
アルパカはかわいく、人生は美しいですね。もふもふ。
ノスタルジアでは混フレが多くテクニカルなリズムが難しくてなかなか一筋縄ではいかない難しい譜面で、混フレが苦手な私は最初あまりスコアが出せず少し落胆してしまっていました。けれど、それでも、この熱い展開の曲を聴くと「上手く弾けるように頑張りたい!」と自分自身を熱く奮い立たせてくれるような気がしました。
その甲斐あってなのか今では最初の頃と比べスコアも上がり上達できたと思います。こういった熱い展開の曲は、プレイしながらリズムに乗れて楽しいです。
≪Puberty Dysthymia≫
初見で曲名が読めないことに定評があると自分の中で話題の曲だったりします。ピューバティーディスティミア。思春期気分変調症という意味らしいですね。
変拍子を盛り込んだリズムやダークなピアノとギターのメロディがかっこいいです。ゆっくりめのテンポで始まるイントロから一気に加速したり、サビ前に一瞬少しだけ遅くなったりする速度変化が味を出しているなと思います。
「person09」という現状を皮肉ったような意味深な名義の印象も強かったです。
ピアノがメインメロディということもありこの曲はやはりノスタルジアでプレイすると楽しいです。この激しい譜面はコメントにある「拗らせた」心情を表現しているのでしょうか、と考えたりもしました。
高速階段が特に楽しくてノスタルジアの好きな譜面のひとつでもあります。
≪Prey≫
イベントのボスですね。餌食という意味で、PlayやPrayではなくPrey。たまに間違えそうになります。「PreyをPlay!」みたいな一発ギャグもできちゃいますね。
この曲はギタドラでGITADOROCKアレンジをされていて、ノスタルジア版はそれがベースになってアレンジされています。BPMも変わっており原曲は210ですがギタドラ・ノスタルジア版は200になっています。
ノスタルジアの独自アレンジもかっこよくサビ前のグリッサンドが個人的に好きです。
ボスなだけありどの機種でも難易度が高く、ノスタルジアでは最高難易度の12に設定されていてとても難しい譜面でした。前述のPuberty Dysthymiaよりも激しい譜面になっていて私もあまり得意とは言えませんが「もっと上手くなって弾きこなしたい!」と思える譜面でもあります。
≪Rejoin≫
少年漫画原作のアニメのオープニングテーマみたいなイメージがある曲です。解禁順の立ち位置でいえばエンディングなんですけどね。俺たちの夏はまだまだこれからだ!という熱い気持ちになれます。(今は冬ですけども。)
他機種ではお馴染みのPONさんのボーカル曲ですが、ノスタルジアに収録されているものはまだ少ないということもあり、ノスタルジアの筐体からPONさんの歌声が聞こえてくるのは新鮮な感じがしました。
どの機種でもそうなのですが、PONさんのボーカル曲はノリがよくて譜面も演奏していて楽しく好きなものが多いです。この譜面もPONさんのボーカルに合わせて弾けたりして楽しいです。難しいところも多いですがそれも含めて楽しいし好きだと思えます。
HuΣeRさんとPONさんのタッグといえばIIDXでの版権リミックス曲もあり、今後の活躍にも期待していきたいタッグです。
BEMANI SUMMER GREETINGSの個性豊かな7つの楽曲はそれぞれに違った魅力があり、イベント1回で7回も楽しめると思っていて、とても好きなイベントです。Op.2を振り返る作文を書くにあたってテーマが決まらずずっと悩んでおりましたがふとこのイベントのことを思い出し、「そうだ、ノスタルジアのBEMANI SUMMER GREETINGSについての文章を書こう」と思い急ぎ足で仕上げました。
急いで書いたこともあり文章がおかしかったり誤字脱字があるかもしれませんがそっと見逃しておいてください。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
2019/12/1 ante meridiem-01
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