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ワームホール(WH)とは?

ワームホール(Wormhole)とは、スターゲートのような一般的な星系同士の接点とは異なるソーラーシステム間の通路です。不規則に星系と星系の間を結び、大半はスターゲートのない遥か遠方の星系に繋がります。このワームホールを通過することでしか到達できない星系をワームホール空間(W-Space、Wormhole Space)と言います。それぞれ1つ1つのシステムで独立しており、ワールドのどこかにランダムで生成される穴 (Wormhole) から入る事ができます。
一般的にワームホールとセットで扱われるので「ワームホールで〜〜〜」という話題はこのワームホール空間のことをさすことが多いです。
本来なら、通路である穴の事を「WH」と呼び、中のシステム自体は W-space と呼びますが、日本のコープでは WH=システム 穴=出入り口 という呼び方が一般的です。
(Wiki内の記述は、基本的にシステムをワームホール空間、穴の方をワームホールという呼称に統一していますのでご了承ください)

この空間はNEW EDENの銀河とは別の銀河にあると言われています。つまり、純粋な距離もべらぼうに遠いです。
(つまりワームホールでサイノを使っても、ジャンプドライブでは到達することは出来ません。)

ワームホール空間内は四大帝国もCONCORDも手の届かない完全なる治外法権地域であり、セキュリティステータスは−1.0固定です。艦船を撃沈しても、PODを破壊しても、まったくのお咎め無し。セキュリティステータス減少無し、殺害許可もつきません。また帝国領内では使用が禁止されているボムワープ妨害フィールド(バブル)なども使い放題。

さらに最も重要な要素が、WH内ではローカルチャットで発言するまで、名前が出ません
(ローカルチャットの遅延と呼びます)
無言の状態だとWH内のローカルチャットは0人を指しています。つまり、WH内に一体誰が、そして何人いるのかまったく不明ということです。
(WHから脱出してもローカルチャットから名前が消えるわけでもありません。)

危険の見返りとして、WH内は豊富な資源に満ち溢れています。惑星資源の埋蔵量、アステロイドの含有量は宇宙で最も多いです。
(月資源はありません)
また、スリーパーと呼ばれる特殊なNPCが高価な材料を落としてくれます。

ワームホールの見た目

ワームホールは離れた空間同士を繋ぐ穴です。呼称こそ「穴」ですが、空間を歪めて接続しているため、どの角度から見ても同じように空間に穴が開いているように見えます。



空間を繋いでいるので、中心部分に見えている景色はワームホールの向こうの星系です。WH通であれば、ワームホールを通過しなくてもここの色などから接続先の星系がだいたいどのあたりにあるか、クラスいくつのワームホール空間なのかを特定することができます。
また、周囲に出ている立体的なフレア状のものは通過可能な最大質量によって色が変わります。これも、見た目でどの程度の船が通過できる穴なのかを判別できるわけです。

ワームホール空間での活動目的

 ・アノマリ (Anomaly) や 各種サイトで出現するスリーパードローン(Sleeper Drone)というNPCのサルベージ
 ・データサイト、遺物サイトのコンテナからのレアアイテム回収
 ・ガスサイトのガス採掘、鉱石サイトでの鉱石採掘
 ・資源豊富な惑星を使った惑星開発 (PI)
 ・コンバットブースターやキャピタル艦などの一部の特殊生産物の製造
 ・PvP (WHは、0.0と同じくPvPフリー)

ワームホール空間の種類

ワームホール空間には以下の要素があります。

 ・C1 から C6 (クラス1〜6) までのランク (敵の強さやサルベージ品に影響)
 ・特殊天体によるボーナス、ペナルティ →WH内の特殊な天体
 ・ワームホール空間同士、または既知宇宙を結ぶWH固有、またはランダムに出現するワームホール →WH識別方法

ワームホールの探し方

ワームホールはハイセクやローセク、ヌルセクなどの既知宇宙エリアでプローブ等を使って探索する必要があります。

プローブスキャナーのインターフェイス上でワームホールはかなり早い段階で特定できます。また、特定も比較的楽です。小型艦しか通過できないワームホールより、超大型艦が通れるような巨大なワームホールのほうがなぜか特定しづらいです。




ワームホールで生きる者の重要な知識としてプローブで特定したワームホールの位置と実際の位置は数kmずれるというものがあります。



ハイセクなどならともかく、ワームホール空間やローセク以下の地域では、このズレはワープ後しばらく通常航行しなくてはならないことを意味します。襲撃者にとっては絶好のアプローチチャンスになってしまいますので、ワームホールを視認したらワームホールそのものの位置をブックマークしておくことが重要になってきます。

また、ワームホールの特定結果に対して直接ワープしたときの位置はなぜか最初にワープした位置とその後ワープした位置がずれています。これを避けるために、一度ワープに入り→キャンセルし→またワープする、というおまじないをするとなぜかこの問題が解消しています。

ワームホールはこのように不思議な物理法則によって支配されています。

ワームホール空間内のシグネチャ(隠しサイト)等探索について

ワームホール空間は、どこか違う銀河だか宇宙だかにあること以外は通常の星系とまったく同じ構造を持っています。

かつては「サーバーメンテナンスをまたぐとIDが変化する」などの不思議な法則によって支配されていましたが、今では通常とまったく同じように識別できます。プローブスキャナーにおけるIDは変化しませんし、場所も同様です。ただし、サーバーメンテナンス直後はワームホール内のシグネチャが全て一時的に消滅するので、メンテナンス前にブックマークしておいてもしばらく待ってからワープしないとそこには何もありません。

ワームホールにはその星系特有の「固定地域に通じるワームホール」が存在します。これを通称固定穴と呼びます。例えばとあるワームホール空間がハイセク・C3WH固定の穴が存在するとしましょう。そうなると、このワームホールには必ずハイセクのどこかと、いずれかのC3クラスワームホール空間へ接続するワームホールが存在するということになります。ワームホールの寿命が尽きると、新しいワームホールが出現します。

同様に、ハイセクなどから見たのと同じように、固定でないランダムな行先のワームホールが出現する可能性もあります。これを固定穴と区別してランダム穴などと呼びます。

ワームホール空間の出入り

ワームホール空間の出入りには、全ワールドで一定のルールの下、ランダムに生成されるワームホールを通ります。



右クリックメニューや、メニュー盤などを使ってワームホールを通過してください。基本的には行き先は未知の宇宙なので、ワームホールを通過する際は警告が表示されます(二度と表示しない設定も可能)。



ワームホールの通過エフェクトと通過音

艦船がワームホールを通過するとき、ワームホール全体に広がる波紋状のエフェクト(これはカメラが寄っていても引いていても、同じくらいのサイズに見える)と、独特のグヮングヮンという通過音がします。これは監視する際に非常に重要な情報です。付近で監視している限り、ワームホールを艦船が通過してくるのを見逃すことはありえません。

ワームホールの名前と意味

特定したワームホールは、それぞれがIDを持っています(プローブスキャナーの時に表示されるIDとは異なります)。このIDは、通過できる質量の上限、一度に通過できる質量、接続先の星系などによって一定です。IDは重要な情報源となるわけです。



それぞれの意味は別ページにまとめましたのでそちらを参考にしてください。

関連ページ:WH識別方法

質量によるワームホールの通行の限界

ワームホールはそれぞれ通行可能質量の上限(通過できる船の質量)消滅するまでに通過できる合計質量の2つのパラメータを持っています。

通行可能な質量の上限は、文字通り艦船の質量にって通行可能な艦船のサイズを決定します。超大型艦船が通過可能なワームホールは主力艦も通過できるので、ワームホール空間で使う攻城艦や艦載機母艦を運び込んだり、超大型輸送艦で距離を短縮した輸送を行ったりする重要な資産になります。
逆に超小型サイズのワームホールは中型以上の艦船が入れない分、対処可能な戦力が限られる、逃げても後を追えない可能性がある、などの要素が生まれてきます。

艦船がワームホールを通過すると、その質量分が通過可能な合計質量から減算されます。合計の通過量が限界を超えるとワームホールは消滅することになります。
通過する際に計算される質量はモジュールの影響を受けます。主な例がアーマープレートやマイクロワープドライブの起動による質量の増加で、他にも質量を増減させる専用のモジュール(Zero-Point Mass Entangler(ゼロ質量エンタングラー))やリグ(ヒッグスアンカー(Higgs Anchor))も存在します。そのワームホールを長く通行したければ質量が増えるモジュールの使用は可能な限り控えるべきで、逆に──主に保安上の理由などから──そのワームホールを消滅させたい場合は質量を増加させて通過します。

ワームホールを通過した質量の詳しい数値は表示されませんが、残りの通過可能質量合計によって説明文中のメッセージが変化します。それと同時に、残り50%を切ったとき、残り10%を切ったときの2つのタイミングでワームホールは何かを放出しながら大きく縮小します。これはグラフィックがはっきりと見てとれます。これにより、ワームホールは通過質量の限界を教えてくれます。

関連ページ:WH識別方法

ワームホールの質量の回復
一部のワームホール(※フリゲート級の艦船が通過可能なワームホールの一部、と言われている)では本来不変なはずのワームホールの通過可能な合計質量の回復が報告されています。これはじわじわ回復するのではなく、艦船の通過によって発生・・・つまり通過した艦船の質量が一部キャンセル(あるいは艦船の質量を超えて回復)するような形を取るようです。そのため、本来フリゲートしか通れないような小さなワームホールのはずなのに消失させるのが非常に難しくなります。

ワームホールの名前から見る「表と裏」

ワームホールにおいて、本来のIDとは異なるものがついていることがあります。それはワームホールの「何者かが通行したときの出口の方」を意味する「K162」というIDです。



ワームホールは本来双方向の通路ですが、入口側となるワームホールを特定した時点では出口側は存在せず(まあもしかしたら存在自体はしているかもしれませんが)通行することができません。
ワームホールを通過した時点で出口側のワームホールがK162の名前で現れ、双方向で通行できるようになります。

これは危機管理において重要な意味を持ちます。ワームホールなどでこの穴を発見した場合、何者かが他の星系からそのワームホールを通って侵入したということになります。その相手が敵意を持っているか、そうでないか。まだ内部にいるのか、いないのか。それはわかりません。綿密な探査と索敵を行うべきでしょう。

他のワームホールに侵入する場合も同様です。K162穴に入るということは、行先に住民がいる可能性があります。行先のワームホール空間侵入後は、やはり綿密な探査と索敵を行ってください。

ワームホールの再通過制限


ワームホールを何度も出たり入ったりすると推進器(?)のコイルが磁場を帯び、ワームホールを通過できなくなります。



これは、以下のような潜りかたをすると発生します。

1.ワームホールの外側から、内側に入る(または内側から外側に出る)
2.同じワームホールを潜り、元居た場所に戻る
3.1.と同じ手順でワームホールを再び通る

この場合、3.を行うために、1.を行ってから300秒(5分)以上経過している必要があります
経過していない場合、待機時間としてカウントされます。上記のメッセージや、WHに表示されるタイマー表示にて残り時間は確認できます。




特にこの制約が効いてくるのがワームホールを何度も通過することで穴を潰そうとしている場合(「穴を潰す」とはWH関係の用語で、通過可能な質量に限界があることを逆に利用して、高質量の戦艦などでWHを往復して消滅させる技法)。
どう足掻いても待機時間が発生するため、急ぐ場合は複数人で交代で行いましょう。

また、残り通過可能質量の計算は重要です。失敗すると船がワームホールの「向こう側」に取り残されてしまうことになります。マイクロワープドライブの起動による質量増大、あるいはヒッグスアンカーなどの専用リグ、これらを使ってしっかりとした計算を行いましょう。

また、計算用のツールを作成している方もいます。

外部リンク:Wormhole Mass Calculator
(※このツールが公開されたフォーラムはコチラ



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このページへのコメント

このようにWHでは時間の感覚も狂ってしまいます。というわけで、記載を修正いたしました。ありがとうございます。
自分で測ってみるとはとてもWIKI書きとして見所があると思います。

1
Posted by Quote 2017年01月28日(土) 01:17:52 返信

WH穴の再通過制限ですが、ゲーム内でストップウォッチで測ったところ5分でした。
またUniwikiの該当記載も5分となっておりますので、こちらの記事の4分から修正して頂けるとありがたいです。

1
Posted by Hakugin 2017年01月25日(水) 11:29:25 返信

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