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採掘とは?

採掘といえば、鉱石を掘り起こし利益を得る第一次産業です。
このEVE宇宙でも、それは同じです。・・・が、掘り起こす場所が、あなたの想像とは違っているかもしれません。このゲームでの採掘とは、小惑星(アステロイド)からの鉱石の採取なのです。惑星を取り巻く小惑星帯(アステロイド・ベルト)全部が鉱床となるのです。

採掘のススメ

「序盤はまず採掘で資金稼ぎを!」こう言う先達は少なくありません。なぜ採掘がお勧めなのでしょうか?

それは、元手と利益のバランスです。10連ミッションの採掘コースをクリアすると、ベンチャーという採掘用フリゲート艦が貰えます。これを手に入れ、安物でもかまわないので採掘レーザーを搭載するだけで、それなりの稼ぎを得ることが出来るのです。また、10連ミッションは1カ国3箇所、4カ国で12箇所で受諾できることをお忘れなく。つまり時間に糸目をつけなければ、12隻ものベンチャーを無料で手に入れることも可能です。もっともそこまでやる人はあまり見かけませんが、万が一のために予備として数隻持っておくのもいいかもしれません。

スキルを伸ばし本格的な採掘艦に乗れば、稼ぎは更に何倍にもなります。そのまま採掘業者としての道を究めるもよし、採掘で得た資金を元手に新たな道に進むのもよし。それはあなた次第です。

採掘に向いた場所を探す

採掘可能なアステロイドは、星系ごとに数と位置が決められています。各小惑星に埋蔵量と鉱石の種類が定められており、星系によって異なります。

最も重要な要素は、掘った鉱石は精錬したり圧縮したり、あるいはそのままで、マーケットで売りさばかなければISKにならないということです。

つまり、商業地に近ければ近いほど、輸送の手間が少なくなるということです。そのため商都付近のアステロイド・ベルトなどは人気が高く、拠点にしている採掘屋が多く存在します。そんなところでは得られる鉱石は少ないかもしれません。
辺境の人が少ない星系であれば鉱脈を独り占めできるかもしれませんが、交易が盛んな星系まではるばる輸送しなければなりません。あなたの目標とする採掘量、輸送にかける手間、これらのバランスを考える必要があります。
有利な要素もあります。採掘すれば埋蔵量は減り、埋蔵量限界まで採取し尽すとアステロイドは消滅します。ですが消滅したアステロイドはサーバーメンテナンス明けに復活します。日本時間では20:00にあたり、夜のちょうどいい時間に鉱石が戻ってくるということになります。

採掘屋の人口は意外と多いです。地元に人々が集中し、アステロイドがなくなってしまったら。それまでは他の小惑星で採掘するか、他の事をして時間を潰すしかありません。拠点とする星系、あるいは隣接する星系。あまり移動することなく、多くのアステロイドベルトを抱えていて、自分の活動時間にあますところなく採掘できるような拠点を探すべきです。

セキュリティの低い星系ほど、希少で高額な鉱石を採掘できます。つまりハイよりロー、ローよりもヌル、といった具合です。それならばといきなり危険地帯に行くのはお勧めしません。ハイリスクハイリターンという言葉通り、セキュリティの低い星系には危険が潜むのですから・・・。現実的なところは、ハイセクで最もセキュリティステータスが低い0.5の星系でしょう。

採掘に潜む危険

ただ採掘艦を手にいれ装備を整えるだけではいけません。採掘するにもいくばくかの危険が伴います。それに対する備えを忘れてはけません。
・敵NPC
小惑星帯には俗にRatと呼ばれるNPC海賊が出現します。セキュリティの低い星系ほど強力な敵が出現し、ヌルセキュリティでは戦艦まで現れます。もちろん彼らの目当てはあなたの船です。

対抗するためには戦闘力が必要です。しかし採掘艦のハイスロット(通常は武装を装備する場所)は、採掘レーザーで埋まっていることでしょう。そこでドローンと呼ばれる半自律型機動兵器の出番です。ベンチャーでは2機、上位の採掘艦では5機までの小型ドローンが運用できます。これらを用いてNPC海賊を撃退しましょう。

ただし近年では、海賊の前線基地から出撃してくる特殊なNPC、トリグラヴィアン集合体の侵略艦隊など、ハイセクでも強力なNPCが多く出現します。時には敵NPCの撃退ではなく、時間を稼いで離脱することも考えなくてはいけません。また、採掘艦に求められる防御性能も自然と高くなります。
・自分以外のカプセラ
アステロイドに目をつけ、鉱石を掘りに来るのはもちろんあなただけではありません。他のカプセラも鉱石を掘りに来るでしょう。中には領空権を主張し、妨害する者もいます。

バンプ(体当たり)であなたを採掘レーザーの射程外まで弾き飛ばす、iskを要求する等々手口は色々です。下手に対抗して目を付けられるのも損な話なので、採掘場所を変えるなどの平和的な解決策がベストでしょう。

しかし悪人ばかりではありません。採掘支援を申し出てくれる等の良心的なカプセラもいます。こういった「良い」カプセラとは友達になりたいものです。もしかすると鉱石の情報を教えてもらえるかもしれませんし、生涯を通じての仲間になるかもしれません。ただし、輸送の申し出には注意してください。親切に運んでくれる人もいるでしょうが、持ち逃げされる危険もあるのです・・・。

・KAMIKAZE
上記の攻撃的な妨害を行うカプセラの中でも、もっとも迷惑で被害の大きい部類です。ハイセキュリティ星系では、合意なく他者を攻撃するとコンコードと呼ばれる警察機構の戦闘艦が駆けつけ、無法者を撃沈してくれます。しかし、彼らが現場に到着するまでに僅かながら時間がかかります。この僅かな時間で、目標を撃墜する一種の海賊がいます。

当然彼らはコンコードによって撃墜されますが、そのころにはあなたも残骸になっていることでしょう。撃沈覚悟のその様から、彼らはKAMIKAZEと呼ばれます。自分も沈むのになぜ攻撃するのか?哀れな獲物が沈んだあと仲間が輸送艦で現れ、残骸からモジュールやカーゴの中身をさらっていきます。彼らにとって無防備で耐久性の低い、さらにカーゴには鉱石を満載した採掘艦は格好の獲物です。

関連ページ:KAMIKAZEへの対策

輸送艦の利用と鉱石泥棒
採掘してカーゴが一杯になるたびにステーションに戻るのを煩わしく思ったことはありませんか?そんなときは以下の方法を試してみてください。
  1. カーゴ一杯まで採掘する。
  2. カーゴの鉱石を船外に投棄する。
  3. 投棄された鉱石はコンテナに入った状態で宇宙に浮かぶ。
  4. 採掘を再開し、鉱石が一杯になったら上の手順で投棄したコンテナに入れる。
  5. 一定量貯まったらステーションに引き返し、輸送艦に乗り換えてコンテナを回収する。

こうすることで、ステーションと堀場の往復の手間が減ります。輸送艦は流通の10連ミッションをクリアすると報酬として手に入れられます。ただし注意してください!宇宙空間に放出されたものは、誰のものでもないのです。このコンテナを狙う泥棒もいます。

また、コンテナが黄色で表示されている場合は絶対に開けてはいけません。あなたのコンテナはすでに奪われ、偽者のコンテナにすりかえられています。黄色のコンテナは自分以外の者に所有権があることを表し、そこからアイテムを取ると犯罪フラグが立ってしまいます。そうなってしまうとあなたは誰からでも攻撃される状態になってしまいます。鉱石を奪われた挙句、船まで失うなんて事態だけは絶対に避けてください。

採掘屋のステップアップ

Step.1 ベンチャーを使いこなそう
最も手軽で小型、十分な鉱石カーゴを持つVenture(ベンチャー)を使いこなすことこそが採掘の第一歩です。手近なアステロイドに行き、鉱石を採掘してきましょう。
フリゲートであるベンチャーは攻撃に脆弱な面もあるので、対NPC戦闘には十分注意し、いざというときは即座に離脱できるようにします。

Step.2 鉱石を売って利益を出そう
ベンチャーでは採掘量の面からでもあまり大勢に影響を与えません。そのため、最初は商業地と呼ばれる星系からほど近い場所で採掘することです。
輸送艦が無い場合でも、ベンチャーに積んで売りに行けばよいのです。

輸送のためにカーゴホールドが大きい輸送艦を導入することにより、何回か採掘してから売りに行く、というサイクルを作ることができます。採掘する時間が増えるので、時間あたりの収入は増えていくことでしょう。

Step.3 採掘に有利な拠点を探そう
前述した埋蔵量や危険度の関係から、自分にあった拠点を作り、より高価な鉱石を安定して(そしてできれば、安全に)採掘できるような体制をつくります。

ここで一つ大きな要素として「再処理・圧縮施設があるストラクチャ」を探してみるべきです。多くの場合は身内のみの利用になっていますが、セキュリティの甘いストラクチャは外部のキャラクターが利用できることもあります。鉱石は圧縮すると体積が激減します。輸送する際に大変有利になるということです。
ただし、積み荷の価格も爆増するため、KAMIKAZEなどに狙われやすいという欠点もあります。実際に圧縮鉱石を輸送するのであれば、防御力の高い上位輸送艦を入手してからでも遅くないかもしれません。

Step.4 採掘艦に乗り換える
より採掘力の高い採掘艦(Mining Barge)に乗り換えましょう。また装備も、Tech 2採掘器などにどんどんアップグレードしていくべきです。また、採掘艦に乗り換えてTech 2ストリップマイナーを使用できるようになると、採掘クリスタル(Mining Crystal)を導入しさらに採掘効率を上げることができます。

採掘量の増大に伴い、輸送力も強化していくべきです。十分な採掘能力が見込めるようになったら、超大型輸送艦(Freighter)を導入してみるのも悪くありません。これは非常に高価ですが、輸送量は通常の輸送艦とは比べ物になりません。

Step.5 採掘艦隊と採掘支援
1隻よりも2隻、2隻よりも3隻。採掘艦が増えるたびに採掘能力が増えていきます。EVE Onlineは複数アカウントの使用がむしろ推奨されており、採掘などは操作量が少ないために複数アカウントを導入しやすくなっています。もちろんこれは任意ですが、手持ちの採掘アカウントを増やすというのは、専業の採掘屋の多くが通る道になります。

また採掘艦を増やすことにより、指揮型輸送艦(Industrial Command Ship)による採掘支援バーストの効果が見込めるようになります。これは採掘量などの性能を向上させるための支援効果を発生させるものです。採掘艦が1隻2隻の場合に支援をするよりは採掘艦をさらに1隻足した方が採掘量は多くなりますが、採掘支援バーストによって増加する採掘量が1隻分を超えたとき(だいたい採掘艦5〜6隻が目安)、採掘支援の導入が望ましくなります。

もちろんこれは全て中の人が1人でまかなってもかまいませんが、採掘コーポレーションのようなところに入って複数人で協力するのもまた良いものです。

Step.6 より高価なものを掘る
採掘対象は鉱石だけにとどまりません。高価なアイス鉱石や、ガス雲などの特殊な採掘対象がそれです。また、ストラクチャを設置して衛星資源採掘という道も開けます。もちろん単純にローセク、ヌルセク、そしてワームホールといった危険な宙域で採掘すれば、埋蔵量も鉱石のレア度も比べ物にならなくなるでしょう。

もちろんNPCだけでなく単純にプレイヤー絡みの危険も多いので、それらに対処するだけの十分な知識と、いざというときに脅威を打ち破るための十分な戦力を持つ必要があります。ここまでくれば立派な採掘屋です。

実際にやってみよう!

長々と説明してきましたが、実際にやってみるのが一番の勉強であり近道です。必要なもの、スキルなどはこちらのページで詳しく説明しています。ぜひ目を通して、小惑星帯へワープしてみましょう!



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