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艦船の情報を盗む

対象の艦船などに対して起動することで表面に出ていない相手の情報を得ることができるモジュールがあります。カーゴスキャナー(Cargo Scanner)シップスキャナー(Ship Scanner)がそれにあたり、いずれもスキャン装備に含まれています。
スキャナーはスキル要件は「CPU管理(CPU Management)Lv1(Tech 2でもLv2)」なので使用までのハードルは非常に低いです。「スキャナーを使うためのスキル」と銘打った調査(Survey)というスキルが別にありますが、これは必須スキルではありません。このスキルを上げるとスキャンにかかる時間が短縮されますが、もともとそこまで時間がかからないので上げるべきスキルですらありません。

いずれのスキャナーも、起動するためには対象をターゲットする必要があります
また、いずれのスキャナーも性質上オートリピートしません。繰り返しスキャンしたい場合は手動でなんども動かす必要があります。

一瞬の起動を見逃すな

スキャナー起動のためのターゲット。激しい戦闘中などは誰も気に留めませんが、ハイ・セキュリティ宙域を航行中などにターゲットされたらどんなに呑気なカプセラでも周囲を警戒し、手近なステーションへと駆け込んでしまいます。

そのため、ハイ・セキュリティ宙域で輸送艦のカーゴホールドを覗いたり、戦艦の装備をチェックしたりする場合は大抵の場合「パッシブターゲットシステム」にあたるパッシブターゲッター(Passive Targeter)などが併用されます。これは「相手にターゲットされたことを気づかせずにターゲットする(イエローボックスなどのエフェクトが出ない)」特殊なモジュールです。

ではスキャンされても察知する手段が無いかというとそうではありません。スキャン時にはそれぞれ固有のエフェクトが発生します。ただしこれはほんの1〜2秒ほどの間なので見逃さないようにする必要があります。




常に気を張っている必要があるように思いますが、スキャンされるタイミングはほとんどの場合「出港直後(または入港前に間があいたとき)」「スターゲートからワープするとき(あるいはスターゲートにランディングした直後に間があいた時)」です。特に狙われるのがいわゆる商都を結ぶ航路の途中です。オートパイロットに頼らず、ワープする際は周囲に浮いている艦がないかを確認する、など、いくつかの防衛策を取ることが可能です。
狙われるのが商業航路なのは「行先を察知しやすい」という面もあり、特に高額の商品や、強力で高価なモジュールを積んでいる場合は注意が必要です。漫然とワープしていると次の0.5星系では艦隊のお出迎えが待っているかもしれません。スキャンを察知したら一度近くのステーションで身を休めるか、航路を変えるなどの手を打つ必要があるでしょう。

カーゴスキャナー(Cargo Scanner)



カーゴスキャナー(Cargo Scanner)は、対象の艦船などのカーゴホールド、加えてフリートハンガーや専用カーゴ(鉱石ホールドなど)や、船舶修理場などをスキャンし、何が積まれているかを明らかにします。

性質上(KAMIKAZEするために)高額の積み荷を積んだ輸送艦を探すためなどによく使われます。輸送艦に乗っている際にエフェクトが見えたら要注意です。このモジュールはコンテナなどを対象にとることもできるため、探検(データサイトや遺物サイト)におけるハッキング対象のコンテナをスキャンし、高額なアイテムが入っているかどうかをチェックするためにも使用されます。

このモジュールが機能するのは「コンテナ」や「カーゴホールドを持つ艦船など」に対してのみで、例えば破壊するとコンテナを出す(アイテムをドロップする)建造物などに対しては機能しません。
性能
グレード起動(待機)時間スキャン範囲
Tech 15.0 秒50 km
Tech 23.0 秒70 km

起動(待機)時間はスキャンを開始してから結果が出るまでの時間です。前述のとおり調査(Survey)スキルでLvごとに5%ずつ短縮されます。

グラフィック



結果



積み荷がざっとリスト化され、ざっくりとした評価額が出ます。

シップスキャナー(Ship Scanner)



シップスキャナー(Ship Scanner)は、対象の艦船、あるいは建造物などに装備されているモジュールやリグをスキャンします。同時に対象のキャパシタ総量をチェックできるので、ニュートライザ艦やボイドボムなどの使用時に併用するのも有効です。

スキャンには精度があります。たとえ範囲内でも常に全てのモジュールをスキャンできるわけではありません。完全に相手を丸裸にするのであれば何度かスキャンして情報を統合する必要があります。

性能
グレード起動(待機)時間スキャン範囲スキャン精度低下範囲
Tech 12.0 秒50 km30 km
Tech 21.5 秒60 km36 km

タレットと同様にシップスキャナーには精度低下範囲があります。すなわちスキャン範囲を超えてもスキャン自体は可能ですが、精度(モジュールの網羅性)はさらに低下することになります。
起動(待機)時間はスキャンを開始してから結果が出るまでの時間です。前述のとおり調査(Survey)スキルでLvごとに5%ずつ短縮されます。

グラフィック



結果



装備されているモジュールがざっとリスト化されます。右上に表示されているのが対象の艦船のキャパシタ総量と残量です。

使用例

艦船スキャナーは、特にハイ・セキュリティ宙域でのKAMIKAZE屋(標的を探す役)としては、専門の船が用意されることがよくあります。関連する様々なモジュールはミディアムパワースロットに搭載されるので、スロット数の多いBlackbird(ブラックバード)Heron(ヘロン)、または安価さからコルベット艦などが専用艦としてFITされ、日々獲物を探しています。
特にブラックバードは実際にKAMIKAZE攻撃を行うTornado(トルネード)などの艦船が到着するまで対象のワープを妨害する艦船としても、ゲートガンなどに耐えれるため優秀な働きをします。

PvPシーンでは専門の艦船としての運用例はほとんどありません。それでもこのスキャナー用モジュール自体があまりパワーグリッドやCPUを食わないため、空いたスロットに詰め込むような形でステルス爆撃機やニュートライザ艦のお供に使われることがあります。シップスキャナーで相手の残りキャパシタが確認できると、キャパシタへの攻撃を効果的に行うことができるようになるためです。

カーゴスキャナーは前述の通り、探検を効率化させるためにもよく使用されます。



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このページへのコメント

探検サイトのコンテナにカーゴスキャナーを当ててハックするコンテナを決めるみたいに、ミッション地の建造物の高額ドロップ品の確認にもこの手が使えないものかと思って試してみたんですが、建造物自体のカーゴホールドには内容の設定がないようで、何をスキャンしてみてもスキャン結果は常にからっぽでした。コンテナにしてみないと中身は見られないようです。
gyazo.com/48f12e75e16daf2ce6d89c1e2f7571ab

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Posted by 名無し(ID:jxD4uP1wRw) 2021年02月27日(土) 06:11:36 返信数(1) 返信

それができたらあらゆる建造物をサーチできて大変便利ですが、ま、残念賞ということで。
その情報を追記しておきました。ありがとうございます。

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Posted by  quote_mraz quote_mraz 2021年03月03日(水) 00:28:25

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