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コーポレーションは実は全て株式会社です。もちろん、株式による投資が設立のために必ずしも必要でないので軽視されがちですが・・・。株式はコーポレーションの仕組みに組み込むことで、利益配分、あるいは会社内の意思決定プロセス、あるいは役員の自浄作用などなど・・・ちょっと複雑で、ちょっとシビアな機能を得ることができるものです。

もちろん本来の株式投資と同じく、投資と引き換えに株式を譲渡し、利益を還元する仕組みを実現することもできます。かつてはEVE ONLINE内部に株式市場を作る計画があったそうですが、当然のようにブッ潰れました。リアルではありえないほどに投資資金を持って逃亡するのが容易いのがその理由でしょう。信頼できる間柄であればそれも可能でしょうが、普通に貸し借りしては・・・。

凝った作りの割に使い勝手が悪い株式ですが、仕組みを理解して活用方法を探してみましょう。

株式は、新株の発行、メンバーの除名、コープハンガー上のBPOのロック・ロック解除などの投票（多数決）に使用します。
持ち株数が、貴方の票数となります。投票された株式数に占める割合が多ければ多いほど、投票は力を発揮します。

株式に対して配当を行った場合、配当総額の持ち株数/総株数を得ます。

従って株式はみだりに発行したり、みだりに譲渡するものではありません。悪用されるとコーポレーションの仕組み自体をひっくり返されてしまいます。

他社の株式を保有している場合、そのコーポレーション発行の投票の通知や、そのコーポレーションが参加した戦争の通知が送られてきます。

コーポレーション設立時、デフォルトで株式が1,000株発行されます。



コーポレーション所有の株式を他のキャラクターに譲渡するには、ディレクター（Director）以上の権限が必要です。
株式の所有状況を確認し配当などを行う操作は、会計担当者（Accountant）および会計担当補佐（Junior Accountant）の権限（いずれかのコーポレーションウォレット部門のアクセス権限を持つこと）があれば行うことができます。

株式は常に譲渡によってキャラクターやコーポレーション間を移動します。コーポレーションが株式を所有している場合は、前述のとおりディレクター以上の権限が必要になります。個人が株式を所有している場合、そのキャラクターのみが持ち株を操作することができます。発行元のCEOであろうと、他人に譲渡した株式を勝手に操作することはできません。

株式を譲渡する場合、操作可能な株式を右クリックして譲渡を選択します。



譲渡
する株数と、譲渡先を選択します。譲渡先はコーポレーションやキャラクターの名前を入力し、必要があれば検索して決定します。




OKを押せば株式は即座に譲渡されます。

それぞれの個人ウォレットの株式において確認できます。

コーポレーションが保有する自社株、または他社の株式は、コーポレーションウォレットの株式→コーポレーション所有から確認できます。



あくまで会社が保有する株なので自社分に限らない点、ここは間違えやすいところです。

これは、自社の株式を保有する社、個人の一覧です。コーポレーションウォレットの株式→株主から確認できます。

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この配当機能は、株主・メンバーを選択して一定の金額を分配する機能です。

操作は、コーポレーションウィンドウのホーム→詳細から行います。
最下部にあるボタンのうち「配当」を押してください。





図のように、配当は「株主」と「メンバー」を選択して実行できます。メンバーを選択した場合は、コーポレーションに所属する全メンバー（ALTや幽霊社員なども全部含む）で均等に分配されます。株主を選択した場合は、株主はそれぞれ配当金額のうち自分の持ち株数/総株数を得ます。

この金額は、アクティブにしているコーポレーションウォレット部門から支払われます。コーポレーションに対して支払われた場合は、マスターウォレットに配当金として入ります。






コーポレーションが自社株を保有している場合、配当金は一度全て支払われたのち、保有分の配当金が振り込まれます。

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