B-OSP社の運営する、MMORPG EVEONLINEのwikiです。


 


はじめに

艦隊は移動を便利にするために組むものから、ガチの領土防衛戦艦隊など様々なものがあります。
そのため、まず第一に「それがどのくらいマジな艦隊なのか」ということを知る必要があります。判断基準はともかく、マジな艦隊になればなるほど「勝手な行動が出来なくなる」と理解してください。

自分の艦が敵に狙われ、今にも落ちそうになったとき・・・それでも事前に「ヤバくなったら逃げていい」という指示・取り決めがなく、艦隊司令官から離脱の許可が無かったときは沈むのを覚悟して戦い続けなければなりません!戦略的な目標のために壊滅・全滅するまで戦い抜かなければならないことは結構あります。艦隊の司令官は自分の艦隊の数から与えられるダメージなどを計算していることも多く、その計算を狂わせるべきではありません。

アライアンスやコーポレーションの艦隊は基本的に一丸となることが期待されています。自由参加形式のPvPフリートなどでは、そのあたりの取り決めを事前に確認しておくとよいでしょう。

事前にチェックしよう「艦隊の目的」

艦隊に参加するにあたって次のような大まかな部分を確認しておきましょう。

・作戦目標
・作戦行動期間
・活動エリア
・撃墜時の補償
・報酬など

もちろんそんなものウチには無いよという場合もあります。流れと雰囲気というあいまいなもので済まされることも。防諜上の理由で、目標や移動ルートなどが伏せられている場合もあります(大きなアライアンスの場合は徹底しています)。
経験豊富なメンバーが同時に参加していた場合は、その人は様々な情報や雰囲気を総合してだいたいの目標を察していることもあります。どうしても伏せられているところが気になる場合は聞いてみるのもひとつの手です。
基本的には言うまでもなく、そのあたりの事前説明(ブリーフィング briefing)、あるいは事後説明(デブリーフィング、debriefing)がしっかりしているのが望ましいです。悩ましいところですが参加者も隠されているよりはわかっていたほうが楽しいからです。

事前にチェックしようその2「参加要件」

艦隊には、その性質からなる参加要件がある場合があります。

一番顕著なのは、FITの要件です。最も制約が厳しい例として挙げられるのは大規模なアライアンスの艦隊で、これらは射程距離の均一化期待ダメージの確保などの理由から厳密にFITが指定されています。場合によっては推進力系やキャパシタ系などの基礎スキル、そしてタレットやランチャー、リペアや防御用モジュールのスキルなどを一定量求められることもあります。
なおかつ付け加えると、指定されたFITの艦船は貸与(あるいは授与)される場合もありますが、ほとんどの場合は自分で用意しなくてはなりません。指定FITを持っている(十分なスキルもある)ことが参加要件となるわけです。

ここまで厳しくなくても、例えばインカ−ジョンなどで「防御力の都合上戦艦が望ましい」となったり、ワームホールを渡る艦隊などで「質量や機動力の関係で巡洋艦以下」となったりするような緩い指定が行われる場合もあります。

艦隊には特殊な役割が求められるものがあります。特殊な効果のある艦船や、プレイヤースキルなど、求められるものは様々です。これらの特殊な参加要件を満たしている場合は、そのように申し出てみるときっと歓迎されます。もちろん、それらに加えてスキルやFITが指定される場合もあります。複数の役割の艦船を準備しておき、場合によって乗り換えられるようにしておけば言うことはありません。

事前にチェックしようその3「艦隊内部の役割」

参加要件などをもとに、艦隊内で自分が取る役割を確認しましょう。

関連ページ:艦隊内での役割一覧?

タックラー艦やロジスティクス艦などの艦隊内で臨機応変な立ち回りが求められる役割についている場合、僚艦との連携や艦隊との位置関係を把握し、取るべき動きをイメージしておきましょう。
人数が多いDPS艦などの役割においても、弾薬の選択やFITの調整などが必要になることがあります。



艦隊への参加


艦隊(Fleet)の基本で作成例としたように、ボスに艦隊に組み込んでもらうというのももちろんあります。ですが艦隊への参加が多くなればなるほどボスが一人一人誘うのは手間が大きくなります。そのため、基本的にはどんな艦隊でも広告を出してそこからの参加を募ります(これは完全に身内のみの艦隊であろうとも同様です。楽だから)。
艦隊の広告には以下のような利点があります。

・ボスが誘わなくても艦隊に入れるため、手間が省ける。
・フリートファインダーにずっと出ているので、参加するのにタイミングを選ばない。
・チャットなどにリンクを貼り付けられる。
・スタンディングなどで参加を制限できる、参加を承認制に変更できる、などセキュリティも完璧。

ボスが居る場所や人数などが表示されるため、集合等や艦隊の大きさの把握に役立つという利点もあります。

フリートファインダーの使い方


フリートウィンドウを開き、フリートファインダータブを表示します。



条件を指定し、フリートの検索を行うと艦隊が色々出てきます。これをバシバシとダブルクリックするか、右クリックで「フリートに参加」で参加可能です。
(チャットに貼り付けられたフリート広告リンクをクリックすると同じ動作になります)

場合によっては参加要綱が説明に書かれていたりします。また、例えばボスの位置が公開されていて、大変遠い星系に居るなどの場合は参加を断念したり、といったような判断も可能です。

結構色々な使い方があるので、確認してみるとよいでしょう。
参加可能ならばどんな艦隊にもバンバン参加できるようになるため、参加先を見極めるのは大切です。

CSPA(CONCORD Spam Protection Act)の設定を変更する


迷惑メール防止にあたるCSPAの設定ですが、実はフリートへの勧誘にも課されます。
広告への参加は基本的にプラスのスタンディング(Blueとかいう)を設定されてたり、Corp員だったりするのでかかりませんが、ちょっとした野良艦隊とかに行ったときなどにはかかってしまいます。
ALTなどを緊急で参加させたりすることがたまにあるので、差し支えなければ設定を変更しておきましょう。



メールの左上の四角いところを右クリックして設定→この画面で金額を0にしておきましょう。
逆に高額にするとふっかけられますが・・・別に自分の手元に入るわけではないです。

艦隊に入ってからの団体行動

ここでは主に、フリートコマンダーの指示をいかにして実現するかということに焦点を当てています。艦隊に参加するということはすなわち、フリートコマンダーを頭脳として動くということ。その意思をダイレクトに伝えることができる体勢を取ることこそが望まれています。

基本的には役割の通りに動くと思っていれば問題ありませんが、状況は刻々と変化します。フリート内に発せられる指示を聞き、その通りに行動を変化させていきましょう。慣れてきたら、あるいは臨機応変な立ち回りができる立場にいるのであれば、都度都度FCの指示に合わせて行動します。

音声チャット(Voice Chat)の聴き取り

多くの、特に戦闘に使用される艦隊においては、指示は音声チャット(Voice Chat、VC)で行われます。
これはチャットより即応性があり、またブロードキャストより細かい指示が出せるためでむしろここに落ち着くことは当然です。そのために艦隊に参加しているメンバーには、艦隊司令官の指示を聞きとるスキルが求められます。

日本人のみ(あるいは日本語がわかるメンバーのみ)で組んでいるのであれば、当然言語の問題で不自由することはないでしょう。基本的にはEVE Onlineはワールドワイドなゲームなので、時には複数の言語圏のメンバーで艦隊を汲む場合もあります。特に大手のアライアンスの場合は一つの言語に統一するのは難しくなります。
そのため、多くの艦隊(艦隊司令官)の中では、慣習的に英語の指示用単語が使われています。主要な単語を覚えるだけで(そしてブロードキャストと組み合わせてチェックすることで)多くの艦隊では基本的な艦隊行動ができるようになります。

関連ページ:艦隊指示用の英単語


関連の翻訳記事も確認してみてください。

関連記事:PVPボイスコミュニケーション(翻訳記事)

オーバービューの統一

オーバービューをどんな形にしろ統一するのは司令官の指示を伝えるため大変重要になってきます。そもそも司令官が周囲の情報を把握するためにオーバービューを使っているからです。

ブロードキャストによる指示が行われたとき、あるいは指向性スキャンやオーバービューの目視による情報共有が行われた時、映っていないものが対象だと認識が遅れます。

また、味方を誤射しないために味方を消しておく、ドローンや戦闘機のみを撃てるようにそれだけを表示するタブを用意しておく、小型艦あるいは大型艦のみを表示するようにしておく、などの戦術に沿ったオーバービューを作成する意図もあるので、一度艦隊で確認してみるといいでしょう。

ブロードキャスト受信体勢

最も重要なことはゴミゴミするオーバービューの中で、ブロードキャストされたオブジェクトが一番上に来るように設定すること。見落としは減るし、アクションしやすいしで良いことだらけです。

関連ページ:ブロードキャスト一覧

また、大体のアイコンや文言なども覚えておくと良いでしょう。わかりにくいものも中にはあります。基本的には前述の通り、司令官が見ているものを共有することが大切です。さらに指示の取りこぼしを防ぐために履歴とフリートチャット用のウィンドウは常に見れるようにしましょう。

オートターゲットバック(Auto Target Back)のオフ

この機能は、自分をターゲットした相手を自動的にターゲットし返す機能です。EVEの設定で、0〜12の間で最大何個までターゲットし返すかを設定することが出来ます。




便利な機能ですが、基本的にオフに(0個に設定)しましょう。

この機能は最初は最初は大変便利です。何せ自分のケツを狙うNPCをターゲットしてくれるのそいつらを撃っているだけで生存できるからです。ですが慣れてくるとこの機能は逆に害になります。

艦隊においては
・自分を回復させるつもりでターゲットしてきた味方艦をターゲットし返してしまう。誤射の危険が増える。
・大量の相手からロックされロックし返して、大事な相手をターゲットできない。

いずれにしろロックを解除して・・・とモタモタしている間にも時代は流れていくのです。

また、こんな事例もあります。
・Hi-Sec戦闘中に無関係な第三者をロックし返して、うっかり誤射し、CONCORDに撃墜された。

たちの悪いことにHi-Secではこの「事故」を起こすために戦闘中の艦にちょっかいを出してくる相手が稀によく居ます。いずれにしろ意図しないターゲットロックが惨事を引き起こすため、こればっかりはオフにしておきましょう。

艦隊への情報フィードバック(報告)

艦隊への報告は、明瞭に、そして簡潔に行うべきです。発せられるべき指示は多く、多くのメンバーはそれを聞き逃すまいとしています。そして戦闘の時間は短く、レスポンスは可能な限り早くしなくてはなりません。翻訳記事に興味深いものがあるので、読んでみてください。

関連記事:PVPボイスコミュニケーション(翻訳記事)



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