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アクセス設定

コーポレーションの所有するストラクチャへのアクセス設定を行うには、コーポレーションのステーション管理者(Station Manager)を保持している必要があります。権限があるとストラクチャブラウザ(Structure Browser)から操作を行うことができます。

自コーポレーションのストラクチャ管理への切り替えは最上段のタブで行います。



関連ページ:ストラクチャブラウザ(Structure Browser)

ストラクチャブラウザの開き方

ストラクチャブラウザのウィンドウを開くには、EVEメニューを開き、ビジネスからストラクチャブラウザを選択します。



プロファイルの管理

プロファイル(Profile)とは、ストラクチャに適用する設定(アクセス、防衛、税率など)をまとめたものです。一度作成しておけば複数のストラクチャに同じ設定を反映できます。
プロファイルの管理はウィンドウ左側の部分で行います。



この部分は選択することで該当のプロファイルが設定されているストラクチャをウィンドウ右側にリストアップするという機能も持っています。そのため、全てのストラクチャを検索するための検索条件「いずれかのプロファイル」が存在しています。

新しいプロファイルの作成

下部にある「新規プロファイル」ボタンを押してプロファイルを作成します。




入力した説明は一見どこにも表示されませんが、プロファイルにカーソルをあてると表示されます。多くのプロファイルを管理する必要がある場合、内容の把握を容易にするために、全て設定した後に詳細を記載しておくと楽になれます。




作成した時点はプロファイルは何の設定もされていないので、誰にもストラクチャへのアクセス権も与えません。ここから各種の設定ごとにアクセスリストを設定し、権限を与えていくことになります。

プロファイル設定の開始

プロファイルを設定する前にアクセスリスト(Access List)を作成する必要があります。

関連ページ:アクセスリスト(Access Lists)

アクセスリストは、例えば入港などに設定するとアクセスリストに設定されたメンバー(アライアンス、コーポレーション、キャラクター)に該当する権限を与えます。
アクセスリスト内にはブロック済み(Blocked)という設定もあります。ブロック済みのメンバーは該当の権限を与えられません。

注意したいのは、各種権限には複数のアクセスリストを設定できるということです。その結果、同じメンバーが複数のアクセスリストに含まれている場合に以下のような事象が起こる可能性があります。

・アクセスリストAでは該当メンバーが「メンバー(アクセス権あり)」
・アクセスリストBでは該当メンバーが「ブロック済み(アクセス権なし)」

このような衝突が起こった場合はアクセス権ありが優先されます。いずれかのアクセスリストでアクセス権が設定されれば、ブロック済みは意味をなさないわけです。ブロック済みのみのアクセスリストを作成するのは悪くないアイディアですが、それよりは該当のメンバーをアクセスリストから削除することを考慮したほうがよいかもしれません。

各種権限の設定は、右側のアイコンを切り替えながら行います。それぞれのリストの右側にある+マークをクリックしてアクセスリストを追加します。一部の権限は同時に使用料や税率を設定することになりますが、このお金はストラクチャを所有するコーポレーションのウォレットに入ってきます。



設定が完了したら「保存」ボタンを押して必ず保存するようにしてください。

ドッキング(入港)アクセス権限の設定


ここではストラクチャへの入港可否を設定します。ここに設定されているアクセスリストに含まれるメンバー以外は入港できず、テザリングも受けることができません。つまりこれ以外のほとんどの機能(マーケットを除く)が使用できないので、これ以下の設定は基本的にこの権限ありきということになります。

コーポレーションオフィス設置権限の設定


メンバーがストラクチャにコーポレーションのオフィスを開設する権限、および賃貸料を設定します。
コーポレーションが設定されている必要はなく、コーポレーションのオフィス開設権限持ちが含まれていれば行うことができます。

賃貸料は、0 ISK〜1,000,000,000 ISK(1b)の範囲で設定可能です。

防御(ストラクチャ操作 )権限の設定


防衛、つまりストラクチャを直接操作する権限を与えます。すでに設定されているモジュールを操作して周囲の艦船を攻撃したりすることができます。
コーポレーションのステーション管理者などの権限を持っていても、ここに設定されていないメンバーはストラクチャを操作できません。

クローンベイ使用権限の設定


クローンベイの使用権限、およびクローンインストール・クローンジャンプ時にかかる費用を設定します。
クローンベイのサービスモジュールが稼働しているストラクチャに限り、効果を発揮します。

費用は、0 ISK〜100,000,000 ISK(100M)の範囲で設定可能です。

インダストリー使用権限の設定


各種インダストリー施設の使用権限、および施設の使用税率を設定します。これはインダストリーを使用して製造や研究、発明、化学反応などを行う場合のジョブのインストール可否としてあらわれてきます。使用税率も、ジョブインストール時の費用に関わるものです。それぞれ以下のジョブに対応するサービスモジュールに対して設定を行います。

・ブループリントの研究にかかる税金、研究税:(Research Tax)
・発明にかかる税金:(Invention Tax)
・製造(主力艦以外の全て)にかかる税金:(Manufacturing Tax)
・製造(主力艦)にかかる税金:(Manufacturing Tax - Capitals)
・製造(超大型の主力艦)にかかる税金:(Manufacturing Tax - Super Capitals)
・生化学反応(バイオケミカルリアクター)にかかる税金:(Biochemical Reactions)
・複合反応(コンポジットリアクター)にかかる税金:(Hybrid Reactions)
・ポリマー反応(ハイブリッドリアクター)にかかる税金:(Composite Reactions)

税率は、0.0 %〜10.0 %で設定が可能です。

マーケットハブ使用権限の設定


該当ストラクチャにおけるマーケットハブの使用権限、およびストラクチャにおける取引のブローカー料、仲介手数料(Broker’s Fee)を設定します。
ここに権限が設定されていないメンバーに対しては、リージョンマーケットで該当のストラクチャで売り出している売り注文・買い注文が見えなくなります。また、売り注文、買い注文を出すこともできなくなります。

うまく使えばコープメンバーのみに格安でアイテムを提供したり、部外者だけ法外な手数料を取る施設が完成します。

仲介手数料は、0.0 %〜11.5 %で設定が可能です。

2023/6/13のViridian アップデートから、この仲介手数料はストラクチャの持ち主に満額入るようになりました。購入者側には、商品価格に対する仲介手数料に加えて、SCCへの手数料が0.5%(固定)かかります。

また、0%に設定してもSCCへの手数料に加えて、マーケットの仲介手数料の最低設定価格の100 ISKが最低限かかるということは覚えておきましょう。

Navigation(航行)の設定


ここの設定は、航行用ストラクチャ(Navigation Structure)に設定された場合のみ効果を発揮します。

Activate a Jump Bridge(ジャンプブリッジの起動)の項目では、「アンシブレックス」ジャンプゲート(Ansiblex Jump Gate)の使用可否および通行料を設定します。ここに権限が設定されているメンバーは、プロファイルが設定されたジャンプゲートを通行することができます。
同時に設定された金額は、消費される液体オゾン(Liquid Ozone)1個についてかかる料金です。
消費される液体オゾン(Liquid Ozone)の個数は、以下の式で求めることができます。

液体オゾン使用量(個) = (艦船の質量(kg)) x (ジャンプ距離(光年)) x 0.000003 + 50

アライアンスの共有インフラであるとかでないのであれば、基本的には液体オゾンの市場価格を参考にして設定するのがよいでしょう。
金額は、0 ISK 〜 2,000 ISKで設定が可能です。


Link and jump to an Upwell Cynosural Beacon(アップウェルサイノビーコンへの接続とジャンプ)の項目では、「ファロルクス」サイノビーコン(Pharolux Cyno Beacon)の使用可否を設定します。ここに権限が設定されているメンバーは、プロファイルが設定されたサイノビーコンを利用してジャンプドライブ、ジャンプブリッジを起動することができます。

再処理施設の使用権限の設定


再処理施設の使用権限、および再処理にかかる費用を設定します。
再処理施設のサービスモジュールが稼働しているストラクチャに限り、効果を発揮します。

税率は、0.0 %〜50.0 %で設定が可能です。

ストラクチャの管理

ウィンドウ右側ではコーポレーションが所有権を持つストラクチャを管理します。

ストラクチャの情報を表示する一覧部分は、ウィンドウ右側で選択したプロファイルに紐づくストラクチャが抽出されて表示されます。プロファイルの内容を設定、変更する場合と操作としては同じです。
設定されているプロファイルに限らずに全てのストラクチャを管理するために「いずれかのプロファイル」が用意されています。これを選択した場合は一覧に全てのストラクチャが表示されます。「いずれかのプロファイル」の場合はプロファイルの設定変更がない代わりに、コーポレーションのデフォルト強化設定を行うことができます。

ストラクチャ一覧




一覧ではストラクチャの名前や強化状態(攻略を受けている状態)、投入されている燃料の残り日数や設定されているプロファイルなどを一括して管理できます。条件を入力することで条件に合致するストラクチャだけを抽出することもできます。このあたりは基本的にストラクチャブラウザと同じです。

関連ページ:ストラクチャブラウザ(Structure Browser)

ストラクチャの設定変更
所有しているストラクチャは右クリックメニューから「ストラクチャの説明文」や「名前」そして防衛に関連する「強化時間」を変更できます。また、入港や施設の利用・税金に関連するプロファイルもここから変更できます。



このうち、脆弱性ウィンドウの設定、すなわち防衛に関連する「強化時間」の設定は、変更が反映されるのに30日かかります。

強化時間(Reinforcement Time)

防衛用の設定です。攻撃を受けてシールドやアーマーが消滅した際、ストラクチャは一定時間攻撃を受けない状態(リーンフォースモード、Reinforce mode)になります。そのモードが解除される時間帯です。表示はゲーム内の時間(グリニッジ標準時)なので日本標準時とは9時間の差があることに注意してください。

00:00〜24:00で表示されている時間は、±3時間の誤差を持って以下の状況に適用されます。

シールドが破壊された際、リーンフォースモードは翌日、または翌々日の当該時間帯に解除されます。すなわち最短で21時間後、最長で51時間後となります。アーマーが破壊された際は、後述する強化日(曜日)の当該時間帯に解除されます。

アーマーの場合は、まず以下の猶予期間が与えられます。これはストラクチャが設置された場所のセキュリティステータスに準じます。
ワームホール空間36時間(1.5日)
ヌル・セキュリティ宙域(0.0〜-1.0)60時間(2.5日)
ロー・セキュリティ宙域(0.4〜0.1)60時間(2.5日)
ハイ・セキュリティ宙域(1.0〜0.5)108時間(4.5日)

この期間が経過した後、最初に訪れる強化時間の±3時間でアーマー・リーンフォースは解除されます。

燃料持続時間と省電力モード(Low Power Mode)
サービスモジュール(Service Module)が稼働しているストラクチャは、稼働中のサービスモジュールの維持に必要な燃料ブロックを毎時消費します。一覧に表示される燃料持続時間は、ストラクチャの燃料ベイ(Fuel Bay)に入っている燃料があとどのくらいで無くなるかを示しています。

燃料が空になり、全てのサービスモジュールが稼働できなくなって停止すると、ストラクチャは省電力モード(Low Power Mode)になります。このモードは、状態の列にイナズマのようなマークで表示されます。また、名称の隣にははっきり「LOW POWER MODE」と表示されます。



省電力モード(Low Power Mode)時は、以下の制限が発生します。

・シールドHP、アーマーHPが33.3%減少(正確にはカタログスペックが基本で、Full Power Modeでそこから50%増加する)
・シールド全損時、アーマーも同時に全損してストラクチャの強化時間に入る(アーマーの強化がスキップされる)

低電力モードは燃料代がかからない分、ノーコストで運用できます。その分防御時にペナルティを受けるというわけです。安全を取るか燃料費を取るかで、ここで確認して管理しましょう。また、サービスモジュールを稼働させ続ける必要がある施設(クローンベイやインダストリー施設、マーケットハブなど)がある場合、燃料を切らさないように管理するためにも有用です。

Upcoming Extractions(今後の(衛星資源)抽出)




精錬所(Refinery)による衛星資源採掘を一括して管理するための機能です。選択中のプロファイルが適用されているリファイナリーのうち、衛星資源採掘ドリルが稼働しているものが表示されます。
最終的に引き寄せた衛星地表を処理して採掘する必要がある現在の月掘りでは、最後の採掘プロセスが開始できるまでの時間は、採掘艦隊の手配などの面で重要になります。カレンダーで管理することもできますが、管理者権限がついている人はここで一括して参照することができます。

Corporation Settings(コーポレーションの(デフォルト)設定)




「いずれかのプロファイル」を選択しているときに表示されるタブです。

ここではコーポレーションにおける強化時間のデフォルト設定を行うことができます。
ストラクチャの強化時間の仕様は過去に(Structure 2.0 Updateで)変化しており、その前後で現在の仕様の強化時間をデフォルトで設定するために使用された機能です。

現在はストラクチャ設置開始時に選択できるので、その際にひと手間省く(デフォルト値の設定)をするくらいにしか使えません。



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