最終更新: quote_mraz 2022年10月12日(水) 03:19:47履歴
ヘロンの基本的な船体デザインはカルダリにおいて偵察、調査、そして探査用の船として以前から重用されてきた。その一方でカルダリ海軍は、強化されたミサイルシステムと戦闘プローブをサポートする専用の処理機能によってアップグレード版のヘロンの最適化を試みた。ヘロン海軍仕様は、戦闘用アップグレードのための容量を確保する代償として特殊なサルベージシステムは取り外されている。
連合の防衛部隊は、この艦船に偵察と探査の能力だけでなく、カルダリ宙域外縁部における新たな発見物の確保、あるいは侵入者を撃破するために十分な火力を備えることまで求めているのである。
探検艦であるはずのHeron(ヘロン)でPvPをするというのが不思議と変には思えないのだが、このヘロン海軍はガチ仕様である。純粋に盛られたダメージボーナスは、シンプルに捕まえた艦船に打撃を与えるために使われる。ストレートな戦闘艦として生まれ変わったわけだ。素体となったヘロンから削除されたのはサルベージの特性だけでなくドローン操作能力も排除されている。これを戦闘における即応性の向上、対応力の強化と取るか、応用性の減少と取るかは微妙なラインではある。しかし、少なくともダメージ性能だけは向上しているというわけだ。
カルダリ海軍仕様フリゲートはどれもスロット構成がほぼ同じで、シンプルなFIT構成を共有(時には応用)しつつ、ボーナスをもとに役割を切り替えて勝負できる。このヘロン海軍仕様の場合は、戦闘プローブを利用した敵性の発見、そして捕獲ということになる。
CPUをバカ食いする拡張プローブランチャーをボーナスによって99%カットして使用できる、これがこのシリーズの海軍仕様のフリゲートの基本だ。ハイパワースロットのユーティリティスロットは2つ、ひとつはプローブランチャーを搭載するために用意されたものであり、もう一つは好みで何かを搭載することになるだろう。もちろん空けておいても特に問題はない。
ミディアムパワースロット用の推進力系モジュール、ワープ妨害系モジュール、ステイシスウェビファイヤー、補助シールドブースター等のシールド強化用・回復用のモジュール、ローパワースロット要の弾道制御装置やダメージ制御などをどのように組み合わせるかは好みと、そして後続する艦隊によるだろう。最終的にはリグで帳尻合わせしたらいいわけだし・・・王道は推進・スクラム・ウェビにシールド強化系×2、あるいはウェビを2本にして補助シールドブースターといったところになるだろうか?
前述の通りドローン性能は全て撤廃されている。主兵装をドローンからミサイルに切り替える分、そこら辺の運用を引きずらないように注意したい。
もちろん純粋なヘロンの強化型として利用しても良いが、探検艦としてはかなりオーバースペックであり、探検に特化してしまうのであればBuzzard(バザード)のような専門艦の方が望ましい。
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