最終更新: quote_mraz 2021年09月03日(金) 02:49:56履歴
「偽りの信仰によって「欺くもの」として名誉を汚されたモロクは、堕落した帝位にしがみつくもの達によって信じられていた”真なるアマール”信者よりも真なるものであった。彼は宇宙の本質を理解していたのだ。
ただ一つの真理は、力こそ全てであること。
剥き出しで無慈悲な力が、それに取り組む意思を持つ者の手で振り回されている。私たちは生き残り、前進するために、彼らのエネルギーを取り込み、私たちのものにするために、強力で純粋な血を飲み込む必要がある。
これはモロクの教訓だ。彼の失敗は一瞬で過ぎ去るものではなく、彼が垣間見た偉大なる真実のみが重要なのである。」
──オミール・サリクサ 『深紅の聖杯上の瞑想』
名前の由来は”古代中東の豊穣の神モレク”
※アマーの初期帝国時代の高位聖職者にして反逆者であるモロクにちなんでいる
究極の格闘戦艦・・・であるはずであるような気がするモロクは、近づくものを全て粉砕する火力と全宇宙最堅の装甲、お家芸であるエネルギーノスフェラトゥを寄せ集めた強力な艦船である。もはやここまでになってしまうと、単艦での活動が想定されない旗艦級戦艦であることもあり、存在を理解することが諦めの域である。
ベースとなったAvatar(アバター)と比べると、その性質は一線を画している。
火力を見てみると、アバターのタレット6に比べてモロクはタレット4である。ただし性能ボーナスで1400%もダメージがアップするので、実質Lv5のアバターよりも火力が高くなる。ミディアムパワースロットはアバターより1多いため、基本的にアバターを超強化した防御FITを組めるわけである。勢力艦は普通の艦船に比べてざっくりHPが1.5倍ほどあるので、それだけでこの艦船は「世界で最も硬い艦船」候補だ。
普通にタレットをガンガン積んで火力用として組んだ場合、空いているハイパワースロットは4ある。通常の旗艦級戦艦の運用は、スマートボムなどを搭載して対小型(というより対ドローンや対ワープ妨害プローブ)としたりするが、この艦であればエネルギーニュートライザ一択となるだろう。ただしキャピタル級のエネルギーニュートライザやエネルギーノスフェラトゥは、シグネチャ半径の縛りがあるので対主力艦用に限定される。つまりそれを積むとなると、相手の主力艦群と真っ向から殴り合いますよと言っているということになる。
この高価な船を殴り合いに?相当強いだろうが、値段的に、そして誰もがこの艦を撃沈するために艦船を出してくることを考えると、運用には鋼の心臓が必要になるだろう。
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