最終更新: quote_mraz 2022年10月13日(木) 02:07:25履歴
再設計プロセスの成功に続き、デゥボレラボラトリーズはステイシスウェビフィケーションドローンにエネルギーを遠隔送信するための新方式を開発し、ドローンの艦船に対する足止め能力を大幅に向上させた。かの研究コーポレーションは次に、この新技術をガレンテ海軍艦の設計に適用する事業を落札した。この技術はかさばるためガレンテ海軍の小型艦への統合が難しかったことから、ミュルミドンが実地テストに最適な選択肢と見なされた。
結果として、このウェビフィケーションドローン技術はアップグレードされたミュルミドンと組み合わせることで、強力な相乗効果を発揮することが判明した。つまり、ドローンが離れた場所にいるターゲットを足止めできるため、この棘が生えた破壊的な柱状の艦船は悠然と獲物へと襲いかかることができるのである。
Myrmidon(ミュルミドン)を海軍仕様にしたこの艦は、地味と言えば地味な進化である。元々のミュルミドンが、タレットなどにボーナスを持たない分ハイパワースロットを様々なことに活用できる、という点が通好みであった。連邦海軍はこの点をしっかり方向づけし、タレットの性能を確保した上でハイパワースロットを自由に使えるように持って行った。
火力を確保し、ドローンを活かし、さらにはハイパワースロットを活用できる、という脳筋好みの船。さすがは連邦海軍である。
通常のMyrmidon(ミュルミドン)とミュルミドン海軍仕様を比較した場合、もちろんHPなどの各種性能は向上しているが、スロット数で言えばハイパワースロット+1のみだ。今回はミュルミドン海軍仕様にタレットのボーナスが追加されたものの、タレットハードポイント数は1個減っている。ダメージで見れば「タレット5本(ハイスロ5)」から「タレット6本分(ハイスロ4つ使用、ユーティリティスロット残り2)」という進化になる。ダメージ源としてハイブリッドタレットを活用しつつ自由にハイスロを2個使える、というところをしっかり押さえるのがミュルミドン海軍仕様を選択するための第一歩である。
それでも例えば通常のブラスターフル装備に加えてニュートラライザを2本使えると考えれば、そのメリットは計り知れないものがある。
言ってみればタレットの性能は今までのタレットに振り切ったFITとあまり変わらないので、ダメージ源としては変わらずドローンを活用することになる。もちろん、ステイシスウェビファイヤードローンの性能増加についてもかなりのものがあるので、そこら辺を切り替えてテクニカルに相手を落としていきたいところだ。
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