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コレクティブの巡洋艦相当の強力な攻撃型艦船であるヴェドマックには、アビサルデッドスペースから回収された他のトリグラビアン艦船の設計と同じく、カプセラ技術が流用できることが分かっている。

ヴェドマックはヘビーエントロピックディスインテグレーターや、エネルギーニュートラライザーやパルス兵器など各種の支援兵器を搭載することができ、ドローンを使用できるほか、長距離からのリモートリペアも行うことができる。

スヴァログ・クレードのヴェドマック・サブクレードは、逆時間の適応スキーマを放棄し、ダズボグ・サブクレードによるクレード化後、トリグラビアンのクレードフローへの81の戦術的トロイカの分類を受け入れた。戦略的トロイカは戦術的なサブロールへの適応のための時間的な圧力を持っている。
　─　ヴェドマックの復元された設計図に含まれるデータの部分的な翻訳

名前の意味は”スラヴ神話における魔導士”
チェコ語（Vědmák）

ドリフターズに襲われてユーライに流れ着いた１隻のヴェドマックから、CONCORDの陰謀が始まる。

ヴェドマクはトリグラヴィアンの巡洋艦で、一般的な艦艇とは一線を画す打撃力を持っている。アビサル・デッドスペースでこの艦に群がられるのは死を意味するだろう。それも、エントロピー崩壊装置による緩慢に強まっていく死である。

自分で使うと他の艦とそこまで使い勝手は変わらないものの、時間をかけることで大型の艦船も屠れる火力はありがたい。PvPシーンなどにおいてもこの火力とサブウェポンの汎用性はけして無視できないものとなるだろう。ただし、この艦を出せるだけの金銭的・心理的余裕があればの話だが。

エントロピー崩壊装置で搭載可能なのは”Heavy（ヘビー）”である。中型の武装にあたり、これは120秒照射すれば最初の2.5倍のダメージとなる。２分というのは一般的な戦闘ではいかにも長く感じる。だが戦艦や大型の建造物を撃つ機会もある巡洋艦に搭載する武装としては、破格の性能であると言える。案外、良い感じに時間は経過するものである。

うまくできているもので、一般的な艦船と同じく、強力な武装とニュートライザなどのパワーグリッドバカ食い系武装を付けると防御モジュールが不足する。エントロピー崩壊装置を「減らして」という選択肢が無いので、バランスを取った中距離のタイトエンド的役割を担うか、火力に特化させた投射艦にするか、用途によって悩めるところである。

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