最終更新: quote_mraz 2015年07月29日(水) 19:57:30履歴
カルダリ人技術者がYC116後期からYC117早期にかけての第二次スリーパー由来兵器開発においてアマー帝国とミンマター共和国に遅れを取ったことは多くの連合の民を失望させたが、彼らが生み出した物の品質は否定できない。
ジャックドーは汎用性と力強さを兼ね備えた戦闘艦で、どんなカルダリ人のパイロットでも飛ぶことに誇りを持てるよう、ミサイル技術とシールド技術の最先端の進歩と信じられないほど画期的な自己結合ナノ構造体を組み合わせて建造された。
名前の意味は”コクマルガラス”
カルダリはカラスの名前が多い・・・
アクティブな変形モードを3つ持つ、戦略的駆逐艦の第三番艦。
帝国と共和国に先を越された実直なカルダリ人は変形機構を軽視して納期の短縮を図った。結果としてジャックドーは戦術駆逐艦としての性能強化機構のほとんどを内蔵している。カルダリ人らにとっては電波の受信状況がよくなるよう、センサーを動かすことができれば充分だったのだ。
コンフェッサーやスヴィプルと異なり、最高速度ではなく慣性修正乗数の方に大きなボーナスがある。そのため加速性能・機動性の向上が著しく、戦場を縦横無尽に駆け回ることができる。もし対抗狙撃を受けても一瞬でワープに入れるのは大きな魅力である。
戦闘においても今までモーダスしか持って居なかったミサイル・ロケットの飛行速度増加を得たのは大きい。超高速で飛行する要撃型すらも捉えきるジャックドーは、いまだかつてないほどの優秀な小型艦キラーである。
Jackdaw(ジャックドー)変形グラフィック確認
武装はライトミサイルでほぼ確定でよい。もっとも運用が想定されるのは、中距離のカイト戦だろうからである。スロット構成がハイ6ミディアム6ロー2というかなり偏った構成なので、防御やマイクロワープドライブなどの速度増加モジュールで適当に固めればよいミディアムパワースロットより、ローパワースロットが問題になる。
最有力の候補はナノファイバー構造である。シグネチャを増加させずに機動力の向上を行うこのモジュールは、戦闘用機動力増加の鉄板だ。あるいはベタにダメージ制御、あるいは弾道制御装置を載せていくのもよいだろう。
ミディアムスロットにターゲットペインターを積むのも面白いことになるかもしれない。
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