個人的な備忘録。事実と妄想は峻別していきたい。

 宗教と言っているが、ようは道教と仏教という意味である。
 咒禁は道教が由来であるものの、その道教自体が仏教によって成立したと言えるからだ。
 「日本の咒禁師」を考察するにあたり、この二つの流れを追っていきたい。

 本章では「咒禁」の理解に必要な支那の道教について大きく述べ、次いで表裏一体を為す仏教と道教の関係を述べる。
 本当は仏教と道教の相剋があって初めて道教は進歩していったのだが、序論で述べたとおりそちらを先に見せると大変理解しにくい。だから表面、道教の流れについて先に述べることにする。
 また、道教そのものの範囲も非常に広く、そのすべてを解説することは不可能である。このため、本稿では「咒禁」及び「咒禁師」の成立に必要なポイントだけに絞って紹介していく。




Menu

備忘録本編

「獲加多支鹵」の読み方について
銅鐸時代

【メニュー編集】

管理人/副管理人のみ編集できます