BlenderからGMOD用に出力する

QCファイルの作成

QCファイルとVMTファイルの基本的な動画

3Dモデルの名前を反映した空のQCファイルを作成する

$modelname "hoge_test\Anessix.mdl"

$model "Anessix" "Anessix.SMD"

$sequence "idle" "Anessix.SMD"

$cdmaterials "models\hoge_test"

QCコマンド

$コマンド名の後には半角スペースが入る
$modelname
- MDLファイルの場所

$model "パーツ名" "SMDファイル名.smd"
- コンパイル命令、引数１にパーツ名、引数２にSMDファイル名

$sequence "idle" "SMDファイル名.smd"

アニメーション関連、アニメーションの無いモデルでも設定する必要がある
- その場合"idle" "上で設定したのと同じSMDファイル名.smd"
- 人によっては複製したSMDファイルを「idle.smd」とリネームして使っている場合もある

モデル確認用の最低限のQCファイルのテンプレート

コマンド解説
ラグドール関連

$modelname "**MODのフォルダ名**/**コンパイル後のモデルのファイル名**.mdl"

$model "**このモデル用の識別子**" "**コンパイルするモデルのファイル名**.smd" {
	
	/*
	//眼球の設定
	eyeball "eye_right" "ValveBiped.Bip01_Head1" -1.600000 -2.229999 58.779997 "expressions" 1.5 4 "iris_unused" 1
	eyeball "eye_left" "ValveBiped.Bip01_Head1" 1.600000 -2.230000 58.779997 "expressions" 1.5 -4 "iris_unused" 1
	*/
	
	/*
	//まばたきの設定
	eyelid upper_right "kashima_01.vta" lowerer 1 -0.62 neutral 0 0.21 raiser 2 0.39 split 1 eyeball "eye_right"
	eyelid lower_right "kashima_01.vta" lowerer 3 -0.63 neutral 0 -0.63 raiser 4 -0.63 split 1 eyeball "eye_right"
	eyelid upper_left "kashima_01.vta" lowerer 5 -0.62 neutral 0 0.21 raiser 6 0.39 split -1 eyeball "eye_left"
	eyelid lower_left "kashima_01.vta" lowerer 7 -0.63 neutral 0 -0.63 raiser 8 -0.63 split -1 eyeball "eye_left"	
	*/
	
	//口の設定
	mouth 0 "mouth" "ValveBiped.Bip01_Head1" 0 1 0
	
	/*
	//フレックスアニメーションの設定
	flexfile "**VTAファイル名**.vta" 
	{	
	
	}
	
	//フレックスコントローラの設定
	flexcontroller *********
	
	//フレックスコントローラーの割当
	*/
}
//ボディグループの設定
$bodygroup "body"
{
	studio "ボディグループに定義するモデルのファイル名.smd"
}
/*
//選択表示用のグループ
$bodygroup "**ボディグループの名称**"
{
	studio "**ボディグループに定義するモデルのファイル名**.smd"
	blank		//非表示
}
*/

//表面の物理プロパティ（肉）
$surfaceprop "flesh"

//コリジョン関連？
$contents "solid"

//原点を基準にしたモデルの照明位置
$illumposition 1.165 0 34.294

//NPC（AI）が何を見ることができるかをチェックするときに使用
$eyeposition 0 0 70

/*
//リップシンクのオプション
$forcephonemecrossfade
//半透明に関するオプション？
$mostlyopaque
*/

//マテリアルフォルダの設定
$cdmaterials "models\**MODのVMTファイルがあるフォルダまでのパス**\"

/*
//スキンの設定
$texturegroup "**テクスチャグループの設定**"
{
	{"<デフォルトの素材>"} //スキン0（デフォルト）
	{"<新しいマテリアル>"} //スキン1
 	[...]	
}
*/

//アタッチメントの設定
//基本的な体のパーツのアタッチメント設定
$attachment "eyes" "ValveBiped.Bip01_Head1" 3.04 -2.42 -0.01 rotate 0 -89.37 -90
$attachment "mouth" "ValveBiped.Bip01_Head1" 0.8 -5.8 -0.15 rotate 0 -80 -90
$attachment "chest" "ValveBiped.Bip01_Spine2" 5 4 0 rotate 0 90 90
$attachment "forward" "ValveBiped.Bip01_Head1" 0 0 0 rotate 0 -76 -90
$attachment "anim_attachment_RH" "ValveBiped.Bip01_R_Hand" 2.44 -1.56 0 rotate 0 0 -180
$attachment "anim_attachment_LH" "ValveBiped.Bip01_L_Hand" 2.44 -1.56 0 rotate 0 -180 0
$attachment "anim_attachment_head" "ValveBiped.Bip01_Head1" 0 0 0 rotate -90 -90 0

//クリッピングバウンディングボックス
$cbox 0 0 0 0 0 0

//移動用のバウンディングボックス
$bbox -21.522 -29.907 -2.47 7.801 29.907 72.272

//ボーン用のヒットボックス
$hboxset "default"
//頭周り（赤色）
$hbox 1 "ValveBiped.Bip01_Neck1" 0 -2 -2 4 2 2
$hbox 1 "ValveBiped.Bip01_Head1" -1.5 -4.5 -4.3 7.5 4.5 3.7
//NPC中央部と胸（緑色）
$hbox 2 "ValveBiped.Bip01_Spine2" -3 -3.25 -5 6 5.25 5
//内蔵？（黄色）
$hbox 3 "ValveBiped.Bip01_Pelvis" -6 -4.5 -4.5 6 4.5 4.5
$hbox 3 "ValveBiped.Bip01_Spine1" -10 -5 -6 0 6 6
//左腕（青色）
$hbox 4 "ValveBiped.Bip01_L_UpperArm" -1 -1.9 -1.8 8 1.7 1.8
$hbox 4 "ValveBiped.Bip01_L_Forearm" 0.5 -1.5 -1.5 11.5 1.5 1.5
$hbox 4 "ValveBiped.Bip01_L_Hand" 1.06 -1.29 -2.15 5.56 0.41 1.05
//右腕（紫色）
$hbox 5 "ValveBiped.Bip01_R_UpperArm" -1 -1.9 -1.8 8 1.7 1.8
$hbox 5 "ValveBiped.Bip01_R_Forearm" 0.5 -1.5 -1.5 11.5 1.5 1.5
$hbox 5 "ValveBiped.Bip01_R_Hand" 1.06 -1.29 -2.15 5.56 0.41 1.05
//左足（青緑色）
$hbox 6 "ValveBiped.Bip01_L_Thigh" -1 -3.4 -2.85 17 2.6 2.15
$hbox 6 "ValveBiped.Bip01_L_Calf" 0.5 -1.5 -2 19.5 2.5 2
$hbox 6 "ValveBiped.Bip01_L_Foot" -1 1.5 -1.75 8 4.5 1.75
//右足（白色）
$hbox 7 "ValveBiped.Bip01_R_Thigh" -1 -3.4 -2.25 17 2.6 2.75
$hbox 7 "ValveBiped.Bip01_R_Calf" 0.5 -1.5 -2 19.5 2.5 2
$hbox 7 "ValveBiped.Bip01_R_Foot" -1 1.5 -1.75 8 4.5 1.75
$skipboneinbbox


/*
//外部ボーンの定義？
$definebone ****

//ボーンのマージ
$bonemerge ****

//特定のボーン自体をアニメーション
$proceduralbones "****.vrd"
*/

/*
//ジグルボーンの設定
$jigglebone <名前> {
	<プロパティグループ> {
		<プロパティ> <値> [<値>]
		…
	}
}
*/

/*
//ブレンドシーケンス（ブレンドアニメーション）の設定
$poseparameter "body_pitch" -90 90 loop 0
$poseparameter "body_yaw" -90 90 loop 0
$poseparameter "head_pitch" -90 90 loop 0
$poseparameter "head_yaw" -90 90 loop 0
*/

//IK(手足)の設定
$ikchain "rhand" "ValveBiped.Bip01_R_Hand" knee 0.707 0.707 0
$ikchain "lhand" "ValveBiped.Bip01_L_Hand" knee 0.707 0.707 0
$ikchain "rfoot" "ValveBiped.Bip01_R_Foot" knee 0.707 -0.707 0
$ikchain "lfoot" "ValveBiped.Bip01_L_Foot" knee 0.707 -0.707 0

$ikautoplaylock "rfoot" 1 0.1
$ikautoplaylock "lfoot" 1 0.1

//シーケンス（アニメーション）の設定
//ラグドールの場合
$sequence "ragdoll" {
	"**ラグドールSMDがあるファイルへのパス**\ragdoll.smd"
	activity "ACT_DIERAGDOLL" 1
	fadein 0.2
	fadeout 0.2
	fps 30
	ikrule "rhand" release contact 0 fakeorigin 0 0 0 fakerotate 0 0 0 floor 0 height 0 radius 0 range 0 0 0 0 target 0
	ikrule "lhand" release contact 0 fakeorigin 0 0 0 fakerotate 0 0 0 floor 0 height 0 radius 0 range 0 0 0 0 target 1
	ikrule "rfoot" release contact 0 fakeorigin 0 0 0 fakerotate 0 0 0 floor 0 height 0 radius 0 range 0 0 0 0 target 2
	ikrule "lfoot" release contact 0 fakeorigin 0 0 0 fakerotate 0 0 0 floor 0 height 0 radius 0 range 0 0 0 0 target 3
}

//標準アニメーションのインクルード
$includemodel "humans/female_shared.mdl"
$includemodel "humans/female_ss.mdl"
$includemodel "humans/female_gestures.mdl"
$includemodel "humans/female_postures.mdl"

/*
//ラグドールの設定
$collisionjoints "******_physics.smd"
{

	//質量
	$mass 100
	//慣性のスケール
	$inertia 10
	//線形減衰のスケール
	$damping 0.05
	//回転減衰のスケール
	$rotdamping 5
	//衝突ジオメトリを持つ親に最も近いボーン
	$rootbone "valvebiped.bip01_pelvis"
	
	$jointrotdamping "ValveBiped.Bip01_Pelvis" 3
	$jointconstrain "ValveBiped.Bip01_Spine" x limit -10 10 0
	$jointconstrain "ValveBiped.Bip01_Spine" y limit -16 16 0
	$jointconstrain "ValveBiped.Bip01_Spine" z limit -20 30 0
	…
	…
	…
}
*/

/*
//カスタムギブの作成
$collisiontext
{

}
*/

VMTファイルの作成（マテリアルの設定）

VMTファイル名とマテリアル名は一致させる必要がある！
現状ではビューワー（HLMV）でモデルを読み込んでも紫と黒の市松模様で表示されるので、正しく表示されるようにする
以下のフォルダに空のVMTファイルを作成する「***\steam\steamapps\common\GarrysMod\garrysmod\materials\models\上と同じ名前の今回作ったフォルダ」
- フォルダが無い場合自分で作る？
VMTファイルをテキストエディタで開く
- 一行目にシェーダーを指定する
- 基本的に"VertexlitGeneric"
- 大文字と小文字を区別するので注意
”｛”と”｝”で囲んだ行に記述するのが、シェーダーのパラメータになる
下記の場合、表示されるモデルが灰色になる

{
	"$color2" "[0.5 0.5 0.5]"
}

Blenderからのエクスポート

Blenderでモデルのインポートとエクスポートに関する基本的な動画

参考になる「SFMモデルの作成チュートリアル」
参考サイト
- サイト下部に動画で使われているモデルがある

GUIStudioMDL

GUIStudioMDL
qcを使用してSMD 又は DMXをMDLファイルにコンパイルする

テクスチャの設定編

1つのマテリアルに２つのテクスチャを設定する
- 拡散テクスチャと法線マップ
Blenderをシェーダー画面に切り替え、「プリンシパルBSDF」のベースカラーなどに繋がっているテクスチャを確認する
- 下図赤線が３Dモデルに使われているテクスチャ

上で確認したテクスチャ画像をツール「VTFEdit」を使ってインポートして、VMTに変換する
- 上の動画なら次に３つ「anessix_body_color_test_psd_7500b66f.png」「anessix_body_spec_test_psd_5581d5e5.png」「anessix_body_color_test_normal_psd_e4aca651.png」
VMTファイルがあるフォルダと同じ所に名前を付けて保存すると、VTFファイルが作成される
前回以下の様にしたVMTファイルの中身を次の様に書き換える

{
	"$color2" "[0.5 0.5 0.5]"
}

　　↓

{
	"$basetexture" "models\今回作ったフォルダ\VTFファイル名"
}

VTFファイル名に拡張子はいらない

テクスチャをフォルダごと一括変換する場合「VTFEdit」の「Toll」→「　（フォルダの変換）」を選択
- それなりに時間がかかる

法線マップの追加

先程VTMファイルの中に記述した、拡散テクスチャに対応する法線マップの「VTFファイル」をVTMファイルと同じフォルダに入れる
VTMファイルにコマンド「$bumpmap」を追加する

{
	"$basetexture" "models\今回作ったフォルダ\拡散テクスチャのVTFファイル名"
　　　 "$bumpmap" "models\今回作ったフォルダ\法線マップのVTFファイル名"
}

HLMVビュワーで「Render」タブにある「Nomak Mapping」のチェックをオンオフして違いを確かめる

服や髪などの表示をオンオフするモデルをQCファイルでの記述

「$bodygroup」を使用する
「blank」と記述することで非表示の設定にしている

$bodygroup Hair
{
   studio 追加したい髪のモデル.SMD
   blank
}
$bodygroup Outfit
{
   studio 追加したい服のモデル.SMD
   blank
}

Blenderで新しいQCファイルでコンパイルする
HLMVビューワーを更新して確認する。服や髪のメッシュが追加されている。
- テクスチャの設定を済ましていないので、紫と黒の市松模様になっている
服と髪のVMTファイルとVTFファイルをそれぞれ用意する

作業用フォルダの準備

上図赤線の「export」フォルダ→Blenderから出力するファイルの保存先
上図青線「Texture」フォルダ→３Dモデルのテクスチャ関連
上図黄色線→３DモデルのBlender形式ファイル

Blenderのエクスポートの設定

Blenderのアドオン「Source tool」を導入済み
「シーン」タブに「Source Engineエクスポート」の項目が追加される
エクスポートパスとエンジンパスを設定する
- エクスポートパス→上図赤線の「export」フォルダを指定する　
- 「//export」と記述することで相対パスを指定
- エンジンパス→SFMやGMODの「studiomdl.exe」がある「bin」フォルダを指定　　
  - GMODの場合「****\steam\steamapps\common\GarrysMod\bin」
これでBlenderからボタン1発でモデルをコンパイル出来るようになる
「Export Path」は慣れない内は「SMD」を選択しておく

「SourceEngine QCのコンパイル」の設定

ゲームのパス
- SFMの場合「***\steam\steamapps\common\SourceFilmmaker\game\usermod」
- GMODの場合？「***\steam\steamapps\common\GarrysMod\garrysmod」
- 不適切なフォルダを指定すると「gameinfo.txt」が無いとエラーがでる？
QCのパス「//export\*.qc」
- エラーが出るが、空のQCファイルを作成するまで無視

Step1　メッシュ/モデル　編

1：Blenderなどの３Dモデリングソフトで、３Dモデルを作成する
- 他のValve社のモデルやMMD等のモデルを取り込むときは、各種モデルリングソフトにあったアドオンを使い取り込む
- 各種モデリングソフトにアドオンを追加し、モデルをソースエンジン用のエクスポートをする
2：３Dモデルをコンパイルするのに必要な各種ファイルを確認する
- モデリングソフトからエクスポートした場合「.smd」+.vta又は「.dmx」が出力される
- .smdは.dmxに比べ古いが、.ｄｍｘは癖があるため初心者はSMD形式で出力した方が良い？
- VTAファイルはSMDファイルとセット、DMX形式の場合VTAの情報が内包されている
3：QCファイルの作成
- 初心者の鬼門、スペルミスに注意！
- モデルをコンパイルする時の指示書
4：３Dモデルをコンパイルする
- 「studiomdx.exe」や「Crowbar」を使って３Dモデルをコンパイルする　
- 「.mdl」、「.ｖｔｘ」、「.vvd」の3種類のファイルが出力される

Step2　テクスチャ編

1：テクスチャ画像を用意する（JPG,PNG,TGAなど）
2：テクスチャ画像をツール「VTFEdit」等を使って「VTF」形式に変換する
3：VMTファイルを用意する
- ３DモデルはVMTファイルの名前とディレクトリを参照する。なのでスペルミスに注意！

QCファイル、VTMファイル中級編

ドキュメント関連

$surfaceprop　（表面特性）

概要：この$surfacepropコマンドは、材料またはモデルのいずれかの表面を、次のような一連の物理プロパティにリンクします。
- 衝突時に発生する音
- 表面が撃たれたときにどのような効果が放出されるか
- 質量、浮力、弾力性...
- 近くの音（残響、エコー、吸収など）に対する表面の影響
構文：

$surfaceprop <name>

「surfaceprop」で使える材料の表面特性一覧

$nocull　（カリングの無効化？）

カリングは、視点から見えない反対側を向いたポリゴンをレンダリングしないという最適化手法です。
テクスチャの背面が常に描画されます
ドラム缶の内側など、薄いモデルにテクスチャを表示させる？
"$nocull" "1"　//カリングの無効化？

$lightwarptexture

使用するには「$phong」を有効化し、シェーダーは「VertexLitGeneric」にする必要がある
トゥーンシェーディングの時に使うテクスチャの設定？
他のすべてのテクスチャの後に指定する必要があります。指定しないと、テクスチャが上書きされます。

$phong　（反射モデル？　フォンシェーディング？）

"$phong" "1" //フォンを有効化？

$halflambert　（ハーフランバート照明）

間接照明のようなライティングと影の表現
$halflambert" "1"　//ハーフランバート照明を有効化

$nodecal　（デカールの有無）

VMTでフラグが付けられたテクスチャに銃弾の穴やその他のデカールが適用されないようにします。
$translucent（半透明）を使用するマテリアルに役立ちます
$nodecal "1"　//

$rimlight　（リムライト）

回り込む光
$phongの有効化が必要

$translucent （半透明）

$translucent 1

$contents ()

grate
- それを火格子にします。（火格子は弾丸や視線に対してしっかりしていませんが、他のすべてに対してしっかりしています。）
monster
- NPCとしてマークします。
notsolid
- 何に対しても固くないようにします。
solid
- しっかりします。ソリッドはデフォルト値であるため、このパラメーターは通常、非ソリッドの親のソリッドの子を作成するために、$ jointcontentsコマンドにのみ使用されます。
ladder
- はしごにします。

$illumposition

原点を基準にしたモデルの照明位置を設定します。デフォルトで$illumpositionは、はモデルジオメトリの中心です。

$cdmaterials

ゲームエンジンがモデルの検索するフォルダを定義する

$cbox

モデルのクリッピングバウンディングボックスを設定します。このボックスは、最適化のためにゲーム内のモデルをカリングするために使用されます。

このクリッピング境界ボックスの座標がすべてゼロの場合、代わりに$bboxが使用されます

$bbox

AIが世界との衝突を検出するために、主に移動の目的で使用する、軸に沿ったバウンディングボックスを作成します。
ゲームを最適化する手段として、BBoxがプレーヤーの視野になくなると、モデルはカリング（非表示）されます。バウンディングボックスが小さすぎると、モデルが実際にFOVを離れる前に消えてしまう可能性があります。

Blenderからのエクスポートと地獄のQCファイル設定

$modelに関するドキュメント

フレックスアニメーションの注意点

各フレックスは、頂点を直線でのみ移動できます
フレックスアニメーションは衝突モデルを変更できません
メッシュごとに曲げることができる頂点は10,000個までです
SMDには、次の追加の制限があります。
- VTA形式のFlexアニメーションは、$ scale（「不一致の頂点アニメーション」）と互換性がありません。
- 頂点は8単位を超えて移動することはできません（いずれかまたはすべての軸で）
DMXには次のものがあります。
- 図形名に下線が含まれている場合、その図形は修正されます。アニメーターに公開したいフレックスにアンダースコアを付けないでください。

flexfile

シェイプキー（モーフ、フレックスアニメーション）に関する設定
フレックスアニメーションに関するドキュメント
サンプル：2つのフレックスが定義され、2つのコントローラーに直接マップされます。

$model flextest "myreference.smd" {		//「$body」コマンドではなく「$model」コマンドを使わなくてはいけない , "{"←は同じ行に無いといけない
	flexfile "myflexanim.vta" {		// VTA（頂点アニメーション）ファイル
		defaultflex frame 0		// 弛緩位置
		flex "Frame1" frame 1
		flex "Frame2" frame 2
	}
	flexcontroller my_group "Flex1" "Flex2"		// Faceposerなどに表示されるコントローラーを定義します。
	%Frame1 = Flex1		// コントローラーをフレックスに割り当てます
	%Frame2 = Flex2
}

フレックスコントローラーの割当

サンプル

	flexfile "this_is_an_example.vta" {
	  flex     "eyebrowClench" frame 1
	  flexpair "eyebrowRaise" 1.0 frame 2
	  flexpair "eyebrowFurrow" 1.0 frame 3
	  flexpair "outerEyebrowRaise" 1.0 frame 4
	}

	flexcontroller brow eyebrowClench "range" 0.000 1.000
	flexcontroller brow right_eyebrowRaise left_eyebrowRaise "range" 0.000 1.000
	flexcontroller brow right_eyebrowFurrow left_eyebrowFurrow "range" 0.000 1.000
	flexcontroller brow right_outerEyebrowRaise left_outerEyebrowRaise "range" 0.000 1.000
	
	%eyebrowClench = eyebrowClench	 
	%eyebrowRaiseL = left_eyebrowRaise
	%eyebrowRaiseR = right_eyebrowRaise
	%eyebrowFurrowL = left_eyebrowFurrow
	%eyebrowFurrowR = right_eyebrowFurrow
	%outerEyebrowRaiseL = left_outerEyebrowRaise
	%outerEyebrowRaiseR = right_outerEyebrowRaise

フレックスコントローラーの定義

アニメーションの作成に使用されるモデルへの入力。スライダーの形を取ります。最大96個まで存在できます。
flexcontroller <group name> [range <normal> <normal>] <controller name> [<controller name> ... ]
サンプル

=|LUA
flexcontroller phoneme range 0 1 "l_lid_close"
||=

<group name>
- まぶた、眉、鼻、口、音素などの値で表示されます。必須ですが、明らかな効果はありません。
range
- スライダーの下限値と上限値を定義します（デフォルトは0と1）。これはフレックス自体には影響しませんが、フレックスのposition値と一緒に使用できます。値を逆にすると、フレックスではなくスライダーが逆になります。
<controller name>
- 必要な数の表示名。それぞれにコントローラーが作成されます。

フレックスの定義

生のフレックスはVTAフレームから抽出され、一部の前処理をサポートします。

flex

flex <name> frame <int> [position <normal>] [split <units>] [decay <normal>]
サンプル

flex "AU42" frame 9

name
- フレックスの内部名。
frame
- フレックスが参照するVTAフレーム。

flexpair

flexpair <name> <int> frame <int> [<flex options>]
サンプル

flexpair "AU1" 1 frame 10

flexと同じですが、名前に「L」と「R」が追加された2つのフレックスが自動的に作成されます。
ラベルのない整数はsplitコマンドと同等です（splitそれ自体は無視されます）。

defaultflex

defaultflex frame <int> [<flex options>]

サンプル

defaultflex frame 0

モデルのリラックス位置を定義します。作成されたフレックスは「デフォルト」と呼ばれます。

$attachment

モデル上の位置を定義するQCコマンドです。アタッチメントは名前で識別され、モデルの原点を基準にすることも、ボーンをペアレント化することもできます。
$attachment <名前> <親ボーン> <ベクトル|オフセット> [絶対] [リジッド] [回転<角度|方向>]
absolute
- モデルの原点を親とします。ただし、オフセットは指定された親ボーンを基準にしています。
rigid
- このアタッチメントの親であるボーンは移動しないことを宣言し、Studiomdlがそれを最適化できるようにします。モデリングパッケージで作成されたボーンをアタッチメントに変換するために使用されます。
rotate
- 親ボーン/原点を基準にして、アタッチメントを度単位で回転します。

$eyeposition

$eyeposition（x）（y）（z）
PCが何を見ることができるかをチェックするときにAIが使用する場所を設定します。"eye"NPCにアタッチメントがある場合でも、NPCがプレイヤーPVSの外部にある場合に使用されます。

$model mouth

mouth (int|mouth number) (flex controller name) (bone name) (float|X) (Y) (Z)
口を定義します。口番号は0から順番に番号が付けられます。最初の口は口0である必要があります。
X、Y、およびZは、前方ベクトル（口が向いている方向？）を示します。
このコマンドは定型文？
サンプル

mouth 0 "mouth" "ValveBiped.Bip01_Head1" 0 1 0

$model eyelid

このモデルを使用しているNPCに、目を閉じる方法（まばたきなど）を指示します。
サンプル

eyelid upper_right "kashima_01.vta" lowerer 1 -0.62 neutral 0 0.21 raiser 2 0.39 split 1 eyeball "eye_right"

第１引数：<name>
- まぶたのフレックスコントローラーのベース名。これを「下」、「真ん中」、「上」のオプションと組み合わせて、まぶたの区分的ブレンド位置を構築します。
第2引数："<expression_file_name>.vta"
- モーフターゲットを見つけるためのファイルの名前。
第3、４、５引数：lowerer <frame> <height>　：neutral <frame> <height>：raiser <frame> <height>
- 3つのオプションの1つ、のフレーム番号expression_file、およびまぶたのポリゴンエッジが目の白と交差する瞳孔の中心の上下の距離。
- lowerer/neutral/raiser (frame) (height) 3つの選択肢の1つ、それが(expression file)の何フレーム目に含まれ、白目の端と瞳の中央の上下距離がどれくらいか。
第引数：split <distance>
- このまぶたのモーフターゲットに属する頂点を見つけるための、「0」行の反対側の開始位置。
第6引数：eyeball <eyeball_name>
- このまぶたのフレックスコントローラーを駆動する眼球の名前。

$model eyeball

eyeball "eye_right" "ValveBiped.Bip01_Head1" -1.600000 -2.229999 58.779997 "expressions" 1.5 4 "iris_unused" 1

第１引数：<name>
- eyelidルールでの指定で使われる
- まぶたのルールに一致するために使用される眼球の名前。人間の場合は「righteye」と「lefteye」を使用します。
第２引数：<bone_name>
- 目の親となるボーン。通常の場合head(頭)
第３引数：<X> <Y> <Z>
- 眼球の中心のワールド座標
- モデル内で目が球である必要はありませんが、Sourceは常に目に見えないボールに従ってマテリアルをマップします。
第４引数：<material_name>
- 目の白目部分となる頂点を検索するのに使われるマテリアル名 (目に虹彩、瞳孔を動的にテクスチャマッピングするのに使われる).
- 目の素材。それぞれまたはすべての目に固有のものがあることを確認してください。EyeRefractシェーダーを使用したマテリアルを使用することをお勧めします。
第５引数：<diameter>
- 正面から見たときの眼球の幅。アイリスが頭の中で転がるのを防ぐために使用されます。
- 眼球の直径
第6引数：<angle>
- 虹彩の"forward"(正面)アタッチメントからのyaw軸の傾き初期値。通常人間の目は2-4度外を向いています。
- アイリスのデフォルトのヨーオフセット（直接前方から）。人間は通常、2-4度である壁目。
- これを正しく設定しないと、キャラクターが寄り目で表示されるか、目のボールを置き忘れて補正した場合、キャラクターが左右にトラッキングしなくなります。
- 左目は負の値、右目は正の値にする必要があります。
第７引数：<iris_material>
- 虹彩のテクスチャとして使用されるマテリアル名。（このプロパティは非推奨です）
第８引数：<iris_scale>
- 虹彩テクスチャのスケール。モデルのUVマップは、目のマテリアルにはまったく影響しません。

SMD形式の128ボーン数問題

SMD形式はボーン数が128本までと制限がある
対策１
- なんとかモデルのボーン数を128以内にする
対策２
- DMX形式で出力する
対策３
- 複数のSMDに分割する
ボーン数が多くなりやすい箇所
- 顔
- 髪や髪飾り
- スカート（ヒラヒラしたもの）

マテリアルの修正

Sourceエンジンはマテリアルの数が32個まで制限がある
マテリアルをまとめないといけないが、良く分かっていない

VTFeditを使って、テクスチャ画像を変換していく

マテリアルと対応したテクスチャにリネームしていく

一時的なメモ

ボーン制限：256本
DMX形式はモデルの頂点ごとに３つのボーンの影響しか持つことが出来ない
マテリアル数は32まで（回避方法あり）
マテリアル名はシンプルでないといけない。スペースの代わりにアンダースコア。ピリオド等もダメ
- 日本語もダメだと思う
マテリアル名はVMTファイルを一致する必要がある
「ウィンドウ」→「システムコンソール切り替え」でコンソールのコンバート状況を見ることが出来る
- エラーが出たときは、ここ等を参考にする

一時的

クローズドキャプションに関するドキュメント
- セリフウィンドウの替わりになるか？
公式チュートリアル集１
公式チュートリアル集2
特殊なNPC「npc_alyx」
NPCをどこかに移動させる
シーントリガー
Npcアニメーションのロック
アニメーションイベント
QCiファイル→Cのヘッダファイルみたいなもの？

どうすれば簡単に新しいアニメーションをNPCに適用できるのか？

MMDなどのモデルをBlenderに読み込む
- Blenderのアドオンを入れれば出来る

Blenderに読み込んだモデルのリギング

Blenderに読み込んだモデルのウェイト設定

エクスポートしたモデル用のQCファイルを作る

Blenderで読み込んだモデルのリギングまで出来たが、エクスポートしたデータのモーションを再生するとバグる

新しく追加するアニメーションのみのMDLファイルを作る

プレイヤーの基礎モーション？

m_ anm.mdl
ｆ_ anm.mdl

サーバーとクライアントでアニメーションの再生が違う場合

アニメーションをオンラインで正しく表示するための秘訣は、置換モデルのmdlファイル内のアニメーションのリストを並べ替えることです。たとえば、ZoeyのアニメーションをNickのアニメーションと同じ順序になるように並べ替える必要があります。これは、qcファイルで$ declaresequenceコマンドを使用して行います。これは、カスタムモデルを一度だけリグする必要があり、変更されたqcファイルを使用して他のサバイバーごとに再コンパイルできることを意味することに注意してください。

$declaresequence

Garry's Mod –コンソールコマンドを自動的に設定する設定

参考１
参考２
次のフォルダに移動する「***\steamapps\common\GarrysMod\garrysmod\cfg 」
ファイル「autoexec.cfg」の中身を書き換える
「autoexec.cfg」の読み込みタイミング的に多くのコマンドがリセットされるので、ゲームシーンが読み込んた時点でもう一度読み込む必要がある
「bind」コマンドを追加する
- bind "割り当てるキー" "exec autoexec"

bind "F11" "exec autoexec"
sv_cheats 1
thirdperson

Blenderで1からアニメーションを作る

Steamガイド
1：リギング

2：アニメーション

3：コンパイルとテスト

QCファイルに追加する共有モーション

追加したアニメーションの再生

アニメーション≒シークエンス（Sequence）？
アニメーションのファイル＝SMD＝DMX＝VCD？
- FSM等の後期Valve系はDMXにモデルもモーションも入れている
- SMD形式のモーションはQCファイルでモデルと関連付けている
- VCDファイルは？
プレイヤーとSNPCとNextBOTでは、シークエンスの再生コマンド違うので注意！

プレイヤーの場合

クライアント側

//④
//サーバー側から"playmmd"を受信すると動く関数
net.Receive("playmmd",function()

    local ply = net.ReadEntity()
    mmdDance = net.ReadString()
    ply:AddVCDSequenceToGestureSlot(GESTURE_SLOT_CUSTOM, ply:LookupSequence(mmdDance), 0, true)

end)

//②
//サーバーに"mmddance"を送り、3番めの処理を行う
function StartMMDCommand(ply,time,ang,data)
 
          net.Start("mmddance")
   	  net.WriteString(data)   
          net.SendToServer()

end

//①
//コマンドラインで「mmd_deepbluetown10」が打ち込まれると実行される関数
concommand.Add( "mmd_deepbluetown10",function(ply,cmd,args)

  local data = "deepbluetown10"
  local time = ply:SequenceDuration(ply:LookupSequence(data))  
  local ang = ply:EyeAngles()

 //2番めの「StartMMDCommand」関数を実行する
  StartMMDCommand(ply,time,ang,data)

end)

サーバー側

//③
//
net.Receive("mmddance",function(len,ply)

local mmd = net.ReadString()

//クライアント側に"playmmd"を送信する
net.Start("playmmd")
net.WriteEntity(ply)
net.WriteString(mmd)
net.Broadcast()

コマンド

concommand.Add

オプションのオートコンプリート関数とヘルプテキストを使用して、luaで関数を実行するコンソールコマンドを作成します。

net.Receive

ネットメッセージハンドラーを追加します。ネットメッセージの受信に使用できる受信者は1つだけです。

number len：メッセージの長さ（ビット単位）
Player ply：メッセージを送信したプレーヤーは、サーバーサイドでのみ機能します

例：簡単なコールバック

net.Receive( "my_message", function( len, pl )
	if ( IsValid( pl ) and pl:IsPlayer() ) then
		print( "Message from " .. pl:Nick() .. " received. Its length is " .. len .. "." )
	else
		print( "Message from server received. Its length is " .. len .. "." )
	end
end )

出力：サーバー側で実行した場合：

Message from John received. Its length is 4.

クライアント側：

Message from server received. Its length is 4.

net.Start

新しいネットメッセージを開始します。
別のネットメッセージがすでに開始されていて、まだ送信されていない場合、そのメッセージは破棄されます。
メッセージ名は、事前にutil.AddNetworkStringでプールする必要があります。
クライアントのGM：InitPostEntityフックが呼び出されるまで、ネットメッセージは確実にクライアントに到達しません。

net.ReadEntity

受信したネットメッセージからエンティティを読み取ります。
指定されたエンティティが削除された可能性があるため、存在するかどうかを常に確認する必要があります。そのため、エンティティがプレーヤーのPVSの外部にあるか、すでに削除されている場合はNULLになります。

net.ReadString

ネットストリームからnullで終了する文字列を読み取ります。文字列のサイズは、8ビットに文字列内のASCII文字ごとに8ビットを加えたものです。

Entity:LookupSequence

名前からシーケンスIDを返します。

Player:AnimRestartGesture

ジェスチャスロット内で、プレーヤーのジェスチャを再開します。
これは自動的にネットワーク化されません。この関数は、クライアントに表示されるようにクライアントで呼び出す必要があります。

GESTURE_SLOT

Player：AnimResetGestureSlotおよびPlayer：AnimRestartGestureで使用される列挙
「GESTURE_SLOT_CUSTOM」：カスタムジェスチャー用のスロット

ボーンの定義

モデルのQCファイルに、この項目でボーンの再定義をした「DefineBones.qci」を読み込む
「DefineBones.qci」は、新しく「Making_Definebones.qc」を作りコンパイルする
- 「bonemerge.qci」は「Making_Definebones.qc」をコンパイルする時に使う
最終的に「DefineBones.qci」が出来る

ボーンマージについて

公式ドキュメント
名前付きボーンがゲーム中のボーンマージに使用されるというゲームコードへのヒントとして機能します。
このフラグが存在しない場合でも、ボーンは使用できますが、パフォーマンスの警告が表示されます。
また、$defineboneプロセスのボーンの存在を強制するために使用することもできます。
Crowbarを使用して$ definebones行を書き込むと、ボーンが折りたたまれ、ボーンの$ definebone行が書き込まれない場合があります。
すべて、または欠落しているボーンのみに$ bonemerge行を追加すると、ボーンが削除されなくなります。

当たり判定関連

$cbox

モデルのクリッピングバウンディングボックスを設定します。このボックスは、最適化のためにゲーム内のモデルをカリングするために使用されます。
クリッピングバウンディングボックスがカメラから見えなくなるとすぐに、モデルがカリングされます。
このクリッピング境界ボックスの座標がすべてゼロの場合$bboxは、代わりにが使用されます。

$bbox

AIが世界との衝突を検出するために、主に移動の目的で使用する、軸に沿ったバウンディングボックスを作成します。
ゲームを最適化する手段として、BBoxがプレーヤーの視野になくなると、モデルはカリング（非表示）されます。バウンディングボックスが小さすぎると、モデルが実際にFOVを離れる前に消えてしまう可能性があります。
これは船体とも呼ばれます。
$bbox線がまだ存在しない限り、モデルのコンパイル時に線が自動的に生成されます。

$hbox

ボーンの周りにヒットボックスを作成します。これらのヒットボックスは、弾丸などの単純な衝突のためにAIによって使用されます。
オプションを指定してstudiomdlを実行すると、自動生成-hされたすべてのヒットボックスが出力されます。
ヒットボックスがこのように定義されている場合、自動ヒットボックスの生成は無効になります。

$hboxset

$hbox定義のグループの名前付きブロックを作成します。AIは、衝突に使用するためのいずれかのセットを選択することができます。

ヒットボックスグループ

ヒットボックスがボーンに追加されると、ボーンの名前の前に追加のグループパラメータがあり、ダメージのヒットの計算方法を変更できます。
多くのNPCと特定の車両は、各ヒットボックスのスキームに従います。
- $hbox 0 ： Generic（汎用）-ヒットボックスのデフォルトグループで、HLMVでは白で表示されます
- $hbox 1 ： Head（ヘッド）-人間のNPCヘッドに使用され、プレイヤーが車両のどこに座るかを定義します。mdl、HLMVでは赤で表示されます
- $hbox 2 ： Ches（胸）-人間のNPC中央部と胸に使用され、HLMVでは緑色で表示されます
- $hbox 3 ： Stomach（胃）-人間のNPCの胃と骨盤に使用され、HLMVでは黄色で表示されます
- $hbox 4 ： Left Arm（左腕）-人間の左腕に使用され、HLMVではディープブルーで表示されます
- $hbox 5 ： Right Arm（右腕）-人間の右腕に使用され、HLMVにブライトバイオレットが表示されます
- $hbox 6 - Left Leg -人間の左脚に使用され、HLMVに明るいシアンが表示されます
- $hbox 7 ： Right Leg（右脚）-人間の右脚に使用され、HLMVのデフォルトグループのように白く表示されます
- ~~$hbox 8 ： Neck（首）-人間の首に使用され（後ろから頭への貫通を修正するため）、HLMVではオレンジ色で表示されます~~

$skipboneinbbox

$hboxが宣言されておらず自動生成された場合、サイズを計算しようとし各ボーンの位置が頂点とともに含まれます。このフラグを設定するとそれが無効になります。

物理とラグドール

公式ドキュメント（物理とラグドール）
「ragdoll.smd」を作るにはどうすれば良いのか？
- ragdoll.smdをわざわざ使用するのではなく、参照から同じSMDを使用するようにデフォルトのragdoll $ sequenceを設定する？
- 参考１
- 参考２
同じ、もしくは非常に近いスケルトンを持つキャラクタがいるなら、そのモデルのragdoll.qcをコピーするだけです。

「***_phys.smd」を作るにはどうすれば良いのか？

$jointconstrain

$joinconstrainは、$collisionjointsQC コマンドのパラメーターです。
結合された衝突モデルで、親ボーンに対する名前付きボーンの動きの制限を設定するために使用されます。

構文

$jointconstrain <bone_name> <axis> <allow_option> <min_angle> <max_angle> <friction>

サンプル

$jointconstrain "ValveBiped.Bip01_R_Thigh" x limit -12 12 0

<bone_name>
- 関節の「親」ボーンではなく、「子」ボーンの名前です。
<axis>
- 次の3つの値のいずれかになります。
  - Free：ジョイントが-360の<min_angle>と360の<max_angle>の間を移動できることを保証し、選択可能な<friction>を使用します。ユーザー指定の<min_angle>および<max_angle>値を無視します。
  - Fixed：ジョイントがまったく動かないようにします。<min_angle>、<max_angle>、および<friction>の値は、事実上「0」にロックされています。
  - Limit：ジョイントが完全にカスタマイズ可能であることを保証します。ユーザーは、<min_angle>、<max_angle>、および<friction>の値を指定する必要があります。
<min_angle>
- <axis>を中心とした最小回転角を度単位で指定します。（-360以上）
<max_angle>
- <axis>を中心とした最大回転角を度単位で指定します。（360以下）
<friction>
- 摩擦値を指定します

$collisionjoints

ラグドールを作成する
公式ドキュメント
ラグドールは最大32の個別のパーツを持つことができます（つまり、32のボーンをシミュレートでき、古いバージョンのソースでは24のボーンをシミュレートできます）
アニメーションモデルの制限は、99個の個別のパーツです。
サンプル

$collisionjoints "bip01_phys.smd"
{
	$mass			115.0
	$inertia		2.00
	$damping		0.01
	$rotdamping		0.40
	$rootbone		"bip01_pelvis"
	$jointmerge		"bip01_pelvis"	"bip01_spine"

	$jointmassbias		"bip01_l_arm2"	2.00
	$jointconstrain		"bip01_l_arm2"	x limit	0.00 0.00 0.00
	$jointconstrain		"bip01_l_arm2"	y limit	0.00 0.00 0.00
	$jointconstrain		"bip01_l_arm2"	z limit	-120.00 4.00 0.20

	$jointrotdamping	"bip01_head"	5.00
	$jointconstrain		"bip01_head"	x limit	-20.00 20.00 0.00
	$jointconstrain		"bip01_head"	y limit	-25.00 25.00 0.04
	$jointconstrain		"bip01_head"	z limit	-13.00 30.00 0.04
}

Propラグドール

Propラグドールに関するドキュメント
このエンティティはサーバー側のラグドールを生成します。これはすべてと衝突しますが、非常に大量のネットワークトラフィックを生成します。
ラグドールをスリープ状態にし、モーションを無効にし、動的オブジェクトとの衝突を無効にし（！FGDは値0の「ソリッド」キー値を追加）、必要な場合にのみモーションを有効にすることで、ネットワークトラフィックを大幅に削減できます。
ハンマーでカスタムポーズを設定し、ラグドールをスリープ状態にすると、レンダリングボックスの更新に失敗します。ラグドールをスポーンしてからスリープ状態にしたときに1フレームの間ウェイクアップさせると、この問題が修正されます。
prop_ragdollは、デスラグドールとは異なり、動的オブジェクトと対話できます。

コマンド（$collisionmodel）

$mass
- これにより、オブジェクトの質量をキログラムで設定できます。

$automass
- これにより、適用された材料の密度/厚さおよび衝突モデル自体を使用して、質量が自動的に計算されます。

$inertia <normal>
- 慣性スケール。

$damping <float>
- 線形減衰スケール。

$rotdamping <float>
- 回転減衰スケール。
- これはモデルの重力に影響し、乱用された場合、モデルが空中を穏やかに浮かんでいるように見える可能性があります。バルブは、代わりに「摩擦」を使用することをお勧めします。

$rootbone
- 実際に衝突ジオメトリを持つ親の最も近いボーン。

$jointrotdamping
- $rotdampingに似ていますが、ボーンごとです。

$jointconstrain
- 関節の動きの限界。

$jointmassbias
- 質量はボリュームごとに自動的に分散されるため、ボーンごとにバイアスをかけることができます。

$ikchain

逆運動学システムにより、キャラクターの足を凹凸のある地面に正確に接続できます。
標準的な人形モデルなら定型文？
構文

$ikchain (name) (end_bone) [(axis) (value)] [height (units)] [pad (units)] [floor (units)] [knee (X) (Y) (Z)] [center (X) (Y) (Z)]

サンプル

$ikchain "rhand" "ValveBiped.Bip01_R_Hand" knee 0.707 0.707 0
$ikchain "lhand" "ValveBiped.Bip01_L_Hand" knee 0.707 0.707 0
$ikchain "rfoot" "ValveBiped.Bip01_R_Foot" knee 0.707 -0.707 0
$ikchain "lfoot" "ValveBiped.Bip01_L_Foot" knee 0.707 -0.707 0

name ：
- このIKチェーンの「ikchainname」を定義します。

end_bone ：
- このIKチェーンの影響を受ける3つのボーンは、チェーンの最下部のボーンを指定することによって定義されます。
- 次の2つのボーンは、ボーン階層を登ることによって自動的に検出されます。
- IKチェーンには3つのボーンしかありません。

ikruleオプション

手足のIK設定に関しては定型文でいい？
サンプル

ikrule "rhand" release contact 0 fakeorigin 0 0 0 fakerotate 0 0 0 floor 0 height 0 radius 0 range 0 0 0 0 target 0

ikchainname ：
- ルールが適用される$ikchainの名前。
release
- デルタより下のアニメーションのikルールをリリースします。これは、ベースアニメーションに適用される独自のikルールを使用するアニメーションをリロードする場合に便利です。
contact <frame>
- フットステップルールで使用され、地面の位置を確認するときに使用するフレームを指定します。

$ikautoplaylock

自動再生シーケンスが実行される前に、指定された$ ikchainはどこにでもロックされます。これは、自動再生の頭の回転または胸の回転で骨盤の動きがある場合に、足を所定の位置にロックするのに役立ちます。

MMDモデルをGMODへ移植する

モデルをBlenderに取り込んで出力する？Unityの様にポンッと一発変換出来る便利なツールは無い？
まずはMMDモデルをFSM（Source Filmmaker）で動かせるようにする？
Steamのガイド01
Steamのガイド02

ツール関連

Crowbar
VTFEdit
公式ツール
- studiomdl.exe（コンパイラ）
- hlmv.exe（ビューア）
- vpk.exe（パッカー）

導入

Blenderのインストール
MMD-Tools ( Blenderのアドオン)
- 「MMD Blender インポート」でググれば、日本語でも情報が出る
Blender Source Tools
- SMDまたはDMXにエクスポートする？

BlenderでMMDモーション（VMD）を読み込む

参考サイト

Blenderのアドオン「mmd_tools」を導入し、モデルを読み込む
下図の様に、「Bone」を「適用」し、「Physics」を「Build」し、「Edge」を「Create」する

モーションを適用したいモデルとボーンを選択した状態で「Motion」→「Import」でVMDを読み込む

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カテゴリ：
ゲーム
総合

BlenderからGMOD用に出力する - サイバーグノーシス先頭へ

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QCファイルの作成

QCコマンド

モデル確認用の最低限のQCファイルのテンプレート

VMTファイルの作成（マテリアルの設定）

Blenderからのエクスポート

３Dモデルのコンパイル

エクスポート

GUIStudioMDL

テクスチャの設定編

法線マップの追加

服や髪などの表示をオンオフするモデルをQCファイルでの記述

作業用フォルダの準備

Blenderのエクスポートの設定

「SourceEngine QCのコンパイル」の設定

Step1 メッシュ/モデル 編

Step2 テクスチャ編

QCファイル、VTMファイル中級編

ドキュメント関連

$surfaceprop （表面特性）

$nocull （カリングの無効化？）

$lightwarptexture

$phong （反射モデル？ フォンシェーディング？）

$halflambert （ハーフランバート照明）

$nodecal （デカールの有無）

$rimlight （リムライト）

$translucent （半透明）

$contents ()

$illumposition

$cdmaterials

$cbox

$bbox

Blenderからのエクスポートと地獄のQCファイル設定

フレックスアニメーションの注意点

flexfile

フレックスコントローラーの割当

フレックスコントローラーの定義

フレックスの定義

flex

flexpair

defaultflex

$attachment

$eyeposition

$model mouth

$model eyelid

$model eyeball

SMD形式の128ボーン数問題

マテリアルの修正

VTFeditを使って、テクスチャ画像を変換していく

一時的なメモ

一時的

どうすれば簡単に新しいアニメーションをNPCに適用できるのか？

プレイヤーの基礎モーション？

サーバーとクライアントでアニメーションの再生が違う場合

Blenderで1からアニメーションを作る

QCファイルに追加する共有モーション

有効的なNPC

「Male Citizen NPC」の場合

「Female Citizen NPC 」の場合

「Alyx NPC 」の場合

「Kleiner NPC 」の場合

敵対的なNPC :

「Combine Soldier」の場合

「MetroCop/MetroPolice 」の場合

「Zombie」の場合

Playermodels :

「Male player」の場合

「Female Player」の場合

追加したアニメーションの再生

プレイヤーの場合

コマンド

ボーンの定義

ボーンの再定義（$definebone）

ボーン再定義用のQCIファイルを作成する

ボーンマージについて

ボーンマージ用のQCIファイルを作成する

正規表現でQCファイル用の「$bonemerge」を作成する

当たり判定関連

$cbox

$bbox

Step1　メッシュ/モデル　編

Step2　テクスチャ編

$surfaceprop　（表面特性）

$nocull　（カリングの無効化？）

$phong　（反射モデル？　フォンシェーディング？）

$halflambert　（ハーフランバート照明）

$nodecal　（デカールの有無）

$rimlight　（リムライト）