ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

決して無視することができないゴローニャの個別分析を書いてみた。
と言っても既存のサイトで色々書かれているので、現在の対戦環境を踏まえた補足のみすることにした。

個別分析概要

まじんじまの個別分析で色々書かれているのでそちらを参照のこと。
http://majinjima.ma-jide.com/analysis/individual/G...

個別分析詳細(50)

ハガネールと同じようにカビゴン流し(ミルタンク流し)や電気釘付け、爆破受けが可能な爆破ポケモンである。

しかし、ハガネールに比べて耐性面で劣る面が多く、物理耐久が劣るのも痛い。
耐性面に関しては氷が2倍弱点になるのが最も痛い。
55ライコウのめざ氷で急所率未考慮で98.22%の確率で2発のため、電気技を読まないと55ライコウには後出しできないし、55ライコウとHP満タンの状態で対面しても普通に地震を打っては対面で勝つことができず、道具に頼らないなら大爆発で1対1交換するのがせいぜいになる。電気技を読まないと後出しできないのは対55サンダーでも同じことである。
また、ゲンガーの冷凍パンチでも弱点を突かれてしまうため、55ゲンガー流しにならない。
その他、水と草に4倍弱点を持つため、これらの技で出オチするリスクが高まる。例えば50フシギバナの先手葉っぱカッターで急所率・命中率未考慮で35.9%の確率で倒れてしまう。
物理耐久に関しては、55めざ虫ガラの先手の地震で確1というのが最も痛い。50ガラの同速の地震でも急所率未考慮で28.21%の確率で1発で、出オチの危険がある。
その他、50マルマイン大爆発+55ケンタロス遺伝子地震で確定で倒れる、撒きびし+55ケンタロス遺伝子地震で急所率未考慮で64.1%の確率で倒れる等のデメリットがある。その他の攻撃に関しても50ハガネールよりも耐える回数が1発分少なくなることが多い。

そんなゴローニャは、炎耐性を重く見たり攻撃面(攻撃の高さや攻撃技の豊富さ)を重視する時に起用に至る。
炎耐性については、50ファイヤーで出オチしなくなるのが大きい。爆破役が50ナッシーと50ハガネールだと、50ファイヤーが先発の時にファントム戦術(最後の1匹を隠して1対1のタイマンを仕掛ける戦術)を取れなくなるが、50ナッシーと50ゴローニャなら50ファイヤーでファントム戦術封じをされなくなる(50ゴローニャは50ファイヤーの文字で確4)。万が一50ファイヤーがめざ草を持っていたとしても、急所率未考慮で50ゴローニャを20.51%の確率で1発のため、対面なら高確率で耐えて岩雪崩や爆破で50ファイヤーを倒せる。
炎耐性は炎エースに対しても有効だが、55ファイヤーのめざ草で50ゴローニャ確1だったり、55晴れソーラーエンテイ相手もリボン大爆発の乱数運(急所率未考慮で56.41%の確率で倒せる)か遺伝子地震に頼るしかなかったりするので不安定。ただし、爆破対策で炎エースが選出されるのを読めるならエース拓ゲーで有利になれるので、炎エースに関しては仮に出オチされたとしても大きな問題ではない。
その他、対50カビゴンで炎耐性が役に立つこともある(50カビゴンは文字所持率が高い)。
攻撃面に関しては、単純に攻撃種族値が高いのが利点となる。
大爆発のダメージは50リボンパル・50リボンナッシーの大爆発よりも少し高い。
急所率未考慮で、55めざ虫ガラガラを74.36%、55めざ氷サンダーを79.49%、50カビを89.74%、50ブラキを66.67%の確率で1発で倒せる。
リボン持ちだと前述の相手は全て確1となり、もう一段階物理耐久が高いポケモンも狙えるようになる。急所率未考慮で、55エンテイを56.41%、50スイクンを84.62%、55カビゴンを41.03%、55ファイヤーを100.00%、55ミルタンクを30.77%、50パルシェンを58.97%の確率で1発で倒せる。鈍いを1回積んだ50カビゴンにも、191〜225/266のダメージが入る。参考までに、55ドククラゲのハイドロで50カビゴンに67〜79のダメージが入るため、ある程度強い特殊攻撃を打てるポケモンが後ろにいるなら鈍い対策(ゴローニャに鈍いがない場合や圧し麻痺から先手鈍いされてしまう場合の対策)になり得る。
遺伝子大爆発なら物理耐久が高くない1/2耐性持ちですら1発圏内となり、例えば50エアームドを急所率未考慮で71.79%の確率で1発となる。
地震のダメージが高いのも魅力。50ゲンガーを急所率未考慮で94.87%の確率で1発で倒すことができ、眠る薄荷ゲンガーや守るゲンガーに後出ししても一方的に滅ぼされずに済む。50ムウマも遺伝子地震なら確1で倒せるため、眠る薄荷ムウマや守るムウマを運次第ではあるが後出しで対策できるようになる。
攻撃技の豊富さで言うと、タイプ一致となる岩雪崩が魅力。50ファイヤーは大爆発するまでもなく岩雪崩で確1で倒すことができる。また、55めざ氷サンダーを急所率・命中率未考慮で27.61%の確率で2発で、素の岩雪崩でもかなりの圧力になる(ちなみに、硬い石を持てば90.07%の確率で2発となるが、55サンダーが残飯持ちだと37.02%の確率で2発になる)。その他、50〜55ツボツボを確3で倒すことができる(ツボツボで止まらない爆破ポケモンとして使える)のも地味に重要である。
文字も魅力的で、これがあれば50エアームドを安定して倒せるようになる(急所率・命中率・追加効果発動率未考慮で83.17%の確率で2発)。また、50ハガネールとの対面で勝てるようになる。50ハガネールの地震で50ゴローニャは急所率未考慮で80.41%の確率で2発、50ゴローニャの地震は50ハガネール確3で、地震を打ち合うと50ゴローニャが高確率で負ける。しかし、50ゴローニャの文字は50ハガネールを急所率・命中率・追加効果発動率未考慮で70.94%の確率で2発となるため、50ゴローニャが高確率で勝てるようになる。
一応ハガネールより素早さが勝っているという点もあるが、地震カビゴンを受けに行く時に物理耐久の低さが帳消しになる(50カビの地震で50ハガネールは確4、50ゴローニャは確3)、ヌオーに対して水4倍弱点が帳消しになる(対面から爆破できる)、ぐらいのインパクトしかない。

以下では、ゴローニャの具体的な型について見ていく。
ゴローニャには特に決まった型はなく、シナジーを考慮して技や持ち物を選択していくことになる。
50ゴローニャ何か何か何かだいばくはつ何かFFFF63-63-63-63-63

技候補

鈍い
主な役割がカビゴン流しのため、カビゴンの鈍いに対抗するための鈍いの必要性は高い。
ただし、吠える持ちや遺伝子持ちの場合は外す選択肢もある。
その他、55ミルタンクの鈍いに対抗したり、リフレクターに対抗したりするためにも使うことがある。
地震
攻撃範囲的に大爆発と相性が良い攻撃技。
50ゲンガーを94.87%の確率で1発、50ムウマを99.21%の確率で2発(50黄金ムウマは9.47%の確率で2発)、バンギラスを79.49%の確率で2発、50ハガネールを確3、50フォレトス・50ツボツボを確4で倒すだけの攻撃力があり、エアームド等を除く大爆発耐性を持つポケモンを一通り倒すことができる。
(上記の計算は何れも急所率未考慮)
純電気や純炎にもダメージが良く通り、55ライコウや55エンテイを確2で倒せるため後出しを許さない。55めざ氷ライコウに至っては黄金があれば対面有利が取れる。
破壊の遺伝子を併用した場合のダメージも特筆すべきものがあり、50ムウマ確1のため後出しでムウマ対策になったり、55晴れソーラーエンテイや55めざ氷ライコウも確1のため1ターン目に動ければ対面で勝つことができる。
大文字・火炎放射
主にエアームドを倒すための技であり、攻撃範囲的に地震や大爆発と相性が良い。これがあればエアームドを後出しで流せるようにもなる。
エアームドは鈍い吠えや遺伝子大爆発(+吠える)でも倒すことができる(詳しくは後述する)が、毒々飛ばしエアームドのことを考えると、安定して流したいなら大文字や火炎放射が必要となる。
50エアームドは、大文字なら急所率・命中率・追加効果発動率未考慮で83.17%で2発、火炎放射なら確3になる。50残飯エアームドの場合は、大文字で2発で倒せる確率が27.22%に落ち、火炎放射は確3のまま。守るで残飯を1回分多く稼いだ場合は、大文字で2発で倒せる確率が0.33%に落ち、火炎放射では急所率・追加効果発動率未考慮で93.4%の確率で3発となる。
50ハガネールに対しては大文字が有効で、急所率・命中率・追加効果発動率未考慮で70.94%の確率で2発になる。火炎放射は確3で地震と変わらず、ダメージも地震に劣るが、追加効果の分だけ地震より優れる。
鈍い・大爆発で55ミルタンクに対抗する場合は、大文字よりも火炎放射の方が優れている。大爆発単独では55ミルタンクに確定で耐えられてしまうが、大文字+大爆発で55ミルタンクに215〜254/220のダメージが入り、火炎放射+大爆発は207〜245/220のダメージ、火傷+大爆発は205〜237/220(ほぼ中くらいの乱数で生き残ったとしても次のターンに先手ミルクのみを決めないと再起不能)のダメージが入る。また、火炎放射のPP(24)はミルクのみのPP(16)を上回るため火炎放射を食らうたびにミルクのみで耐える動きはできない。
しかし、地震鈍い炎技大爆発という技構成であるなら、大文字の方が良いだろう。火炎放射だと50毒眠る薄荷エアに粘られるリスクがあり、50ハガネールとの対面にも弱くなる。対55ミルタンクについても、地震のPP(16)と大文字のPP(8)の合計がミルクのみのPP(16)を上回るため、55ミルタンク対策として見ても十分だろう。
なお、地震の代わりにPPが同じ攻撃技である岩雪崩を採用する場合にも同じようなことが言える(命中率が若干不安ではあるが)。地震の代わりに爆パンを採用する場合については混乱により別の意味で55ミルタンクを対策できる可能性がある(詳しくは後述)が、若干確度が劣るため、この場合は火炎放射の方が良いかもしれない。
岩雪崩
技の威力自体は低めだが、タイプ一致の上に無効属性が無いため通りが良い攻撃技。
ゴローニャの主な役割の一つとして対炎があるが、岩雪崩は地震と異なり純炎だけでなくファイヤーにもダメージが通るため、遂行技として優秀。50ファイヤーはリフ所持率が高いが、そのファイヤーには4倍ダメージが入る(確1)ため、リフを貼られても有無も言わさず倒すことができる。
サンダー釘付け用の技としても機能し、55サンダーを低確率で2発で倒すことができる。50サンダーは確2で倒すことができ、50サンダーのめざ氷であれば急所率未考慮で8.02%の確率で2発と高確率で2発耐えるため、リフめざ氷でもない限りは50サンダーとの対面で高確率で勝つことができるようになる。
一部の大爆発耐性持ちのポケモンも岩雪崩で倒すことができ、50プテラ確2、50ムウマ・50ゲンガー確3、55ゲンガーを急所率・命中率未考慮で71.83%の確率で3発、50〜55ツボツボを確3で倒すことができる。
その他、大爆発のダメージだけでは足りない場面での削り技として使える。例えば、55カビゴンに対して岩雪崩を1発当てた後に大爆発をすることで、約75%の確率で倒すことができるようになる。岩雪崩を2発当てるなら確定で倒すことができる。
(ただし、先手でミルクのみで回復する55ミルタンクには攻撃技での削りが通用しにくい)
吠える
ハガネールと同じように吠えるで身代わりや積み技(鈍い、分身等)を対策する手もある。吠えるであればバトンも対策できるようになる。
吠えるを持たせるなら毒々も持たせる手が出てくる。毒昆布を狙えるようになる他、黒まなバトンブラキの甘えるでぬるくされた時の最低限の圧力になる。
鈍いと組み合わせる手もある。鈍い吠えであれば文字が無くともエアームドを倒せるようになる。1回鈍いを積めば岩雪崩で50エアームドが急所率・命中率未考慮で85.66%の確率で3発で倒せるようになり、眠るで粘られなくなる。また、3回鈍いを積めば大爆発で50エアームドが確1となり、爆裂パンチでも急所率・命中率未考慮で75.28%の確率で2発で倒せるようになる。
ただし、ゴローニャはハガネールと比べると低耐久高攻撃力の傾向があるので、受けの負担を肩代わりする意味合いが強い吠えるは若干不向き。鈍いの代わりに入れる場合は、カビゴンの一体残しに対して後出しから対抗できなくなるという問題もある。
なお、遺伝子ゴローニャの場合は、エアームドの鈍いや飛ばしに対抗するという意味も出てくる。混乱自滅したとしても後攻にはなれるので、エアームドに飛ばされずに済む。交代せざるを得なくなり遺伝子の効果が無くなった後も、引き続きカビゴンの鈍い対策やムウマの黒まな滅び対策としては使える。
毒々
前述の通り吠えるとのシナジーがある他、大爆発で微妙に倒せないポケモンへの削りとしても有効になる。
特にミルタンクに対して有効で、毒のダメージを追加すれば、55ミルタンクを大爆発で53.85%の確率で1発で倒すことができるようになる。リボン大爆発なら確1となる。
その他、汎用的な釘付け手段としても有効。特に残飯持ち昆布サンダーに有効で、下手に岩雪崩で削るよりも有効になることもある。
爆裂パンチ
55カビゴンに97〜114/292のダメージ+混乱が入る。鈍い+地震or岩雪崩と組み合わせれば、タイマンで55カビゴンに勝つことも狙えるようになり、55カビゴンに対して爆破爆破からのゴローニャ残しという勝ち筋を作ることもできるようになる。
55ミルタンクも、爆パンの混乱でミルクのみを阻止できれば大爆発で倒せる可能性が出てくる。リボン大爆発なら、大爆発のダメージに先手混乱自滅のダメージが乗るだけで約75%の確率で倒すことができる。
その他、バンギラスを確2で倒せるため、後出しバンギラスに受けられることも阻止できる。
また、参考までに、50ゴローニャは確3、50ハガネールは確4となる。一応突破のチャンスはある。

持ち物候補

黄金の実(木の実ジュース)
通常の50ゴローニャであれば55サンダーめざ氷で確2となってしまうが、黄金持ちであれば急所率未考慮で23.54%の確率で2発となり、高確率で2発耐えるようになる。
ゴローニャの岩雪崩もサンダーに高確率で2発耐えられてしまうため対面で勝つことはできないが、大爆発の圧力による流しを行う上ではかなり重要な差になる。
また、55ライコウのめざ氷で急所率未考慮で98.22%の確率で2発のところ、黄金で11.31%の確率で2発になるため、地震があれば対面で勝つことができるようになる。55エレブーについても同様に、冷パンで急所率未考慮で64.76%の確率で2発のところを18.01%の確率で2発にできる。
その他、50ハガネールの地震を急所率未考慮で19.79%の確率で2発になるため対面で高い確率で勝てるようになったり、通常は確2のバンギラス地震も急所率未考慮で5.39%の確率で2発になるので地震があれば地震を打ってくるだけのバンギには対面で高い確率で勝てるようになる。
(ただしバンギラスは冷凍ビーム持ちの可能性も高く、こちらが飛んでくると黄金があっても確2で対面で勝てない。同じく所持率が高い嫌な音でも黄金を無視して地震確1圏内に持って行かれるため対面で勝てない。爆パンも1発目がヒットすると危ない。)
単純に55カビゴンを多くの回数流せるようになるというメリットもある。通常のゴローニャは55カビ捨て身で高確率で5発だが、黄金を持てば確6になる。
黄金が余らない場合は、木の実ジュースでもいくつかのメリットを享受できる。例えば、55ライコウめざ氷は29.52%の確率で2発、55エレブー冷パンは18.01%の確率で2発、50ハガネールの地震は20.64%の確率で2発、55バンギラスの地震は36.95%の確率で2発になる。55カビ捨て身も高確率で5発耐えるようになる。
リボン
前述の通り、大爆発のダメージが大きく変わる。
55めざ虫ガラガラ・55めざ氷サンダー・50カビゴンといった重要所を確1で倒すことができるようになり、50スイクンも高確率で1発で倒すことができるようになる。
55ミルタンクですら低確率で1発で倒せ、毒や混乱自滅といったちょっとした追加ダメージで高確率1発〜確定1発ラインに持って行くことができる。
鈍いを1回積んだ50カビゴンのHPも80%程度削ることができるので、ゴローニャに鈍いがない場合や圧し麻痺を引かれた場合の対策になり得る。
破壊の遺伝子
50ムウマを地震で確1で倒せるようになるため、後出しで50ムウマを流せるようになる。
また、1ターン目に動ければ、55晴れソーラーエンテイに対面で勝つことができるようになる。
50甘えるブラキとの対面でも、1ターン目に動ければ攻撃ランク±0の大爆発を当てられる。
その他、鈍いが無くとも鈍い・リフレクターに対抗できるため鈍いを外す選択肢が出てきたり(ただし最初に出した1回しか対策できなくなる)、50エアームドを大爆発で急所率未考慮で71.79%の確率で1発で倒せるようになるので文字を外す選択肢が出てくる(鈍いや飛ばしは吠えるで対策可能)。
岩雪崩未所持時のツボツボ対策にもなり得る。遺伝子地震で50ツボツボ確2、55ツボツボを急所率未考慮で1.58%の確率で2発となる。
55冷パンゲンガーにも、先手冷パンで急所や凍結を引かれず、混乱自滅しなければ、対面で勝てる。対面勝率は5割を切るが、極度に55ゲンガーに弱いパーティでは55ゲンガー対策の一環として考慮の余地がある(なお、この用途に限定する場合、柔らかい砂(急所率未考慮で41.03%の確率で1発)の方が良いかもしれない)。
ちなみに、攻撃ランク+2の混乱自滅は28〜33/186、55カビゴンの捨て身タックルのダメージは36〜43/186のため、ゴローニャの役割を考えれば遺伝子を持たせるリスクは高くなく、比較的持たせやすい。
麻痺治しの実(奇跡の実)
カビゴンの圧し掛かりの追加効果で事故るのを防止できる。
ゴローニャは単純に50カビゴンに出す回数が多いため、圧し掛かりの被弾回数はかなり増える。
麻痺してしまうと鈍いの起点にされてしまったり、大爆発を使いたいタイミングで使えなかったりするため、カビゴン相手に1対1交換を仕掛けるのが難しくなる。
例えば、50カビゴンに対して50ゴローニャを後出しした際、交代際の圧し掛かり(22〜26/186のダメージ)で麻痺が入ったとする。次のターンでカビゴンに先手鈍いをされてしまうと大爆発でカビゴンを倒せなくなる(174〜205/266のダメージ)ため、鈍い合戦を余儀なくされる。鈍いの回数が同じなら、圧し掛かりを1回受けたゴローニャはカビゴンの地震を急所率未考慮で95%以上の確率で2発耐える(69〜82/186のダメージ)。しかし、麻痺が入った状態で鈍い合戦を行うと痺れで鈍いの回数差がついてしまい、地震を2発耐えられなくなってしまう。例えば、カビゴンが鈍い6回、ゴローニャが鈍い4回の場合、圧し掛かりを1回受けたゴローニャはカビゴンの地震で確2となる(91〜108/186のダメージ)。カビゴンが地震を打つターンに大爆発を選択していない、若しくは痺れで動けない場合は、大爆発すらできずに鈍いを積んだカビゴンにノーダメージで突破される。仮に大爆発できたとしても、この条件ではカビゴンに確定で耐えられてしまい(194〜229/266のダメージ)、枚数差がついてしまう。
なお、奇跡の実を用いれば、後述の凍った木の実や毒消しの実の効果も得られる上、めざ草非所持の眠り粉ナッシーに対して対面で爆破できる、等のメリットも得られる。
凍った木の実(奇跡の実)
カビゴンの爆パンや文字の追加効果で事故るのを防止できる。
また、カビゴン+ゴローニャで55サンダーを流そうとすると威張るが一貫する(カビゴンに交代してもゴローニャに交代しても交代しなくても威張るが有効になる)可能性があるが、その威張るの一貫を切ることができる。
毒消しの実(奇跡の実)
文字持ちゴローニャでエアームドを流す際、毒々を回復するために持たせる。
守る残飯エアも流したいなら持たせたい持ち物。
先制の爪
大爆発で削ろうとするマルマインに先手鈍い、ケンタロスに先手大爆発、身代わりサンダーに先手岩雪崩等、色々なワンチャンを生み出せる。
回復技で粘るタイプのポケモンではないため先制の爪のデメリットがなく、採用しやすい。
ピントレンズ
ゴローニャを電気ポケモン、例えば50雷ドリ口リフレクター眠る薄荷サンダー対策として使う場合は、鈍いの無い型(例えば岩雪崩+大爆発+地震文字爆パンの中から2つ)のような型で刺しに行く方が使いやすい
その場合、リフレクターを貫通できるピントが有力候補になる。

個別分析詳細(55)

まじんじまの個別分析にも書かれているが、ゴローニャを55で採用することで色々な数字が足りるようになる。
以下のツイートはその例である。
(書かれている確率は全て急所率・命中率未考慮である)
(ツイートでは遺伝子を前提としている箇所があるが、急所に当てれば遺伝子とほぼ同じダメージが出るので、確実性を重視するならピントでも良い)

chio
@chio_poke2gen
55ゴローニャ 地震岩雪崩鈍い大爆発遺伝子
午後8:11 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
・55ファイヤー木炭文字で19.16%の確率で三発、木炭文字二発+混乱自滅は確定耐え、ファイヤー身代わり考慮で混乱自滅がもう一発あっても182〜216/204で高確率耐え(予め遺伝子切らせば流しとして出せるし、遺伝子状態のタイマン勝率も十分)
午後8:16 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
55ゴローニャ、50フシギバナの葉っぱカッターを余裕を持って確定で耐える(ただし催眠技持ちなので薄荷・奇跡所持でないとあまり意味は無い)からもしやと思って計算したら、55ファイヤーのめざ草で25.64%の確率で1発で高確率で耐えるやつだった。
ということは、タイマンなら高確率で勝てる。
午後3:09 2020年3月20日Twitter Web App
 ※補足:後出しフシギバナに対しては、55ゴローニャの遺伝子地震で急所率未考慮で30.77%の確率で倒せる。撒きびしを踏ませれば確1。ちなみに、55サイドンなら撒きびしが無くとも確1。

chio
@chio_poke2gen
・55ゴローニャ岩雪崩で55めざ氷残飯サンダー確2、遺伝子だと確1、55サンダーのめざ氷で55ゴローニャ12.23%の確率で二発(予め遺伝子切らせばタイマンで有利、切らさなくても半分ぐらいの確率で勝てる(撒かれるなら切らさない方がいいかも))
午後8:19 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_pkmn2gen
参考
55ファイヤーめざ草→55ゴローニャ 25.64%の確率で1発
55サンダーめざ氷→55ゴローニャ 12.23%の確率で2発
55ファイヤーめざ草→55サイドン 56.41%の確率で1発
55サンダーめざ氷→55サイドン 59.76%の確率で2発
午後10:02 2020年9月16日Twitter Web App

chio
@chio_poke2gen
55ゴローニャの遺伝子岩雪崩で50エアームド確2(後出しエア突破を現実的に狙える、飛ばされても一発でも当てれば鈍い岩雪崩で突破する下地を作れる)
午後8:22 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
・55ゴローニャの大爆発で55タンク82.05%の確率で一発(ミルク飲みで復帰対策を考えなくて済む)
午後8:23 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
55ゴローニャの大爆発、50カビゴンの自爆よりほんの少し弱いぐらいのダメージか。
55ドンファンを35.9%の確率で1発、ダメージで言うと1少ないだけ。
午後3:13 2020年3月20日Twitter Web App

chio
@chio_poke2gen
・50ガラに先手、55ガラと同速、55めざ虫ガラの地震で55ゴローニャ20.51%の確率で一発(対面からガラのド起点になる問題が大分緩和される)
午後8:25 2020年3月12日Twitter for Android
 ※補足:遺伝子で2回連続で動けばそもそもタイマンで勝てる

chio
@chio_poke2gen
・55残飯カビを地震地震地震急所で確定で落とせる(55カビゴンに対してタイマンを仕掛ける選択肢が出てくる)
午後8:28 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
・50パルシェンを遺伝子岩雪崩で56.41%の確率で一発(後出しパルシェンを落としてニタテ三タテが現実的に起こり得る)
午後8:35 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
・55ゴローニャの遺伝子地震で50スターミー82.05%の確率で一発(これもニタテチャンス)
午後9:07 2020年3月12日Twitter for Android

chio
@chio_poke2gen
・50ナッシーのサイキネ二発+遺伝子混乱自滅を確定耐え(万が一ナッシーと対面してしまったとしても、それなりの確率で一対一交換できる)
(後略)
午後11:17 2020年3月12日Twitter Web App

対55サイドン(長文です)

このページへのコメント

50遺伝子について、対55冷パンゲンガーの勝率が上がることを追記しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年03月22日(月) 21:38:21 返信

木の実ジュースについて追記しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年03月21日(日) 19:47:51 返信

50ゴローニャの遺伝子大爆発で50エアームドを倒せる確率を数字で表しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年03月21日(日) 19:28:27 返信

55ゴローニャについて、50フシギバナに対して遺伝子地震を打つ計算を追記しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2020年10月21日(水) 20:28:51 返信

50ゴローニャのリボンについて、鈍いを1回積んだ50カビゴンに対するダメージ計算を追加しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2020年10月02日(金) 23:08:59 返信

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