ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

概要

mario氏の蟹杯2優勝パーティをCH氏が改良したパーティであり、代表的なTA速攻パーティである。
2013年と少し古いパーティであるが、当時の対戦環境に大きな影響を与え、2019年3月現在に至るまで影響が残り続けている有力なパーティである。
現在では研究され尽くされている感はあるが、記録として残すという意味でも記事を書くこととする。

全容

レベル種族技1技2技3技4持ち物個体値努力値
55ケンタロスすてみタックルじしんだいもんじはかいこうせんはかいのいでんしFFFF63-63-63-63-63
50マルマイン10まんボルトリフレクターひかりのかべだいばくはつきせきのみFFFF63-63-63-63-63
55ガラガラホネブーメランいわなだれつるぎのまいめざめるパワーふといホネDDFF63-63-63-63-63
50パルシェンれいとうビームまきびしのろいだいばくはつまひなおしのみFFFF63-63-63-63-63
55サンダー10まんボルトふきとばしねむるめざめるパワーはっかのみBDFF63- 0-63-63-63
50カビゴンのしかかりじしんはらだいこじばくたべのこしFFFF63-63-63-63-63

解説

「三代目魔人島」にて解説が掲載されている。
http://majinjima.ma-jide.com/party/2013/mario.htm

対策

「あやみがなどほろべばいい」にて先行研究が行われているため、まずは参考としてその記事を紹介する。
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20140517#140...

マリオパーティ13は受けは不得手なパーティである。
そのため、対面有利を取って先に攻める形を作れば、相手は受けに交代して凌ぐことが難しいため、そのまま有利が取れる。
また、一時的にでも相手の決定力を止めてサイクル戦に持ち込めれば、相手をジリ貧に追い込める。

具体的には、以下のような手段が対策となる。

1.リフ黄金パル+吠えるネール

リフ黄金パルでガラガラを流すことができ、ケンタロスもタイマンで半分近い確率で勝てる(主力技が冷凍ビームなら恐らく半分を超える)。
また、マルマインも吠えるネールで対策でき、サンダーも吠えるや爆破で流すことができる。ケンタロスも、吠えるで遺伝子解除を狙える。マルマイン+ケンタロスへの対策を第一優先で考えるなら、鈍い持ちならなお良い。
ただし、パルシェンをカビゴン流しとして使わざるを得なくなる場合があるので、リフが入った状態でも良いのでケンタロスやガラガラと戦えるエースが欲しい。
いばみがサンダー、鈍いカビといったエースが有力候補だろうか。

2.55鈍い寝言残飯カビ+ガラガラ対策

55鈍い寝言残飯カビはケンタロスとのタイマンで有利を取れる(撒きびしを踏んでも残飯で効果を半減できるため、遺伝子光線で倒れる確率は急所率・命中率未考慮で38.46%に留まる)し、サンダーも流すことができる。
残りの二匹でガラガラ対策等を強化する必要があるが、具体例としてはパルシェン+カイリキーといった組み合わせが有力。
ガラガラにはタイマンで勝てないが、後ろに撒きリフパルがいればこれも盤石になる。カビゴンがマルマインの大爆発→ケンタロスの遺伝子光線で倒れたとしても、後ろにリフパルがいれば依然として半分近い勝率を確保できる。
また、カビゴンはパルシェンに流されるため、パルシェンを起点に決定力を出せるカイリキーがいるとなお良い。カイリキーはマルマイン(クロス急所で確1なので居座らせない)やカビゴンにも強いし、サンダーがいない限りは相手を爆破に追い込める(カビゴンは爆破すらできずにクロス急所で出オチする可能性もある)ため、単体で見ても対策として優れている。55サンダーに圧力をかけられる岩雪崩寝言ピント型や、パルシェンやマルマインの爆破を交わせる守る持ちだとなお良い。

3.55リボン恩返し鈍いタンク+サンダー対策

55リボン恩返し鈍いタンクはケンタロスにもガラガラにもタイマンで有利を取れるため、対策の要にできる。
ただし、対サンダーに関しては10万で確3とは言え、急所や追加効果麻痺で倒される可能性が高いため、サンダー対策を強化する必要はある。太鼓カビ対策やガラガラ対策との両立を考えると、有力な例としては眠り粉リボン大爆発梨+リボン恩返し鈍い自爆カビだろうか。
サンダーも太鼓カビも釘付けできている上、太鼓カビやガラガラは大爆発梨で流しにいくことができる。
また、爆破爆破からのサンダータイマンについても、リボン恩返し鈍いカビなら対抗できる。
(雷や10万残飯といった型の55サンダーに対しては50捨て身鈍いカビでタイマンで有利を取れるのだが、10万眠る薄荷の場合は「10万、鈍い→10万、捨て身(反動)→眠る薄荷、捨て身(反動)→10万」で確定で倒れてしまう。捨て身を反動無しのリボン恩返し(鈍い1回で非残飯55サンダーを急所率未考慮で94.02%の確率で2発)で代用する必要がある。捨て身鈍い眠る薄荷でも良いが、タンクと異なるサブ技を持たせることができなくなるため、汎用性の低下が懸念される。)
なお、タンク梨カビだとパルシェンで止まりやすくなってしまうため、タンクに雷を持たせるのが良いだろう。

4.55イノムー+ケンタロス対策

55イノムーはサンダーを安定して流すことができる上、ガラガラも冷凍ビームで対面有利を取ることができる。
ケンタロス対策や光の壁サポガラガラ対策は強化する必要があるので、リフパルと組ませるのが良いだろう。
これに加えて、パルシェンを起点に決定力を出せる&50爆破対策になるカイリキーを組ませるとなお良い。

5.55残飯バリアンコフー

多少不安定ではあるが、全てのエースにタイマンで有利を取れる。
55サンダーの10万を確3圏内にできる、55ケンタロスの遺伝子捨て身や55ガラガラの地震に対して早くHPを回復できるようにして急所率を減らすことができる、といった利点を持つ残飯持ちがベスト。
対55サンダーに関してはお互いに確3であり、眠るも先手アンコでハメられるため、タイマンで有利を取れる。
(もし55サンダーの出力技が雷だと確2になってしまうため、若干不利になってしまう)
対55遺伝子ケンタロスに対しては、バリアーを1回貼れば遺伝子光線は確2になる。また、1回混乱自滅すれば捨て身連打もなんとか耐えられる(参考までに、バリアーを2回貼った状態で遺伝子捨て身で79〜94/176で、残飯持ちなら0.33%の確率で2発)。2回混乱自滅ならかなり安定する。なお、混乱自滅や捨て身反動でHPが減れば、サイキネ1〜2発で落とせるようになる(86〜102/198)。参考までに、バリアーを2回貼ったフーディンに対する遺伝子捨て身の反動は19〜23、混乱自滅は34〜41のダメージである。
対55ガラガラに対してはバリアーを2回貼った後再生で粘ることが可能になる、剣はアンコできる。なお、サイキネで急所率・追加効果発動率未考慮で8.48%の確率で2発である。
55残飯バリアンコフーの取り巻きは釘付けやリフサポができるポケモンが望ましく、リフパル+カビのような組み合わせが良いだろう。

6.バンギラス+リフパル

バンギラスはサンダーとのタイマンで有利を取れる上、爆破にも強い点が優れている。
対ケンタロスや対ガラガラはリフパルで補強可能である。
マルマイン壁爆破やサンダー流しには不安があるので、鈍い自爆カビで補強しておくと良いだろう。相手の爆破をバンギラスで受けて枚数差を付けた後に爆破爆破で止めを刺せるようになるのも良い。

7.5510万リフ残飯ライコウ+ガラガラ対策

10万リフ残飯ならケンタロスとの殴り合いで有利が取れ、1回でも混乱自滅すればまず勝つことができる。
(55ケンタロス遺伝子地震でリフを貼った55残飯ライコウを急所率未考慮で9.93%の確率で2発。55ライコウの10万は55ケンタロスに81〜96/198のダメージが入り確3で倒せる上、混乱自滅(34〜41)が1回入ればほぼ確実に2発で倒せる。)
55サンダーについても少なくともタイマンなら有利を取れ、威張るや眠るがあるなら流しも安定する。
取り巻きとしては、対ガラガラ強化でパルシェンやナッシーを入れた方が良い。
また、カビゴンに流されてしまうため、カビゴンを起点に決定力を出せるカイリキーを入れるのが良いだろう。
リフがあることで爆破やガラガラ、マルマインに強くできるというのは大きなポイント。

8.上記以外

個々のエースとマルマインのコンボさえ対策できるのであれば、少なくともエース択ゲーに持ち込むことはできる。

ケンタロス対策に関しては個別記事(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%b0%e4%c5%c1%bb...)、サンダー対策についてはサンダータンクの対策(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%b5%a5%f3%a5...)が参考になる。
ガラガラ対策に関しては、複数戦で流せるポケモンとタイマンで勝てるポケモンを入れれば良い。リフ黄金パルやリボン爆破パル、毒守る残飯エア、眠り粉めざ草梨、55スイクン等でこれを兼ねられる。複数戦で流せるのみポケモンとしては、飛ばしエアやリボン爆破梨等が挙げられ、タイマンで勝てるのみのポケモンとしては、多くの水ポケモンやテンプレフシギバナや55リボン恩返し鈍いタンク等が挙げられる。その他、タイマンで勝てるポケモン+1対1交換できるポケモン2匹で完全に釘付けしてしまう手もある。

マルマインのコンボに関しては、ナッシー等のマルマインに強くてリフを貼れるポケモン+サンダー流しの組み合わせや、マルマインの前で鈍いを積めるポケモン(ハガネール、ゴローニャ、カビゴン等)ならかなりの対策になる。
また、カイリキー(クロス急所確1で長居させない)、マルマインの大爆発のダメージが少なく枚数差が出やすいことを利用して爆破爆破で止めを刺す、といった対策でもそれなりに機能する。

これらの対策が行えない場合は、非常に厳しい勝負になる。
相手は対策困難なエースが3体もいて相手によって使い分けられるため、パーティの基本的な所に穴があればそこを突かれてしまうだろう。

このページへのコメント

カビゴンのレベルと努力レベルが誤っていたので訂正しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2019年07月24日(水) 00:14:25 返信

「三代目魔人島」のパーティのリンク変更に対応しました。

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Posted by  nanashi_a nanashi_a 2019年03月30日(土) 15:51:24 返信

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