ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

55鈍い寝言カビでも、55エレブーとのタイマンは際どい面があります。
今回は、55鈍い寝言カビ側のタイマン勝率をPBSToolsで10000回試行してタイマン勝率を算出することで調べると共に、適切な立ち回りを探りました。

検証結果をまとめると以下の通りです。
  • エレブーが非ピントの場合、カビゴン側の勝率は約77%。
    • カビゴン側は、1ターン目に鈍いを積み、1回積んだら捨て身を打つのが正解(ただし、初手クロス急所が来たら、眠って寝言モードに入る)。
      • 鈍いを1回積むことでクロス急所+クロス通常を確定で耐えるようになるのが大きく、クロス急所を1回引いても寝言で立て直しやすくなり、勝率が大きく向上する。鈍い1回からの捨て身で急所率未考慮で41.03%の確率で1発で倒せるようになるのも重要。
      • 鈍いを2回積むと勝率は約72%に落ちる。ワンチャン要素をエレブーに与えてしまうのが問題となる。なお、早く眠りすぎる場合も、エレブーにワンチャン要素を与えることで勝率低下を招く。
      • 鈍いを積まずにいきなり捨て身を打っても約73%の勝率は確保できる。内、2ターン以内にカビゴンの勝ちとなる確率は約72%であり、これが非寝言の捨て身鈍い残飯カビの勝率と思って良い(鈍いを1回積むパターンだと3ターン以内にカビゴンの勝ちとなる確率は約64%であり、寝言による長期戦ができないとかえって勝率を落とすと思われる)。
    • 一方エレブー側は、ワンチャンに賭けてクロスや氷パンをひたすら打つべし。眠る読みヨガポをすると逆に勝率を約7%落とすことになる。
  • エレブーがピントの場合、カビゴン側の勝率は約68%。
    • ちなみに、エレブーの主力技が雷か10万かは対カビゴンではほとんど勝率に影響しない。10万の方が止めは刺しやすくなるが、それによる勝率向上の効果は1%未満で誤差の範囲。
  • エレブーがリフ爆破サポを受ける場合においても、カビゴン側の勝率低下は約1%に留まる。
    • ただし、これは、カビゴン側が1ターン目に鈍いを積み、リフが残っている内はHPが減ったらすぐに眠る、という立ち回りをする場合。この立ち回りをしない場合、カビゴン側の勝率の減少幅は約11%に拡大する。
    • なお、カビゴン側が寝言未所持で鈍いねむねごでターン稼ぎできない場合、カビゴン側が不利になる可能性が高い。エレブーにリフが残っている場合、カビゴン側は後手捨て身で急所率未考慮で36.28%の確率で3発なのに対し、エレブー側は先手クロスで急所率命中率未考慮で8.2%の確率で3発であるため、単純な殴り合いでもカビゴン側は厳しい。

参考までに、生ログは以下です。
https://image01.seesaawiki.jp/p/d/pbs-thread/vSW7b...

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