ジムリーダーの城では微妙な努力値調整が求められることがあり、理論上どこまで調整できるのかを確認する必要が出る場合もあるので、努力値調整の具体的な方法を知る必要がある。
この記事では、その方法について解説する。
(実機で行う場合には手間という意味で非現実的なものもあるが、ご了承願いたい)
http://web.archive.org/web/20200125132053/http://p...
http://web.archive.org/web/20200125132053/http://p...
https://pokemon-gsc.g-takumi.com/status_search.php
ステータスの計算式より、HP努力レベルをそれぞれ55,47,39にすれば良い。
(みがきしコンボのHP調整等もこれで行う)
(PBS環境の腹太鼓に関しては、現在HPが最大HPの半分(小数点以下切り捨て)と同値の場合にも成功する(成功後のHPは1)ため、HP調整は不要)
https://majinjima.ma-jide.com/calc/hp.html
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%bb%b0%bd%c6%bb...
起死回生・じたばたのダメージを増やす上でも有用なことがある。
逆に、同速運に持ち込むために素早さ調整する手も考えられる。この場合、後手になるまで素早さを下げ、爪を持たせて先手・後手を不安定にさせても良い。
これを避けるために、必ず後手にすることが有効となる。
逆に、同速運に持ち込むために素早さ調整する手も考えられる。この場合、後手になるまで素早さを下げ、爪を持たせて先手・後手を不安定にさせても良い。
(ただし、特殊タイプのめざめるパワーに関しては、ミラーコートではなくカウンターに関係する)
起死回生・じたばたのダメージを増やす上でも有用なことがある。
この記事では、その方法について解説する。
(実機で行う場合には手間という意味で非現実的なものもあるが、ご了承願いたい)
- 努力値の初期値(捕まえたばかりの状態)は0であり、最大65535まで上げることができる。
- 努力値が一定の値になると努力レベルが上がり、努力レベルは0〜63で設定されている。
- 努力値と努力レベルの対応表は以下の通り。
http://web.archive.org/web/20200125132053/http://p...
- 努力値と努力レベルは、「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「すばやさ」「とくしゅ」の5つに分けて設定される。
- 実際のステータスに影響するのは努力レベルの方である。
- ステータスの計算式については以下の通り。
http://web.archive.org/web/20200125132053/http://p...
- ステータスの計算ツールについては以下の通り。
https://pokemon-gsc.g-takumi.com/status_search.php
- 小数点以下切り捨てが発生する影響で、ニンテンドウカップ2000の場合、努力レベル1の差(例えば努力レベル62と努力レベル63の差)なら同じステータスになる場合がある。複雑な努力値調整をする場合に活用できる可能性がある。
- シナリオ中で、野生のポケモンやトレーナーのポケモンを倒すと、倒したポケモンの種族値が努力値に加算される。*1
- 第一世代で倒した場合は5つの設定項目についてそのまま加算、第二世代で倒した場合は「とくこう」の種族値が「とくしゅ」に加算される。
- ポケモンを交代した場合は、交代したポケモンの数だけ努力値を分割する。
- 第一世代で道具に「がくしゅうそうち」を持たせた場合、まず通常分と学習装置分で努力値が2分割され、学習装置分に関しては更に手持ちのポケモンの数で分割される。
- 第二世代でポケモンの持ち物に「がくしゅうそうち」を持たせた場合、まず通常分と学習装置分で努力値が2分割され、学習装置分に関しては更に「がくしゅうそうち」を持っているポケモンの数で分割される。
- 努力値を分割した場合、小数点以下の値は切り捨てられる(重要)。詳しくは後述するが、実際の努力値調整では、1/12、1/10、1/8、1/6といったパターンを使用する。
- 第二世代で「ポケルス」かかっている、またはかかったことがあるポケモンについては、前述の切り捨てが行われた後に努力値が2倍される(例えば、ラッキーのこうげき種族値5が1/6され努力値加算量が0になる場合において、ポケルスで努力値加算量が2倍になったとしても努力値加算量は0のままである)。そのため、1匹単位の微妙な調整が必要になるケースを除き、単純に手間を削減するために活用することができる。*2
- 第一世代では正規の方法ではシナリオ中で戦うことができない種族(ピクシー、ニョロボン、ゴローニャ、ストライク、カイロス、ポリゴン、オムナイト、オムスター、カブト、カブトプス、ミュウ)がいるため、そのような種族は努力値調整に使用することができない。*3
- 第二世代ではトキワシティのトレーナーハウスを利用して251種類の全ての種族と戦うことが可能であり、努力値調整に使用することができない種族はいない。
- 第一世代で育成できないポケモン(当該種族・進化前種族が第一世代に存在しないポケモン、または第一世代には存在しない技をタマゴ技・イベント配布・第二世代にしか存在しない進化前で覚えたポケモン)は、第一世代にて努力値を稼ぐことができない。
- 無条件で第一世代で育成できない種族の一覧
- 特定の技を覚えさせたい場合に第一世代で育成できないポケモンの一覧
- 道具で「マックスアップ(HP)」「タウリン(こうげき)」「ブロムヘキシン(ぼうぎょ)」「インドメタシン(すばやさ)」「リゾチウム(とくしゅ)」を使用すると、努力値を2560上げることができる。ただし、努力値が25600以上ある場合には使用できない。
- 努力レベルが上がったとしても、無条件でステータスに反映されるわけではない。
- 努力レベルは、レベルアップ、ボックスからの引き取り、育て屋からの引き取りの3つの方法で反映させることができる。
- 第二世代の育て屋からの引き取りでは経験値はリセットされる(今のレベルに最低限必要な経験値になる)ため、必要な努力レベルに達しないままレベル50〜55になったとしても、レベルを変えずに努力レベルだけを上げることができる。
- 厳密に言えば、1匹倒しただけでレベルアップしてしまうようなケース(例えば、レベル70以上の個体しか存在しないミュウツーを倒すと、レベル5等のレベルが低いポケモンは1匹倒しただけでレベルアップしてしまう)も制約条件として考慮しなければならない。
- ただし、レベル50〜55のポケモンを戦わせるニンテンドウカップ2000ではそのようなケースがなく、考慮する必要はない。具体的に言うと、レベル50からレベル51まで最も少ない経験値でレベルアップできるポケモンでも経験値が6120必要であり、レベル70のミュウツーを倒したとしても獲得経験値は2200(各種ボーナスやポケモン数・学習装置の人数割が無い場合)のため、この制約を意識する必要はない。
- ニンテンドウカップ2000よりも低いレベルのポケモンを使用するルールの場合、努力レベルを全て63にしない(どのポケモンを何匹倒すか考慮しなければならない)のであれば、1匹倒しただけでレベルアップしないか確認する必要がある。
- 獲得経験値の計算式は「(基礎経験値 × ポケモンのレベル × トレーナー戦闘ボーナス(野生戦なら1、トレーナー戦なら1.5) × IDボーナス(自分と同じIDなら1、異なるIDなら1.5) × しあわせタマゴボーナス(しあわせタマゴ以外なら1、しあわせタマゴなら1.5)) ÷ 7」である。小数点以下は発生した時点で切り捨てる。*4
- 基礎経験値は「POKeMON Analysis」の「ポケモン能力表 for 金銀!」(http://psense.lib.net/Analysis/AuAg/data/poke_stat...)参照。
- レベルアップに必要な経験値は「POKeMON Battle HiSTORiA」の「努力値&経験値のレベル換算表」(http://web.archive.org/web/20200125130945/http://p...)参照。
- シナリオ中で戦うことができるポケモンのレベルについては、基本的には第二世代のトレーナーハウスでタマゴから孵化したばかりのレベル5のポケモンと戦うで問題無い。それ以外のポケモンと戦う必要がある場合は、リンク集掲載の「ゲームの匠」「ポケモン 赤 緑 青 ピカチュウ 攻略 wiki」等のサイトで調査すること。
- 詳しくは後述するが、努力レベルの5つの設定項目の内、1つの設定項目だけ48〜62の範囲で調整するのであれば、トレーナーハウスで戦うレベル5の第二世代1/12ヒマナッツ(獲得経験値4)とアイテムで調整可能である。また、努力レベル「 x-63-63-63-63」(x=0〜47)の実現には野生のレベル2の第二世代1/12ディグダ(獲得経験値1)、努力レベル「63- x-63-63-63」(x=0〜47)の実現には野生のレベル5の第二世代1/12コイキング(獲得経験値1)、努力レベル「63-63-63- x-63」(x=0〜47)の実現にはトレーナーハウスで戦うレベル5の第二世代1/12ツボツボ(獲得経験値7)が必要となる。最も少ない経験値でレベルアップするケースとしては、100万型のポケモンのレベルを2から3にするケースであり、必要な経験値は19になるが、ここに挙げたポケモンの獲得経験値は全て19未満であるため、獲得経験値の制約には抵触しない。
- 詳しくは後述するが、第二世代に限定すると、努力値調整で必要なポケモンの中で最も獲得経験値が多いのは、トレーナーハウスで戦うレベル5の第二世代1/8ラッキーと思われる。獲得経験値は34であり、ポケモンによってはこれだけでレベル4からレベル5へレベルアップしてしまう。おおよその目安として、レベル5未満のポケモンを使用するルールで、複数の項目の努力レベルを63未満にする場合に、獲得経験値の制約の考慮が別途必要になると考えて良いだろう。
- 詳しくは後述するが、第一世代も考慮すると、努力値調整で必要なポケモンの中で最も獲得経験値が多いのは、野生で戦うレベル56の第一世代1/8ラッキーと思われる。獲得経験値は255であり、ポケモンによってはこれだけでレベル11からレベル12へレベルアップしてしまう。おおよその目安として、レベル12未満のポケモンを使用するルールで、複数の項目の努力レベルを63未満にする場合に、獲得経験値の制約の考慮が別途必要になると考えて良いだろう。
- バルキー(こうげき種族値35、ぼうぎょ種族値35)はレベル20の時のこうげき実数値・ぼうぎょ実数値で進化先が変わる(こうげき>ぼうぎょならサワムラー、こうげき<ぼうぎょならエビワラー、こうげき=ぼうぎょならカポエラー)。このことが、努力値調整の制約条件になり得る。例えば、こうげき個体値・ぼうぎょ個体値が同一の場合、こうげき努力レベル0でぼうぎょ努力レベル63のサワムラーを育成することはできない。
- サワムラー及びエビワラーに関しては、第一世代で捕獲するのであれば、進化条件を気にする必要はない。しかし、その場合、タマゴ技(サワムラーはマッハパンチ・こうそくスピン(こころのめはレベル31以上、とびひざげりはレベル26以上で可)、エビワラーはこころのめ・とびひざげり・こうそくスピン(マッハパンチはレベル32以上で可))や配布技(ピヨピヨパンチ)は使用できない。とびひざげりやピヨピヨパンチのみであれば、進化させて技を覚えさせた後なら第一世代での育成が可能になる。バルキーがレベルアップ・技マシンで覚えてサワムラー・エビワラーがレベルアップ・技マシンで覚えない技があればそれも該当するが、その条件に合致する技はない。
- こうげき個体値・ぼうぎょ個体値が同一であることを前提にするなら、努力レベル配分に関わらずカポエラーに進化できるのは自明(レベル20まで努力値を入れず、進化後に努力値を入れれば良い)。
- こうげき個体値・ぼうぎょ個体値が同一であることを前提にするなら、こうげき努力レベルがぼうぎょ努力レベルよりも2以上大きくなるように育成する場合はサワムラーに進化できるのは自明(レベル50の時点で実数値1以上の差が出る)。また、全努力レベルを63にする場合(レベル20の時点で努力レベルに5以上の差があれば実数値で必ず1以上の差を出すことができ、1つの努力レベルを下げるだけなら後述の「努力値調整が必要になる場合」の通り一時的に5以上の差を出せる)も進化条件を気にする必要はない。
- こうげき個体値・ぼうぎょ個体値が同一であることを前提にするなら、ぼうぎょ努力レベルがこうげき努力レベルよりも2以上大きくなるように育成する場合はエビワラーに進化できるのは自明(レベル50の時点で実数値1以上の差が出る)。また、全努力レベルを63にする場合(レベル20の時点で努力レベルに5以上の差があれば実数値で必ず1以上の差を出すことができ、1つの努力レベルを下げるだけなら後述の「努力値調整が必要になる場合」の通り一時的に5以上の差を出せる)も進化条件を気にする必要はない。
- 上記以外の場合は、サワムラー・エビワラー・カポエラーへの進化条件を満たすことができるか、別途調査する必要がある。
実戦で使われる範囲で言うと、以下のような場合に努力値調整が必要になる。
この内、全努力値同一のポケモン(例えば第二世代1/1ヒマナッツ(努力値加算量30-30-30-30-30))+道具のみで調整できない範囲(努力レベル48未満)で調整する可能性がある項目については、「◎」印をつけた。
何れか1つの設定項目で努力レベル48未満の調整が必要になる場合は、後述の「努力値調整の調査方法」で挙げるような調査が必要となる。
また、複数の設定項目について努力レベル調整をする場合も、「努力値調整の調査方法」で挙げるような調査が必要となる。
(努力レベル48〜63間の調整であったとしても、1匹のポケモンを倒す度に各々の設定項目に努力値が割り振られる関係上、本当に育成可能か精査する必要がある)
この内、全努力値同一のポケモン(例えば第二世代1/1ヒマナッツ(努力値加算量30-30-30-30-30))+道具のみで調整できない範囲(努力レベル48未満)で調整する可能性がある項目については、「◎」印をつけた。
何れか1つの設定項目で努力レベル48未満の調整が必要になる場合は、後述の「努力値調整の調査方法」で挙げるような調査が必要となる。
また、複数の設定項目について努力レベル調整をする場合も、「努力値調整の調査方法」で挙げるような調査が必要となる。
(努力レベル48〜63間の調整であったとしても、1匹のポケモンを倒す度に各々の設定項目に努力値が割り振られる関係上、本当に育成可能か精査する必要がある)
- ◎めざパフェイク
ステータスの計算式より、HP努力レベルをそれぞれ55,47,39にすれば良い。
- 定数ダメージを耐える回数を増やす
(みがきしコンボのHP調整等もこれで行う)
(PBS環境の腹太鼓に関しては、現在HPが最大HPの半分(小数点以下切り捨て)と同値の場合にも成功する(成功後のHPは1)ため、HP調整は不要)
- 残飯所持時に先行で身代わりを5回連続で貼れるようにする
https://majinjima.ma-jide.com/calc/hp.html
- ◎黄金所持時に先行で身代わりを5回連続で貼れるようにする
- ◎やどみがコンボで身代わりを連続で貼れる回数を増やす
- ◎起死回生やじたばたのダメージ調整を行う
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%bb%b0%bd%c6%bb...
- 黄金の発動率を上げて2発耐える確率を増やす
- ◎痛み分け対策を行う
- ◎カウンターや起死回生・じたばたのダメージを調整する
起死回生・じたばたのダメージを増やす上でも有用なことがある。
- 黄金の発動率を上げて2発耐える確率を増やす
- ◎吠える/吹き飛ばしで優先度-1対策をする
- ◎後手バトンを狙う
- ◎同速を避けて眠るタイミングを安定させる、あるいはその対策で素早さを下げる
逆に、同速運に持ち込むために素早さ調整する手も考えられる。この場合、後手になるまで素早さを下げ、爪を持たせて先手・後手を不安定にさせても良い。
- ◎同速を避けて道連れのタイミングを安定させる、あるいはその対策で素早さを下げる
これを避けるために、必ず後手にすることが有効となる。
逆に、同速運に持ち込むために素早さ調整する手も考えられる。この場合、後手になるまで素早さを下げ、爪を持たせて先手・後手を不安定にさせても良い。
- ◎後手催眠を狙う
- ◎ミラーコート・カウンターや起死回生・じたばたのダメージを調整する
(ただし、特殊タイプのめざめるパワーに関しては、ミラーコートではなくカウンターに関係する)
起死回生・じたばたのダメージを増やす上でも有用なことがある。
- 黄金の発動率を上げて2発耐える確率を増やす
努力値分割で発生する切り捨てを利用することで、特定の設定項目について努力値の加算を防ぎ、「努力値調整が必要になる場合」で挙げたような努力値調整が可能となる。
最も大きな切り捨てが発生するのは1/12のパターンで、倒したポケモンの種族値が0〜11の設定項目については努力値が全く加算されず、以降も種族値が12〜23の場合は努力値+1、種族値が24〜35の場合は努力値+2…といった具合で、種族値が12増える毎に努力値が1増える計算になる。
しかし、1/10、1/8、1/6といったパターンは1/12とは切り捨てが発生する敷居値が異なるため、1/10や1/8や1/6といったパターンの方が有効になるケースもある。
最も大きな切り捨てが発生するのは1/12のパターンで、倒したポケモンの種族値が0〜11の設定項目については努力値が全く加算されず、以降も種族値が12〜23の場合は努力値+1、種族値が24〜35の場合は努力値+2…といった具合で、種族値が12増える毎に努力値が1増える計算になる。
しかし、1/10、1/8、1/6といったパターンは1/12とは切り捨てが発生する敷居値が異なるため、1/10や1/8や1/6といったパターンの方が有効になるケースもある。
ぼうぎょ種族値が25で他の種族値が35の場合、以下の通り1/10が一番ぼうぎょ努力値の加算を防ぐことができる。
- 1/12(学習装置で6匹に分割)
- 1/10(学習装置で5匹に分割)
- 1/8(学習装置で4匹に分割)
- 1/6(交代で6匹に分割、学習装置で3匹に分割)
- 1/5(交代で5匹に分割)
- 1/4(交代で4匹に分割、学習装置で2匹に分割)
- 1/3(交代で3匹に分割)
- 1/2(交代で2匹に分割、学習装置で1匹に分割)
- 1/1(交代無し)
ぼうぎょ種族値が15で他の種族値が35の場合、以下の通り1/8が一番ぼうぎょ努力値の加算を防ぐことができる。
- 1/12(学習装置で6匹に分割)
- 1/10(学習装置で5匹に分割)
- 1/8(学習装置で4匹に分割)
- 1/6(交代で6匹に分割、学習装置で3匹に分割)
- 1/5(交代で5匹に分割)
- 1/4(交代で4匹に分割、学習装置で2匹に分割)
- 1/3(交代で3匹に分割)
- 1/2(交代で2匹に分割、学習装置で1匹に分割)
- 1/1(交代無し)
以下では、具体的にどのようにして努力値調整を行えば良いのか、またどこまでなら努力値調整が実現可能かを調べる方法を、例を挙げて紹介する。
(なお、下記考察では、獲得経験値の条件を考慮していない。極端にレベルが低いポケモンで複雑な努力値調整を行う場合は、前述の「獲得経験値の考慮」に従って別途検証する必要がある。また、サワムラー・エビワラー・カポエラーの進化条件も考慮していない。これらのポケモンに進化することが可能かは、前述の「バルキーからの進化条件の考慮」に従って別途検証する必要がある)
(なお、下記考察では、獲得経験値の条件を考慮していない。極端にレベルが低いポケモンで複雑な努力値調整を行う場合は、前述の「獲得経験値の考慮」に従って別途検証する必要がある。また、サワムラー・エビワラー・カポエラーの進化条件も考慮していない。これらのポケモンに進化することが可能かは、前述の「バルキーからの進化条件の考慮」に従って別途検証する必要がある)
第一世代1/12ディグダ(努力値加算量0-4-2-7-3)、第二世代1/12ディグダ(努力値加算量0-4-2-7-2)を倒し続ければ、HP努力レベル0で他の設定項目の努力レベルを63にすることができる。
ぼうぎょ努力レベルを(第二世代の場合はとくしゅ努力レベルも)63に上げるには、「ブロムヘキシン(ぼうぎょ)」(や「リゾチウム(とくしゅ)」)を10個投与したとして、努力値25600から63002まで上げる必要があるので、1/12ディグダを18701匹倒せば良い。
ぼうぎょ努力レベルを(第二世代の場合はとくしゅ努力レベルも)63に上げるには、「ブロムヘキシン(ぼうぎょ)」(や「リゾチウム(とくしゅ)」)を10個投与したとして、努力値25600から63002まで上げる必要があるので、1/12ディグダを18701匹倒せば良い。
第一世代1/12コイキング(努力値加算量1-0-4-6-1)、第二世代1/12コイキング(努力値加算量1-0-4-6-1)を倒し続ければ、こうげき努力レベル0で他の設定項目の努力レベルを63にすることができる。
HP努力レベルやとくしゅ努力レベルを63に上げるには、「マックスアップ(HP)」や「リゾチウム(とくしゅ)」を10個投与したとして、努力値25600から63002まで上げる必要があるので、1/12コイキングを37402匹倒せば良い。
HP努力レベルやとくしゅ努力レベルを63に上げるには、「マックスアップ(HP)」や「リゾチウム(とくしゅ)」を10個投与したとして、努力値25600から63002まで上げる必要があるので、1/12コイキングを37402匹倒せば良い。
第二世代1/6ツボツボ(努力値加算量3-1-38-0-1)を倒し続ければ、すばやさ努力レベル0で他の設定項目の努力レベルを63にすることができる。
こうげき努力レベルやとくしゅ努力レベルを63に上げるには、「タウリン(こうげき)」や「リゾチウム(とくしゅ)」を10個投与したとして、努力値25600から63002まで上げる必要があるので、第二世代1/6ツボツボを37402匹倒せば良い。
こうげき努力レベルやとくしゅ努力レベルを63に上げるには、「タウリン(こうげき)」や「リゾチウム(とくしゅ)」を10個投与したとして、努力値25600から63002まで上げる必要があるので、第二世代1/6ツボツボを37402匹倒せば良い。
よくあるケースであり、例えば、特殊ポケモンで後手を取りたい場合(吠える/吹き飛ばしで優先度-1対策、後手バトン狙い等)にこの調整を行うことがある。
幻影のタンクライコウ(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%ca%ac%bf%c8%a5...)で発生した事例であるため、この実例を取り上げつつ解説する。
要件は以下の通りである。
まずは、こうげき努力レベル0が可能かどうかを検証する。
こうげき努力値加算値0のポケモンの中で最もすばやさ努力値加算値が低いのは、第二世代1/12ツボツボ(努力値加算量1-0-19-0-0)である。「タウリン(こうげき)」と「インドメタシン(すばやさ)」以外の道具を全て10個投与したとして、第二世代1/12ツボツボを37402匹倒せば、こうげき努力レベルとすばやさ努力レベルととくしゅ努力レベル以外は努力レベルが63に達する。
次に、こうげき努力値加算値0のポケモンの中ですばやさ努力値加算量/とくしゅ努力値加算量が最も少ないポケモンを探す。結果、第一世代1/8ラッキー(努力値加算量31-0-0-6-13)が該当する。また、こうげき努力値が9未満ならこうげき努力レベルは0のままなので、こうげき努力値加算値を考慮せずにすばやさ努力値加算量/とくしゅ努力量が最も少ないポケモンを探すと、第二世代1/6ツボツボ(努力値加算量3-1-38-0-1)が該当する。第一世代1/8ラッキーを2877匹倒すと、残りとくしゅ努力値1でとくしゅ努力レベル63に達する所まで行くので、第二世代1/6ツボツボを1匹倒して調整する。
ここまでで、すばやさ努力値は17263加算され、これは努力レベル33に相当する。
しかし、ライコウは第一世代へ送ることができないため、第一世代1/8ラッキーを使うことができない。
第二世代に限定した場合、こうげき努力値加算値0のポケモンの中ですばやさ努力値加算量/とくしゅ努力量が最も少ないポケモンとしては第二世代1/12ハピナス(努力値加算量21-0-0-4-6)が該当するため、これで代用する。第二世代1/12ハピナスを6233匹倒すと、残りとくしゅ努力値4でとくしゅ努力レベル63に達する所まで行くので、第二世代1/6ツボツボを4匹倒して調整する。
ここまでで、すばやさ努力値は24932加算され、これは努力レベル39に相当する。
55ライコウの個体値がBDFFの場合は、努力レベルが63- 0-63-57-63であれば良いため、こうげき努力レベルを0(こうげき実数値110)にした上で要件を満たすことができることがわかる。
(ちなみに、個体値BDDF、努力レベル63- 0-63-62-63でも良い)
なお、すばやさ努力レベル57(51530〜53361)にする上では、「インドメタシン(すばやさ)」を10個投与してすばやさ努力値に25600を加算した上で、残りのすばやさ努力値25930をこうげき努力値が入らない形で稼げば良い。第一世代1/6ラッキー(努力値加算量41-0-0-8-17)を倒すのが最も効率が良く、「リゾチウム(とくしゅ)」も10個投与しているのであれば、3242匹倒せばHP努力レベルととくしゅ努力レベルが63、すばやさ努力レベルが57になる。今回のように第一世代に送れない場合は、第二世代1/12ハピナスで代用し、「リゾチウム(とくしゅ)」も10個投与した上で6483匹倒せば、HP努力レベルととくしゅ努力レベルが63、すばやさ努力レベルが57になる。
そして、ぼうぎょ努力レベル63にするため、「ブロムヘキシン(ぼうぎょ)」を10個投与した上で、第二世代1/12ツボツボを1969匹倒せば良い。
仮にすばやさ努力レベルを39未満(第一世代へ送ることができる場合は33未満)にしたい場合は、こうげき努力レベルが加算されることを覚悟した上で、他のポケモンでとくしゅ努力値稼ぎをする必要がある。
どこまですばやさ努力レベルを落とせば良いかを決めた上で、別途調査が必要である。
幻影のタンクライコウ(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%ca%ac%bf%c8%a5...)で発生した事例であるため、この実例を取り上げつつ解説する。
要件は以下の通りである。
- 55ライコウのすばやさ実数値を179にする必要がある(個体値・努力値が最大の場合は182)。
- めざパは威力70の氷である必要がある。
- HP実数値、ぼうぎょ実数値、とくこう・とくぼう実数値は最大にする必要がある。
- その上で、こうげき実数値はできる限り下げたい。
まずは、こうげき努力レベル0が可能かどうかを検証する。
こうげき努力値加算値0のポケモンの中で最もすばやさ努力値加算値が低いのは、第二世代1/12ツボツボ(努力値加算量1-0-19-0-0)である。「タウリン(こうげき)」と「インドメタシン(すばやさ)」以外の道具を全て10個投与したとして、第二世代1/12ツボツボを37402匹倒せば、こうげき努力レベルとすばやさ努力レベルととくしゅ努力レベル以外は努力レベルが63に達する。
次に、こうげき努力値加算値0のポケモンの中ですばやさ努力値加算量/とくしゅ努力値加算量が最も少ないポケモンを探す。結果、第一世代1/8ラッキー(努力値加算量31-0-0-6-13)が該当する。また、こうげき努力値が9未満ならこうげき努力レベルは0のままなので、こうげき努力値加算値を考慮せずにすばやさ努力値加算量/とくしゅ努力量が最も少ないポケモンを探すと、第二世代1/6ツボツボ(努力値加算量3-1-38-0-1)が該当する。第一世代1/8ラッキーを2877匹倒すと、残りとくしゅ努力値1でとくしゅ努力レベル63に達する所まで行くので、第二世代1/6ツボツボを1匹倒して調整する。
ここまでで、すばやさ努力値は17263加算され、これは努力レベル33に相当する。
しかし、ライコウは第一世代へ送ることができないため、第一世代1/8ラッキーを使うことができない。
第二世代に限定した場合、こうげき努力値加算値0のポケモンの中ですばやさ努力値加算量/とくしゅ努力量が最も少ないポケモンとしては第二世代1/12ハピナス(努力値加算量21-0-0-4-6)が該当するため、これで代用する。第二世代1/12ハピナスを6233匹倒すと、残りとくしゅ努力値4でとくしゅ努力レベル63に達する所まで行くので、第二世代1/6ツボツボを4匹倒して調整する。
ここまでで、すばやさ努力値は24932加算され、これは努力レベル39に相当する。
55ライコウの個体値がBDFFの場合は、努力レベルが63- 0-63-57-63であれば良いため、こうげき努力レベルを0(こうげき実数値110)にした上で要件を満たすことができることがわかる。
(ちなみに、個体値BDDF、努力レベル63- 0-63-62-63でも良い)
なお、すばやさ努力レベル57(51530〜53361)にする上では、「インドメタシン(すばやさ)」を10個投与してすばやさ努力値に25600を加算した上で、残りのすばやさ努力値25930をこうげき努力値が入らない形で稼げば良い。第一世代1/6ラッキー(努力値加算量41-0-0-8-17)を倒すのが最も効率が良く、「リゾチウム(とくしゅ)」も10個投与しているのであれば、3242匹倒せばHP努力レベルととくしゅ努力レベルが63、すばやさ努力レベルが57になる。今回のように第一世代に送れない場合は、第二世代1/12ハピナスで代用し、「リゾチウム(とくしゅ)」も10個投与した上で6483匹倒せば、HP努力レベルととくしゅ努力レベルが63、すばやさ努力レベルが57になる。
そして、ぼうぎょ努力レベル63にするため、「ブロムヘキシン(ぼうぎょ)」を10個投与した上で、第二世代1/12ツボツボを1969匹倒せば良い。
仮にすばやさ努力レベルを39未満(第一世代へ送ることができる場合は33未満)にしたい場合は、こうげき努力レベルが加算されることを覚悟した上で、他のポケモンでとくしゅ努力値稼ぎをする必要がある。
どこまですばやさ努力レベルを落とせば良いかを決めた上で、別途調査が必要である。
条件が複雑になり、事前調査が困難となる。
そもそも、3〜5つの設定項目の努力レベルを下げるケースというのはかなり限られてくる。
そのため、必要になり次第追加調査し、実現可能であることを示す方針となる。
現実的には、以下のようなケースで3〜5つの設定項目の努力レベルを下げる必要が出てくる可能性がある。
そもそも、3〜5つの設定項目の努力レベルを下げるケースというのはかなり限られてくる。
そのため、必要になり次第追加調査し、実現可能であることを示す方針となる。
現実的には、以下のようなケースで3〜5つの設定項目の努力レベルを下げる必要が出てくる可能性がある。
このページへのコメント
「バルキーからの進化条件の考慮」について、「とびひざげりやピヨピヨパンチのみであれば、進化させて技を覚えさせた後なら第一世代での育成が可能になる。」という一文を追加しました。
獲得経験値による努力値調整の制約について色々調べたので、「獲得経験値の考慮」として項目を独立させました。
ニンテンドウカップ2000ではもちろん考慮不要です。リトルカップですら基本的には考慮不要だと思います。
下記を本文中にも反映させました。
chio
@chio_pkmn2gen
あ、レベル7の第一世代ラッキーってサファリゾーンだから戦えないのか…。
次にレベルが低いのはハナダのレベル56(トレーナー戦はレベル43で×1.5するとこれより獲得経験値が多い)だからかなりの制約になるな…。
1/8ラッキーだとしても獲得経験値は255、一発でレベル11→12になるポケモンがいる。
午前7:09 2021年1月14日Twitter for Android
結論が変わるわけではないのですが、第二世代1/12ディグダについて、野生でレベル2のディグダが出現することを見落としていたので、文章を訂正しました。
「第一世代で育成できないポケモン(当該種族・進化前種族が第一世代に存在しないポケモン、または第一世代には存在しない技をタマゴ技・イベント配布・第二世代にしか存在しない進化前で覚えたポケモン)は、第一世代にて努力値を稼ぐことができない。 」という記述について、具体的に第一世代にて努力値を稼げないポケモンの一覧を追記しました。
「努力値調整の調査方法」について、全体的に文章が長すぎたり複雑すぎたりするので、頻出ケースを除いて折り畳み式にしました。
セットを作っている箇所で最大効率ではない箇所があったので、一部記述を見直しました。